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68歳、ヴィオラ弾き。ビール大好き。毎日元気。

浦安シティオーケストラ12月の定期演奏会の曲目決定

浦安シティオーケストラ、12月の定期演奏会の曲目が、12日(日)の運営委員会で決まった。

 

既にメイン曲は、3月の運営委員会でブルックナーの4番に決まっていた(最終候補、3曲(他にブラ3、シベ1)の中で一番やりたくない曲になってしまった)。

 

その後、前プロ、中プロについて、希望を募った上で12日の運営委員会で検討した結果、前プロがモーツァルトの「魔笛」序曲、中プロがハイドンの104番に決まった。

 

●浦安シティオーケストラ第62回定期演奏会

月 日 2024年12月1日(日)

指 揮 米津俊広

管弦楽 浦安シティオーケストラ

曲 目 モーツァルト 歌劇「魔笛」序曲

    ハイドン 交響曲第104番ニ長調「ロンドン」

    ブルックナー 交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」

 

魔笛」序曲は、私がこのオケに入団して最初に乗った1995年3月の定期演奏会の前プロだった。以後、2013年、2021年にもとりあげており、今回が4回目となる(個人としては、宇奈月オペラでも演奏)。

ハイドンの「ロンドン」は、2004年11月の定期演奏会の中プロで演奏しており、ちょうど20年ぶりの再演となる。ハイドンはとりあげることが少なく、他には2015年に100番「軍隊」を演奏しただけだ(個人としては、他に大学オケと津田沼ユニバーサル交響楽団で1回ずつ弾いている)。

ブルックナーも珍しく、2013年に4番、2022年に3番を演奏したのに続く3回目。4番は11年ぶりの再演である。米津先生には一昨年の3番を振っていただいており、米津浦安ブルックナーとして2回目でもある。

 

先にブルックナーが決まったことで、メインによる集客は、今回の「悲愴」のようには望めないのではないかと思われた。

そのため、前中でお客さまを呼べる有名曲をやった方がいいと考え、選曲にあたっては、シベリウスの「フィンランディア」とモーツァルトの40番を提案していたのだが、いずれも通らなかった。

全体としてはいささか地味なプログラムになった印象がある。

一昨年のブルックナーの3番の時の前中は、メンデルスゾーンの「ルイ・ブラス」序曲とライネッケのフルート・コンチェルトだったから、それに比べればまだいいかもしれないが。

 

ともかく決まった曲目をがんばるだけだ。3曲とも弾いたことがある点、多少は気楽に臨めるところがある。

 

※過去の関連記事

    12月の定期演奏会のメイン曲決定
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/03/08/123545

ちばマスターズオーケストラ練習日誌<2024.5.9> 合奏

9日(木)午後は、ちばマスターズオーケストラの練習。

当日はマンション専有部が9時から停電になるので、その前に家を出た。普段より早いので、時間調整しながら江戸川区総合文化センターに到着。

昼食は初めて3階のレストラン、百花百兆に入ってみた。

 

日 時 : 2024年5月9日(木) 13:00~16:45
場 所 : 江戸川区総合文化センターリハーサル室
指 導 : 本番指揮者K先生
内 容 : 弦分奏→合奏
曲 目 : 分奏:メンデルスゾーン(1~3楽章)

      合奏:メンデルスゾーン(1~4楽章)、ワーグナー
弦人数 : 7・7・9・4・0

 

今回の練習は、最初の1時間が弦分奏、その後合奏だった。このようなパターンは初めてだ。K先生による弦分奏自体初めてだと思う。

6月の本番、ヴィオラは団員7人で臨むと聞いていたのだが、その後違う判断になったようで、今回の練習にはエキストラの方が2人来られた。

私は、前半は4プルトの表、後半は2プルトの裏と決まっていて、これ自体に変更はないが、前半については1人プルトでなくエキストラのOさんという方と組む形になる。

(ファーストヴァイオリンとチェロにもエキストラの方が来られた)

 

分奏は、メンデルスゾーンの「スコットランド」を練習した。1楽章、2楽章、3楽章。

K先生から細かい指示がいくつもあった。

 

休憩の後、合奏に移った。

 

メンデルスゾーンを、1楽章から4楽章まで一気に通した。

その後、1楽章、2楽章、3楽章を返し練習。

 

再度休憩の後、ワーグナーの「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死。

近々ソリストとの合わせがあるからか、「愛の死」から練習した。テンポやダイナミクスの加減は実際に合わせてみないとわからないところがある。

その後、前奏曲も練習した。

 

