10年目と次の一歩
響、誕生日おめでとう。
今年もなんとか間に合いました。
気付けばこの界隈に頭を突っ込んで10年。
ただただがむしゃらに走ってきたなぁって感じです。
本来ならもっと色々作りたかったんだけど、リアルの方で不幸があったりと、なかなかこちらにリソースを割ける状況じゃなかったのが少し悔しかったり。(まあこればかりは致し方無い
そんなこんなで今年は手を動かせなかった分、頭ん中でうだうだ考える時間は腐る程あったんですが素材次第で動こうと思ってた企画が全部ボツったりと前途多難な日々を送ってました。
765先輩方が揃ったライブでまざまざと彼女らの熱を受けたにも関わらず「じゃあ自分はどういう弾を打ち返せばいい?」という問いを何度も何度も繰り返してた気がします。
悩んだ時は初心に帰れ
どうしたらいいか分からない時は過去を振り返るのもアリだなぁと思い今まで産み出してきた動画を観てひとつ気付きました。
デビュー当時から変わらずやってきた自分が観ていたい響って「カッコイイでも可愛いでもなく、明るいだけでもしっとりでもない。アイドルとしての響じゃなく[素]の響から生まれる[感情]を描き続けたい」って事に改めて気付きました。
それに気付いてからは早かったなぁw
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バースデイ/木村世治
個人的には、ある意味で一区切りする為の動画として作りました。
てか、10年間やってきたけどどストレートなバースデー曲を今までやってなかったという(^-^;
10年を響と共に振り返ってお互い老けてもやる事変わんないなって笑い合ってるんだろうなぁと。
響の三つ編みに関しては正直まだ自分で消化し切れてない部分も多く、個人的には20代後半に差し掛かった辺りの方がイメージとしてはしっくりくるんで、それをそのまま持ってきました。
これから先の10年も互いに走り続けるんだろうけど、ひとまずはお疲れ様。そしておめでとさん。
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元々は配布衣装としてこの衣装が来た瞬間から始まった企画でした。
衣装見た瞬間に「あ、ケルト系作れるね」と。
曲を決めるにあたり、はじめは日本に多々あり馴染みのある、いわゆる[ケルト風音楽]で考えてたんだが、どうせやるなら[ケルト風]ではなくガチの[ケルト]でやった方が面白くなるよなと愚考。
バースデイで過去を振り返り一区切り付けるつもりで作っていたので、自然とこちらでは何かしら挑戦的なモノを作りたかった。
(こんな思考だから毎回ハードルが高くなるんだよ(^-^;
ケルト・アイリッシュ系の楽曲は昔から色々聴いてたので円盤は持ってたので聴き比べた結果、今回はルナサでティンと来ました。
ちなみにルナサはこんなバンドさんです。
https://www.plankton.co.jp/lunasa/
ケルト・アイリッシュ系って日本人の耳に馴染みやすい音階を使ってるんですが映像化する上でちょいと厄介な特徴がありましてな…
転調・変調を多用するのでそこの切り替えをどう表現するかで暫く悩んでおりました。
最終的に、世界観を崩さずに響の衣装を変えられる素材が来たので長年やってきたストーリーPVでほぼ手を出していなかったインスト曲で挑戦する流れに……
(何故よりによって高難易度で作業量過多の道を選んだんだ俺(^-^;
はじめに大雑把なシナリオを考えましたが、インスト曲なんで歌詞を指針に作る今までのやり方は通用せず。
だったらイメージ先行でと描き始めた時に幾つかルールを決めました。
その1
イメージとして北欧=収穫祭=秋という構図が頭に浮かんでたので曲の転調・変調ごとに物語に変化を付ける=季節も移る。
その2
主人公の境遇の変化。
転調=季節が変わるという構図により主人公を取り巻く境遇も変化して行く事で物語の起承転結をしっかり描く。
これを踏まえた上で大雑把にシナリオを書いてみました。
第1章 秋
北欧の辺境の小さな村で村人や妖精に育てられたみなしごの少女(響)は秋の収穫祭に向け皆と楽しく過ごしていました。
第2章 冬
突如襲ってきた魔族に村を焼かれただ1人生き残った少女は、たまたま居合わせた騎士団団長(美希)とその補佐官(ジュリア)に拾われ卓越した身体能力を持って入団する。
