nikkitan’s blog

日記を書くから、nikkitanですよー(*´・ω・`)b

女性・30代で年収1000万円に到達した私が、周囲の女性管理職が持つ属性について語ってみる。

タイトルだけ、シリーズ化させてみましたが、今までの話とはあまり関係なく、私の周辺(某SIer)の女性管理職が持つ属性について、ごく個人的に研究した結果、発見した3つの特徴について、語ってみようと思います。
※もちろん、必要条件ではありませんので、悪しからず……

これが女性管理職の三大属性だ!

※一部地域の話です

属性1:親が共働き
属性2:親が自営業
属性3:女子校育ち

これはたぶん違う:(既婚の場合、)配偶者の地位が高い

 

属性1:親が共働き

これは一番わかりやすそうな話なのですが、共働きかどうかはおいといて、自分の母親が働いていたかどうかは大事ですよね。一番身近なロールモデルですからね。
正社員とかパートとかは関係ないみたい。
この件については、私の感覚というわけではなく、ちゃんと立証もされているようです。 

www.cnn.co.jp

なお、元の論文を読むとわかりますが、この調査には日本も入っており、日本だけ何か特殊な傾向があったわけではないそうですよ。
また、これは娘だけに見られる傾向で、息子の場合、母親が働いているかは、収入の多寡には関係ないそうです。

 

属性2:親が自営業

これは属性1に近そうですが、ちょっと違うのが、商人感覚や電話応対などを就職前に体感する機会があったかどうか、というのが大きいと思ってます。
自営の種類によっては、看板娘だったこともあるでしょうし。
そういえば、最近、電話に出られない新人さんも多いらしいですしね。。 

diamond.jp

 

属性3:女子校育ち

そろそろ注目されてもいい属性だと思いますが、単に、名門は女子校が多く、名門にはお嬢様が多い、というだけではないと思います。
周囲の女子校育ちの人は、意見をはっきり言うし、物おじしません。
多感な時期に、男子を気にせず発言したり、文理関係なく得意科目を伸ばせた、などの影響があるのではないでしょうか。
これについては、私は女子校育ちではないため、 実体験としては語れませんので、こちらのエントリなとがわかりやすいと思いました。

d.hatena.ne.jp

 

 これはたぶん違う:(既婚の場合、)配偶者の地位が高い

旦那さんが平社員の人はいませんね。みんな管理職以上です。
ですが、これは、上方婚志向の結果でしょう。
この件については、いろいろと書きたい事もあるので、また別の機会に。。

 

この他の、あまり相関関係がなさそうな要素についても。

・卒業した大学
 そもそも入社の時点で、ほぼGMARCH以上の大卒の人しかいませんけど、旧帝大じゃなければ出世できない、というほどでもないです。(男性も同じ)

・理系か文系か
 SIerですけど、あまり文理は関係ないですね。この件についても、また別の機会に書きたいと思っています。

・既婚か未婚か
 「女性としての幸せを捨てて、仕事に邁進してきました!!」という人ばかりではないです。子供が三人いる人もいますし。

・子供の有無
 子供が三人いる人もいますが、ゼロの人もいます。それぞれですね。

 

ちょっと気になっていたことなんですけど、「子供に学歴をー」という人の話を読むと、大抵はその対象は男の子のことなんですよね。
女の子はどうでもいいのかしら。女の子には学歴なんていらない、っていう裏返しなんですかね。
最近は一人っ子が多いせいか、男女のお子さんがいて、それぞれの教育方針・学歴の付けさせ方について語ってるblogとかって、あまり見かけないっていうのもあるかな。。

是非、娘さんをお持ちの親御さんからのご意見を伺ってみたいですが……

女性・30代で年収1000万円に到達した私が、就職するまでについて語ってみる。(高校~大学生編)