次回は、16日(木)に弦セクションの自主練。少し前にヴァイオリンの自主練が行われたとは聞いていたが、ヴィオラやチェロも一緒の自主練には初めて参加する。

 

※練習往復に聴いた音楽

    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第3番

       ユジャ・ワンドゥダメル=ロサンゼルス・フィル

    ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番

       ワイセンベルクカラヤンベルリン・フィル

    ワーグナー 「トリスタンとイゾルデ前奏曲と愛の死

       ベームバイロイト祝祭管(全曲盤から)

    メンデルスゾーン スコットランド

       マーク=ロンドン響

    チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

       コパチンスカヤ=クルレンツィス=ムジカエテルナ

    ベートーヴェン エロイカ

       ケンペ=ミュンヘン・フィル    

    チャイコフスキー 悲愴

       バーンスタインニューヨーク・フィル(1986年録音)

 

マンション専有部分停電

9日(木)、居住しているマンションの変電設備更新に伴い、専有部分が停電した。

私のマンションは全部で6棟あり、昨年から順次この停電が実施されてきたが、いよいよ自分の棟の順番がまわってきたわけだ。

 

事前に届いた案内文書によると、9:00~18:00までの9時間、家の中の電気がすべて使えなくなる。

ここに住んで、今年の10月で39年になるが、これだけ大規模な停電を伴う電気関係の工事はちょっと記憶にない。

 

大変ではあるが、災害時の停電のようにいつ復旧するかわからないものではないのだから、事前に心づもりをして準備すれば良い。

案内文書の末尾に、「自宅にいないことも対策のひとつです」とある。確かにその通り。家にいて過ごすなら停電は不便だが、出かけてしまえば良いのだ。

(案内文書には、「住居内で電源の必要な生命維持管理装置などの医療機器を使用している方」は事前連絡を、と書かれている。停電による影響が深刻な事情を持つ人もいるだろうが、我が家についてはそれはない)

もともと妻は実家に用事があり、私も午後はちばマスターズオーケストラの練習がある。2人とも停電する前に家を出てしまうことにした。

 

事前準備としては冷蔵庫が一番問題だった。9日に向けて貯蔵を減らすようにして備えた。9時間ばかりの停電であれば、開け閉めを控えれば深刻な問題はないらしい。その意味でも出かけてしまってさわらないのが良い。

 

ということで、9日朝、抜けるコンセントを抜き、ブレーカーを落として家を出た。

 

ちばマスターズオーケストラの練習を終えて、妻より早く19時前に帰宅。

普段通りに各部屋の灯りがついているのを見て安心した。

 

日が長くなったとは言え、家の中に入ると暗い。

出る前に、玄関に置いておいた懐中電灯をつけて部屋に入る。ブレーカーを上げ、抜いておいたコンセントを差し込む。

 

あらかたの電化製品に問題はなかったが、唯一、ビデオ録画機だけ対処を要した。

停電したことで、日時の認識が飛んでしまっている。2024年5月9日の現在時刻に設定し直した。

録画予約も消えていた。録画を予定していた19:00が迫っていたので、急ぎ予約し直して録画スタート。

 

以後は元通りの生活。トラブルなく今日に至る。

 

50年ぶりの「琴櫻」

五月場所が始まった。

 

大関琴ノ若が、昇進2場所目の今場所から二代目琴櫻を襲名した。

琴櫻として初めて土俵に上がった初日の映像。

 

初代琴櫻は、昭和49年(1974年七月場所)の場所前に引退を発表。

同じその七月場所、横綱北の富士も、初日から2連敗した後に引退を発表した。

大鵬柏戸に次ぐ世代として横綱になった2人が、同じ場所に引退したわけだ。

 

初代琴櫻が最後に相撲を取ったのは、その1場所前の五月場所。初日から3連敗して休場している。

つまり、テレビの画面に「琴櫻」の名前が映し出されるのは、1974年五月場所(3日目)以来だから、ちょうど50年ぶりということになる。

 

1974年5月と言えば、私は大学入学に伴って、18年過ごした木更津の実家を離れ、小平市の下宿で1人暮らしを始めたばかり。

四畳半の部屋の白黒テレビで初めて相撲を観たのが、この五月場所だった。

 

50年。半世紀。

18歳だった私は2ヶ月後に69歳になる。

そして、翌場所引退する横綱琴櫻の孫が、50年後に大関琴櫻として土俵に上がるとは。

 

その二代目琴櫻は、大栄翔に敗れた。立ち会いから終始ちょっと腰高だったのが敗因か。

(それにしても、その初日、1横綱、4大関、2関脇が総崩れとは困ったものだ)

