超初心者にこそ向いている!サイタカメラの無料体験レッスンに行ってみた
親からカメラを譲り受けたものの、どう使えばいいのか分からなかったデジタルカメラ。普段スマホの撮影で慣れてしまっているゆえ、カメラについている多くの機能を使うことになんだか辟易してしまっていたのです。
でもせっかく持っているカメラを使わないのはもったいないし、日常のちょっとしたシーンや旅先の思い出を美しく切り取れたら素敵だろうなぁ。ありがちな理由ですが、そう思ってカメラを少しずつ勉強しようと決めました。
新しいことを始めるときのあるあるは、何から手を付けたらいいか分からない!ということ。分厚いマニュアル本をゲットしたはいいものの、結局読まずじまい…なんて経験はこれまでの人生で幾度と遭遇しました。そこで、以前テレビで特集されていたのを見てから気になっていたのもあって「サイタカメラ」で無料体験レッスンを受けてみることにしました!初心者にとっては、誰かに教えてもらいながら実践していくことが上達への近道であり、安心できますからね。
サイタカメラとは
「写真で毎日を楽しく」をコンセプトに掲げ、より初心者の人に、より日常的にカメラを楽しんでもらうために生まれたクックパッドグループの習い事サービス「サイタ」が運営するカメラ教室 です。
習い事のひとつとして楽しむことはもちろんのこと、「自分の子どもの成長を一瞬一瞬美しく残しておきたい」「大好きな旅行で得た感動をみんなにシェアしたい」という小さな願望を実現する場として活用することができます。
カメラの貸出もおこなっているので、まだカメラを購入していない人も受講可能。これからカメラの購入を検討している方も、サイタカメラの講師や仲間たちに相談しながら決めていくこともできます。
(※無料体験レッスンではカメラの貸出無料、本レッスンでは有料になるようです)
サイタカメラの体験申し込み
サイタカメラでは、90分の無料体験レッスンを実施しています。無料体験の申し込みは、webページで簡単にできます。
webページでの申込みが完了すると、サイタカメラの事務局からすぐに電話がかかってきます。電話では受講のキッカケや目的を聞かれ、体験レッスンの日程調整をしてくれます。分からないことは、ここでも質問できますよ!
レッスン開始まで
電話でレッスンの日にちが決まったら、事務局から再度確認メールが送られてきます。それに合わせて、しばらくすると担当コーチから課題提出のお願いメールが来ます。
体験レッスンでの講評用に、今まで撮った写真を事前に送るのです。送る枚数は3〜4枚程度。スマホで撮った写真も可です。自分的に選りすぐりの写真を選んで、メールに添付し返信して完了!どんな講評を得るのだろうと、ドキドキ……。
サイタカメラ教室は、現在渋谷の1店舗のみ。場所は、渋谷のタワーレコードを過ぎ、ABCマートの道路を挟んで向かいにある「アジアビル」6階です。
ワンフロアの教室はとっても開放的。大きなテーブルを囲みながら、和やかな雰囲気でワイワイと進めていく感じでした。
体験レッスンのスケジュールと内容
サイタカメラの教室に入ると、今回体験レッスンで教えてくれる講師の先生(以下コーチ)が出迎えてくれました。体験レッスンの教室では、1つの大きなテーブルを取り囲むような形でコーチと生徒が座っていきます。
サイタカメラでの体験レッスンは90分、今回の体験者は6名となっていました。少人数なので、気軽に質問できる環境であったのは非常によかったです。
① コーチの自己紹介
最初は体験レッスンを担当してくれるコーチの自己紹介。サイタカメラには現在5人のコーチが所属していて、それぞれが得意な撮影分野を持っています。
体験レッスン担当のコーチだけでなく、それ以外のコーチ紹介も行ってくれるので今後のレッスンで参考にすることができます。
② 教室についての説明
次に、サイタカメラの教室自体の説明や、卒業生の作品の一部を見せてもらいました。
③ 提出写真の講評
事前に提出した写真をコーチが全参加者に向けて講評します。それぞれの写真に対して良いところを見つけながら、写真の意図が見えやすくなるポイントや、写真の中で足したり引いたりするべき要素を教えてくれます。
みんなの前で講評されるのは緊張しましたが、全体的に優しい語り口だったのでホッとしました。
④ サイタカメラのレッスン概要説明
