PEANUTSに学ぶ!ボキャブラリー

スヌーピー好きな語学オタクがPEANUTS全集を読んで英語の楽しさを伝えるブログ

tapってタップダンスのことだとばかり思ってました

久しぶりの更新となってすみません。 実家に帰ったりブログのネタを探していて時間が空いてしまいました。 また読んでいただけたら幸いです。今回はちょっと文化的なネタになります。取り上げる単語は実用的ではありませんが漫画だからこそ楽しめるネタだなとは思ってます。

 

SNOOPY"I HAD NO IDEA THAT CONRAD COULD PLAY TAPS..." 

"IT'S ALWAYS AN EMOTIONAL EXPERIENCE TO HEAR TAPS PLAYED JUST BEFORE YOU GO TO SLEEP..."

 

スヌーピーウッドストック達小鳥を連れて キャンプをしていた時の話です。 スヌーピーウッドストックから仲間のコンラッドがタップができるという話を聞きます。 スヌーピーは寝る前にtapをするのを聞くのが楽しみだというセリフです。

tapって何でしょうか。私はてっきりタップはタップダンスのことだとばかり思っていました。 でも寝る前にタップダンスってするものでしょうか?

tap

1a piece of equipment for controlling the flow of water, gas etc from a pipe or container

(パイプや容器から出てくる水やガスの流れを 調節する設備)

→水道などの蛇口

2 an act of hitting something lightly, especially to get someone’s attention

→軽く叩くこと

3dancing in which you wear special shoes with pieces of metal on the bottomwhich make a loud sharp sound on the floor

→タップダンス

 

tapと聞いて思いつくのはこれぐらいですね。

よーく辞書と上の台詞をみると台詞の方はtapsとなっています。複数形なんですね。

複数形でこんな意味がありました。

 

taps [plural]※pluralとは複数形のこと

 a song or tune played on the bugle at night in an army camp, and at militaryfunerals

(夜、軍隊キャンプや兵士の葬式にビューグルで演奏される歌や曲)

tapsと常に複数形で使われると意味が異なる単語、高校の文法の授業で習いました。例えばarm(腕)とarms(武器)とか。

ビューグルとはトランペットやホルンに似た管楽器のことです。ここではキャンプで演奏しているのでこちらの意味になるんですね。 この漫画の一コマ目ではビューグルの上で寝そべっているスヌーピーのイラストが描いてあります。

軍隊や墓地でビューグルを演奏する動画を見つけたので貼り付けておきます。

 


Last Post Bugle Call


"Taps" performed in Arlington National Cemetery (summer and winter)

コンラッドはビューグルの演奏ができるのでしょうか?できるわけがなく小枝で岩をペチペチ叩いて聴かせるのです。これもtapですね。そんなコンラッドスヌーピーはあきれるのがオチでした。

 

肯定文なのに否定の意味がある“do”を使った慣用表現

LUCY"WELL, THAT DOES IT FOR ANOTHER SEASON, MANAGER!"

 

野球の試合でチャーリーブラウンが投げたボールを打たれてしまい、勢いよく飛んできたボールを避けてひっくり返り服や靴が脱げて倒れてしまいました。 そんな時いつも口うるさい女の子ルーシーが言った台詞です。この台詞私はどう訳したらいいかよく分かりませんでした。 「次のシーズンにそれをする」? なんだかdoって色々な意味がありそうですけれど、ここではどのような用法で使われているのでしょうか? それに、これはフレーズとして意味を持っていそうですね。 辞書を紐解いてみました。

 

(ロングマン現代英英辞典より)

that does it!

used to say angrily that you will not accept a situation anymore(これ以上状況を受け入れないということを怒って言うときに使う)

例文としてこんな風に使います。

Right, that does it! I’m not going to listen to any more of this!