「第九」初演から200年

ベートーヴェンの「第九」の初演は、1824年5月7日。

 

今日でちょうど200年なんですね。知らなかった。

 

200年経っても全世界で聴かれていると、ベートーヴェン自身想像しただろうか。

 

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月間目次 2024年4月

2024年4月の記事、月間目次です。

 

桜が遅いですね
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/01/081503

 

2024年スポニチ評論家順位予想
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/01/084729

 

新国立劇場 トリスタンとイゾルデ
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/05/181454

 

ちばマスターズオーケストラ練習日誌<2024.3.28>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/05/194726

 

ちばマスターズオーケストラ 第34回ふれあいコンサート フライヤー
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/05/200515

 

浦安ユースオーケストラ練習日誌<2024.3.29> 本番前日GP
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/06/183354

 

浦安ユースオーケストラ第8回定期演奏会本番終了
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/06/193145

 

千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/06/232721

 

「ブギウギ」最終回の「東京ブギウギ」
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/085200

 

こんなカルテットはイヤだ!20選
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/090833

 

ちばマスターズオーケストラ練習日誌<2024.4.4> 今季最後の弦分奏
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/094745

 

晴れ風
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/100141

 

オーケストラ・モデルネ・東京第5回演奏会フライヤー
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/101350

 

サンデーモーニング」司会者交代
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/07/103323

 

浦安シティオーケストラ練習日誌<2024.4.7> トレーナー合奏
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/08/120616

 

4,000歩
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/09/103635

 

月間目次 2024年3月
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/19/222915

 

浦安シティオーケストラ練習日誌<2024.4.21> 初めて本番ソリストと合わせる
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/22/175246

 

今週のめざましじゃんけん・・・
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/26/094857

 

ウズベキスタン
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/26/100537

 

アイリーンという人が歌うオフコース「愛の唄」
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/26/122918

 

粟津則雄氏逝去
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/29/162310

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <参加まで>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/092419

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <初日:2024.4.10①>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/100848

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <初日:2024.4.10②>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/105457

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <2日目:2024.4.11>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/122540

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <3日目:2024.4.12>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/142207

 

「ながらの春 室内楽の和音楽祭」室内楽セミナー <最終目:2024.4.13>
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/151427

 

ちばマスターズオーケストラ練習日誌<2024.4.25> 午前定期総会 午後合奏
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/161525

 

浦安シティオーケストラ練習日誌<2024.4.28> まだまだ練習が足りない
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/171318

 

平林遼氏「恥は捨てたもの勝ち」
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/172601

 

茂木大輔先生の「エロイカ」ワークショップ分奏に参加
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/183237

 

ヴィオラを弾き始めて半世紀
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/194313

 

千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会の動画
   https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2024/04/30/194918

 

クァルテット・エクセルシオ結成30周年

いつも演奏会を聴きに行き、最近ではご指導もいただくことがある、クァルテット・エクセルシオが結成30周年を迎えた。

 

3月21日(木)、これに伴う記者会見が行われたので、そのレポート記事(ぶらあぼ)と、動画を貼っておく。

 

ebravo.jp

 

www.youtube.com

 

新シーズンの演奏会にはどれも行きたいと思っているが、とりわけ、フィリップ・グラスハイドンセットが楽しみだ。

 

千葉県少年少女オーケストラ第28回定期演奏会の動画

3月31日(日)に聴きに行った、千葉県少年少女オーケストラの定期演奏会YouTube動画。

確認していないが、おそらく千葉テレビで放映されたのと同じものだろう。

 

youtu.be

 

今年いっぱいで引退される井上道義さんと少年少女オケ最後の共演。

 

   ヨゼフ・シュトラウス ワルツ「天体の音楽」

   J.S.バッハ(齋藤秀雄編曲) シャコンヌ

   ベートーヴェン 交響曲第5番ハ短調「運命」

   [アンコール] J.シュトラウスⅡ ポルカ「雷鳴と電光」

 

いつもながらの見事な演奏をご視聴下さい。

ヴィオラを弾き始めて半世紀

2024年も今日で3分の1終わる。まったく時の経つのは速いものだ。

 

2024年、ということでふと思い出した。1974年、大学に入学して、今年でちょうど50年、半世紀になるのだ。

 

ということは、入学後、管弦楽団に入部して初心者としてヴィオラを弾くようになって半世紀でもある。

 

大学での勉学が、広い意味で今日の私という人間の礎になったのはもちろんだが、今の生活においてヴィオラ演奏が大きな柱の1つであることを考えると、こちらの方がより具体的な意味で「半世紀」の感慨を迫ってくる気がする。

