名前はまだ無い

日々の考えや、しょーもない小ネタを交えながら、人生に思い悩む大学生の成長の軌跡を描いていきます。

小江戸温泉物語② そこに君はいた。俺もそこにいる。ただそれだけの事なのに何でこんなに、暖かいんだから~ feat by イモムシ

「ゑ?」

 
僕は彼女の紅潮した頬を見て、50%の愛おしさと、50%の驚きの入り混じった感情を自分の中で整理できずにいた。
 
「2回も言わせないでよ・・・ひ、ひざまづいて『好きにして下さい』って言うだけでしょ!出来るの?!出来ないの?!」
 
「や、やります!出来ましゅ!」
 
この状況を整理できない僕はもう従うしかなかった。同時に、僕の中の何かが目覚めようとしていた・・・
 
「ほんと・・・素直な良い子なんだから・・・」
 
彼女は腰をかがめ、僕の顎をさすり、そうつぶやいた。

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俺は銭湯に来ていた。
(前回のお話)
俺にとっては当たり前すぎる光景だった。
神々しくオイリーに輝く(汗のこと。カニさん走りしてたからね。)妖艶な俺のボディを見つめた番台さんは、その内に秘めたドSソウルを俺にぶつけてきたのだ。
(ちなみに初対面だ。)
 
「ねぇ…分かってるんでしょ…」
彼女は本来の仕事をほっぽりだし、目の前の刹那の快楽を得ようとしている。
彼女の豊満な果実が俺の身体に触れる…
 
「いや、他の人もいるし、まずいよ…」
 
「久しぶりに若いコが来てくれたんだよ?ねぇ…私じゃダメかな?」
 
「40 円」
 
「え?」
 
「おつりですよ。40円。」
 
俺はパンツから入湯料の500円玉を抜き取り、そう言った。
 
「なんだ…そうよね…ゆっくりして下さ…?!」
 
肩を落とした彼女を見かね、彼女の身体をたぐり寄せ耳元でささやいた。
 
「ごめんね。君のスマイルは500円だよ。」
 
俺は両手を胸に添えた状態で、のれんを掻き分けた。
 
「ちょっと待って!」
 
俺は、のれん越しの彼女の存在を確かめるように、右乳首を摘まんでいた左手で彼女に触れた。
 
「…ロッカーの鍵ないとダメでしょ…」
鍵を渡すというより、手を握るのが目的では?と思ってしまうほどに、彼女は強く俺の…
 
俺はその手を優しくほどいた。
 
「俺には、何も閉じ込めておくものはない。大事なものを隠そうとするために、他の大事なものも閉まっておく必要はない…世界はいつだって拓けているんだ!!!」

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そう言い残し、俺はスイッ乳首を2回プッシュし、パンツを爆発させた。
 
「そんな…まだここは脱衣所じゃないのに!」
俺は、彼女が照れながらも、視線を落としていたことに気づいていた。
 
「また会えるよ…今度は綺麗なままでね。」

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(画像はイメージだ。念のためな。ameblo.jp640×480)
 
 
 
 
 
 
 
「早っ」
 
そんな声が聴こえてきそうだった。今の俺は全裸で手ブラだ。何の躊躇もなくのれんをくぐり、open the door。
 
脱衣所に入る前から全裸の人に会ったことはあるだろうか?いや、ない。
 
だがそれが俺だ。
我脱ぐ、故に我ありなのだ。
 
人は…自分のありのままを探し続けている…本当の自分とは?自分らしさとは?
 
