9本目。チームラボ×有田
有田焼、連投になってしまうけど、
有田焼を紹介する映像をチームラボが作ってたから紹介したい。
ARITA EPISODE 1(1616-) - YouTube
映像で表現するメディアアートと
人の手で表現する工芸
こんなふうに、お互いがうまく共存できたらおもしろいことが出来そう。
8本目。有田焼からのアリ。
今日は行ってきた展示の話から。
【明治有田 超絶の美ー万国博覧会の時ー】
前期9月24日〜10月30日
後期11月1日〜12月4日
1800年代、19世紀の有田焼を紹介している。
ちなみに19世紀のヨーロッパは最も華やかな時代だったとも言われている。
サブタイトルにもある、万国博覧会を開催することは国が栄えていることの象徴としていたらしい。
で、今回紹介されているのはその万国博覧会に出品されていた作品を含めたものが展示されている。
ここにあるのは精密な絵付けと陶工の技術がつまった作品。
色絵竹林文耳付花瓶(1879年〜80年頃)
すっごい細かい。
どうなってるんだよこれ…。
色の組み合わせセンスが良すぎ。
あと個人的に萌えたのがこれ。
脚かわいい…
胴長くて脚短い…
歩きそう…
いきものみたい…
もちろん、歴史や工程、想いを考えながら
楽しむのもいいけど
難しく考えずに
自分のココが好き!
お気に入りポイント見つけながら作品探すのもいいかも。
あまりに近くで見たくてガラスに頭ぶつけたのはここだけの話。
ちゃんと拭きました。スミマセン。
個人的に有田焼って今右衛門・柿右衛門あたりを意識して観ることが多かったので、今回は有田焼全体の歴史と作品を見ることができて新鮮だった。
さて、
家に帰ってきた。
今日は興奮し過ぎて疲れた。
早くパジャマに着替えよう。
ズボンを脱ぐ。
なんかくすぐったい…
ほくろ…
いや、ふくらはぎを登っていく蟻。
アリ。
アリ…?
アリ。
え、どうする…
どこから連れて帰ってきたんだ?
ずっとズボンの中で飼ってたのか?
てかティッシュ…
ズボン履くか…
いや、履いたらアリズボンの中でまたどっか行く…
下手に動くとアリが部屋に落ちる…
んなことしたらきっと仲間呼んで砂糖とかに群がって大変なことになる…
どうしよう。
どうしよう。
どうしよう。
ズボンを下ろしたまま、わけのわからん格好で
アリを落とさないように、すり足しながら気持ち悪い歩き方でティッシュまで移動。
シャッ。
捕獲。
ふぅ…。
まいったぜ…。
なにしてるんだろう…。
虚無感に襲われる。
戦った…一人で戦った…。
その結果この格好で移動せざるを得なかった。
お疲れ自分。
そもそも虫って外にいる分には何も感じないのに、家に入ってきた瞬間、ものすごい嫌われ者になるんだろう。
ゴキブリも、ハエも、アリも。
不思議。
おやすみなさい。
7本目。ふぁっしょん。
困ったことがある。
SNSでの英語のコメント。
最近やっと使い方に慣れ、
ハッシュタグ#を付けると、それぞれの共通したページ飛べることがわかった。
こなれた感じで付けまくる。
そうするといろんな人からいいねが付く。
そこまではいい。
コメントもくる。
いろんな人からコメントがくる。
いろんな人っていうのは、いろんな国の人。
「wow!!!」
………………。
(うーわ、どうしよ…)
(yaeh!!!とか返せばいいのか?)
(てかアカウントへ飛んでみたらすげぇイケイケのピチピチの服着たおねぇちゃん…)
(wow!!!に対してyaeh!!!って意味わからんし、ちゃらいし、とりあえず頭悪そう…)
考え考え考え、、、、、
ンンンンンンンンんアァァッ!!!
放置。
世界とうまく繋がりたひ。
たまに絵文字でコメントしてくるのも困る。
「✨✨✨」
(ん…英語じゃなくて絵文字…)
(ハートとかしておくか?)
「❤️❤️❤️」
(雑…?)