体験レッスンを終え、本レッスンに入った場合のカリキュラムの説明に入ります。ざっくり言うと、サイタカメラでは基礎を重視しているので、どんな人でも基礎クラスから始まります。初心者の人がメキメキ成長を感じられるカリキュラム、かつ2週間に1回のペースなので無理なく続けられそうです。
基礎Ⅰコース……全6回 / 3ヶ月 / 1レッスン90分
基礎Ⅱコース……全6回 / 3ヶ月 / 1レッスン90分
実践コース……1年
⑤ 体験レッスン
そして、最後にはカメラを持って演習です!大体カメラに触れる時間は20〜30分だったような気がします。
体験レッスンで学べたこと
写真をとるときの自分の無意識・改善点
写真はなんとなく自分の感覚だけでイイなと思った方法で撮ってしまいますが、改めてプロのコーチに写真を講評してもらうことで客観的な視点を得ることができます。
たとえば、私が提出した写真の一枚がこちら。鳥居を見上げる形で、夕焼けの空と一緒に撮影しています。
自分では鳥居と空のバランスがなかなかいい写真では?と恐れ多くも思っていたのですが、コーチによると「地平線がないことによって、目線が流れてしまいやすい写真」になってしまっているとのこと。人はモノの下には地平線(地面など)があると前提として思っているので、何か物足りないような、注目しどころがないような写真に見えてしまうようです。
このような視点は自分ひとりでは気づくことができないので、その道のプロの人に見てもらうメリットだと思います。自分の講評だけでなく、他の人の講評を一緒に見ることでも知見を得られるのもいいところ。
この写真の場合、縦に写真をとって全体を入れてあげると◯だそう。ちなみに、どんな写真でも横・縦両方でとってみた方が、撮影のバリエーションが増え新たな発見があるので心がけるといいとのことです。今すぐ意識的に取り入れられそうですね!
カメラの基本操作
実際の演習の中では、ズームアップの上手な使い方、フォーカスロックとホワイトバランスの扱い方のさわり部分を教えてもらいました。
ズームアップ
ズームアップって今まで遠くのものを大きく写すために使うためにしか使ってこなかったのですが、実は近くのものを撮るときにこそズームアップは役立つのだそうです。
たとえば、このペットボトルの水。まっすぐに撮影しようと思っても、普通に近づいて撮影すると頭でっかちでバランスの悪い仕上がりになってしまいます。
ところが、ここで被写体をズームアップし、自分(撮影者)が少し後ろに下がって撮ると左右平行に写すことができます。カメラのズーム機能を活用しながら、撮影者自身の姿勢や周囲の撮影道具の配置に考慮することが大切だということがわかります。
ちなみに、プロは撮影した後の写真もズームアップをして確認するのだとか。自分がピントを合わせたいところにきちっと合っているのかを見るためだそうです。
フォーカスロック
カメラの初期設定では、カメラが自動的に主役であろう被写体を見つけて勝手にピントを合わせてくれるんですね。それはそれで便利なんですけど、たとえば奥に写っているのほんとに一部にだけピントを合わせたいという時にうまくいかなかったりします。
そのため自分自身で一番際立たせたい被写体にピントを合わせられるように、フォーカスエリアの設定を変更します。
そしてフォーカスエリアを「フレキシブルスポットM」に変更したら、画面真ん中にピントを合わせられるようになります。ピントを合わせたい一箇所を、画面真ん中になるよう写せばいいんですね。
しかし、そうなると問題はメインのものを真ん中にしか置けないということ。下の写真のように、左上のキューピーにピントを合わせながら右下のキューピーも入れて写すようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
その答えとなるのが「フォーカスロック」。
① メインの被写体を真ん中に据えてピントを合わせる
② ピントを合わせたまま(ボタンを軽く押したまま)カメラ自体を動かす
③ シャッターを押す
この3つを繰り返すことで、一部にピントを合わせたまま、他に一緒に写したいものも入れることができます。
ホワイトバランス
ホワイトバランスを使うと、写真の光や色彩を操作することができます。全体を青白い雰囲気で表現すればクールで冷たい印象を持たせ、反対に赤っぽい雰囲気で表現すればあたたかみを感じる表現になります。これひとつで写真の印象がガラリと変わるわけです。