 

1974年4月(何日だったか忘れたが)、大学の入学式の時、18歳の私が管弦楽団の勧誘デスクに顔を出したのが、すべての始まりだった。

オーケストラの楽器でできるものが何もなかった私。「ヴィオラかチェロなら初心者でもすぐ演奏会に乗れるよ」と言われて、重たそうなチェロでなくヴィオラを選んだ。それが50年の始まりだった。

 

団の楽器を借りて、経験者の先輩に、弓の持ち方、音の出し方から教わったのだが、1974年の今日、4月30日現在、私は既に楽器にさわっていただろうか。月末なのだから、たぶんもう入部していたはずだと思う。

 

秋の定期演奏会で、ヴィオラデビュー。サン=サーンスの「アルジェリア組曲」とシベリウスの2番が私のデビュー曲だ。

 

翌1975年、先生について習うことになり、その先生に紹介してもらって自分の楽器を購入。

 

卒業後しばらくして楽器から離れてしまい、もう一生ヴィオラは弾かないだろうな、とまで思っていたのが、大学オケの先輩から突然の誘いを受けて、今の所属オケである浦安シティオーケストラに入団。39歳にしてヴィオラ演奏に復帰した。

 

以後、今日に至る。

昨年6月の会社生活リタイア後は、改めてヴィオラを学び直すべく、さまざまな努力を始めている。

 

ということで、「ヴィオラを始めてから半世紀」。

途中、16年のブランクはあるものの、18歳だったあの時、そして間もなく69歳の今、ヴィオラが自分の生活の核にあること。

やはり大きな節目の感慨がある。

 

ヴィオラに出会う以前の楽器歴も含めて、あれこれやらせてくれた亡き両親、そして今のヴィオラ弾き生活に理解を示し助言もしてくれる妻に、改めて感謝したい。

 

※過去の関連記事

    音楽「自分史」~ヴィオラとの出会い
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/16718683
    音楽「自分史」~ヴィオラ事始め
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/17478028
    音楽「自分史」~大学オケ時代、卒業
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/18278004
    音楽「自分史」~人生を変えた電話(浦安シティオーケストラへの入団)
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/22152259
    オーケストラデビュー曲~「フィンランディア
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/64733539
    音楽「自分史」~中学時代のことなど(ピアノ、ヴィオラ以外の楽器歴)
       https://naokichivla.hatenablog.com/entry/2020/12/30/174650

茂木大輔先生の「エロイカ」ワークショップ分奏に参加

28日(日)は、浦安シティオーケストラの合奏が終わった後、東陽町に向かった。

茂木大輔先生のベートーヴェンワークショップの分奏に参加するためだ。

 

茂木先生のワークショップには、昨年7月の第1回に参加した。7番がテーマ曲だった。

大変勉強になったことや、ホルンのJさんを中心とする行き届いた運営に感銘を受けたことで、次の機会があれば是非参加したいと思っていた(ベートーヴェンの9曲を全部やると聞いている)。

 

第2回目として「エロイカ」をテーマ曲として開催するとの案内を受け、一も二もなく参加申込をした。応募者が多く、参加がかなわない人もいたようだが、幸いにも昨年に続いて参加させてもらえることになった。

 

 

指導者は以下の通り。

・指揮者:茂木 大輔 先生
・ゲストコンサートマスター:猶井 悠樹 先生
・ゲストセカンドヴァイオリン:村尾 隆人 先生
・ゲストヴィオラ:中村 翔太郎 先生
・ゲストチェロ:西山 健一 先生
・ゲストコントラバス:岡本 潤 先生
・ゲストフルート:山本 葵 先生
・ゲストオーボエ:和久井 仁 先生
・ゲストホルン:熊井 優 先生

弦楽器5パートのトップは、全員N響の楽員である。

 

ワークショップは、3ステップで構成されている。

 

①オンライン勉強会 2024年4月12日(金) 20:00~22:30

茂木先生が講師。ボリュームのある資料も茂木先生が作成。

※Zoomを使っての開催だったが、当日は、「ながらの春 室内楽の和音楽祭」の室内楽セミナーに参加して家を空けていたので、後日アーカイブ動画を視聴した。

 

②分奏(任意参加) 2024年4月28日(日) 18:00集合、18:30チューニング~21:15終了予定 (江東区文化センター)

※これが今回参加した分奏である。

 

③ワークショップ 2024年5月12日(日) 9:00集合、9:30チューニング~21:00終了予定 (古石場文化センター)

 

