三国レッスンラスト・イブ

昨日はダブルレッスンで朝はあわら市、そして夜は三国カフェ「サジ・スペース」での最後の2日間となる。

お店の事情により来月から場所が変るので、昨日、生徒代表者がお礼の花束をお送りした。

ブログに幾度か書いたが、この「サジ・スペース」との縁は福井Uターン以前にある。

2015年8月、東京から帰省の折に義姉が連れて行ってくれたのが偶然ここ、当時ブログでこのカフェには触れてないが、店の前から撮った写真を掲載「素晴らしい風景」と書いている。→当時ブログ

2021年7月にUターン直後、雑誌の取材依頼があり「お近くでピアノがある素敵な場所で」と言われ、唯一存じ上げていたのがここだけだったのでお借りした。

雑誌編集長が取材に来られ「ここでワークショップやりませんか」の思い付き、それがレッスンのきっかけだった。

あれから2年8ヶ月、昨日のラスト・イブに続いて本日「サジ・スペース」最後のレッスン。

 

5月-6月スケジュール

 

 

 

 

連休終えて

昨日妻と息子と乗せてお昼前に出てランチを食べ福井駅前へ。

新幹線開業で新たに開業した高層ビル、1fに入ってると物産販売と奥はフードコートで賑わっていた。

そこを出て駅へ向かうと息子は周辺景色の変貌に驚いていた。

彼の記憶にある風景は20年以上前、その頃に福井市郊外の大和田に大型商業施設が増え、東京からの帰省は車だったこともあって駅前に来ることは希になった。

 

駅ナカ商業施設「クルフ」も多くの人で賑っており、お土産店を何件か周り新幹線改札へ、見送りの多くの人に交じって我々も改札の向こうに手を振った。

世間並みに連休を過ごし本日から仕事再開、朝はあわら市、夜は三国、ダブルレッスンの一日。

 

5月-6月スケジュール

 

 

 

 

 

休み本日まで

連休で来ていた息子も本日午後の新幹線で戻り、私の連休も終わり。

明日はあわらと三国ダブルレッスン、秋の発表会に向けて曲決めなど新たにスタートする。

昨年秋に初めて大きな会場で発表会を開催したが、今年は生徒も増えて各曲アレンジも工夫したい。

私個人的に今秋、9月22日「二胡チェン・ミン・コンサート」と11月「全チーム合同発表会」、この二つのイベントに向けたアレンジと譜面などやることは山ほどあるが、いずれも楽しい手間と時間。

 

二胡コンサートはチェン・ミンさんメインでゲスト人数がかなり多い、と言っても東京からの来演者でなく・・・、コンサート告知がまだなので伏せておくが、その準備を進めている。

と、気分は連休終わっているけど本日まで休もう。

 

5月-6月スケジュール

 

 

 

 

 

世間並みに連休

東京時代はゴールデンウィークと言えば仕事が当たり前だった。

若手時分は渋滞の高速で近県イベント、50代後半は都心仕事が多くなり、普段と逆に電車は空いて銀座は観光客ばかり。

長年それが当たり前だったがコロナから一変、福井Uターン以後は世間並みに連休を過ごすようになった。

 

今回、息子が来る2日夜まで家で仕事を詰めて後は完全休み、と決めないと、パソコンでアレンジその他きりが無い。

昨日朝、家の周囲は田植え時期を迎え忙しそうに働く人を見ながら、出かけた先は駐車場も飲食店も混雑。

昨年までのコロナ懸念もほぼ治まり、福井新幹線開業もあるのか。

 

山深い池田町、地元食材、味噌汁はおもち入りのミニ雑煮、美味しかった。

かずら橋、渓流にかかる吊り橋は揺れ、下を見ると足がすくむ

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永平寺

息子が帰省、東京で生まれたが子供時分から毎年福井に帰省していたので、戻る感覚はあるようだ。

昨日快晴、息子が「永平寺は子供時分行った記憶はあるが改めて行ってみたい」、私も妻もかなり以前の記憶しかない。

到着手前で駐車場渋滞が少しあり車を停めて徒歩で、参道の緑が美しい。

 

以前は入口からほどなく大広間で雲水のレクチャーからスタートしたが、現在ビデオ映像のみで参拝順路へ。

観光客はそこそこいらして、山に建つ伽藍は階段が多いが歴史経た建築は見応え十分。入口に戻り出ると妻が「子供の時の記憶だけど滝があった」と、来た方向の反対へ。

妻「この先だと思ったんだけどなぁ」と歩いて行くと「あ!」

私も息子も初めて、地元育ちの記憶に間違いなかった。

福井に住んで今更の気がしていた永平寺、行ってみるとさすがに感慨深く素晴らしい。

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ピアノとパソコン

3~4月多忙からようやくヒマになり、遅れているピアノレッスン生徒の譜面作りに勤しんでいる。

お一人お一人に違うアレンジで違うアドリブで譜面を作る、実に手間がかかることをやっているのは分かっているが、それを喜んでレッスンを続ける生徒さんがいるから、私もやり甲斐と楽しさを感じている。

選曲は本人の希望が多いが、ジャズの歌もの、つまり器楽的要素が強くない歌詞があるスタンダード曲ばかり、私の好みを皆さん理解してくれていることも嬉しい。

秋の各チーム合同発表会に向けて既にスタート、曲の準備をぼちぼち進めよう。

同時に、9月22日、チェン・ミン二胡コンサートの企画もぼちぼち始めていて、今月は家で「酒とバラの日々」ならぬ、ピアノとパソコンの日々が多くなる、

 

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彩雲追月2

昨日の続きで、中国曲「彩雲追月」が日本の戦時歌謡「南の花嫁さん」とほぼ同じメロディーに謎を感じたが、とにかく気に入って二胡共演アレンジを始めた。

オリジナルにある中間部をカットして構わないかと、チェン・ミンさんと父様に問い合わせすると「自由にやってください」

私がジャズを通じて覚えた和声で彩りオリジナルアレンジを完成。

二胡と練習、この時チェン・ミンさん20代で「中国では誰もが知る曲で農村風景のイメージが強かったのですが、アレンジでこんなに印象が変るんですね、とても素敵です」、実に嬉しかった。

 

この曲の作曲者、任光(レン・クワン)は1919年パリに留学、西洋音楽を学び帰国して193年代半ばに「彩雲追月」を作曲しほどなく戦乱で亡くなる。

これが日本で昭和17年(1942年)、古賀政男作曲「南の花嫁さん」としてヒット。

戦後、これを歌った高峰三枝子さんがテレビ番組「三時のあなた」司会者として訪中し中国曲だと知り驚いたそうだ。

現在は「南の花嫁さん」も任光作曲とされている、元々中国の民謡を参考にした説もあり詳細は分からないが、私が最初に覚えた戦時歌謡と中国曲が酷似の謎は解けた。

ひとつの曲の誕生には様々なドラマがあり、時代を超えてもアレンジによって彩られ多くの人に愛される。

 

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