体験レッスンでは、このホワイトバランスの「太陽光」と「電球」の2種類を使って、写真の雰囲気の違いを確認しました。
被写体ごとに適した撮影方法
写真の講評時には、撮影するモノ(被写体)に合わせた適切な撮影方法も伝授していただきました。ごはん、風景、人など撮影者によって撮るものが少しずつ異なってくるので、この講評時に違った情報を得られるのも魅力ですね。
今回簡単に教えてもらった組み合わせはこんな感じ。
ごはん……日当たりのいい窓際で、窓に向かってとる。太(陽光によって美しく映えるため。)
動くもの(スポーツ選手、電車など)……シャッタースピードを使って、時間自体を表現する。
風景……PLフィルターを使って撮影すると綺麗にとれる。(PLフィルターは余計な光を除去したり、濃さを際立たせてくれたりする)
サイタカメラの特徴
講評重視のレッスン
サイタカメラの基礎コースでは、コーチから生徒へのフィードバックの時間を大切にしているようです。最初は「実技の時間を長くとったほうがいいんじゃないかなー?」と思っていましたが、実際に講評を受けてみると思いがけない発見があってかなり勉強になりました。
自分に向けた講評だけでなく、他のメンバーに対する講評の中からもヒントが得られます。「こんな技法を使ってチャレンジしてみるといいよー」と具体的に教えてくれるのもよかったです。
ただ、全体的に優しめな講評だったので、ある程度知識を持ったカメラ上級者や「もう少しスパルタで!」と少しMっ気を持った人には物足りなさがあるかもしれないです。
無理な勧誘は一切なし!
こういう無料体験系で気になるのが、その後の勧誘。レッスンの最後に本レッスンへの申し込みの流れにはなっていますが、最後に書くアンケートで「今回は検討を見送る」にチェックすればすんなりお断りすることもできます。理由は聞かれますが、そこで無理に引き止められたり、「今の入会だけがお得だよ!」なんて言われたりすることもありません。
かくいう私も、今後の仕事がかなり不透明だったので、今回の申し込みは見送らせてもらいました。来月、再来月あたりから入会したいなと思っています。そう伝えれば、来月のレッスンスケジュールももらうことができますよ。
体験レッスンからスムーズに入会する人多め
体験レッスンに一緒に参加した人のうち、半分以上はそのまま入会手続きをしていました。自分でカメラを持っている人も、レンタルで借りている人もどちらもいました。
最初から入会を決めていた方も多かったとは思いますが、体験レッスンを通じて「自分の知りたい知識、欲しい技術とマッチしているか?」と自分の目で確かめられたことは大きいと思います。
最後に、1時間半のレッスンは純粋に楽しかった!
本当にカメラについての知識0でしたが、逆に何も知らなかったからこそ多くのことを学び、楽しむことができたんじゃないかなと思います。
カメラ好きのコミュニティーもできるし、趣味や仕事の幅が広がる。何より、カメラによって自分の表現方法が広がるのが魅力的です。
勝負運UP!恵比寿神社で仕事帰りに参拝を。【なのまさんの神社めぐり】
東京都内でご利益のある神社を探して……
神社に行くとすっと肩の荷が降りる気がして、結構な頻度で立ち寄りたくなります。日本全国にパワースポットとも言われる神社が点在していますが、東京に住んでいる者としてはまずは東京都内の神社をしっかりと攻略していきたいところです。
東京にある神社巡り第一弾は、恵比寿駅からすぐの好アクセスに位置する「恵比寿神社」。
超オシャレデートスポットとして名高い恵比寿に神社はちょいと似つかないのでは……と思いきや、地元民から長年愛される恵比寿のお抱え神社なようです。
都会にただずむ恵比寿神社でいただけるご利益とは?
恵比寿神社はJR恵比寿駅から徒歩5分という好アクセスな場所にあります。建設時期は不明ですが、古代から家内安全、無病息災、五穀豊穣の神様として多くの人々から崇められていたそうです。
お願いごとがすぐに叶いやすい神社として有名なようで、「ここ一番!」での勝負運を上げたいときや、心に山積した問題を今すぐどうにかしたい!という時に行ってみたいスポットです。まさに、困った時の駆け込み寺(神社)ですね。
恵比寿神社という名前がついたのは戦後の新築時で、エビス様を合祀したことによります。エビス様は商売や縁結びの神様なので、上記の縁起と合わせると全体運アップが期待できそうな予感……!