愚問だ。
 
…人は生まれながらにしてありのままなのだ…何も着飾る必要はない。
 
全てを脱ぎ捨ててしまえ。
 
どうということはない。
捕まるだけだ。
 
 
浴場という新たな世界への扉に手をかける。
この瞬間は本当に…いつまで経っても慣れない…我ながら情けなくなる。
 
新しい世界はいつだって蜃気楼のように揺らめき、その実体を掴ませない。
まるで荒野に咲いたアゲハチョウのようだ。オアシスに近づくことはできない。
 
銭湯も同じだ。
決して湯気で浴場が見えないからではない。
 
そして、扉を押す…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
開かない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「引くんだよ。兄ちゃん。」
 
後ろからメタボの神に愛されたようなおじさんが、声をかけた。
残念ながら、髪の神には愛されなかったようだ。
 
「押してダメなら引いてみろ!!」
俺は全身の両乳首から解き放たれた純白なるエネルギーを放出し、最後の一撃を繰り出した。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
扉はスライド式だった。
 
 
 
 
 
つづく・・・
 
【編集後期】
これが俺だよ。
 
 

小江戸温泉物語① ~俺に流れるサムライの血が、俺の身体を聖地に誘うのさ~

脈絡と流れるサムライの血に、うなされることがある。

の斬〇刀は常時開放型か。いい加減に鎮まってくれないか。」

悠久の歴史の中で、散っていた歴戦の勇士の血のおかげで、

高校時代(※共学)に上裸で、教室の端から端まで駆け抜けたという噂が立っていたほどだ。

その姿はまさに、ケンタウルスだったと、美術と世界史の先生が言っていたらしい。

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    出典:ja.wikipedia.org

 

流れるサムライの血のせいかは分からないが、俺は和の心を忘れたことはない。

その証拠がコレだ。

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のれんである。聖徳太子もびっくりするほど、和を以て貴しとしてる。

これが俺の屋敷にあるのだ。(よくお手拭きにされるけど)

 

とある夕暮れ、俺は煮えたぎるサムライの血に、あるイメージを重ねた。

 

皆も想像してみてほしい。

サムライの血のように、熱く、留まることを知らず溢れ続ける聖水。どんな屈強な男であっても、その香りや肌触りに耐えられないだろう。欲望のままにその身を委ねるのだ。

 

 

 

 

 

そうだ、銭湯に行こう。

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     (※画像はイメージなのです。)

 

話は変わるが、俺の祖先は、戦国最強と謳われた武田騎馬隊の先鋒を務めたらしい。

かしわもちの季節の鎧兜でしか見たことはないが、もう確かめる必要もないだろう。

 

俺は武田騎馬隊の先鋒と完全にシンクロしているからだ。

自分が自分自身であることを確かめたことがあるかい?

ないだろ?セニョリータ。鏡が何と言おうと、君のその美しさは君のものなんだよ。

まあ、それすら俺の物になってしまうのだが・・・無論、望んだことはない。

 

一瞬、おふろどうぐを持って行こうか悩んだが、それは徒労だと知る。

理由は2つある。(最初に結論を述べる重要性を俺は5歳の時から知っている。生まれついてのロジカリストなのだ。)

 

俺の甘美なフェロモンを増長させるシャンプーやボディーソープを公共の場所で使用することは危険だからだ。人類の平和を守り続けていた城壁の向こうの、聖地にまで、香りが届き、たちまちレイディたちが失神してしまうからだ。

 

そしてもう1つ。

師匠との約束を果たさねばならないからだ。その約束は、

 

『男は黙って札幌ビール』

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 出典:株式会社サッポロビール

 

 たまに見せるこういうボケも、おなごからウケが良い。

あまり意識したことはないが、ボケの中に渋みがあるからだろう。

ボケというのは可愛いものだ。すなわち、甘い。

おなごはこぞって甘味が好きだが、そればかりでは飽きられてしまう。

だからこそ、渋く苦みの効いた抹茶を口にするのだろう。

 

男も同じだ。

強いコーヒーもいいけど、優しいミルクも素敵なのだ。

 

話が逸れた。

師匠は、「男は黙って手ブラでレレレ」と教えてくれた。

無論、師匠は赤いふんどしが最高にクールポコな、あの方だ。

 

俺は手ブラに隠されている2つの意味をしっかりと理解している。

1つは荷物を持たず、手は胸にそえるだけだ。ということ。

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出典:libertlovel.com

 

そして2つ。レレレであるが、言うまでもない。あのおじさんだ。

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                 出典:news.livedoor.com

