草茶記念日
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
最近はコーヒーだけでなく、麦茶以外のノンカフェインのお茶を飲むようになった。 ある日突然妻が、「この草味が ”効く” んだよなあ」と言い始めたからだ。
草味のお茶とは、特段あやしいものではなく、 Celestial Seasoningsが出しているハーブティーのことである。
今回は、このCelestial Seasoningsが出しているハーブティーの話をする。
Celestial Seasoningsについて
Celestial Seasoningsとは、コロラド州に本拠地を構えるお茶会社で、特にハーブティーを専門としている。 今年で創業54年の結構な老舗で、本拠地には直営喫茶店もある。COVID-19の流行でしばらく閉店していたが、 今年の8月から再開するとのこと。
Celestial Seasoningsの看板商品はSleepytimeである。 かわいいくまちゃんが寝ている絵のおしゃれ箱に入ったノンカフェインのハーブティーで、 寝る前に飲むと寝つきがよくなる効果があるらしい。 Amazon.comにおいて★4.8@42000件の評価なので、めちゃくちゃ評判のいいお茶である。 ちなみに日本でも普通に買えるらしい。
Sleepytime Teacelestialseasonings.com
いろいろ買って飲んでみる
Celestial SeasoningsはSleepytime 以外にもいろいろ出しているので、近くのSafewayにおいてある全種類を買って飲んでみることにした。 買ったのは以下のとおり。
- Sleepytime
- Sleepytime Extra
- Sleepytime Vanilla
- Lemon Zinger
- Caramel Apple Dream
- Bengal Spice
箱の絵が凝っているので、見るだけでも楽しい。
Sleepytime
我が家でよく飲まれているのは一番ノーマルなSleepytimeで、「草味が"効く"」と言っているのはこのお茶のことである。 幸いなことに我が家は全員寝つきがよいので、睡眠に関する効果は不明だが、ノンカフェインなので寝る前でも気兼ねなく飲めるのがよい。 かなり強くハーブっぽい味と風味があるお茶だが、最近はずいぶんと草味に慣れてきたのか、おいしく飲めるようになってきた。 Sleepytimecelestialseasonings.com
実はSleepytime Extraよりも草風味が強く、さすがは看板メニューといった味がする。 草味と書くとあれな感じがするが、慣れると結構おいしい。クッキーと合わせても悪くない。 試していないが、おそらく牛乳を足すのは味の面で合わないのではと思う。
草、草と言っているが、主成分はカモミールだと思う。 成分表の先頭がカモミールだし、カモミールは睡眠を誘う効果があると聞いたことがある。
Sleepytime Extra
Extraとつくからにはもっと効く草味なんだろうと思ったら、意外にもマイルドな草風味になっていた。睡眠への効果は不明。 Sleepytimeに慣れてしまったせいか、やや物足りない気持ちがあるが、初回はこれくらいが飲みやすくていいのではという気がする。 Extraって書いてあると、ハーブがExtra感あって、初見だとなかなか手を出しにくいとは思うけど。。。 これに関してもSleepytimeと同様に試していないが、おそらく牛乳を足すのは味の面で合わないのではと思う。
Sleepytime Vanilla
文字通りSleepytimeにVanilla風味が足されたもの。 ハーブの風味はSleepytimeと同じくらいあるので、入り口では結構パンチ力があるものの、 少し奥に行くとVanillaの香りが感じられる。 お茶うけと一緒に飲むと強くVanillaの香りが感じられ、砂糖入れてないのに甘く感じる。
Lemon Zinger
Sleepytimeに倣って(?)、レモンが強めに出ている。 特に冷めた時のレモン特有の酸味が強くでるような気がする。 なんとなく気分がさっぱりするのと、何より飲みやすいので、自分はこれを一番よく飲んでいる。 牛乳は入れたことがない。クッキーはあってもなくてもよい。
Caramel Apple Dream
Caramel風味がバキバキに極まっており、お茶を入れるだけで甘い香りが驚くほど強く出る。 Caramelの奥にりんごの風味がある、やや酸味があるお茶で、甘いのは入口の風味だけでなのでちょっと混乱する。 これは牛乳を入れると、甘い香りがちょっと弱まるのに加えて、味の角が取れて飲みやすくなる。 個人的には、牛乳入りがおすすめ。 これを飲むときは、クッキーはなくてもいいかなという気持ちになる。
Bengal Spice
