ケータイ刑事映画化

この話題に興味のある人は既に知ってると思うけど、今週、かねてよりプロデューサーの丹羽多聞アンドリウがやると公言していたケータイ刑事の映画化の噂がネットを駆け回りました。発端は、おそらく月曜日だと思うけど、丸石自転車のWebのインフォメーションのページに次のような記述があったことです。

2006年春 映画『ケータイ刑事・ザ・ムービー〜銭形姉妹への挑戦状』(仮題)  BS-iで大人気の『ケータイ刑事』シリーズがついに映画化。長女・愛が誘拐された。二女・銭形泪黒川芽以)、三女・銭形舞堀北真希)、四女・銭形零夏帆)が長女を救出するためにJAMIS(ジェイミス)のマウンテンバイクに乗って事件を解決する。

 で、瞬く間にケータイ刑事関係や各俳優関係の掲示板に噂は広まったようですが(そりゃそうだ、夢の競演だもん)、丸石自転車のWebの方はこの記述はすぐに削除されてしまったようです。ちなみに、これをもって映画化がガセネタだとか書いてるブログがあったりするけど、メディアとは直接関係ない企業の公式Webに載るってことはかなり信憑性のある情報といえます。公式発表の前に載せてしまったので慌てて消したんでしょう。おそらく2006年春公開がまだ確定じゃないんじゃないでしょうか。
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なお、信憑性は疑問ですが、赤羽で堀北真希ケータイ刑事のロケをやっていたという目撃情報もあるようです。

銭形愛「走れ、五代!〜銭形愛誘拐事件〜」

前にも書いたけど、ケータイ刑事シリーズの誘拐ネタって嫌い。愛が誘拐されてあちこち連れまわされるんだけど、愛が所々に残したヒントをことごとく曲解、しかも、日比谷と地面にはっきり書いてあるのを横にあった石をさんずいと思いこんで混浴とするみたいな、脚本家の自己満足でしかないつまらないネタ。これだと、五代は結局ただのバカにしか描かれてないし。
1回だけならまだしも、おんなじパターンで3回もやってるし、他にアイデア考えられないのかって感じ。

銭形愛 公式ページ

銭形愛「相手が必ず死ぬ女〜お見合い殺人事件〜」

シリーズ中、相棒刑事との間に恋愛感情っぽい描写があるのは四姉妹の中で愛だけ。あとは、泪1stの最終話にも少しそれっぽい雰囲気があるだけで、舞、零に至っては、五代は他の女に夢中と言う設定だし。(このへん、銭形の歳の差もあると思うけど)

お見合いに忍び込んで愛がメモった五代の行動記録がトリックを解く鍵の一つになるという展開がなかなか面白い。ただ、トリック自体はいまいち。だいたい、バスの天井から人間くらいの重さのものが落ちたらいくらなんでも気がつくよ。まあ、その辺の細かいとこは見ちゃいけないドラマなんでおいといて、五代の見合い相手が怪しいかどうか五代と口論をするシーンなど、愛の微妙な感情が垣間見れるなかなかの秀作です。

銭形愛 公式ページ

銭形泪2nd アナザーストーリーシベリア超特急刑事「まりもクイーンVS女王卑弥呼〜邪馬台国を迎撃せよ!」

なんでスリーナインみたいに空から蒸気機関車が降りてきて、泪に指令を与えるのかとかなんてことは考えるだけ無駄なので置いとこう。ていうか、ここまでやられるとむしろ気にならなくなるというか、どうせケータイ刑事だしみたいな感じで、そう思わせてしまうところがこのシリーズのすごいところかも。

とりあえず、泪の「食べられません、勝つまでは!」には笑った。なんで食べられないんだろうか。気づかない人もひょっとしているかもしれないので一応いっておくと、正しくは「欲しがりません、勝つまでは」です。それからこれも中高生くらいだともう分からないんだろうけど、「閣下のお言葉」の最後、”さよなら、さよなら、さよなら”は淀川長治の真似ですね。もちろん、閣下が水野晴夫だから。

公式ページ あらすじ

銭形泪2nd「相棒を射殺せよ!〜催眠術殺人事件」


銭形泪セカンドシリーズ26話のうち次回からの4話は、番外編扱いの「シベリア超特急刑事」なので実質的に泪シリーズの最終話なんだけど、銭形愛の最終回や、泪のファーストシリーズの五代との最終話に比べるとかなり物足りなかったです。いまどき振り子でかける催眠術や、伝書鳩はいいとしてもその伝書鳩を公園でポップコーンをまいて見つけるところや、空砲のオチはまだ目をつぶろう。もうちょっとなんとかならなかったのかなぁとどうしても思ってしまう所が2ヶ所。

一つは、謎解き。謎解きがあの暗号解読、しかも小学生レベルの暗号解読だけっていうのがしょぼすぎ。あのしょぼさが、話全体をしょぼくしている感じ。こったトリックでなくてもいいから、そこそこの事件にして欲しかった。

もう一つが、高村との別れのシーン。今まで決して使わなかった高村のニックネーム「バーボンデカ」を泪が別れの言葉として口にするんだけど、それ自体はものすごくいいんだけど、高村に促されて言うって所が感動半減という感じ。やはりあそこは泪に自発的にいわせて、高村がハッとするという感じにしないと、「バーボンデカ」に込められた泪の気持ちが際立たないと思うんだけど。あるいは、その前のシーンの催眠術にかけられた高村が泪を撃とうとするところで、泪が「バーボンデカ!!」と叫んで高村が催眠術から醒めるとかね。そういう伏線があれば、あのラストでもいいような気がします。

公式ページ あらすじ

宮崎あおい、NHK「連続テレビ小説」のヒロインに

宮崎あおいが来年4月からのNHKの朝の連続テレビ小説純情きらり」のヒロインに決まったそうです。
テレビ小説主役に宮崎あおいら
NHKドラマニュース

今年10月からの「風のハルカ」には黒川芽以が出演するので、2作連続で銭形姉妹出演ということになりますね。

宮崎あおい関連ではもう一つ。
宮崎あおい主演で3億円事件映画化
>1968年12月に起きた3億円強奪事件の実行犯が女子高生だったという、大胆な発想で書かれた
>「初恋」(リトル・モア刊)が、女優の宮崎あおい(19)主演で映画化される。

9月には「NANA」が公開されるし、宮崎あおいブレイクって感じ?