 

常人にはあの足の動きを再現するのは不可能だと言われている。

しかし、今の俺は音速の武田騎馬隊の先鋒だ。(馬乗ってるじゃんとか言わない)

 

両手を胸にそえ、音速でカニさん歩きをしながら、俺は聖地へと向かった・・・

 

向かう途中、おなごにその姿を何度か見られた。

恐らく俺のセンセーショナルなバディを見たかったんだろう。

察しの良い読者の皆さんはお分かりかと思うが、もちろん上裸だ。

 

だが、今の俺はカニだ。音速で歩くカニだ。 何人も俺を捉えることは出来ない。カモメ以外は。

 

おや、警官が来たようだ。

 

つづく♪

 

【編集後記】

前から小説を書いてみたいと思ってたんですよね。官能小説。

自分のためになんか、人は生きられないんじゃないかと思う、今日この頃。

~貧乏な僕ら~

 

貧乏な僕らは

おうちでごはんを食べる

 

貧乏な僕だったら

おそとでごはんを食べるかもしれない

 

貧乏な僕らは

包丁を使い、お鍋を使い、お皿を使う

 

貧乏な僕だったら

お湯を注ぐだけですむかもしれない

 

貧乏な僕らは

君のためにごはんを作る

 

貧乏な僕だったら

栄養なんて、彩りなんて考えないかもしれない

 

貧乏な僕らは

作ったごはんを食べないと怒る

 

貧乏な僕だったら

怒りもしないかもしれない

 

貧乏な僕らは

君の顔を見ながら、ごはんを食べる

 

貧乏な僕だったら

テレビを見ながら、ごはんを食べるかもしれない

 

貧乏な僕らは

ごはんが美味しいと思う

 

貧乏な僕だったら

ごはんが美味しくなくなるかもしれない

 

ちょっと詩を書きたくなっただけさ・・・

 

すいません。

 

僕、ルームシェアしてるんですよ。

ごはんを作るのは僕の担当なんです。

1汁3菜はさすがに難しいのですが、1汁2菜は心がけています。

野菜は必ず取り入れるし、お肉もお魚も交互に食卓に出します。

どんなに忙しくても、ほぼほぼ毎日やってます。

用事で帰りが遅くなるようなら、午前中にご飯を作っておいたり、時間がある日に作り置きしたりします。

 

ちなみに、男子大学生の2人暮らしなんです。

女子力上がりすぎて、女子大生になりそうなんです。

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      (自撮りカメラのsweet機能です。女子力高いでしょ。)

 

料理が大して上手いとも思ってません。(ほぼ勘で作ります)

味に関しても、ルームメイト以外は食べないので分かりません(笑)。

 

大抵はいつも2人分作るのですが、ルームメイトが旅行とかで、家を空けるときがあります。

いつも、「自炊しよう」と思うのですが、

全くモチベーションが上がらないんですね。

 

理由としては、久しぶりに家事から解放された~とか、たまにはリッチに1人外食しようとか、2人分の食材買ってあるし・・・とか色々あると思うんですけど。

 

多分なんですけど、自分のだけのために自炊するのが、ちょっとあほらしいと感じたからだと思うんですよね。

 

だって、自分だけなら、適当でいいや♪ってなっちゃいますもん。

もちろん、最初は『自分へのご褒美♡』とかで、頑張るのかもしれないですけど、

いつか絶対、面倒くさくなる日が来ると思うんですよね。

 

子どもの栄養バランスを考えながらも、好きなものを食べさせたいと献立強迫症(?)に悩まされて、子どもが独り立ちしてしまったママさんにも、共感してもらえるかなと思うんです。

 

「わたしのだけのためなら・・・いいわ・・・」

長い長い子育てを経れば、きっとそうなりますよね。

自分の時間を持ちたいと願い続けてきて、いざ、その瞬間が訪れると、寂しさを感じる刹那。

 

だから、僕思うんですよね。

人は誰かのためじゃないと生きられないんじゃないかって。自分のために生きても、いつか虚無感に襲われるって。

 