続きです。

nikkitan.hatenadiary.jp

 今までのあらすじ

高卒・父と中卒・母の間に生まれた私。
家庭環境は共働き(ただし母が自営業)。
本は好きだったが、やってた習い事系は公文式くらい。

そんな普通の田舎の小学生が、普通の田舎の中学生になろうとしたら、大病を患い、中学一年間を棒に振りましたとさ。

さて、どうなる……

高校生時代

結果だけ書くとご都合主義のようなのですが、地元の一応ギリギリ進学校と呼ばれる私立の高校に入りました。
田舎なので、公立高校の方がもちろ ん進学実績はよかったのですが、中学一年間分の内申点が足りません。
実は、小6の頃には高専に行きたい気持ちが強かったのですが、それも夢と消えました。
ただし、国語の成績が公文式のお陰でほぼ100点だったのと、数学も公文式で先取りできていたため、受験に必要な2科目の成績が急降下することはなかったので、試験一発勝負に近い私立に的を絞って受験したわけです。(英語は壊滅的でしたが。)

また、高校だけではなく、大学も私立に進学しようとしていました。
結局、中学の休みが響いていて、5科目も受験勉強する余裕がなかったからです。

親に頭を下げました。
両親ともに働いていましたから、生活費としては困窮するほどではありませんでしたし、田舎なので住居の問題もなかったのですが、決して贅沢ができるほどのお金持ちなわけではなかったですから……。
なので、就職後は親に少しずつ仕送りをしています。
まあ、私なりの奨学金の返済ですかね。。

大学進学。そして……

自分が一番点数が取れたのが、国語と世界史だったので文系科目に絞って受験しました。
変な話、この二科目は、小学校のうちに、ほぼ勉強が済んでいたんですよね。
国語は古文・漢文だけ頑張って、世界史は「まんが・世界の歴史」みたいな本で、ほぼアウトラインがわかっていたので、複雑な地名・人名の暗記だけ頑張りました。

そして、親の転勤もあったので、家族一緒に東京に出て、GMARCHの一角に進学します。学部は経済系です。
ただ、就職に繋がるポイントは、進学先ではなく、バイト先だったと思いますね。。

バイトは、簡単に転職でき、簡単にステップアップできる

大学の授業は、そこそこ真面目に出てたと思うのですが、二年生の時、一年生の必修のクラスを受け持ってくれていた教授から、大学のチューター(ざっくりいうと、一年生の面倒を見る係)のバイトを斡旋してもらいました。
それで知ったのですが、大学のチューターという職は、非常に評判が良かったのです。企業から見ると。
あと、小さいころから、自営の母親の仕事を身近で見ていたし、たまに手伝ってもいたので、最低限の礼儀作法を守りながら、電話等の応対も出来ましたし、OA関係に強かったのもありました。
なので、大学時代は事務系のバイトを選び放題でした。わらしべ長者的にバイト先を変わり、最終的に有名IT企業のスタッフの職を得ます。バイトですけど。

そこまでくると、就職先も選び放題。
バイトでいろんな会社を見てきたので、会社を選ぶ観点も、ちゃんとありました。
(中学時代に大病した経験から、自分の健康に不安もあり、)終身雇用・安定志向だったので、バイトはちょくちょく変えましたが、就職に関しては、新卒で入った会社(SIer)に今でも勤めています。
典型的なサラリーマン・管理職です。

 

 ……以上が、だいたい、就職するまでの話です。

 

私が思う、人生のポイント

・両親が大人の会話に子供を混ぜてくれた。
・両親が共働きだった。
・母が起業し、自宅で働いていた。
・両親の仕事のことを結構知っていた。特に母親の仕事は身近で見ていた。
・家事・子育てを、その当時としては、分担しあっていた(ので、常にどちらかが私の面倒を見てくれていた)
・両親は仲が良かったわけではないが、お互いの仕事については認め合っていた。
図書館に(一人で)通わせてくれた。たぶん、小学校上がるまでに100冊は本を読んだし、小学校6年間でも400~500冊は読んだと思う。
・やってて良かった、公文式
・小学校が寛大だった。
・中学一年間を棒に振ったが、それで受験戦略を絞れたかもしれない。
・私立の高校・大学に進学させてくれた。
・大学の授業に真面目に出た。(一年次は)
・大学関係のバイトができた。
バイト先を変わることで、いろいろな会社のことを知ることができた。

・(これは微妙ですが……)育ったところが田舎だった……

 

 ……という感じですかね。

 

就職編に続く……

女性・30代で年収1000万円に到達した私が、就職するまでについて語ってみる(誕生~中学生編)

最近、幸せと学歴の相関関係が一部で話題ですが……   

www.pojihiguma.com

  

ta-nishi.hatenablog.com

  

fujipon.hatenablog.com

 