つまりルーシーは「次のシーズンはもうこんなことやらないでよ、監督!」と怒って言っているのです。「やらないでよ!」と言っているのに否定の意味があるnotを使わないのが面白いですね。

他にもnotを使っていないのに否定の意味を持つdoを使ったフレーズがあります。

that’ll do!

used to tell a child to stop behaving badly(子供が悪い振る舞いをするのを止める時に使う)

doはたくさんの意味があるので この記事に英英辞典のリンクを貼っておきます。

do | ロングマン現代英英辞典でのdoの意味 | LDOCE

doのあとに様々な名詞を続けることでその名詞に応じた意味を持つ動詞として機能していることが分かります。その中で「振る舞い」についてもdoを動詞に使うことがあるのでさっきのthat’ll do!のフレーズとして使われているのでしょう。ただ、このthat does it!のdoesってどの意味に近いんでしょうね?あとここでthatって何を指すんだろうとか…フレーズを覚えるのに単語のどの意味からそのフレーズが生じているのか知りたいなあと思うんですけど、こんなとき独学だと限界かなあと思うんですよねー。それともなんとなく概念をつかんで覚えるくらいがいいのか…

どなたか詳しい人に教わりたいものです。

 

 

 

 

 

英語のオヤジギャグ!odd combination!

LUCY “ WHEN WE  GET TO HIGH SCHOOL I'M HOPING THAT WE'LL HAVE LOCKERS NEXT EACH OTHER”

SCHROEDER“THAT WOULD BE AN ODD COMBINATION! HAHAHAHAHA!”

いつも口うるさい女の子ルーシーはおもちゃのピアノを弾く男の子シュローダーに片想いしています。この日もルーシーはいつものようにおもちゃのピアノに寄りかかって、シュローダーに自分の想いを伝えますが、こんな冗談を言われてしまいます。皆さんはこのやり取りでどんな冗談かわかりますか?

「高校に入学したら、私達のロッカーが隣になるといいわね」

「それはodd combinationになるね!ハハハハハ!」

このodd combinationの意味がわかると面白いんです。

oddにはこういう意味があります。


ロングマン現代英英辞典より

1 different from what is normal or expected, especially in a way that you disapprove of or cannot understand

(特に容認や理解ができないといった意味で普通であることや期待されていることと異なるということ)

(中略)

5 odd number

a number that cannot be divided exactly by two, for example 1,3, 5,7 etc

(例えば1,3,5,7といった2で割り切れない数字)→奇数

つまりodd は奇妙である、奇数という2つの意味があります。シュローダーはルーシーにこの冗談を理解させるためにこう続けます。

SCHROEDER“GET IT? LOCKERS HAVE  COMBINATION LOCKS! AN ODD COMBINATION!GET IT?”

そしてcombinationですが、概念としては「組み合わせ」ですよね。二人組をコンビと言ったりする他に、数字を組み合わせて作る鍵の暗証番号のことも指すんです。

シュローダーは「それはodd combinationになるね!ハハハハハ!」と笑っていたのはきっと

ロッカーの鍵の暗証番号は奇数になるね」と「僕と君(ルーシー)の奇妙なコンビになるね」の2つの意味を持たせてodd combinationと言ったのでしょう。

単語の複数の意味を掛けた英語のオヤジギャグといったところでしょうか。これに対してルーシーは「音楽家は絶対面白おかしいことをしようとしちゃ駄目ね!」と呆れます。ピーナッツはこんなオヤジギャグもあって、それからも勉強できちゃいます。面白おかしいエピソードですね。

英語オタクにもジャンルが色々あるね

 

※今回は自分語りの日記です。興味ない方はスルー推奨ですw

 

スヌーピー好きな英語オタクネオあゆ」としてマイペースにブログを更新してきました。

今まで英語学習のブログを読むことはほとんどなかったのですが、グループに登録して様々なブロガーさんの記事を読んでいてすごいな~と圧倒されます。

忙しい毎日の隙間の時間をほとんど英語学習に充てて4技能をまんべんなく高める努力を惜しまない人、短期間でTOEICのスコアの爆上げに成功した人、翻訳を仕事とするために専門分野を高める人…

