水草レイアウト水槽立ち上げ十六週目
立ち上げ16週目の30CUBE水草水槽の様子
立ち上げから約4ヶ月。概ね理想の水景になってきました。
前景
グロッソはまだ葉が大きく、疎らですがショートヘアーグラスが前景のメインなので良しとします。グロッソは疎らな感じが雑草感があって良い仕事をしている気がする。
前景と中景の間の層のアヌビアスナナ・プチが良いアクセントになってくれています。アヌビアスと言えば苔、しばらくは苔に悩まされていましたが苔対策を行ってからはナナプチや他の水草の苔問題は解消されました。
水草の苔問題は解決しましたがCO2の耐圧チューブやブランチウッドに着いているヒゲ苔は見なかった事にしてください。
中景
ブセはグリーンウェービー、クアラクアヤン共にほぼほぼ溶けてしまって写真には写っていないですが、まだギリギリのところで生きています。
中景は毎度お馴染みのハイグロフィラ・ピンナティフィダがあちらこちらにランナーを出して匍匐しています。もう毎回カットしないとほんとピンナティフィダ水槽になってしまう。ただここのスペース寂しいなって所に匍匐してくれるので優秀。
後景
中景でもある葉の長さが出てきたミクロソリウム・セミナロー。長さはこれぐらいで良いので、もう少し量が欲しい。
ボルビティス・ヒュデロティは苔も生えることも無く成長はしているものの、配置した位置が悪かったのか、あまり目立ちません。成長が遅い水草だから気長に待たないといけない。
コンテストに出す水槽なら無理やり位置を変えて撮影していただろうな。
終わりに
コンテストといえば、世界水草レイアウトコンテストの締め切り日が今月末と残りわずかになってきましたね。
コンテストに応募する作品はブログなどで公開してはいけない為、この30CUBE水槽は応募できませんが、締め切り寸前まで作り込む方はとても神経を使う時期ではないでしょうか。
撮影の際なんかどれほど妥協しようと思った事か。
今年はコンテストには応募はしませんが、近々ホースやガラスパイプの掃除をしようと考えているので、その際にコンテストに応募する気持ちでこの30 CUBEの撮影をしてみようと思っています。
いいの撮れたら応募してみようかな‥(冗談ですすいません)
水草レイアウト水槽立ち上げ十五週目
立ち上げ15週目の30CUBE水草水槽の様子
同じ組織培養のピンナティフィダでも縦に伸びるものと匍匐するものがあるから面白い。
グロッソは場所がないからか、光が足りないからか、殆どが縦に伸びています。
雑草みたいで良い雰囲気だけども。
ここにきてミクロソリウム・セミナローの葉が長くなってきました。
今のレイアウトだとこれ以上長くなるのは違和感が出そうだから出来ればこれぐらいにしておいて欲しい。
ボルビティスヒュデロティは流木の後ろに石に着けて配置していますが、存在感があまりない。
まだまだこれからなのかもしれませんが、一定から成長していない気がします。
そろそろ4ヶ月目。
長期維持を考えて陰性の水草を多めにしたけど、リセットしたい気持ちに少しなっています。
今の雰囲気好きだからもうちょっと様子を見てからにしよう。
水草レイアウト水槽立ち上げ十四週目 ミクロソリウム、根茎だけにして正解だった
立ち上げ14週目の30CUBE水草水槽の様子
グロッソが元気に成長していますが、匍匐しているものもあれば縦に伸びているものも。
葉が大きいので、しばらく様子を見てヘアーグラスと共にがっつり刈り込んでやろうと思います。覚悟しておけっ
立ち上げ時、丸裸にしたボルビとミクロ
ボルビティスやミクロソリウムは、最初に葉をカットし根茎だけにした方が全体的に綺麗に育つとよく聞きます。
正直最初にカットして入れようか迷いましたが、結構な金額だったのでいきなり全切りは躊躇ってしまいボルビとミクロは購入したそのままを流木に付けて配置しましたが、ミクロの葉が長くバランスが悪かったのですぐに取り出して新芽以外の葉っぱを断腸の思いでカットし、ほぼ根茎だけに。
当初はこんな感じ。品祖。
こんなに刈り込んじゃって良かったのかなって少し後悔したぐらいです。
ボルビは経験があったのであまり心配はしていませんでしたが、ミクロは初めてでした。
活着してからの成長
しばらく動きがなかったので不安でしたが、1ヶ月経過した頃ぐらいから成長のスピードが上がったので、流木に活着し始めたのがその辺りだと思われます。