(キャラ違うし…きもい…かな。)
実際返してみたらあれだろ、
期待してた反応と違う…
とか言うんだろ。
そんな都合のいい女になりたくないな。
普段から絵文字を使い慣れていない。
よって、絵文字だけで表現されるのは私にとっては苦痛以外のなにものでもない。
文章があってなんらかの脈絡があっての絵文字はいい…!いいんだ…!
ようは
気持ちは言葉で伝えましょう。
以上。
モードとインテリアの20世紀展
〜ポワレからシャネル、サンローランまで〜
モードとインテリアの20世紀 ―ポワレからシャネル、サンローランまで― | 汐留ミュージアム | Panasonic
9月17日〜11月23日迄
20世紀、世界で最もファッションのデザインの移り変わりが激しい時代だったという。
ポワレからシャネル、サンローランまで時代とともにファッションが変貌していったかを紹介している。
島根県立石見美術館の館長、澄川さんが話していた。
「どうか手技を忘れないでほしい。いつの時代も人の手で作られ、新しいものが生み出されている 。」
印象的だった。
ものづくりにはやはり、人の手が必要だ。
また、私がこの展示で心奪われたのは当時のファッション誌。
1912年創刊のファッション誌
「ジュルナール・デ・ダーム・エ・デ・モード」
ジョルジュ・バルビエ
もう一つはこれ。
こっちも、1912年創刊のファッション誌。
「ガゼット・デュ・ボン・トン」
アンドレ・マルティ
どちらも色鮮やかで華やかで、どこか色気がある。
ちょっとシノワズリの要素も入っているからちょっと馴染みやすい気もする。
すごく、安易な考えなんだが、
フランスでパリコレって言うが、
100年前からこんなおしゃれなファッション誌を作っていたと思うと、なんとなく、わかる気もする。
あまりに絵がかわいいので、
うわこれポストカードほしい…
あるかなあるかなあるかな…
あった。
ありがとう。ありがとう。
あした、どんなおしゃれをしよう。
おやすみなさい。
6本目。茨城特集。
最近、仕事中履いている革靴の小指部分が貫通した。
革を突き破った。
生まれつき足の親指が異常にデカい。
恐らく、親指のデカさに追い詰められた、小指が本気出したんだと思う。
辛かったよな、ごめんな小指。
不毛な話だ。
毛を生やすために茨城行ってきた。
茨城伝統工芸展
9月8日(木)〜13日(火) 西武つくば店
陶芸・漆芸・木竹工など様々な工芸作品が展示されていた。
こういう展示って目で鑑賞するイメージがあるが、以外と聞いてみると実際に手にとって見ることができたりする。
初めての質感、形状、重さ、聞きたいことがたくさん出てきた。
<ちなみに茨城といえば…>
素人からすると関東で焼きものというと、
どうしても益子焼が出てきてしまうが、
茨城には笠間焼があるのをご存知だろうか。
江戸時代から益子焼と並んで、
関東の陶器(いわゆる土もの)の窯産地となっている。
調べてみたら
毎年ゴールデンウィークには
陶炎祭(ひまつり)
という、超絶おもしろそうなイベントがあるじゃないか。
各窯元や陶芸作家が出店してるらしい。
このようなお祭りには素晴らしい点がある。
①自分だけの器に出会える。
一つの器に対して思い出がくっついてくる。
実際にその器を作った作家さんの思いや、おすすめの使い方を教えてもらうとより愛着がわいて、想像が膨らむ。
③百貨店やデパートで販売されているものよりも安く、ほんものの器が手に入る。
仲介が入っていないのはもちろん、たまにB級品でわからないくらいの傷や規格外の形のものが安く販売されていたりする。
③これだけ多くの窯元や作家の作品をまとめて見ることができるのは、このような陶器市くらい。
あとこのイベントが開催されている
笠間芸術の森
敷地内には普段も楽しめる施設がある。
①茨城県陶芸美術館
茨城県陶芸美術館 Ibakaki Ceramic Art Museum
②なんかすげー楽しそうなアスレチック
なにこれ。滑りたい。
来年のゴールデンウィークはもちろん、
お休みの日にどうだろうか?