私にとって英語って何だろうって考えました。

色々考えたのですが、ボキャブラリーを深めることに喜びを感じる知的なゲームなんだなということでした。

英語を勉強する目的は人それぞれです。仕事で使うから、外国人の友達を作りたいから、試験のため…

私はというと学生の頃はTOEICとか入試で高いスコアが出た!やった!と思うことに喜びを感じていました。今も話すことをはじめとしたアウトプットを通したコミュニケーションより新しいボキャブラリーとの出会いに喜びを感じるのです

読むことにばかり興味が高まりそればかり勉強すると外国人と仕事したり、もっとライトに外国人の友人とコミュニケーションを図るということでも苦手になりがちです。私の場合、人間関係において文化の違う外国人と広くつきあうこと以前に信頼できる少数の人との深いコミュニケーションをとることのほうが大事なのです。

だから学生の頃イギリスへ留学し、見ず知らずの外国人と同居し、さらに現地企業で職業体験もしたものの、情けない話ですが雑誌読んでいるほうが楽しかったのです。日本人との付き合いも苦手な私にはハードルの高い経験でした。仕事で英語を使ってグローバル感のある仕事をするということと自分を結びつけるのが難しく感じたのです。

就活においてはグローバル感のある仕事に臆せず挑戦したいという人のほうが得てして有利というか、そういう積極性があったり、分かり合えないことがあっても自分と相手を尊重して分かり合うことをあきらめない精神がある人のほうが企業受けがいいじゃないですか?

だから就活ではそんな自分に引け目を感じて所謂陰キャな私を隠してTOEICのハイスコアと愛想だけで面接を乗り切りましたね。本当に浅はかなのですが…

そんなコンプレックスを素敵なブロガーさんの記事を読むことで増幅させそうになっていたところ、いつもお世話になっているキャリアカウンセラーさんの言葉に救われました。

鉄道オタクにもいろいろなジャンルがあるのだから、あなたが好きなジャンルに集中することも大事なんじゃないかな?

そうか!撮り鉄に時刻表オタクがいるように、洋画鑑賞、英作文、発音…

それでいいんだなって思いました。私は基本「読み専」。仕事で使うとか実用的な目的をもって取り組んではいないんだけど、趣味として知るだけで楽しい、知ったことの楽しさをシェアしてなんか反応があったらより幸せ。ほかのことを身に着けたいなら、ほかのブロガーさんのほうが得意なので勉強においてはサブ的な役割の気軽な読み物としてチェックしてくれたら嬉しいです。「趣味なんだしこんなマイペースなブログがあってもいいよね?」という気持ちで続けたいと思います。私って自分らしさがわからないから、今後の仕事に生かせそうな自分に気づいて、確立するためにブログを始めたんですよ。なのでより多くの読者さんに承認されることよりも自分が楽しむことに重きを置きたいと思います。これからも興味が赴くままマイペースに更新したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

someって曖昧→遠回し→皮肉!?

 

EUDORA “I GAVE IT TO THAT KITTY NEXT DOOR”
SNOOPY “KITTY?!”
“SOME KITTY!”

毛布が手放せない男の子ライナスは、サリー(チャーリー・ブラウンの妹)の友達のユードラにうっかり大事にしていた毛布をあげてしまいます。ライナスから取り返してほしいと頼まれたスヌーピーは、ユードラの前で「世界的に有名なディスコダンサー」に変装して、ユードラの気を引いて毛布を取り返そうとします。
ユードラは、もらった毛布を隣に住む子猫にあげたといいます。

それは子猫と呼ぶにはあまりに獰猛で巨体。唸ったり引っ掻いたりする様子に
“SOME KITTY!”とスヌーピーは恐れます。

このsomeって何でしょう。someは「いくつか」という意味で複数名詞が後に来ますよね。この意味でしたらkitty(子猫)は複数形のkittiesになりそうですが、ここではそうではありません。ですから数量の「いくつか」という意味では使っていないようです。

someは「いくつかの」「一部の」という意味ですが、つまり「多くもなく少なくもない」ということです具体的な数量は示されていません。

「いくつかの」「一部の」というだけでなく意外とこんな意味もありました。

1 a fairly large number of people or things or a fairly large amount of something
(かなり多数の人や物、かなり多くの量の物)