人生は自分ものですし、どう使おうが自由です。

でも、自分を満たし続けても、満たされない事ってあると思うんです。

人は繋がりの中で生きていますからね。

僕は、誰かのために生きる方が、よっぽど人間らしいと思うんです。

 

おわりだお♪

 

【編集後記】

 モテたいモテたいモテたいモテたいモテたいモテたいモテたい

『人生とは問い続けるもの。答えを持つと奴隷になる。』

こんにちは♪ こすたりか♪ たっくんです。

先日とあるNPO法人主催のシンポジウムに参加してきました。

参加者は僕しかいませんでした。

それもいい。だって、主催者の方と思う存分お話が出来るんだから♪

 

今回の記事はシンポジウムのスーパーダイジェスト版。

(全編ver.はまた今度書きますね)

3時間のシンポジウムの中で1番心に残った言葉を紹介します。

 

人生とは答えを求めるではなく、問い続けるもの。

答えを持つと、人はその答えに縛られ、答えの奴隷になってしまう。

問い続けていく中で、君の生き方が答えになっていく。

 (NPO法人チェンジ・ザ・ドリーム・シンポジウムより)

 

はい、タイトル出落ちですね。

 

まだ上手く消化できていない部分もあるのですが、確かにそうだなと。

 

僕らの多くは、人生の『答え』を何としてでも見つけようと躍起になってます。

それが生きる意味だとでも言うように・・・そんな簡単に見つかりませんよ。

僕は悟りを2.8回ほど開いたのに見つけられないし、マイ・スウィート・ラブリー・エンジェルすら見つかってないのに・・・

 

そして、もし仮にやっとの思いで、「これだ!」と思える人生の答えを見つけたとしましょう。

それにすがらない訳にはいかないですよね。(わらわら)

しかし・・・時より脳裏によぎる嫌な感じ。

「その『答え』は本当に正しいのか?」

「そもそも答えって何?」

 ・・・

 

やっと見つけたのに、『答え合わせ』なんかしたくない。

また探すなんて・・・もう無理ぽょ・・・

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答えの詮索はもう辞めましょう。答えが何なのかなんて、知る必要はないのかもしれません。

 

ひたすらに、自分のことを、人生のことを、世界のことを、日々の生活を問い続けていれば。

 

僕も、問い続ける生涯を送ってきました。

「人は幸せに生きていないんじゃないか?」と問い、

「幸せとは一体何か?」と問い、

「あらゆる命の幸せのために、必要なことは何だ?」と問い、 

「人はどんな時に幸せを感じるんだ?」と問い 、

「そのために俺は何が出来るのか?何がしたいのか?」と問いています。

 

まだ、どの『問いに対する答え』を見つけていません。

ですが、自分で言うのも変ですが、その『幸せ』を問い続ける生き方は、間違いなく『幸せ』だと言えます。

 

ずっと問い続けると思います。答えは見つからないだろうし、もう答えなんて見つけなくていいかなと。

それに、僕の場合、答えが見つかっちゃたら、何か嫌じゃないですか(笑)。

僕が問い続ける中で、『色んな幸せ』を感じられる人や命がいれば。

もうそれで充分だよ。

 

またね♪

 

【編集後記】

♪って何とも言えないあざとさを秘めてますよね。

やることなかったので、バイト終わりに死んでみることにした。大切なことは全てお坊さんとおじさんから教わった。

珍しくタイムリーな内容。

 最近、色んなセミナーやWSに参加していて楽しい。

特に、人材教育系の会社説明会をクライアント(何様じゃコラ)の立場で受けてると楽しい。

ほんま、これ効いてんかなあと。そんなんで人変わるのかいなと。やる気出んのかいなと。

 

それはさておき。

昨日、前々から予約していて、絶対行くと決めていたあるワークショップに参加してきました。

www.machitera.net

自分が病にかかり、病気が進行し、やがていのちを終えていく物語を追体験する「死の体験旅行」。自分にとって「生と死」とは何か?本当に大切にしていることは何か?ワークショップを通して考えていきます。