境内にはこじんまりとした雰囲気が
さっそくJR恵比寿駅から恵比寿神社を目指すと、想像以上にはやくたどり着きました。普通神社やお寺というと駅から離れているイメージだったのですこし驚き。
都会の中にあるにも関わらず、都会の喧騒を離れたような落ち着いた雰囲気をもち、ひっそりとただずんでいました。
小さめの境内の中には、多すぎず、少なすぎないちょうどよい人数の人々がちらほら……。ちなみに、ほとんどの人たちが夫婦やカップル、友達と2人で来ていました。私はひとりですが☆
気になるおみくじの結果は……
やっぱり気になる自分の運勢。参拝のあとはおみくじを引きました。
おみくじ箱をがさごそ……引いた結果は中吉でした!
個人的には中吉が一番好きで、とっても嬉しかったです。もちろん大吉も嬉しいんですけど、そのときに運勢を使ってしまった気がしてしまって……
中吉は背中を後押ししてくれるし、まだまだここから伸びる余地がある!(運勢が悪かった場合もこの考え方は応用できます笑)今後の過ごし方を引き締めてくれるので、結果がどうであれおみくじはいいものだと思います。
会社帰り、ごはんに行くついでにふらりと。
恵比寿神社、のほほんとした癒し系神社でした。駅から近いのも、嬉しいポイントです。
恵比寿付近には会社も多いのでお勤めしている人も多いでしょう。美味しいごはん屋さんもいっぱいあるので、ランチやディナーを食べにくる人も多いと思います。
会社帰りやプライベートで恵比寿に寄ったときは、ぜひ恵比寿神社へ!
【恵比寿神社】
アクセス:東京都渋谷区 恵比寿西1-11-1
わたしが見つけた、大学生活の意義
今や大学に通っても意味がない、時間の無駄だ。
大学に行くくらいだったらインターンでもしてすぐに実務を学ぶべきである。
学業を突き詰めて学べるのは学生の特権で、長期的に見れば有益である。
大学は人生のモラトリアム期間。とにかく遊ぶ。
大学を含め進学やキャリアの捉え方は人それぞれだろう。全部局所的には合ってるだろうし、正直なんでもどれでもいい。本人が納得できれば。
私はというと、人となりに勉強して、大学生へのなんとなくの憧れイメージと共に大学へ進学。ただ、自分の中にある興味や熱量をキャンパス内の活動に留めておけず、結局大学生活の後半はほとんどの時間をインターンに費やした。やはり実際の企業で学ぶことは、実務的にもマインド的にも本当に多かったと思う。
それでも私は最後に、大学に通った意義を見つけた。
2017年の3月大学を卒業する。この大学生活で特段大きな成果物を残せたわけではないけれど、今の自分が感じる大学生活の意義を記しておきたいと思う。どれも小さな小さなものだけれど、少なからず自分の思考に影響を与えている。
いつかまた、自己を探求できる意味での大学に戻ってきたいな。
自由こそ、もっとも頭と体を使うことを知る
進む道やコミュニティーがある程度制限されていた小中高時代と違い、大学はいい意味で自由だし、悪く言えば完全放置。あたり前だけど自分から何かに対して働きかけなければ誰も何もしてくれない。自分ですべて選んで、掴まなければいけない。
大学生活の中でおこなう比較的大きな選択は、自分が学ぶ専門分野の選択、就職先の選択だろうか。きっと人生の序章に過ぎないのだろうけど、一応ここで人生における選択の第1関門にぶち当たることになる。
自由を手にすれば、それと引き換えに選択をする力と、自発的な行動を必要とされる。
これから年をとるにつれて、どんどん選択の難易度が上がり、それによる責任も増えていくことになるのだと思う。
「何の制限もなくてラク〜ふわふわ〜ハッピー☆☆」みたいな自由に対する幻想をここで崩せたのはよかった。
不正解の選択はないことを学ぶ
当時は時間の無駄だとか、間違えた方を選んだとか思い込んで沈んでいても、振り返ってみればその選択が今の自分に繋がっていることってある。
身を以ってこれを学んだのは、入学後の専攻決めでのタイミング。入学前からこれを学びたいと思っていた分野があったのだけれど、「なんとなく(就職とかで)こっちのほうが役に立ちそう」という理由でそれまで全く考えていなかった分野に急遽変更してしまったのである。
いざ授業が始まると、びっくりするぐらいつまらなく感じた。それはもう世紀末かってくらい後悔した。今考えると本当にくだらないけど、自発的に留年でもしてやり直そうかと思うくらい末期症状だった(笑)