(ロングマン英英辞典より)

「いくつか」を指すsomeは「かなり多くの」という意味も含んでいるのです。「沢山の」を意味するmanyよりも少なく、やんわりと多い感じの表現ですね。

また、someは数量の表現だけでなく、someのあとに続く単語そのものを曖昧に説明できる単語でもあります。特定の物を指さないのです

2 used to mean a person or thing, when you do not know or say exactly which
(正確にどれかわからないあるいは言えない人や物を意味する)

3 used when you are talking about a person or thing that you do not know, remember, or understand, or when you think it does not matter
(覚えていない理解してないもしくは問題としてない人や物について伝えるときに使う)

(ロングマン英英辞典より)

someone,somethingといった代名詞もこの事に関係してますよね。

さらにsomeはその曖昧さから質についていい意味あるいは悪い意味でも曖昧に表現できるのです。

4 used to say that something was very good or
very impressive
(とても素晴らしい物や印象的な物についていう時に使う)

5→some friend you are/some help she was etc
※皮肉を込めて「なんていう友達なの」「とても彼女は役に立った」などと言う時

(ロングマン英英辞典より)

4と5の意味ではこんな例文が載ってます。

(英辞郎 on the webより)
大した、なかなかの、かなりの(量の)、相当な◆良い意味で
・He's some fellow. : 彼はなかなかの人物です。
・This is sure some car. : これは大した車です。

大した~だよ、とんでもない、ひどい◆皮肉っぽく悪い意味で
・I learned later (that) he is some politician. : 後で分かったことだが彼は大した政治家です。
・Some teacher he is! : 彼はとんでもない教師だ!

ここでは子猫の質について子猫ではなく獰猛な猫ですから皮肉を込めて「大した子猫だよ!」とか「とんでもない子猫だよ!」スヌーピーはぼやいていたことになります。

someのもつ曖昧なニュアンスから多くの意味が育ってきたような感じですね。

感情的な意味で使えるcrackとwild

PEPPERMINT PATTY "HEY,CHUCK,THIS IS GONNA CRACK YOU UP! ARE YOU LISTENING?"

"MARCIE HAS THIS THEORY ABOUT WHY I FALL ASLEEP IN SCHOOL ALL THE TIME…IT'S A WILD THEORY…WAIT'LL YOU HEAR IT…IT'S REALLY WILD…"

※WAIT'LL=wait till
〜を楽しみに待つ

学校でいつも居眠りしてしまう女の子ペパーミントパティ。寝ている間にチャーリーブラウンを追いかける夢を見て寝言を言っていたのをきっかけに、親友のマーシーからチャーリーブラウンに片想いしているからと原因を指摘されます。そこでその事をチャーリーブラウンに電話で話そうとしている時の台詞です。

crack up?crackはひび割れるという意味ですね。壊れる、ならばyou(チャーリーブラウン)を壊すのでしょうか。それにしてはとても楽しそうにペパーミントパティは話してます。もっと他に意味がある感じです。

ロングマン現代英英辞典より

crack

1 to break or to make something break, either so that it gets lines on its surface, or so that it breaks into pieces(ひび割れるまたはひびをいれること、粉々になること)

2 to make a quick loud sound like the sound of something breaking, or to make something do this
(何かが壊れる、または壊す音のような弾ける音をたてること)
→パーティーグッズのクラッカーはこの意味

上記の概念を感情面に当てはめるとこんな意味があります。

3 if your voice cracks, it starts to sound different because you are feeling strong emotions
(声がクラックする場合、強い感情を抱いているので違う声色になること)

他にも、「強く叩きつける」「強いプレッシャーに押し潰されて何かを続けられない」「問題の答えを見つけたり、理解が難しいことを理解する」「成功することをやめさせる」「中の物を盗むために金庫を開ける」「純正ではないコンピューターソフトを違法にコピーしたり無料で手に入れる」といった意味もありました。