今年4月には笠間陶芸大学校が開校した。
ここに学びに来ている学生は高校を卒業した人はもちろんだが、会社を辞めて来る人や、芸大出身者など、さまざま。
伝統工芸を繋ぐために集まっている。
こうやって地域が協力し、工芸を繋ぐための学びの場を設けているのは素晴らしいと思った。
そんなわけで今回は茨城特集。
まだまだおもしろそうなところがありそうなのでまた来るとしよう。
5本目。イタイイタイの飛んでく展示。
ここ最近お腹痛い。
幼稚園の時にとんがりコーンとコーラ飲みじゃくって車の中で踊ってて吐いたときと、便秘だからってトマトジュースと牛乳を一緒に飲んだ日の通学電車くらい、、、
お腹痛い。
常に緊張感を持ちながらいろんな展示行ってきた。
DMM.プラネッツ Art by teamLab
DMM.PLANETS Art by teamLab | July 16 - August 31, 2016
お台場 8月31日迄。
これは絶対に行くべし。行かないと後悔する。
まず靴を脱ぐように指示される。
ここからは言わないが、
五感で楽しむデジタルアートの世界。
光を自由自在に操っていた。
よく音楽ライブでなる現象だが、終わった後に暫く放心状態になって言葉が出てこない。
「すげぇ…あぁ…すげぇ…やばい…」
人は興奮状態になると、とても頭の悪そうな発言しか出てこなくなる。
あとは一つ注意しておく、、
一人で行のは危険。
「わっなにこれ、えっ、ははっ。笑」
これを一人でやるほど身を削るものはない。
誰か…一緒に笑って…
楽しければ楽しいほど寂しい…つらい。
心優しい後輩が一緒にいてくれて感謝した。
4年前、あるイベントでチームラボの猪子さんの話を聞いたことがある。
今見ると面子が猪子寿之さん、森本千絵さん、隈研吾さん、KIKIさん、多分今後ない組み合わせ。
遅刻して更にちょっと軽い感じの話し方(っすよー。的な)をするのだが、考えてることが卓越していて、ただ、アートでみんなを元気にしようぜうぇい!とか軽い感じではなくて、日本の社会情勢のことまで考た上で今後自分がデジタルの文化を広げたいってことを言っていた。
あ、この人天才的な変態なんだ、、、
感激した覚えがある。
まさに今回はその時言ってたことを体験させてもらった。
みつあみ展
臼田あさ美の写真展を開催 奥山由之らが撮影した作品が一堂に | ART | LIFE | WWD JAPAN.COM
青山 8月28日迄
奥山由之、川島小鳥、藤田一浩の3人の写真家が女優、臼田あさ美を撮るとどうなるか。
一人のひとを違う写真家が撮ると写真の温度、表情が全然違う。それがおもしろい。
また臼田あさ美の無邪気だけど、ふとした瞬間にオトナの表情をする姿に吸い込まれそうになった。
こども+おとな工芸館
ナニデ デキテ ルノ?
竹橋 9月8日迄。
夏休みということで、こどももおとなも工芸について考えてみよう、一緒に観てみようっていう展示。
工芸品って、そもそも何でできてるの?
こどもと同じように大人だってわからないことはある。
きっかけとして行ってみるのはどうだろうか。
個人的なおすすめとしては展示後半に出てくる、齋藤敏寿(陶芸家)さんの陶のオブジェ。
これがめちゃんこかっこいい。
今にも動き出しそうな
今にも襲いかかってきそうな
ガシャーン、ガシャーン、、、
そんな音が聞こえてくるような躍動感がある。
素材としては陶土・たたら成形ってあったけど
あれだけの重厚感ある作品どうやって運んでどうやって組み立ててるんだろうか。。
すげぇ聞きたい。。。
聞けたら載せたい。
竹橋駅からこの工芸館に行くまでに建築オタとして興奮するスポットがあった。
まずはデデン!
突如現る丸い建築。
からのドン!