旅の途中で出会った聖職者(貴音)と魔術師(麗花)も加わり魔族を追うが、全ては皇帝(春香)が裏で仕組んでいた事を知る。
皇帝は魔王(雪歩)とその配下(亜里沙)、狂戦士(真)貴族(ひなた)を使い国を火の海にせんとする。
補佐官の静止も魔術師の警告も振り切り皇帝のもとへ向かう少女は魔族達の妨害に合いながらも団長や聖職者に背中を押され皇帝との一騎打ちに挑む…
皇帝はわざと少女の剣を受け、戦いは終わる。
第3章 春
皇帝の遺言により王家の血が自身に入っている事を知った少女は皇女となり、この国を新たに統治する為の冠位式が盛大に行われた。
第4章 夏
暫くの間は皇女として務めてきたものの故郷で死んで行った仲間が忘れられず1人で故郷へ帰ってく少女。
しかし、支えてくれていた新たな仲間と共に小さな酒場を開き皆の笑顔と共に物語は幕を閉じる。
うん、改めて書いてみると何故作ったんだ俺。と叫びたくなるw
当初は貴音と麗花の職業が貴音は[マジシャンor街の情報屋]で麗花は[魔族]だったんだけど一目で味方だと分かり難い&職業を想像し難いのでボツに。尺の余裕があれば団長vs狂戦士なども描きたかったが尺が余る訳もなく…
裏設定も色々出てきたけど結局は本筋をなるだけシーンとして落とし込むので精一杯でした。
結果としては描きたいモノは動画として描けたかなぁと思ってます。
インスト曲だからこそ自由度の高いシナリオが出来たと思うしストーリー系PVを好んで作ってる身としては響と一緒に少しは成長出来たかなと。
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さて、これで暫くはのんびり出来るかなと思いますが頭ん中では既に来年はどういう一手を打つかぼんやりと考えてたり…w
自分の動画は響とだけじゃなく、自分の身の回りの変化によっても変わっていくモノだと思ってるのでこれからも響と共に成長して行ければなと。
ひとまずはおつかれさん。
そして響、誕生日おめでとう。
紆余曲折を経て
響、誕生日おめでとう。
今年もなんとか仕上げる事が出来ました。
当初は例年通りストーリーPVを仕立てようかなと考えてましたが………
前作、紬誕の動画と作り切れなかったとある娘の動画で思った以上にストーリー作るカロリーがガス欠を発すという想定外の自体を迎えました。
(個人的なスタンスとして、一度始動した企画は共作だろうが個人だろうが出来の良し悪し関係無く最後まで仕上げるタイプなので、作り切れなかったりすると手痛いダメージをかなり受けます。)
なので今年はダンスPVメインで何かしら作りたいなという願望を抱えた状態で8月まで呆然としてた時間が多かったです。
そんな中、ミリシタのカード絵を眺めてた時にある事に気づきまして…
コーラと響
というか現時点でコーラが描写されてるの響のカードだけだな。
だったらコカコーラでタイアップPV作っちゃう?
というのが今年の響誕の方向性が定まった瞬間でした。
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1本目 The Kinks - Lola(Coca Cola version)
初めに言っておくとコカコーラの公式ソングでは無いのであしからずw
楽曲についてはwikiを読んで貰えれば分かり易いのでこちらを参照にどうぞ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9_(%E6%9B%B2)
この楽曲に関しては、上記の経緯にも関わらず何故かメロディが自分の脳内にこびりついてまして。
正直、コカコーラ公式曲も選択肢の中には入っていたんですが、Lolaの方がインパクトもあるし面白い画が作れるんじゃないかなと選曲しました。
今回、ストーリーを作れる体力は無かったけど「テーマ」だけは決めておこうと思いイメージしたのが「フジロック等のサマーフェスで昔よく見たメイキング映像+サマーフェスタイアップCM」でした。
それを作る上で今回どうしても外せない要素が「複数のアイドルを使ったわちゃわちゃ感」
自分が最も苦手としてる手法です(^-^;
元々、ソロで尚且つ響を視点に置いた動画ばかり作り続けてきたので複数人で作り慣れて無いのです。
正直、ソロはまだしもデュオやトリオ、ましてはクインテットでそれぞれのアイドルに魅せ場を用意しつつ作るなんてどういう構成で出来るの???