これだけあると幅広いシーンで使われる単語と分かりますが、物が割れるイメージが良くも悪くも物理的・感情的に広がっているのが分かります。

ここでは、感情的な意味で使われているので3の意味になります。

crack up

1 crack (somebody) up to laugh a lot at something, or to make someone laugh a lot
(何かに爆笑したり、誰かを爆笑させること)

2 to become unable to think or behave sensibly because you have too many problems or too much work
(たくさんの問題や仕事があるために冷静に考えたり振る舞ったりすることができない)

ここではcrack upというフレーズなのでさらに1の意味になります。

続いてwildです。つい野性的なとかそんな風にぼんやりと訳してしまいがちですがそういう意味でないのはもう明白です。これも、広がるイメージから捉えると意外な意味に行き着きました。

野性的ってどういうことかというと、こういうことですよね。

1 living in a natural state, not changed or controlled by people
(人間によって変えられたり支配されない、自然な状態で生きること)

知性や理性を持ったものの支配にないこと、この概念を感情的な面まで広げたのがこの意味です。

2 feeling or expressing strong uncontrolled emotions, especially anger, happiness, or excitement
(特に怒り、幸せ、興奮といった抑えられない感情を表現することや感じること)

3 very enjoyable and exciting(とても楽しくて興奮させる)

こうして見ると高ぶる感情なら何でもwildで表現できそうで、そう考えるととても便利ですね。

ここでは主語のitがtheoryを指しているので3の意味になります。
ちょっと意外ですよね。動物や人間以外も主語にできることに汎用性を感じます!

cleverもsmartも「頭がいい」。どう使い分ける?

A GIRL “THAT'S VERY CLEVER…FARMERS MUST BE SMART…”

(1977/1/19掲載)

前回のエピソードの続きです。校外学習で雪の積もる農地に行ったサリーとライナス。先生が「土壌を寒さから守るため雪を積もったままにしている」という話を聞いた時のクラスメイトの女の子の台詞です。

cleverもsmartも「頭がいい」「賢い」といった意味がありますが、使い分けてますね。

どういう違いがあるか調べてみました。

(ロングマン現代英英辞典より)

◇clever

1 able to learn and understand things quickly
(物事を早く習得したり理解できる)

2 able to use your intelligence to get what you want, especially in a slightly dishonest way
(欲しいものを手に入れるために知恵を使えること、特に少しずるい方法で)

3 skilful at doing a particular thing(特定の物事をするのに精通している)

4 done or made in
an unusual or interesting way that is very effective(普通ではない、または面白い方法でしたり作ったりする)

5 used jokingly when someone has done something silly or stupid(冗談めかして誰かがくだらないまたは馬鹿なことをした時に使う)

◇smart

1 intelligent or sensible
(知性があるまたは良識がある)

2 trying to seem clever in a disrespectful way
(尊敬できない方法で賢く見せようとすること→抜け目がない)

3 a smart person is wearing neat attractive clothes and has a generally tidy appearance
(スマートな人とは魅力的で小綺麗な服を身につけ、全体的に整った外見である)

4 fashionable or used by fashionable people
(おしゃれであることやおしゃれな人に使われる)

5 smart machines, weapons, materials etc are controlled by computers and are designed to react in a suitable way depending on the situation
(スマートな機械、武器、道具等とはコンピューターにより操作され、状況に応じた相応しい手段で作動するよう設計されている)→「スマートフォン」はこの意味

意味として両者は重なっている部分もありますが微妙にニュアンスの違いがありますね。

cleverは理解の早さ、知恵がある、ずる賢いといったニュアンス、smartは知性がある、抜け目がない、小綺麗・おしゃれ等外見の良さ、機械的といった違いでしょうか。

この台詞では意外な方法で農作物を寒さから守るための知恵を働かせている農家の人を頭がいいわねということでcleverとsmartを使い分けています。

つまり、cleverは4の意味、smartは1の意味で使われているのでしょう。

似たような意味でも微妙な違い、言葉が違うのだから確かにあるんですね。こういう違いはここには載せませんでしたが
、辞書で例文をたくさん読んでみるとこういう時はこっちというのが分かる感じです。