水質改善を行なったのもその頃なのでこれも成長に関係しているかもしれません。
水草の動きに浮かれている過去記事。
上から見るとモリモリしてきているのが分かります。
まとめ
時間はかかりますがほぼ根茎だけにしても元気に成長しています。
葉の裏にこんなに気泡が。
光合成してる〜。
水草レイアウト水槽立ち上げ十三週目 日々のメンテナンス
30CUBE水槽での水草レイアウト水槽立ち上げから13週目を迎えました。
今回はこの水槽で行なっている日々のメンテナンスについて書きたいと思います。
毎日のメンテナンス
朝起きて家族におはようの挨拶を済ませてまず最初にする事。
カリウムの添加
毎日ワンプッシュ。気分がノった時はツープッシュ。
生体への餌やり
照明の点灯や、CO2の添加、エアレーションは全てタイマーで管理しているので、毎日やることといえばこの朝のカリウムの添加と夜の生体への餌やりのみです。
週一のメンテナンス
換水する前に、
ADAプロレイザーでガラス面のコケ掃除
意識高い系スクレーパーのADAプロレイザーでガラス面についた苔を落とします。
プロレイザーほんと便利。ネイチャーアクアリウムのマストアイテム。
水草のトリミング
苔がつきやすいので枯れた葉や古い葉をカットして取り除き、水草をトリミングして整えていきます。
とはいえこの30CUBE水槽では有茎草は少なく、毎週恒例となっているハイグロフィラ・ピンナティフィダと、最近勢いづいてきた縦に伸びているグロッソスティグマをトリミングするぐらい。
ピンナティフィダは中景草(レイアウトの中間層)として使用しています。
成長が早く、1つ前の写真のように縦に伸びてきますが、コンスタントにトリミングする事で低く小さくたもつ事ができます。
新芽の赤色が綺麗。
このように匍匐する脇芽も出るので、前景から中景のアクセントにもなります。
グロッソは縦に伸びているモノをカットし、空いているスペースに挿し戻しします。
水草水槽を始めた頃から長年使っている水作のマイフェイバリットピンセット。
換水
現在は水質も安定しており、生体が落ちたり、苔が爆殖する事もあまり無いので、換水は週に一度3分の1。
カルキ抜きに加え、水道水のペーハーを調整する為、このテトラPH/KHマイナスを換水の水にほんの少し入れます。
結構下がるので量には注意してください。生体がペーハーショックしてしまいます。
リバースリキッドフレッシュ
そして最後に苔対策と水質調整にリバースリキッドフレッシュを添加。
これとカリウム添加のお陰か、ガラス面には苔がつきますが水草の苔は随分マシになった様に思います。
メンテナンス後の立ち上げ13週目の水槽の様子
まとめ
日々行なっているメンテナンスはこんな感じです。
これに加えてフィルターの掃除はバクテリアの事も考え2、3ヶ月に一度程度。
ガラスパイプは見て見ぬ振りが出来なくなったモチベが高い時に掃除します。
液肥やその他添加しているものに関して、私は目分量で入れていますが逆に苔の発生原因になったり、生体への影響もあるので水の量に応じて適量をご使用ください。
水草レイアウト水槽立ち上げ十二週目
30CUBE水草水槽立ち上げ12週目の様子
30CUBE水槽で水草レイアウト水槽を立ち上げてから約三ヶ月が経過しました。
ネイチャーな雰囲気になってきましたが、中、後景のミクロとボルビはまだまだ理想ではありません。やっぱり陰性の水草は時間がかかります。
とはいえ、有茎草も入れているので、長期維持を考えるとバランスが悪くなる気がしてならない。
成長の早いハイグロフィラ・ピンナティフィダが縦に伸びるのはカットしているけど、ランナーを出して匍匐しているものも、ゆくゆくは間引きしないといけないだろうな。
コンテストに出すような短期的なレイアウトは別として、長期維持を考えるなら陰性のみでレイアウトした方がいいかもしれませんね。
半年はいけるとして、一年以上もつ気しないもん。
浮き草の間引きと液肥のカリウムを添加してからグロッソが勢いづいてきました。
縦に伸びているものはカットして差し戻し。
ただショートヘアーグラスが思うように育たない。やっぱり下草の為に底床に肥料を仕込んでおくべきだっただろうか。ちょっと後悔。
まあまだ三ヶ月だし、もう少し様子を見る事にします。
水草水槽、苔の原因と対策
水草水槽を作り込んでいる時は常に苔と戦っています。
現在も水草の葉に着く苔で悩み中。
目指すは苔無し水ビッキビキの水草モリモリ水槽だ!