そもそも幸せって、人それぞれではありますよね。

ただ、「世の中、金や!」という方もいらっしゃるでしょうし、年収1000万円に到達することを目標とされている人もいると思います。
(あるいは、配偶者に年収1000万を求めたり……)

そんなわけで、需要もありそうなので、女性・30代で年収1000万円に到達(上位1%以上のはず)した私が、今までの人生をざっくりと振り返ってみたいと思う次第です。

長くなりそうなのもあって、今回は中学生時代まで。
いずれまとめます。

生まれ……というか、両親について

私の父は高卒で、母は高校(夜間)中退なので、最終学歴としては中卒です。
どちらも裕福な家庭の生まれではないです。

ただし、当時の経済情勢もあり、どちらも就職には困っておらず、父は東証一部上場企業に就職、母は高校卒業しなくても就職できそうだったので、中退したわけですね。

そんな二人が出会って、私が生まれたのが、両親が30歳を過ぎたとき。当時にしては、かなりの高齢出産です。
父はそのころ、係長くらい。
母は、就職先で特殊な資格を取って、出産直前まで働いて、退社しました。

……ここからが、たぶん、一般的なケースと違うんだと思うのですが、私が3歳くらいになったころ、母が仕事を始めます。
ですが、就職したのではなく……今の表現で言えば、起業したのです。

パートに出るより、自営で働いた方が、子育てと仕事を両立できると考えたようです。
どんな仕事かは省略させていただきますが、オフィスは自宅。
私は、家で仕事をする母と一緒に過ごしてきたわけですね。

父はといえば、子煩悩だったので、私が生まれてから一年間、残業を一切せず、私のお風呂係を勤めるという、完全に出世を放棄した働き方をしていましたが、なぜかどこかでその一年分を取り戻したらしく、最終的には定年後に関連団体に出向して、××長という肩書を得るまでに出世します。高卒なんですけどね。。

 

小さいころから勉強? は好きだった

父と母は低学歴でしたが、勉強自体は好きだったようです。
ですが、私への教育といえば、英才教育など、特別なことをしたわけではなかったと思います。
今でも覚えているのは、父の膝の上で新聞を一緒に読んでいたくらい。
私はこれでひらがなとカタカナと漢字と株式欄の見方を覚えました。
たぶん、子供にしたら、どれも等価なんでしょう。。

そして、父の仕事の関係もあって、円高だの円安だのを家族で話し合うような家でした。選挙も必ず行くし、選挙公報を家族で読み合わせるような家でもありました。

そんなこんなで、親に頼らず、自分で字が読めるようになると、自分の本が欲しくなり、最初は親にねだっていたのですが、家計的限界はあります。。

そこで、図書館に連れて行ってもらうようになるのですが、基本、野放しだったので、親が連れて行ってくれたのは最初の3回くらいで、あとは自力で図書館に通いました。幼稚園(2年)に通いだしたころなので、4歳くらいですかね。。今だったら……無理かな。。世間的に。。
だいたい漢字も読めたので、図書館の幼児コーナーの絵本にはあまり興味がなく、小学生用の小説とか百科事典とかが好きでした。シャーロックホームズシリーズが一番面白かったですかね。

ただ、この頃って、こういうのを勉強だと思ってやってませんからね。
趣味というか、遊びの一環ですよね。
あと、同じくらいの時期に公文式を始めました。

 

小学生時代

……普通の田舎の小学生だったと思いますが、敢えて言うなら、小学校時代、宿題が出た記憶がないですね。。
あと、公文式で先に進んでしまっているので、一年でも、かけ算等々わかっていたわけですが、「かけ算習うまでは、足し算で計算しなさい!」とかいう、わけのわからない先生には当たりませんでした。
田舎の公立でしたけど、今振り返ると、いい学校でしたね。
宿題が出なかったので、その時間、公文式を延々とやれましたし、好きな本がたくさん読めましたしね。

 

中学生時代

田舎なので、私立に進学するなんて全く考えませんでした。
そして、また普通の田舎の中学生をやるつもりだったのですが……ここで普通の人がなかなか体験しないであろう、ものすごいレベルの挫折があります。