でも、それが反動となって「自分の力で大学生活を充実させよう」と決意して思いもよらない環境に出ることができたし、最終的にはキャンパス外含めた"大学生活で培ったもの"をその分野の卒論で自分なりにまとめることだってできた。
今はこの選択で大正解だったと思う。もしも入学前から気になっていた分野を選んでいても、大正解にできたんじゃないかなとも思う。
すべての成果物の先にいる"人"を想う
今ではこうやってブログ書いたり、ウェブメディアで執筆したりする機会もあるのだけれども、基本的にはレポート課題の執筆が大っ嫌いだった。
基本的に長い文章がニガテ。たいてい集中力がとぎれまくるのだ。
それでも単位は欲しい。どうするか。
黒幕として友人に執筆を委託することは小心者の私にとっては不可能だったので、やっぱり自分で書くしかない。
そんなときは、たとえレポートといえど読む側のこと(つまり教授)を思い浮かべた。この表現は読みやすいか。どうしたら「ほほぉ……」と一瞬でも唸らせることができるか。その先に誰でもいいから人がいると思うだけで、特段好きな相手でなくても頑張れちゃう。レポートに限らず、今では何かを書くときの基本ポリシーになっている。
これは決して自分ひとりで習得したわけじゃない。厳しい教授の指導のもとで習得できた部分も大きい。「自分の作った制作物によって、読んでいる相手の貴重な時間を使っている」この的をついたメッセージを嫌というほど徹底して伝えられたからだ。この場を借りて謝辞を述べたいと思う(卒論風)。
問題解決の超基本プロセスを習う
これから社会に出たら、嫌でも学んでいくことになるのだろう「問題解決」に対する考え方。社会人の皆様の足元に及ばないことは承知の上で述べるが、私は問題解決に関する一連のプロセスの基礎部分を、卒論の執筆活動を通して学ぶことができたと思う。
問題解決のプロセスの中でもっとも大切な部分は、「そもそも何が問題なのか(WHAT)」の論点を明確にすること。「問題をどう解決するか(HOW)」に大きく重点を起きやすくなるが、比重が偏りすぎるとかなり危険である。問題の本質を掴めていなければ、問題に対するアプローチ方法が的外れになってしまうからだ。
そのため卒論執筆では
問題定義→仮説の構築→問題に対するアプローチ方法の策定→実験→結論(執筆)
の順で進めていき、最初の問題定義にもっとも長い期間を使って推敲を重ねた。
この思考プロセスがビジネスのすべてのシーンで使えるとは思っていないけど、「問題の本質を見逃していないか」と随時自分自身に問うことは、今後も重要になってくるのではと思っている。
以上、大学生のときの自分が何を考えていたのか残しておくための忘備録でした。
どの道を選んでいたとしても、最終的には選んだ道に対する意味づけを自分自身でおこなわなければならないのだろうな。自分で意味を与えてしまえば、どんなことだって素晴らしい経験になるはずだと私は信じています。
差し色ピンクが鍵。ファッションに取り入れたい、春アイテムまとめ
2017年のファッションにおける流行色はピンクと言われています。
昔からピンクはレディースファッションに間違いなく欠かせない色でしたが、汎用性の高い白や黒、落ち着きのあるベージュやグレーなどの人気色の影に長い間隠れていました。
それが、今年はピンクの大復活年!
ふわっとしたパステルピンクや存在感を増すビビッドピンクまで、多くの洋服屋さんで見かけるように。ピンクをまとうだけで、今までなんとなく心の中に閉まっていた「女の子」の 部分を引き出してくれるような気がします。
ピンク色のアイテムは、やはり春に大活躍。春らしい桜のイメージを彷彿とさせ、トレンド感だけでなく季節感の演出も忘れません。
個人的に考えた、今年の春コーデにピンク色のファッションアイテムを取り入れる際のポイントとおすすめのピンクアイテムを厳選してまとめました。出会いの季節にウキウキしながら、とっておきのピンクカラーアイテムをうまく使っていきたいところですね。
ファッションにピンクをうまく差し込むポイント
部分的に使用する
当たり前といえば当たり前ですが、いくらトレンドだからといってファッション全体にピンクを使用するのはNG。トップスやズボンにピンクを使用したら、アウターは他の色で締め、落ち着きを与えましょう。
ただ、服にピンクを入れたとしてもバッグやヘアアイテムでピンクが重なっても大丈夫。やりすぎに注意すれば問題ありません。
「ピンクっぽい茶色」もトレンド感あり!
