GENKING、リアルなんてねーよ
GENLINGが書いたこの記事がバズってた。
結構なクリック稼いだんじゃないかなーと思う。
Googleで検索すると文字が出てくるし、(検索結果は)SEO対策されている。あとはスポンサー(広告)とかが上がってきて…ネットってリアルじゃない。Instagramは検索することで言葉より画像が表示される」。
どこにもリアルなんてねーよ(笑)
「SEO対策」って言葉はすげーブラックなイメージついてて嫌なんだけど、
Googleはとっくにディープラーニング技術とか使ってて、
訪問ユーザーがそのページにどんな反応したかでページ順位を管理しているから、
実質今までみたいな外部リンク張ったりキーワード詰め込んだりってだけで
恣意的な順位操作ってできないんだよね。
Google Developers Japan: TensorFlow: Google 最新の機械学習ライブラリをオープンソース公開
めちゃめちゃ簡単に言うと、
Googleのミッションって「ユーザーが求めてる情報を瞬時に返す」こと。
ユーザーに嫌われたらみんなGoogle使わなくなって
広告収入減っちゃうから、できればGENKINGみたいな人が増えてほしくないのね。
だから「リアルっぽい」情報を返さないといけない
(広告収入のインスタも同じ宿命を抱えてる)
まぁ5年前に比べてその技術は格段に進歩したけど、それってまだ完璧じゃなくて。
中にはタイで全裸になっちゃう会社もあるけど、
SEOってGoogleが技術的に足りない部分をWebマスターや
ユーザー向けに補完するような仕事で、
実はGoogleと運命共同体みたいなもんなんだよね。
社会にスゲーいいことしてるんじゃないかな。
だからなんていうか、SEOって、
検索結果を逆によりリアルっぽいものに仕立て上げてるんだよね。
俺はこの記事を見たとき、
インターネットサービスの仕事に関わってる身としても、
世の中に誤った認識を与えてほしくないと思って。
この「ねーよブログ」始めたのも、このGENKINGの記事がきっかけ。
誰かの私利私欲のために操作されてる情報って実は多くて、
それって「ねーよ」。ほかにもこんな考えがあるんじゃない?
ってメディアにできればなぁって。