出典:死の体験旅行

 

自分の死に意識を向けるとか、大切なものを考え直すとっていうより、僕は『死』というネガティブなイメージを持つものに違う視点でアプローチしている点に心惹かれたんです。

 

なんか、タブーじゃないですか。死の問題って。不謹慎だって言って誰も触りたがらない。マジで葬式くらいしかない。

でも、究極的にそこに何か人間の本質的な部分があるような気がするんです。

そこを避け続けていれば、いずれ、人間は動物じゃなくなってるような気がするんです。

死については、故スティーブ・ジョブズ氏も指摘してますよね。

www.youtube.com

ネガティブなイメージを持つものに違う視点でアプローチをすることに関していえば、今年に入ってすぐに行った、視覚障がい者の方の世界が体験できる真っ暗闇のエンターテインメント、『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』に近しいものがあるなと思いました。(すごく有名な団体さんで、体験したことがある方も多いんじゃないでしょうか。そこでの感想とかは、後々に書いていきますね。)

www.dialoginthedark.com

じゃあ、死について違った視点からのアプローチをした『死の体験旅行』は一体どうだったのかと。ネタバレしない程度に公開していきますね。

1.大切なものをカードに書いていく

2.ヒーリング音楽とお坊さんの語りで、想像の世界に入っていく

3.秘密(バラしたいけどバラせない)

4.死に、自分を見つめ、泣く

5.全体シェア

 

1.大切なものをカードに書いていく

人生における大切なことは、人によって様々あると思いますが、このWSでは4つの種類に分けて大切なものをカードに書いていきます。

書く4種類の内容はネタバレになるので、言えませんが、書いている瞬間から、このWSは始まっているような気がしました。

こんだけの時間かけて、大切なことを想起する暇が、我々に果たしてあるのかと。

 

2.ヒーリング音楽とお坊さんの語りで想像の世界に入っていく

カードを書き終わると、ここからが本番。ヒーリング音楽が流れ始め、何とも心地よい。ほんとすこ。

音楽に聞き浸る刹那、お坊さんの語る想像の世界の中に僕たちは入っていく。

要は、これから『死の旅行体験』が始まるわけです。

これから参加する方に向けての、ちょっとしたアドバイスですが、自分に素直になってください。想像力を沢山働かせてください。

そうした方が、より、リアルに死を感じられます。

 

3.秘密(バラしたいけど、バラせない)

ここがこのWSの最も苛烈で刺激的で、魂をゆさぶられる部分です。

すなわち、死に対面したときの人間の心の葛藤を体験できます。

心理的に負担がかかり、途中で棄権(と言っても、帰ったりはしませんが(笑))したり、咽び泣く声が聞こえてきたりします。

僕も、むっっっっっっちゃ辛かったです(笑)。

こればかりは体験しないと分からないだろうな~(ゲス顔)

 

4.死に、自分を見つめ、泣く

そんな死の葛藤と闘いながらも、最終的には死を迎えます。

その瞬間に僕はあろうことか、始めて、人前で泣いてしまいました。

しかし、それは想像の世界。あくまでも、『死の旅行体験』。

生きている自分自身に深い喜びを感じます。

まあ、他にも色々感じる部分はあって、むしろそっちで泣いてしまったのだが

そうして、WSも幕を閉じていきます・・・

 

5.全体シェア

最後にみんなでWSの感想をシェアする時間があります。

その時に自分の大切なものが一体何なのかについて話すのですが(厳密に言うと微妙ニュアンスが違うのですが)その時に、とある男性の放った一言に場が凍り付いたように感じました。

 

「僕の大切な人は母です。」

 

いや、いいんだ。君はそのままで・・・

www.youtube.com

(なぜか分からないがこの歌が浮かんだ(笑))

 

想像してみてほしいんです。無礼を承知で申し上げますと、

40歳を超えたであろうと思われる男性、体型がかなり大きめで、いわゆるオタクのような風貌の男性が放った一言なんです。

 