他にもintelligent,wiseとか「頭がいい」的な単語はありますし、逆に「馬鹿な」っていう意味の単語としてstupid,foolish,sillyなどたくさんあります。辞書を引いていると言葉の海を泳いでいる感じがします…

buyって買うだけじゃないんだよね

☆PEANUTSに学ぶ!ボキャブラリー vol.2☆

私がPEANUTS全集(スヌーピーを始めとしたキャラクターが登場する漫画)より学んだ面白い語学をシェアするコラム第2回目です。資格試験に役立つというよりも割と認知度の高い単語(中学~高校レベル)を取り上げボキャブラリーを楽しく深めたり会話表現に使えるものを取り上げるという姿勢で更新していきます!英語の楽しさとPEANUTSの面白さが伝わる記事にしていきたいと思います!

今回取り上げる単語は“buy”

SALLY
“I'LL BUY THAT! YOU WERE PROBABLY HERE IN A FORMER LIFE, AND YOU FROZE TO DEATH!”

(1977/1/14掲載)

スヌーピーの飼い主、チャーリーブラウンの妹サリーは真冬に校外学習に出かけます。彼女はあまりの寒さに凍傷になりそう!と嘆いています。初めて行ったはずの雪が積もった農地で、サリーが片思いしている男の子ライナスが「ここは何か見覚えがあるんだなあ…」「ここに前に行った気がするんだなあ…」と話したときのサリーの台詞です。

I'LL BUY THAT?「私はそれを買う」?「買う」って意味しか知っていないとこの文脈で何を買うんだって感じですよね?

buyの意味をまず概念で捉えるため、英英辞典を引きます。

(ロングマン現代英英辞典より)
to get something by paying money for it
(お金を払って何かを手に入れること)

買うってつまりそういうことですよね。

さらにこんな意味もありました。

to believe something that someone tells you, especially when it is not likely to be true
(誰かが話すことを信じること。特に本当でないようなこと。)

この台詞はこちらの意味で使っているのですね。

では、この2つの意味を繋げる概念、buyの幹になる概念とは何でしょう。きっと、お金を払って何かを手に入れる→わざわざ負担をかけて手に入れるという風に解釈すれば、わざわざ本当でなさそうなことを手に入れる(=信じる)という意味に繋がるのでしょう。

つまり初めて行ったはずの場所なのに行った覚えがあると言うライナスの言葉は信じられるものではないけれど、「きっとそうよ!あなたは前世にここにいて凍死したのよ!」とサリーは農地の寒さを感じながら話しているのです。

「信じる」というとbelieveを使いがちですが、このようなシチュエーションではbuyを使って表現できます。誰もが知ってるような簡単な単語でボキャブラリーを広げられる、何ともコスパがいい感じです。

信じられないような事を誰かが言ったら“I don't buy that!”と返すとこなれた表現で会話の空気を楽しめそうです。

このあと、ライナスは以前ここで出会った女の子トリュフに再会します。そこでライナスをめぐるサリーとトリュフのバトルが始まってしまい、怒ったライナスは雪が積もる納屋の屋根に登って降りないよ!とすねてしまいます。降りられなくなってしまったライナスが途方に暮れたところ、スヌーピーが自分の耳をプロペラにしてヘリコプターで救助に向かうのです!(操縦はウッドストックが担当)スヌーピーは変装大好き。妄想の世界に入り込んで何にでもなって、周りの子供たちを助けたり困らせたり。もっとこんな楽しいエピソードを発信できるよう頑張ります!

curveって曲線状のものを表現するのに色々使えるのね

☆PEANUTSに学ぶ!ボキャブラリー vol.1☆

私がPEANUTS全集(スヌーピーを始めとしたキャラクターが登場する漫画)より学んだ面白い語学をシェアするコラム第1回目です。資格試験に役立つというよりも割と認知度の高い単語(中学~高校レベル)を取り上げボキャブラリーを楽しく深めたり会話表現に使えるものを取り上げるという姿勢で更新していきます!英語の楽しさとPEANUTSの面白さが伝わる記事にしていきたいと思います!