という事で、今回はこの30 CUBE水槽の苔の原因と対策について考えます。
考えれらる苔の原因
栄養素のバランス
水草の三大栄養素。リン酸、窒素、カリウム。この3つのバランスが崩れると苔が発生すると言われています。
リン酸を栄養源として成長する苔はあの忌々しい黒ひげ苔。
光量
光量が強い、照射時間が必要以上に長くても苔の発生原因になります。
現在の30CUBE水槽はヴォルテスで8時間照射しています。
水流と流量
流量は強すぎても弱すぎてもダメ。
気のせいかもだけど、強すぎる所には頑固な奴が着くイメージ。
止水域になっている所にも着いていますね。
メンテナンスフィッシュ
苔を食べてお掃除してくれるお魚やエビの数。
少なすぎると予防にもならないし、多すぎても栄養過多になったりひいては水質悪化に繋がってしまう。
上記を踏まえた対策
カリウム液肥を添加
前回記事にしましたが、リン酸、窒素は餌の食べ残しや、生体のフンから発生しますが、カリウムは水槽内で自然発生しにくい栄養素。
これに関しては、水草の成長促進も考えカリウム液肥を添加する事にしました。
これでバランスが取れるだろうか。
リバースリキッドフレッシュの添加
イオン吸着力により酸化物を総合的に除去してくれる水質調整剤のこちらを水換えの際に添加。
生体の胃腸も整えてくれるんだそう。いい薬です。
照明の照射時間は変えず
カリウム添加により水草の成長を促進させて、苔に与える栄養を水草に吸ってもらう事で苔の増殖を阻止する。という考えから照射時間はそのままで。
水の流れを変える
まずは水が動いていない場所が無いかの確認。
リバースリキッド(白濁するので)少しだけスポイトで怪しい場所に添加し、水の流れを確認。まったく動いていない場所がありました。そこにある水草の成長が遅いのは水流のせいなのかな。
割り箸などに糸をつけて確認する方法もあります。
写真の様に、右側中央から突き当たりのガラス面に水流をあてなるべく止水域を作らない様に設置位置を考え、配置しました。
給水パイプの位置も変えたかったけど場所が無い為断念。
熟年レイアウターは最初からそういう事も考えてレイアウトを組んでいくんだろうな。
オトシンを追加
ヤマトヌマエビとミナミヌマエビは十分足りている(むしろ多いぐらいかも)ので、今回オトシンクルスとオトシンネグロを追加しました。
可愛い。
終わりに
苔の種類によって発生原因、対策も変わってくると思いますが、我が家の水槽はこれで様子を見ようと思います。
ブランチウッドに群がるヤマトヌマエビ。
なんかウケる
水草レイアウト水槽立ち上げ十一週目と追肥
立ち上げ11週目の30CUBE水草レイアウト水槽の様子
中景の雰囲気は理想に近づいていますが、後景のボルビティスヒュデロティ、成長してはいるんですが繁茂にはまだ程遠い。
これに関しては成長が遅いから気長に待つしかないかな。
ショートヘアーグラスの成長が滞る
問題は前景、後から入れたグロッソはこれからとして、ショートヘアーグラスはもう少し成長が早くてもおかしくない気がしています。
成長が遅いというか、止まったもしくは著しく遅くなったような感じ。
思い過ごしかもしれないけど、対策を考えました。
成長に必要なものをあげると、適した水質、光量、CO2、栄養素。
この水槽の水質は弱酸性の軟水をキープしているので水質はクリア、CO2も現在は1秒に1滴で問題ないと思われます。
光量に関して、浮き草のアマゾンフロッグピットが水面を覆っていたので、先週間引きしました。これは一つの原因かも。
あとは栄養素。
底床に栄養系ソイルのアマゾニアを使用しているので、しばらくは大丈夫だろう思っていましたが、ソイルの下にはパワーサンドなどの底床肥料を使用していない為、これも原因かもしれない。
3大栄養素
窒素、リンは餌の食べ残しや、生体のフンから発生しますが、カリウムだけは自然発生しない(しにくい)ので追肥してあげないといけません。
以前からカリウムの追肥を考えていたのですが、液肥はPHを上昇させるイメージがあったので懸念していました。
ADA(アクアデザインアマノ)のブライティKは持っているけど、さいさん言っている弱酸性の軟水・・
と、うじうじ考えながら検索していると、ADAからPHの上昇させないカリウム肥料が出ている事を知りました。
ADAグリーンブライティ・ニュートラルK
水草水槽から離れていた2、3年でこんな画期的な商品が出ていたのかと驚愕。
しかもボトルがスクエアーになっててまたオシャレ。
揃えて並べたくなるデザイン。さすがアクアデザインアマノさんや。
しばらくこちらを添加して様子を見ようと思います。
終わりに
追肥後のPHですが、
うん大丈夫。