僕は、瞬間的にこう思ってしまった。

『あ、男は独り立ちしないといけないわ。いつまでも、両親が~とか言ってられない。奥さんや子ども、仕事。守るべきものは増えていく。守ってもらった分、今度は俺がッ守っていかなきゃじゃん。』

 

本当に情けない、自分に腹が立って仕方ないんですが、

良い年した男が母親を大切にする=マザコン=気持ち悪い

という単純で、ク〇みたいなロジックトラップ?に引っかかってしまったわけだ。

 

僕は帰り道にずっと考えてました。

母や父、兄妹を大切に思ってもいいじゃないか。たとえ自分にパートナーがいて、子どもがいたとしても。

 

なんでそれがおかしな事なんだろう。

 

僕にはある仮説があるんです。

僕の人生はその仮説を証明するためにあるのかもしれない。

 

それは、社会は、人の意識によって形成されているということです。

そして、人の意識は、社会情勢、文化、歴史、宗教観、地域性、地理・気候性、生活週間、家族関係、友人関係などによって作らていると思っています。

 

僕は大学2年の夏に、インド最北端ジャンムー=カシミール州のラダックと呼ばれる場所に行ったんです。

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出典:NPO法人ジュレー・ラダック

そこでは、おじいちゃんと孫が友達のように接していて、僕と同じ歳くらいの青年が、もっと言えば、さらに歳を重ねた男性(家族持ちだよん)が、母親とふっつーに接しているし、距離も近いし、母親のいない場所で母親の話とかも普通にする。

 

いや、そこはそういう場所だからでしょwww

 

という類の反論はもう聞き飽きたわけで。

 

問題はなぜ、こうなってしまったのか。

もちろん、ラダックの例が全て正しいとは思いません。

ただ、(密度はどうであれ)大切に思う気持ちが穢されているような現状があんまり好きじゃないんです。

僕も引いてしまった人の一人。何にも偉そうなことは言えないけど・・・

 

核家族化がもたらしたものでもあると思うし、メディアとかが「男がいつまでもママママって甘えてんじゃねーよ!そんな男はモテねーぞ!」って取り上げたのかもしれない。

 

こういうこと言うと元も子もないんですけど、そもそも日本はそういう社会だったのかもしれない・・・

 

でも、人の意識は変わる。歴史の中で何度も変わってきた。昔はおかめなっとうが美人だったかもしれないけど、今は石原さとみさんなんでしょ?全然ちゃうやん!

 

変わりつつある人の意識に、社会は目を向けるべきなのかもしれない・・・社会が人の意識によって成り立っているなら、なおさら…

それはきっと色んな問題を含めて言えることなんでしょうね。

 

それは統一感無くて、無秩序で、カオスかもしれないですけど、僕が思うダイバシティはこういう所にもあると思うんです。

 

(着地点が大幅にずれてしまった。飛行機なら一旦離陸して、もう一回着陸しよかな~と思ってるくらいの。)

 

というわけで、色々と感じ考えることのできた『死の旅行体験』はお勧めできます!

特にライフイベントの変化(結婚、妊娠、出産とか)がある人や、厭世的になっている人にはお勧めです!

www.machitera.net

 

ばいばい♪

 

【編集後記】

やっとブログらしいブログが書けたと思う午前3時。

誰が主人公なのか。

こにゃにゃちわー。たっくんです。

最近、とある法則を発見してしまいました。ひょっとしたら、ノーベル賞取れるかもしれません。やべえ、スーパーグローバル人材キタww

 

その名も、ひらがなプリチイの法則です。

※ひらがなプリチイの法則とは?

どんなにカッコイイ言葉でも『ひらがな』にすると可愛くなる。その逆を行うと、可愛くなくなる。

 

例えば、あの大人気ゴム漫画の主人公ルフィ

僕も憧れて、必死に腕を伸ばす練習をしていました。

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ひらがなにすると、るふぃ。

 

・・・

 

ゆるキャラになってしまいました。

 

 

では、逆にひらがな→カタカナはどうでしょうか?