鼻にツンと来るくらいにシナモンが効いたお茶で、トラの絵によく合っている。 ストレートで飲むとベンガルトラによる猫パンチを食らうことになるが、 牛乳を入れると途端にかわいい猫ちゃんのじゃれつきになるので、牛乳入りがおすすめ。 クッキーともよく合います。
おわりに
最初は1週間に1回程度、寝る前のSleepytimeだったのに、 最近は2日に1回くらい飲んでいて、順調に草がキマり始めているなという気持ちがある。 慣れるとおいしいですよ。
ハロウィン活動
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
アメリカの楽しい季節行事を語るうえで、ハロウィンというのは欠かせません。 8月くらい?からお店にハロウィン商品が出始めます。 ハロウィンと言えばおなじみのジャックオーランタンですね。 各家庭でかぼちゃを加工するというのが定番です。 今年初めてトライしてみまして、見た目はまああれですが結構楽しくできましたので、 かぼちゃ加工について話をしようと思います。
おおまかな流れ
だいたいこんな流れで進めました。
- 道具購入
- かぼちゃ購入
- 加工
- 道具追加購入
- 加工リトライ
道具購入
近くのTargetで、こんな感じのかぼちゃ彫りセットを5ドルで買いました。
リンク先は買ったものそのものではなく、似たものになります。 刃が細くて不安になりましたが、売り物ということは使えるものなんだろうということで 買ってみました。
かぼちゃ購入
街の至る所で加工用のかぼちゃが売られています。今回はTrader Joesにて買いました。 Not good for eating, but good for carvingとポップがついていたので、それを信じて買いました。
かぼちゃはスーパーでなくとも、特設会場で買えます。 この時期限定でPumpkin Patchというのも各地で開催されておりまして、 加工用かぼちゃの購入だけでなく、ちょっとした遊園地のようなものになっているようです。 spinafarmspumpkinpatch.com
加工
さあ、Targetの5ドルツールで彫っていくぞと意気込んだのはいいものの、硬すぎて全く歯が立ちません。 まあ当然期待されたオチではあります。おもちゃですね。 気を取り直して包丁で挑んだものの、弾き返されて文字通り歯が立ちません。 包丁はもちろん現役で使っているものです。何なら今朝食用かぼちゃを切ったばかりでもあります。
ここで引き下がってはお父さんの名折れです。まず、かなづちとマイナスドライバーで頭頂部に穴をあけます。 叩き割る勢いで挑んで、ようやく穴が開きました。
穴があいたら、種取り出しです。ここからはようやく子どもが手伝えます。 子どももがんばってきれいに取り出しました。
じゃあ目と口を開けようと、かなづちとマイナスドライバーを再度構えたのですが、 この道具は曲面への穴あけに全く向いてないことに気づきました。 無理やりやったとしても、かぼちゃがバキバキに砕け散るか、床に穴があくかのどちらかの未来しか見えません。 どちらにしても子どもはしょんぼりです。 なので、道具を何か買うことにしました。
道具追加購入
いろいろ考えた結果、ドリルを買うことにしました。 ペンでかぼちゃに線を引き、線の上にいくつかドリルで穴をあけてくりぬく作戦です。 さっそく近くのHome Depotに向かいました。
行くと、ちょうどよくUSBで充電可能なRYOBIの電動ドライバーがあるではありませんか。 早速これと、付け替え用ドリル刃を買います。 子どもにも特に意味もなくネジを1個だけ買い与えました。お父さんも満足、子どもも満足です。
さあ、穴だらけにしてやるぞと勢いよく挑もうとしたのですが、 付け替え用ドリル刃が実装できないことに気づきました。 買ったのは電動ドライバーであってドリルではないので、取付口に互換性がないというわけですね。初見殺しかよ。
あきらめてプラスドライバーを装着して挑んでみますが、皮が硬すぎて弾かれます。 穴の開く気配がまったくありません。しばらく押し当ててもへこみすらしない。 金属 vs 植物で植物が勝つことあるんだ~みたいな気持ちになりました。まあさすがに電動ドライバーは分が悪い気がしますけどね。
電動ドライバー用のドリル刃もあるようですが、そもそものパワー不足を感じたので、 再度Home Depotに赴いて返品し、Amazonで電動ドリルを買いました。これです。
さすがにこの本物の電動ドリルの前にはこの硬いかぼちゃもなすすべがなく、ほいほいと穴があけられていきます。
穴さえ開けばこっちのものです。フォークやら5ドルのおもちゃで顔を彫っていきます。 子どももようやくかぼちゃ彫りができて楽しそうです。
できあがり
そんなこんなでできました。最初の工程でぶち抜いた頭パーツを勢い余って捨ててしまったので、スネ夫っぽく見える未加工かぼちゃを 乗っけて完成です。がんばりました!!