今回取り上げる単語は“curve”

PEPPERMINT PATTY
“MA'AM, I THINK YOU SHOULD GRADE US ON A CURVE‘’

“IF I CAN FIND SOMEONE WHO KNOWS LESS THAN I DO, THEN I WON'T BE AT THE BOTTOM OF THE CURVE, RIGHT? RIGHT!!”

(1977/1/2掲載)

勉強が苦手でクラスの最下位になるのが嫌な女の子ペパーミントパティ。何とかそれを免れようと先生に提案した時の台詞です。

そこで気になったのがこのcurveの意味です。カーブ?「先生、私達をカーブで評価すべきだと思います。」「私よりうまくいかない誰かが見つかればカーブの底にはいないでしょ?」

順位のこと?ならrankを使いますよね?よくわからなかったので英英辞典を引いて単語の概念を調べてみました。

(ロングマン英英辞典より)
1 a line that gradually bends like part of a circle
(円の一部のような次第に曲がる線)

2 a line on a graph that gradually bends and represents a change in the amount or level of something
(グラフ上にある何らかの量やレベルの変化を表した次第に曲がる線)

まあ、カーブと言えば弧とかそこから意味を拡張して曲線グラフって意味であることはわかりますね。

でもどう訳せば…
発想力がないので英和辞典!

(weblio英和辞典より)
曲線,カーブ,屈曲,湾曲部,曲線状のもの,(製図用の)曲線規,(女性の)曲線美,曲線図表,グラフ,相対評価

ああ!
相対評価

腑に落ちました
曲線のものですね相対評価って!偏差値の真ん中の人数が一番多くて下位と上位は少ない。

英語は単語の概念という幹があって、そこから枝葉のように細かい意味が広がってるのはわかるのですがいかんせん発想力が乏しくいい訳ができないんですよね・・・
これは辞書にヒントを得ながら訓練するしかない!?

ちなみにこの後「相対評価で自分より劣っている相手を見つけた」と先生に言うペパーミントパティ。その相手は何とスヌーピーの親友でおなじみの小鳥ウッドストック教室の椅子の上にちょこんと立っている姿がかわいくて笑えます。

 

自己紹介

はじめまして。

アラサーにしてブログ超初心者のネオあゆと申します。初回ということでブログを自己紹介します!

私は好きなことを仕事に繋げたいななんてぼんやり考えているパート主婦です。キャリアカウンセラーさんにそんなことを相談して英語を語学として関心があること、生きづらさとか自分らしく生きることに関する読書に関心があると話したら、それをネットで発信してみたら?とアドバイスを頂きました。

今までフェイスブックのグループ内で発信してきたのですが、より多くの人の目に触れたらどうなるんだろう?とかブログの持つ可能性に興味を持ち始めたので開設に至りました。

これからは主に以下の二つのテーマでブログを更新していきたいと考えてます。

1.PEANUTSに学ぶ!ボキャブラリー

PEANUTSとはスヌーピーが登場する漫画です。10歳の時に親に買ってもらいました。数年前に六本木で行われたスヌーピー展でマイブームとして再燃しました。それから全集を買い集めて面白い語学ネタを拾い集めては辞書で調べてフェイスブックにあげてきました。調べた内容をこのブログで投稿して語学を楽しみたい人、スヌーピーが好きな人に読んでもらえたらいいなと思います。

2.読書から生きづらさと自分らしい生き方を考える

仕事をしているときに感じる生きづらさについていろいろと思い悩むことがありました。20代の頃に出会ったある本をきっかけに目から鱗が落ちるような感銘を受けました。結婚して自分の家庭を持ち、夫に依存せずに主に仕事を通して幸せに暮らすにはどうすればいいか考えたく通勤電車で読書を始めました。私が感銘を受けた本について紹介と感想を投稿したいと思います。生きづらさに悩む人、自分らしく生きたい人に届いて気持ちや行動が変わるきっかけになったらと思います。

 

当面はこんな感じでやっていきますのでどうかよろしくお願いします。