と、思いずっと避けてきました。
ただ、今回テーマがテーマだけに衣装構成を考えた時に個別衣装やいわゆるアイドル衣装ではなくラフなTシャツ衣装の方がサマーフェス感が出るしアイドル個々の素を出しやすいんじゃないかなと気付き、そこからなら自分の苦手なクインテット構成でも自分らしいのが出来るんじゃないかなと、とりあえず後は動いてから考えよう!
【The Kinks】Lola (Coca Cola version)【響生誕祭2021】 - ニコニコ動画
と言う感じで行き当たりばったりで作った動画でした。
ただ、とにかく頭空っぽにして自分も楽しんで作れたので良い経験になったかなと。
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2本目 山下達郎 コカコーラ '79
川´3`)さんのCM曲集から
こちらの選曲の経緯は実に簡単で、1本目が洋楽で作ったんなら同じテーマで邦楽で作った方が対比がハッキリして面白いよね?
という実に単純な理由からですが、実際作ってみて凄い楽しかったです。
1本目が複数人でスピード感のあるわちゃわちゃした動画なら、対比としてこちらはゆったり流れる時間の中で響を視点に置いた動画。
所謂、自分が長年やってきた得意分野です。
ただ、今回いつもと唯一違ったのが動画の尺が90秒しかない事。
フル音源で作るのをモットーとしてる自分の動画の中では1番短いMVと相成りました。
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今年は響誕として計2本上げる事が出来ました。
実は、今回のテーマが決まる前に1本仕上げてた動画がありました。テーマが決まる前の動画なんで今回同時に出したらテーマ性が崩れてしまうので敢えて動画は上げませんでしたが、時期が来たら年内中には出したいなと思う所存です。
(出来に納得してない部分もあるのでその辺解消させて改めて陽の目を見せたいなと思っております)
そんなこんなで、紆余曲折を経てなんとか今年も響を祝えたかなと今は一息ついてます。
改めておめでとうな、響。
紬と響
紬、誕生日おめでとう。
いやはや、なんとか間に合ったので胸を撫で下ろしております。
ストーリーPVは2ヶ月突貫で作るもんじゃないな('、3_ヽ)_
そんなわけで今回はつむつむこと白石紬のお話をやってみました。
きっかけとしては昨年の響誕で翼との関係性961との対決をなんとか描けたので、そろそろ次のステップに行きたいなとは考えてました。
そんな事を思いつついつものようにイベントやってコミュ観てってのを繰り返してた時に疑問が浮かんできまして…
響と紬って属性(ゲーム的な意味ではなく、本質的な意味合いで)だったり地方弁だったりと似通ってる部分結構あるんだけど、コミュでの絡みほぼ皆無なのなんでなんだろう?
逆に公式の上げてる4コマではよく絡んでるんだよね。
という漠然とした疑問から、いつもの「無いなら作る」コースに発展したのが今回の経緯です。
正直、今まで「個人」に焦点を当てた動画ばかり作ってたのでスポットを当てるキャラクターが1人増えただけでコンテをどう切るかでえらい悩みました。
ただ、今回動画のテーマとして「響と紬の出会い」と「紬に対して響はどういったアプローチをかけるのか」は決まっていたので、それに合わせた選曲をした結果、自ずとあまんちゅ!に行き着きました。
(あまんちゅ!完結おめでとうございます!)
