裸足フェチへ送る、裸足小説

裸足フェチである主が綴る裸足小説。

⑧記念日

トモ「ユキさん大丈夫ですか!?降りましょう!」

ユキ「すみません…お言葉に甘えます。。」

ユキはトモの言葉に助かったと思う反面、申し訳ないと思っていた。

ユキ「本当にすみません、私から誘ったのに…」

トモ「いえ、こちらこそ気づかなくて申し訳なかったです。」

ユキ「裸足でいなければならないことを初めて恨みました。。こんな気持ちになったことはなかったので…」

ユキはうっすら瞳に涙を浮かべていた。

トモ「お気持ち察します。この季節はユキさんにとってとても大変な時期だと思います。お力になれることがあれば頼ってくださいね。」

ユキ「すみません、本当にありがとうございます。」

ユキはトモの言葉に助けられていた。

2人はベンチに腰掛け、終始和やかな雰囲気で会話をした。日が暮れて、それぞれの帰路につこうという頃、

ユキ「あの、またお誘いしてもいいですか?」

トモ「はい!喜んで!」

ユキ「ありがとうございます!ちなみに、、あの、、、トモさんって、その、、付き合ってる人とかって、いますか…?」

トモ「いえ、いないですよ。」

ユキ「あ、そうなんですね!!私、トモさんとお付き合いしたいと思いました。とても親切にしてくださるし、裸足のことも理解してくださって、一緒にいて気持ちが楽なんです。」

トモ「そんなこと言っていただけてとても嬉しいです。こちらこそ、ユキさんといい関係になれそうだなと思ってました。僕からもお願いします!」

ユキ「ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!」

トモ「こちらこそ!」

こうして、2人は交際をスタートすることになった。

帰路についたトモは今日のデートを振り返る。

「今日は1日楽しかった・・・。熱さを我慢しているのめちゃ良かったな。。気づかないふりして少し泳がせてしまったけど、やっぱり可哀想だったかな。でもあんなにかわいい子が裸足で隣にいるって、現実離れしてて浮き足立っちゃうな」

一方、ユキは、

「今日はたのしかったなぁ。でもこの時期は舗装された道に裸足は辛いね・・・。トモさんに気を使わせて申し訳なかったな。。」

結局、足裏に火傷を負ってしまったユキは、ぎこちない足取りで家までの道を歩いた。

家に着き、足裏を冷水で洗い流し、傷の手当てをした後、ベッドに横たわりトモにSNSで今日のお礼をした。

「今日はありがとうございました。とても楽しかったです!私が裸足でいなくてはならないばっかりに色々と気を使わせてしまい申し訳ありませんでした。今後もこういう事が続いてしまうかもしれませんが、お気に障りましたらご遠慮なく仰ってください。」

ユキからの連絡に返信するトモ。

「こちらこそ今日はとても楽しかったです!裸足の件についてはお気になさらず!何か力になれることがあれば遠慮なく仰ってくださいね。」

「・・・この子はなんていい子なんだ。。。ますます好きになった!」

トモはこの日、興奮して熟睡ができなかった。