「どピンクはちょっと苦手……だけどトレンドは取り入れたい! 」なら、代わりにピンクに寄せた茶色のアイテムを使うのも◎。
光の加減でピンクにも茶色にも見えるアイテムというのも、最近では多くのショップで見かけることができます。ピンクと茶色の中間色なので、コーディネートの幅が広がるという点でもおすすめできます。
2017年の他のトレンドと組み合わせる
ピンクカラーに加えて、今流行っている他のキーワードをうまく掛け合わせればオシャレ上級者に。たとえば、柄でいえば花柄の刺繍、素材でいえばベロア素材が今季話題になっているので、ぜひ取り入れてみてください。
ピンクのファッションアイテムに合う色は?
ピンクは鮮やかかつ存在感のある色。春らしさ満開の華やかなコーディネートとして合わせるなら、明度が高く、彩度の低いカラーがおすすめです。明度が高いというのは明るい、彩度が低いというのは色味が薄いということを指します。
ピンクと特に相性のいいカラーは、たとえば以下の通りです。
・ベージュ
・水色
・白
ベージュのトレンチコート、水色〜青のジーンズ、白の鞄……といったものをピンクのファッションアイテムと合わせて使うと統一感があります。
【カテゴリー別】おすすめのピンク色ファッション
ピンクシューズ
春は足元からやってくる……。まず手始めにピンクを取り入れるなら靴がおすすめです。この季節なら、スニーカーやパンプスが合わせやすいでしょう。
パンプスはもちろん、カジュアルなスニーカーでもピンクを使えば上品に見えます。オンオフどちらも使える頼れるアイテムになるはず!
人気ブランド『adidas』のスニーカー。全体広がる華やかなピンク色で、足元から一気に華やかな印象に!
ブランド:adidas
オフィススタイルにも合わせやすい、淡いピンクのパンプス。足元をすっと美しく見せてくれます。
ブランド:nano universe
ピンクジャケット
アウターはコーディネートの顔といっても過言ではありません。これまでピンクを前面に出すことに抵抗があった人も、トレンドカラーとなった今年なら挑戦しやすいかも。
新たな自分とご対面、できるかもしれません。
春のアウターといえばトレンチコート。仕上がりが甘くなりすぎないのでピンクと合わせるに最適のアイテムといえます。
さらっと流行を着こなしてしまえるアイテムです。
ブランド:ray cassin
ピンクとはいえカジュアルにだって着こなせます。甘辛mixなテイストをお好みなら、ピンクカラーのブルゾンがおすすめ。また、今年のファッションのトレンドであるベロア素材を取り入れてみるのも素敵です。
ブランド:URBAN RESEARCH
ピンクシャツ
ピンクのファッションアイテムとしてもっとも使い勝手がきくのが、シャツ。季節を問わず身につけることができるのも嬉しいポイントです。袖部分をふくらませた「もり袖」やひらひらとした装飾がついた"ふわふわした"印象のアイテムが、今年の人気アイテム。
色だけでなく柔らかいフォルムも加えると、さらに女性らしさを際立たせることができます。
だぼっとしたサイズ感、ふっくらとした袖部分がオシャレ。デコルテを美しく見せるVネックもプラスして、もう満点のお洋服です。
ブランド:dholic
ピンクスカート
スカートなら、ここ数年人気の高いプリーツスカートを!美しく風になびく姿は儚さを感じさせ、春にぴったりのアイテムです。
ピンクのスカートに合わせるトップスは、対比のでる白や黒のシャツがおすすめです。
儚げに散る桜の花びら…そんな情景をイメージさせる淡いピンクのプリーツスカートです。やわらかな、女性らしい印象にグッと早変わり。
ブランド:NATURAL BEAUTY BASIC
クールビューティーに決めたいなら、体のラインが浮き出るぴたっとしたトップスにビビッドピンクのスカートを合わせて。ハリウッド女優のようなゴージャスの気分に浸れること間違いなし!