地方から独り身で上京してきた紬に対して、先に同じ境遇に置かれていた響と先に出会ってたらどういうアプローチから始まるだろう?とか。
アイドルやステージとしての「海」を響は紬に対してどう伝えて行くんだろう?とか。
そうして伝えて行ったモノを紬はどう受け止めていくんだろう?とか。
考え出したらキリ無いんだけど、その中から枠の中にどれだけ収まるか。
結構悩みながらコンテ切ったなぁ…
今回はあくまで「紬がメイン」なので響の要所要所で出す意外は極力抑えました。
紬との関係性を考えた時、ただ手を引いて行くんじゃなくそっと背中を押してあげる事も今の響なら出来るんじゃないかなと。
今回チョイスした実写素材にも実は縛りを掛けてて、「スキューバダイバーからしか見えない海の視点」と「伊豆の海で見れる世界」でした。
響が見慣れてるであろうダイバーからの視点は紬にとってはすごい新鮮なものに映ったんじゃないかなと。
自分もダイバーの端くれなのだが(もう10年以上潜ってないが)今回はその経験が活かせたかなと思ってます。
麗花とジュリアと南駆流さん
久しぶりにぽつぽつと書いておこうかなと。
今回はなんとか麗花とジュリア、それぞれの物語を描き切れた事で一区切りついたので、その話でもしてみようかと思います。
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発端としてはミリシタが配信された時からかな。
ミリシタ前まではあまりミリオンのシアターアイドルはよく解らずにいたのよね。
ミリシタが配信され自分で触れてみた時に1番始めに悩んだのがオリジナルユニットのメンバーでした。
んで、出したユニットメンバーはこんな感じ。
project fairly(後述からfairy)は正直、今ではもう強固すぎるトライアングルを成形してるので、それを壊さず且つすんなり入れるシアターの子は誰だろう?と考えた結果、この2人に落ち着きました。
fairy自体は自ユニットなので[便宜上]メインセンターは響にしてるけど、正直なところどんな曲投げられようと曲中にセンタースイッチが入ろうとこの三人なら難無く熟せる強さがあるんだよね。
その中に[新しい風]として麗花とジュリアが入ったら面白いなと思った次第です。
そしてミリシタで遊び始めて暫く経ち、シアターの子達の事をなんとなく理解出来てきたかな?って時に、もしこのユニットでしっかりした物語を紡ぐなら麗花やジュリアにもちゃんとスポット当てていかないとな。と、思ったのが今回のお話の発端です(前フリ長いw
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【ジュリア】
ジュリアはミリシタ触れる以前からTwitter等で目にする機会が多く、なんとなくキャラクターの輪郭は見えてた気はしました。
ただ、自分の動画に落とし込む場合どういう表現をしたら[らしく]なるんだろうと考えたりしました。
まぁ、今でもたまに悩むんだけど(^-^;
ONとOFFの二面性とか。どっちを前に出したらジュリア[らしく]なるんだろうとか。
結局のところ、愚直な自分に出来る事は少ないので、先ずは過去に響でやったのと同じアプローチをしてみよう。と、やってみた結果が昨年の動画でした。
響に対するアプローチで自分がずっとやってた事は、その子の【素の感情】や【本質】を探る事だったので、それを試してみた動画でした。
ただ、実際に触れてみて感じたのは[思いの外、自分と相性良いかも?]という感触でした。
(盛大にデータ吹っ飛んで大遅刻したのはスマン)
ジュリアでやってみたい楽曲は結構あるので色々絡めつつ出していけたらなと思ってる。
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【北上麗花】
ぷっぷかさんこと麗花。
気になったきっかけは本当些細なことで、自分と同じ誕生日の子がアイマスにいた!ってのが始まりです。正直なところ、当時Twitter等で散見した麗花のイメージが[Voお化け・肺活量お化け・言動不思議ちゃん]等だったので当時から?????な印象でした。
ただ、ミリシタで実際に触れてみて気付いた事は、表情には出さないけど誰よりも周りを見れて気を使ってる子なんだなって事と【普通】や【当たり前】な事が何より大切で素晴らしい事だと思ってるんじゃないかなって事でした。
今回その【本質】を動画として表現するのに散々悩まされましたが、なんとかカタチになってれば幸いです。
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改めて感じたのが麗花もジュリアも、響が持ち得ない魅力が埋まってるなぁって事を響というフィルターを通して痛感しました。
そして自分は何処まで行っても響のプロデューサーなんだなと。
ただ、響と同じ視点でシアターの子達を見た時どんな感情が湧くのか?それをどういうカタチで表現出来るのか?