         

         ↓みんな大好き『干物妹うまるちゃん』。

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ウマルチャン。

 

なんかカンフーやってそうですよね。

ウマル・チャンみたいな。

ルフィとも互角に戦えそうな感じ。強そう。

 

世界的ミュージシャン『きゃりーぱみゅぱみゅ』も、その例に漏れません。

キャリーパミュパミュ。

 

なんか、新しい化学物質なんでしょうか。

こっちの方がノーベル賞に近いかもしれません。

 

ひょっとしたら、日本のカワイイ文化の歴史は深いのかもしれませんね。

 

さて

 

今回は真面目な話です。(前置き長すぎた。)

皆さんは主人公について、考えたことはありますか?

マンガやアニメ文化が盛んなこの日本では、色んな主人公がおりますね。

そして、その主人公の雄姿に心打たれることも多いでしょう。

 

では、現実世界での主人公は誰なのでしょうか?一緒に考えてみましょ♪

 

1.人生の主人公

人生の主人公は間違いなくあなたです。

だから、一度きりの人生、好きにやりましょーってことですよね。

この事実については、もう話題の心理学者から起業家、やりたいことやってる人たちから、耳にタコが出来るほど聞いてるでしょう。

もう、理屈じゃないんです。事実なんです。

 

なので、僕が言えることは何もありません。ばいばい。

 

2.世界の主人公

世界の主人公は誰なんでしょうか。

 

「・・・」

 

こうなったあなたは、いい感じです。(ゑ?)

 

「俺だろ」

 

こうなったあなたは、1度アフリカの草原に行ってみてください。

 

「人間?」

 

こうなったあなたは、1度田んぼのお手伝いをすることをお勧めします。

 

「みんなだ」

 

こうなったあなたとは、結婚できる気がします。(ゑ?)

 

僕らは常に自分若しくは人間を中心に考えています。

いや、当たり前でしょう。

他人の気持ちが分からず、ヤキモキしてるのに、動物の気持ちや、植物の気持ちなんて分かりっこないし、考える必要性の無い暮らしを送っていますから。我々は。

 

でも、彼らは確かに生きていて、同じ地球という場所で暮らしています。

さらに、僕らは彼らの命を血肉に変えて、明日の仕事のエネルギーにしています。

 

『じこちゅー』という言葉があります。

自己中心的の略語ですね。

そういう方は嫌われる傾向にあるようですし、好きなんて方はいらっしゃらないですよね。

 

でも、人間の現在のライフスタイルはまさしく、彼らにとっては『じこちゅー』であると思われてしまっても仕方がありません。

そして、彼らはまた、人間と違い、「されて嫌なことを嫌だと伝える術」を持っていないことが多くあります。

だから、気づかない。分からない。気づいた時には彼らは地球からいなくなってることもあったりしますよね。

 

「自分がされて嫌なことはするな」という日本の教育(と言っていいのか分からないけど)は、僕の信条でもあります。

(彼らの気持ちが分からない以上、人間がこうじゃないかなあと思う『気持ち良い』ことをする他ないのですが・・・それでも、僕はそんな人たちが好きだよ。)

 

さあ、皆さんの思考を導いてきました(笑)。(変な宗教とかはやってません。)

 

つまり、

あなたは、あなたの人生の主人公であるかもしれないが、世界にとっての主人公ではないってことですね。

 

日本の漫画やアニメが人々の心に響く理由の1つに、

魅力的な脇役やモブキャラの存在があると思っています。

 

脇役たちは不名誉な最後を遂げたり、メインのストーリーに関与してくることは少ないかもしれませんが、

そんな人たちがいるからこそ、世界が色づき、主人公たちの活躍が映えるんだと思ってるんですよ。

 

とんかつ屋さんに行って、とんかつしか出されなかったら、お皿が寂しいですよね。

 

現実も同じですよ。

自分が生きていけるのは、みんなのおかげ、色んな命のおかげなんだあ~という意識を持てれば万々歳でしょう。とりあえずは。

 

ちゃんちゃん♪

 

【編集後記】

主人公って書きすぎて、ゲシュタルト崩壊を起こしてしまった。

ぼ、ボードゲームで『7つの習慣』が味わえるだと・・・。

最近、鼻毛が伸び続けています。

ギネスにでも挑戦するつもりなのか?マイ・ボーボボ

 

こんにちは 、たっくんです。

 

皆さん、ボードゲームは好きですか?