分奏の会場は初めて行くところだったが、東陽町駅からほど近い。迷わずに行けた。

 

見えてきた。

 

そうか、ここは補選東京15区なんだ。この日が投票日。

 

着いた。

 

弦は2階のサブ・レクホール、管は3階の大研修室。

 

18:00~21:15の前半は、弦は茂木先生の指揮、管はゲストの先生方の指導。後半は茂木先生が管の部屋に移動され、弦はゲストの先生方の指導となる。

 

18時前、サブ・レクホールに入室すると、既にセッティングが進行中だった。

 

今回のワークショップ、ヴィオラの受講生は10人。ゲストの中村翔太郎先生を加えて11人となるが、全員が今回の分奏に参加した。

席順については、事前に運営からアンケートがとられ、表裏、前後の希望を出せるようになっていた。私は希望なし「おまかせ」で意思表示していた。

アンケートの結果を踏まえ、4通りの席順が通知された。

   ①今回の分奏 ②5月の全奏・朝コマ ③昼コマ ④夜コマ

それによると、私は①では1プルトの裏、②5プルト裏、③3プルト裏、④5プルト裏、とされている。アンケートでトップサイドを希望した人は、1コマはその席で、後ろを希望した人以外は、1コマは1~2プルトで、さらにコマごとにプルト表裏の組み合わせは全部変える形での配置とのこと。

私はトップサイドを希望していないが、後ろも希望しなかったので、1コマは1~2プルトで、の原則から、今回の分奏はトップサイドで中村先生の隣となった(なってしまった)。

 

椅子が並べられたので、トップサイド席に座る。

弦の参加者は59人と聞いていたが、その人数にはやや手狭な感じの部屋だった。

 

開始時刻の少し前に、茂木先生と運営のJさんが入室。

 

定刻になり、格別の開講セレモニーはないまま、音出しとなった。

このワークショップの譜面台は、1人1台とされているが、1プルトについては私の楽譜を中村先生と2人で見る形で弾いた。

 

1楽章から。

 

事前に聞いていた茂木先生のテンポは4分音符=162~168とされていて、相当速い。

ついていけるかと思っていたが、中村先生にひきずられるように何とかくらいついていった。

再現部まで行ったところで止まって、曲頭に戻って返し。

ボウイングは事前にもらっていたが、中村先生が変更するところを随時書き込んで下さる。その内容は、2プルトに伝え、以下後ろに伝言ゲーム。

 

2楽章から4楽章までは、時間の関係で、飛ばしながらの練習になった。

前回もそうだったが、練習記号を示す際、茂木先生は「伊東四朗のI」とか「カトちゃんペのP」とかの言い方だった。

 

2楽章までは何とかがんばれたが、ずっとしゃかりきになって弾いたら、後半2つの楽章は疲れてきてしまい、集中がとぎれた。

5月の時は1日長いし、少しペース配分も考えないといけないな。

(翌29日(月)の朝起きたら、背中とお腹が張って呼吸が楽にできない。がんばって弾きすぎたからのようだった。背中に湿布を貼って午前中は横になって過ごした)

 

20時頃、茂木先生が管の指導に移動され、15分休憩。

以後は、ゲストの先生方による練習となった。コンマスの猶井先生が進行されるが、他の4先生も随時指示や意見などを出された。うらやすシンフォニエッタでのクァルテット・エクセルシオの先生方の練習のつけ方と似た感じだった。

 

2楽章と4楽章のそれぞれ要所を練習した。

 

せっかく中村先生の隣に座れたので、先生の弾き方をできるだけ見て、合わせて弾くように努めた。

先生の音はとにかく大きい。弾いていると、何だか自分も弾けているような(笑)気がしてしまうが、そこは勘違いするとまずい。

2週間後の全奏に向けて、特に今回あまりやらなかった後半2つの楽章を中心にさらいたい。

 

21:15頃、あっという間に分奏終了。短かった。もっと長ければいいのに、と思いながら中村先生にご挨拶して会場を後にした。

昨年の7番の時は、このような事前分奏はなかった。また、全奏の時間も今回の方が長いので、全体としての練習時間はだいぶ長くなった。念入りに仕上げられることだろう。

全奏の日は、浦安シティオーケストラの練習は欠席する。浦安は本番2週間前というタイミングなので、欠席は問題だが、こちらの学びの場も大切にしたい。

 

※分奏往復に聴いた音楽

    オフコース FAIRWAY

    オフコース Three and Two

    オフコース We are

    オフコース I LOVE YOU(アルバム)

    オフコース NEXTのテーマ -僕等がいた