考えるとキリが無いが楽しいし、幸せな事だなと思います。
現状はコロナ云々で今迄のようには楽しめない事が多いけど、それぞれの【普通】で【当たり前】な日々を楽しく送れるように……
KAKU-tail THE@TERと響とこれからと②
本題入る前に…運営陣の皆様方、担当の響で作らせて頂き感謝感謝。
って事で、作品内容についてつらつらと。
普段は全部観て頂ける視聴者の方々に委ねているのでこんな事はやらないんだけど、今回は普段のスタンスとは環境が違うと思ったのでその辺も含めて書いていこうかなと。
改めてKAKU-tailにて投げられたお題
担当「我那覇響」
お題「空港」
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お題「空港」について
「空港」というお題を投げられた時点で、大まかに分けて3つないし5つの物語が浮かんだのでそこから吟味しました。
(同時にストーリーPVとして仕上げる未来がほぼ確定されたとも言える)
①空港から何処かへ「出発」(もしくは見送る)物語
②何処かから空港へ「帰国または帰郷」(もしくは迎える)物語
③空港内にて「留まる」物語
(この場合起因は様々かつ、空港という1つの都市の話にも出来なくはない)
ざっとこんな感じですが担当が「響」という事もあり、前回書いたように『次の一歩』を望むのなら①の出発(旅立ち)以外選択肢は無いかなと思いました。
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「楽曲」について
今回、上記のお題を考慮しつつ選曲したので結構苦労しました。実際には選曲が決まったと同時に動画の方向性も決まった感じですが。
普段の自分のスタンスは言うなれば、使う「『楽曲も』製作したミュージシャンや関わったエンジニアの方々から『お借り』してる」立場だと認識して動画で遊ばせてもらってるので、フル尺で使用するのが基本だしそれを当たり前にしてました。
作るのはしんどい時もあるけど自分なりの敬意を払いたいので。
ですので『音を切る』『切った上で動画にする』というのは自分の中では禁じ手でした。
(これは処女作を起因とする要素が強いんだけどね)
だから今回作るにあたり「2分」という尺内に「お題」の要素があるか無いかに焦点を置いて選曲しました。物語性を印象付けるにはそれが一番解り易かったので。
自分がストーリーPVを作る際に無意識的に決めてる事があって
①歌詞は物語のシナリオ
②伴奏はBGM
と想定して作る。という感じでやってる事が多いです。全部が全部ってワケじゃないけど。
今回は持ち時間が2分しか無いのでストーリーを詰めながら如何に響の心情を表現するか?
というのを常に頭の隅っこに置きながら作業してたと思います。
なんにせよ短い尺に詰め込むには「間が足りない」ので今回はそういう意味じゃかなりしんどい作業でした(^-^;
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担当「我那覇響」について
前回の記事で書いたように響自身は次の『挑戦』を求めてるんじゃないかなと。
では何故「海外」になったか?
ステラはまだ未プレイ(コミュは一通り見た)だけど、コミュで響はこんなことを言っています。
765プロのメンバーとは、もう友達や仲間では無く『家族』としての絆があるからこそガチガチの闘いが出来なくなった。って感じかな。
本来ならまた春香や千早、真ともやり合いたいんだろうけど響自身が求めるモノは得られない。
だから詩花に対しては物凄い剣幕で迫ったんじゃないかなと。
ではミリオンのシアターの子らに対してはどうか?
と、こちらでも対抗意識バリバリではありますが…
先輩として、シアターの子らも家族として見ているので、こちらでも良い刺激は貰えても響が求めてるものは得られないのかなと思いました。
そうなった時、国内に居ないなら海外、いわゆる『外の世界』に行くしか無いなと。
ただ、問題がいくつか生じます。
①ペット(家族)達の世話
海外に連れてく場合、劣悪な環境になる事もあるだろうから全てのペット達を連れて行く事は不可能でしょう。(そもそもヘビ香やワニ子は無理っぽいイメージ)連れて行けたとして、たぶんハム蔵が関の山な気がします。
いつ帰ってこれるか分からない旅なのでペット達を引き連れては行けないんじゃないかなとも思う。幸いPを含め765やシアターの子らがいるので、留守中の世話は頼めるんじゃないかなと思ってる。
②響自身について
トップアイドルとなった『今の』響は『完璧』です。カンペキでは無く完璧なんです。
ただ、『世界』を次のステージに定めるならそんな響でも太刀打ち出来るかは非常に危うい。
だから海外で『世界でトップ』を目指すなら、敢えて得意なものを(一時的でも)封印しなきゃ先へ進めないかなと。だから『ダンス』は踊らせませんでした。
あちらの世界では(日本文化がある程度浸透してるとは言え)観客がサイリウムを振ってくれる事はほぼほぼ無いでしょう。その上で現地の観客を愉しませ納得させられる器があれば、海外でも充分通用する筈です。
響には元々その器は備わってる。あとは、それをあの子が気付くだけ。
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上記の通り、響はペット達や765・シアターの皆とも離れざるを得ない事になります。
無論、プロデューサーとも….