国立近代美術館
前川國男設計
この人は世界三大建築家の一人、ル・コルビジェ(わかりやすいものだと国立西洋美術館)の弟子として学んだ後、戦後の日本建築界を引っ張っていく人。代々木体育館をつくった丹下健三も前川國男建築設計事務所出身。
まわりをくるくる見ながら散歩がてら行ってみては。
4本目。シン・ゴジラと獺祭と益子焼と。
そういや昨日、シン・ゴジラを観てきた。
簡潔に言う。
大人の映画。面白かった。
ゴジラ好きの人からすると、マニアックな部分をくすぐられるらしい。
初心者だけど面白かった。
ちなみにうちの会社はゴジラの口から出る放射能のビームによって1秒足らずで破壊された。
ゴジラすげえ。こぇぇ。
からの映画館出たら台風。
強風と雨。
なんも感じねぇ…。
ゴジラが脅威的過ぎて台風がくしゃみ程度に感じる。。
雨超気持ちいい…。
傘さすの馬鹿らしくなってきた。
ゴジラすげぇ。。。
ゴジラは台風の前に観るとすごい体験がおまけで付いてくる。以上。
そういえば初めて日本酒をもらった。
山口県岩国市でつくられる 「獺祭」
大人になった気分。
緊張して開けられなかったけど今日こそ。
そして3年前に益子陶器市へ行き、初めて焼きものデビューで購入した濱田窯のぐい呑が活躍する日が来た。。
ちなみに益子陶器市秋もやるみたい。
11月3日(木)〜11月7日(月)
とくとくとく。。。
おぉ。。。
いちいち感動する。。
お酒の味、、まだよくわからないけど、
美味しかった。
好きな器と一人酒しちゃったのと
いろいろ含めて美味しかった。
ぐい呑見ながらなんでこれ買ったんだっけとかあの日暑かったよなぁとか思い出す。
よく見て買ったうつわってひとつひとつ一緒に思い出もくっついてくる。
思い出しながら、眠い。
あまり強い方ではないので、、
おやすみなさい。ぐう。
3本目。やきものって。まぁ、ヨーグルトでも飲みながら
お盆。墓参りに来てる。
じいちゃんを乗せて兄が車で駅まで迎えに来た。
ヨ。。。
サイズ。。。
だめだ…
もともと兄とは性格があまりに違い過ぎて、常々理解出来ない部分はあったが、特大サイズのヨーグルトを常飲する、私の想像の斜め下からバウンドして遥か上をいく兄とは今後も理解し合うことが難しいと確信した。
さておき、2本目で紹介した
「東洋・日本 陶磁の至宝展」
興奮気味に書いたけど、
やきものって素人にはちと…
っていう話があったので少しでも興味を持ってもらえるように砕いて話したい。
やきものって大きく分けると2つ。
・うつわ
・オブジェ
最初は器に沿って話していこうと思う。
私もまだオブジェに関しては勉強途中なので、今後少しずつ書いていけたらと思う。
清水焼の叶松谷さんの器で紹介すると
ちょっとわかりやすいかもしれない。
この作家さんは使う人をおもてなしする器を作る。
古染付 松竹梅 小蓋物。
器部分には 松と竹の絵付。
蓋部分には 梅の絵付。
ぜーんぶおめでたい柄だから、
お家でおめでたいことがあった日、
お正月なんかに使ってもいい。
蓋を取ってみる。
なに入れる?
煮物。
おしるこ。
お吸い物。
ご飯少なめだっていい。
蓋を見てみる。
なにいれる?
お漬物。
お醤油。
ぐい呑として日本酒をクイっと。
また戻ってみる。
茶碗蒸しなんかもいいかもしれない。
ちょっとわくわくしない?
一つのうつわからいろんな想像が広がる。
そのまま飾っていても絵付けに惚れ惚れする。
ただいろんな方法で使ってあげるのが本望。
器は出会い。
洋服と一緒なのかもしれない。
このブランドの服のデザインが好き。
この陶芸家さんの作品のかたちが好き。
この洋服のサイズ感が自分の体型に合ってる。
この作品は自分の生活にあってる。
この白シャツと黒パンツ合わせよう。
家にある竹のお盆にこの器を合わせよう。
そんな感覚と一緒。
もちろん一目惚れもあり。
お気に入りの洋服を着た日は少し気持ちがいいのと一緒で、お気に入りの器を使って食べた料理やお酒はなんだか美味しく感じる。
こんな感じで自分も勉強しつつ、少しずつ紹介していきたい。