最近は、ソシャゲとかソシャゲとかソシャゲの隆盛期。

(なんで、そんなゲームばっか開発してるんだろ。他にやるべきことあるだろ。)

ボードゲームなんてさっぱり・・・なんて方多いんじゃないでしょうか?

 

でも、良いですよね。あのアナログだけど、皆の顔を見ながら、ワイワイやる感じ。すごく好きです。

ボードゲーム合コンとかやりましょうよ。絶対楽しい。(合コンしたことないけど。)

 

そして・・・皆さん、『7つの習慣』は好きですか?

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

  • 作者: スティーブン・R・コヴィー,フランクリン・コヴィー・ジャパン
  • 出版社/メーカー: キングベアー出版
  • 発売日: 2013/08/30
  • メディア: ハードカバー
  • この商品を含むブログ (9件) を見る
 

 

言わずと知れた名著ですよね。

ビジネスマンや、勉強熱心な大学生なら一度は手にしたことはある本の一つでしょう。

まあ、読んだことないんですけど。

 

実は、『7つの習慣』には、そのコンセプトを体現化したプロダクトが存在するんです!

人生ゲームのような形で!ボードゲームで!『7つの習慣』が体感できちゃうんです

 

(『7つの習慣ボードゲーム』は『フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社』の監修のもと、コンテンツ企画を手掛ける『株式会社いないいないばあ』が作成したものです。http://7habits-gameshop.com/)

 

 

『7つの習慣ボードゲーム』には、認定のナビゲーターの方がいて、実は、1週間程前にその方が主催するイベントに参加してきたんです。

 

見た目は完全なボードゲーム

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 しかし、このボードゲームには『7つの習慣』の大事なエッセンスが詰まってるんです!

まあ、読んだことないんですけど。 

 

詳細については、実際に体験して頂ければと思うんですが、いくつか紹介すると、

 

・人生と同じように制限時間が存在する

私的成功公的成功成功の習慣化の3つのステージが存在する

・人生におけるミッションがあり、またそれが変わったりもする

お金信用影響力といったリソースがある。さらにそれを参加者同士で交渉(トレードとかね)できたりする。ちなみに、信用だけは交換不可能な資源。深いよおおお///

プロジェクト(仕事)をこなすことで、お金やら信用が手に入る

成功を習慣化させるために刃を研ぐ必要がある

 

ね、人生みたいでしょ?

 

だから、まあ熱中するわけですよ。

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(ダルそうとか言わない)

 

有限な時間の中で、人生のミッションという最優先事項を成し遂げ、成功を習慣化させるためには、どうしたらいいのか・・・

 

そんなことを、肌感覚として掴むことが出来ます。

 

めちゃくちゃ面白かったです。読んだことないんですけど。

 

さらに面白いのが、参加者が違うとルールや条件、ゲーム自体の雰囲気が変わったり・・・

今回は、皆で助け合いながらゴールしたって感じで、皆が目標達成出来たんですけど、例えば、営業の人たちだけ集めてやると、交渉に応じなかったり、その条件が余りにも厳しかったり、まあ、殺伐とするらしいですよ(笑)。

 

何言ってんだかよく分からないよ~><って方。

百聞は一見に如かずですよ!

 

ぜひぜひ参加してみてください!!何より楽しい(笑)。

FB:https://www.facebook.com/hepmeeting/?fref=photo

公式HP:公式ゲーム会を探す|7つの習慣ボードゲーム公認ナビゲーター

 

ばいばい♪

 

【編集後記】

今度はちゃんと読んでからもう一度参加してみようと思います・・・