彼女は結構寂しがり屋だし年相応に甘えん坊なところがあります。Pや765の皆と一緒だと大なり小なり『甘え』が出てくると思うのよね。だから、Pは一緒には行けない。
傍にいる事は出来なくても連絡を取り合う事は出来ると思うし、そこはPと春香が率先してやってくれるでしょう。
仮に響が出発を決める前後に「寂しい」とでも嘆いたら、美希や千早は「その程度の『覚悟』なら行くな!」とも言うかも知れません。
美希や千早は海外での活動を経験済みですから。
貴音は静かに見守るでしょう、色々お見通しだろうから。
詩花は喜んで世界の広さを教えてくれるでしょう。
現地では独りからのスタートです。恐らく高木社長のツテで協力者は紹介されるとは思いますが『765プロ』という肩書きは一時的に無くなるでしょう。多分あっても通用しない世界です。
うん、961時代よりキツい『独り』だ。
でも、そんな中だからこそ視える『世界』がある。
感じられる新しい『世界』があるはずです。
そんな世界を響が知ったらどうなるんでしょう?
好奇心旺盛で野生児並みの直感を持ち、負けず嫌いな彼女が。
一人のプロデューサーとしては楽しみで仕方がないです。
KAKU-tail THE@TERと響とこれからと①
KAKU-tail THE@TERに参加された方々、運営陣の皆様、そして見て頂けた皆様お疲れ様でした。
って事で、参加しちゃいました。
今回色々思うこともあったので、ブログというカタチで補足出来ればなと始めてみました。
書くにあたり大前提となる自分の中でのアイマスの世界観、響の立ち位置などを先に記しておきます。
上記の画像を皮切りに、初星・プロミを経て765プロ13人の面々は事実上トップアイドルになれたと思ってます。一個のグループとしても、個々人としても。
そんな時に出てくる次の課題。
『トップアイドルになったあと、彼女らはどうするのか?』
アイマスに関わる上で担当を持つ身としてはずっと付いて回る課題の一つであり、切り離せない問題だなぁ。なんて事を考えながら昨年の春まで過ごしてましたが、その時期に丁度765プロ13人での新しい企画として「アイマスMR」が開催される運びとなり、一人で考えても答えが出ないなら…と、直接響に問いかけてみようと。
10thの時以来、久々に呼ばれた(チケット取れた)ので、この問いだけを胸に抱えて会いに行きました。
「響にとって『トップアイドルとは?その先にあるものは?』」
正直なところ、直接質問投げられた訳でもなくLIVEを肌で感じた直感だけでしたが問いに対する答えを受け取れたと思います。
そんな経緯を経て出来上がったのがこの動画であり、次に進む為のスタートラインになったのかなと思ってます。
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KAKU-tailについて
自分のニコマスデビュー年が2012年、その前年度にはアニマスも放送され盛り上がってました。
無論ニコマスも盛り上がっており当時は動画の作り方すら分からないながらもスゴい界隈だなぁと思ったものでw
そんな中で当時開催されたKAKU-tail(6と7)で観た動画は凄まじい衝撃を受けた事は今でも鮮明に覚えてます。
響Pなので響のお題で出された動画を穴が空くほど見てましたが、まぁこれが良い作品ばかりで…
こんなイベントに出てみたいなぁと思いつつ当時の自分は動画を作る事で精一杯だったので憧れや尊敬を抱きつつ観ていたと思います。
今の自分にどれだけの力量があるのか、KAKU-tailという大きなイベントに参加するに足るモノが作れたかはハッキリ言って自分じゃ分かりませんし、多分それを決めるのは観てくれた方々の反応ありきな気がします。
ただ、今回自分が出ようと決めたのは、今の自分と響が次の一歩を進む為のスタートラインに立ってるんじゃないかなと。そして次の一歩を『開拓』していく『挑戦』の時期なのかなと。
その上で響だけじゃなくPである自分自身も一皮も二皮も向けて行かないと思ったのが始まりな気がします。なんにでも挑んで行くのも765プロだから。
KAKU-tailで出されたお題が例え担当の子じゃなくても自身の成長、ひいては担当の響の成長に繋がるんじゃないかなと思ったのが今回の事の始まりです。