ブランド:ROPE'
この春は、ピンクを上手に取り入れたファッショに挑戦を!
いかがでしたか?コーディネートにひとつピンクカラーのものを入れるだけで、全体の印象が明るく、ふんわりと優しくなりますよね。
たとえトレンド感を意識せずとも、春の訪れとともにファッションに取り入れたいピンク。この春はぜひ挑戦あれ!
ラ・ラ・ランドからローマの休日まで。本当に美しい映画はただの夢物語に終わらない
2017年。ラ・ラ・ランド
アカデミー賞で何かと話題の『LA LA LAND(ラ・ラ・ランド)』。
やっとこさ、今日映画館で見ることができました。
映画冒頭から大迫力のミュージカル。その後も歌が始まるごとに、鳥肌が立っていたことを覚えています。
映画の中で感動ポイントがあちこちに散りばめられているから、見た人によって心に残るシーンや印象は異なるのだと思うけれど。
私個人が思う、ララランドの魅力は5つあります。
① 心揺さぶるミュージカル音楽、ジャズサウンド
これは言うまでもなく、ミュージカル映画としての、ラ・ラ・ランドの大きな魅力ではないでしょうか。
主演のエマ・ストーン、ライアン・ゴズリングを始めとするキャストの一体感、心地よいサウンドが観るものを一気に引き寄せます。
映画を見終わってから1日でサントラを20回くらいリピートする勢いでドはまりしました。
② ノスタルジックな情景描写
「古き良き」を愛するセブ(ライアン・ゴズリング)の所持品であるレトロな車やレコード。
華やかな色合いのドレスに身を包む女性たち。
たぶん西洋的な懐かしさが詰まった描写に、私は子どもの頃に思い描くディズニーランド並のキラキラ感を覚えたのでした。
③ 「夢」をテーマにした現実的な物語
大きな夢を追う2人の歩みを端的に追っていくストーリー展開。この映画の肝は、夢が叶う部分とそうでない部分がきちんと用意されているところ。
パーフェクトな夢物語で終わっておらず、現実的な着地点があったのが良かった。基本、映画に完ぺきなハッピーエンドを求めてしまう自分としては少し驚いたのと同時に、いい意味で心惹かれるエンディングになったのだろうと思います。
④ 巧妙なデジャヴ
映画の中では、「あれ、このシーンさっきもあったような……」という感覚を持つ場面がいくつかありました。ミア(エマ・ストーン)、セブ(ライアン・ゴズリング)それぞれの視点を入れ替わりで見せていく中で、ある交差ポイントが見えてくる。そこに気づいたとき、ラ・ラ・ランドの面白さにまた魅了されていくのでした。
また、映画内ではハリウッド映画全盛期である1950年代、60年代の有名映画作品のオマージュが隠されているそう。
この記事にも書かれているように、ラ・ラ・ランドを見た後に昔の作品を観るとまた新たな発見と感動がありそうです。
もう一回観に行く前に、数作品チェックしてから行こうかな。
⑤ エンディング前で見せる期待の幻
これは③に繋がるところなのですが、 映画では現実に着地する前に一回、主人公たちそして観ている私たちが期待したであろう"完ぺきな物語"を見せてくれます。
そこの見せ方が本当に素敵でした。やっぱり切なさもあるのだけれど。
1954年。ローマの休日
今から半世紀以上前、オードリーヘップバーンが主演を努めその名を歴史に残すこととなった名映画『ローマの休日』。
簡潔に説明すると、王族の女王アン(オードリーヘップバーン)がお城を出て街に繰り出し、新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)と恋に落ちる物語です。
ミュージカル映画でもないし、ストーリーもラ・ラ・ランドとは全く違うのですが、見た後の感触が自分の中で似ているように感じました。
それはきっと、同じ「懐かしさ」と完全に思い通りにはいかないけれど美しいエンディング。もしかしたら同じ感想は抱けないかもしれないけど、名作中の名作なので見ていない人はぜひ見て欲しいです。
そういえば、エマ・ストーンが『ラ・ラ・ランド』で一躍時の人になった姿は、『ローマの休日』が産んだ名女優オードリーヘップバーンに重ね合わせちゃうような……
本当に2人とも、美しいです。