いろいろがたついてますがこれもご愛敬ということで。
おわりに
来年こそPumpkin Patchで楽しい時間を過ごしつつ、かぼちゃも楽しく加工したいですね。 なお、アメリカ歴の長い先輩に聞いたところ、普通はかぼちゃはドリルが必要なほど硬くないそうです。
行ったことのある温泉を雑に挙げてみる
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
自分は温泉が好きで、日本帰国中は温泉に入り浸っていました。 いろいろ行っていると、もう一度行きたいという気持ちと、今度は違うところに行ってみたいという気持ちが両方湧いてきます。 両方満たすにはどうすればよいか。まずは実績の見える化ですよね。 というわけで、日本にどれくらい温泉があり、自分はどこまで行ったことがあるかを雑に挙げてみようと思います。
続きを読む初めてのペットホテル
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
前回の犬記事で、犬と一緒に日本からアメリカに出国する際に必要な手続きを書きました。
多少前後しますが、滞在中の話をします。 日本滞在中、犬をずっと連れ歩いていたわけではなく、ペットホテルのお世話になった日も結構あります。 犬にとっては初めてのペットホテルであるため、飼い主としてはどう過ごしているかが気になります。 滞在先にはたまたまその日の犬の様子をメールでレポートしてくれる有料サービスがあったので、申し込んでみました。 本記事ではレポートをもとに、ペットホテルでの犬の様子を抜粋して紹介しようと思います。
続きを読む犬を連れて日本を出国する:羽田空港編
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
前回の犬記事で、犬と一緒にアメリカから日本に帰国する際に必要な手続きを書きました。 一時帰国なので、当然出国手続きが必要です。前回は成田空港から出国したので、今回は羽田空港から出国したときの話を書こうと思います。
注意
この記事は、あくまで個人的なメモ書きであり、手続きの正確性や最新性を保証するものではありません。この記事に従って手続きしたからといって、 犬を連れて日本に入国できるとは限りません。必ず自己責任で調査の上、手続きしてください。
Executive Summary
今回はこれの日本における手続きに従います。 犬、猫の旅行 ・短期滞在編:動物検疫所
うちの犬は既に抗体検査も終わっているので、手続きは(5)からスタートします。 (5)輸出検査の事前連絡、(6)輸出検査になります。 今回は座席の確保の話は省きます。
(5)輸出検査の事前連絡
いつも通りNACCSで登録します。 7日前までとありますが、なるべく早いに越したことはありません。 なぜなら検査は予約制であり、NACCSでの申請後にメールで予約する運びとなるためです。検査予約がいっぱいで出国できない問題は避けたいですよね。 今回は書類添付は不要で、輸入検疫書類を持ってくるように指示がありました。
(6)輸出検査
成田空港では、出発ロビーから出ることなく検疫所に移動することができましたが、 羽田空港では、CIQ棟という別の建物になっているので注意が必要です。 CIQ棟は第3ターミナルの隣にあります。地図は以下です。検疫の間だけはCIQ棟専用の駐車場が使えます。 https://www.customs.go.jp/tokyo/jroom/map_haneda_car.pdf 電車で行く場合は、第3ターミナル1Fから直接移動しましょう。
CIQ棟は警備員さんが入口に詰めています。来所目的を告げると通してくれます。
ちなみに、CIQはCustom(税関)、Immigration Office(出入国管理事務所)、Quarantine(検疫所)の略です。
おまけ: アメリカ到着後
今回は2回目ということもあってか、地元の獣医が発行した予防接種証明書を見せろと言われました。 PDFを持っていたので事なきを得ましたが、こういう担当者依存な感じがアメリカですね。 念のため、関連書類は全部持ち歩くようにしたほうがよいかもしれません(自分はそうしました)。
犬を連れて一時帰国する
この記事はサステナブルなぴょこりんクラスタ Advent Calendar 2023のために書いたものです。 このアドベントカレンダーは、こういう趣旨のものです。
はじめに
去年の記事で、犬と一緒にアメリカ赴任する際に必要な手続きを書きました。 今でも元気よくかわいく暮らしてます。犬のいる生活は潤いがあって大変よいです。 シリコンバレー周辺は、良くも悪くも犬にやさしく(飼い主の自己管理が求められるともいう)、広い公園で走り回れたりもするので、 犬にとってもよい環境かなと思います。
こんな感じでアメリカ生活は結構楽しくやっておりますが、たまには日本に帰りたくなります。 なので、休暇を取り、2週間ほど帰国することとしました。 この場合、ペットホテルに預ける or 連れていくの2択になりますが、 自分が住んでいるシリコンバレー界隈では、ペットホテルも安くはありません。 我が家の犬は去勢していないので、いろいろオプションをつけねばならず、2泊3日で550ドルくらいします。 2週間だと15泊16日になるので、少なく見積もっても4000ドル弱くらいします。これはさすがに経済的に厳しいですね。 なので、犬をアメリカのペットホテルではなく、一緒に連れて帰国することにしました。 本記事では、アメリカから日本へ犬を連れてくるのにどういう手続きをしたかを書こうと思います。
続きを読む大英博物館RTA
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はじめに
某日、仕事でロンドンに行ってきた。 最終日のタスクは14時ごろ発の飛行機に乗るだけであり、 午前中が手つかずで残っている。天気もよいので大英博物館に行くことにした。
なお、大英博物館は10:00開館である。LHRに14時ごろ発の飛行機に乗るには、 10:30くらいには大英博物館を出ないと間に合わないことがわかった。 調べてみるとがんばっても2時間くらいは見るのにかかるらしい。なるほど、30分だと全然足りない。 というわけで、大英博物館のめぼしいものを回るRTA、やっていきましょう。
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