大病をしまして、一年間ほとんど授業に出てませんでした。
義務教育なので、なんとか留年せずに済みましたが……。

ここで、公文式の先取り貯金を使い果たします。公文式で英語をやってなかったですしね。。

 

ここまでで言いたいこと

なんで中学生時代で切ったかというと、こちらのエントリのタイトルへのリプライのつもりです。 

www.ikemenmusuko.net

私が小中学生の時に何をしていたかというと、進学塾で猛勉強していたわけではなく、むしろ病院で寝てました、ってことなんですけど。

案の定、早慶なんて入れてません。

でも、現時点では、年収1000万円以上もらうようになって、5年は経っていたりしますので、安心してください。それでもなんとかなりますよ。

あと、自分の経験的に、敢えて言うなら、学歴否定派です。
一応、大卒ですけどね。

 

続きは↓

 

nikkitan.hatenadiary.jp

 

 

通勤電車の中で赤ちゃんが泣いています

赤ちゃんが泣いてます。
周囲のサラリーマンの顔が険しくなります。

……たまにこういうときがありますけど、今回はひとつ、いつもと違うことがあります。

赤ちゃんを抱いていたのはお父さん。
近くにお母さんがいるようには見えません。

険しいサラリーマンたちの顔が、その事実に気づいた瞬間に変わりました。
あの表情は……憐憫……なのかな。


こういうのを見ると、「共感」が非常に重要なんだな、と思います。
男の自分が、赤ちゃんを抱えて、一人で電車に乗る状況をちょっとでも考えてみる。
自分が人工透析を受けることになる可能性を考えてみる。
自分の家庭環境として、どうしても大学に進学できなかったら、どうだったかを考えてみる。

完全に相手の立場に立つのは難しいですけど、考えてみようとするだけでも違うと思うのです。

私の、あなたの、「レール」の捉え方。そして、「この国には、希望だけがない」問題をどうにかしたい。

最近話題だった大学中退の方について。

 

www.ishidanohanashi.com

いろんな方がコメントされたり、ブログで触れられたりしていたのを見ました。
例えば、直接言及されていたわけではないですが、今日ホッテントリ入りされていたこの記事も。

rebuild-life.hatenablog.jp

私が思う「人生のレール」とは

私が最初に中退した方の記事を読んで感じた違和感は、「それはレールとは言わないのではないか」ということでした。
私が思い描いた(私の中の典型的な)「人生のレール」とは、

・親が決めた進学先に進学
・さらに言えば、大学付属校に小学校くらいから入学して、そのままエスカレーター
・就職先は、研究室、ゼミ、サークル、親・親類等の知り合いの勧めるところに就職
東証一部上場クラスの老舗でもある最初の就職先に15年ほど勤めたところで、人生を振り返り、「これでいいんだっけ」と思いながらも、奥さんと子供と住宅ローンを考えると、もう身動きがとれない
……というようなものです。

みなさんは「人生のレール」について、どうイメージされていましたか?

偏差値50の人生がわからない

実は、このエントリのタイトルは「偏差値50の人生がわからない」っていうものにしようと思っていました。無駄に炎上しそうなのでやめましたが……。
ただ、本当に私の周囲は両極端な感じで、ちょうど真ん中くらいの人がいないんです。人付き合いが限られているからなんでしょうけど。

ちなみに、件の彼が退学した大学が、大体偏差値50くらいみたいなんですけどね。

それで、みなさんは、偏差値50の人が、私の想像した上記のような「人生のレール」に乗れると思いますでしょうか。……思われないですよね。。
よっぽどの親のコネでもない限りは……。
上記のレールは、少なく見積もっても、偏差値60以上のレールでしょう。

それで、彼がイメージしていた、「人生のレール」は、私のイメージとはかなり違うことにまず気づく必要があるな、と思ったわけです。

偏差値50の「人生のレール」を想像してみた

それで、私が彼が想像したであろう「人生のレール」を、わからないながらも勝手に考えてみました。

・なんとしてでも就職率を上げたい大学の就職課が、「中小でもいいから就職しなさい!!」と圧力をかけてくるので、地元のデザイン系の仕事をしている中小企業に就職
労働基準法について知ることもなく、もちろん会社に労働組合なんてものはなく、ただ、「ブラック」な環境に自分が置かれているのだろうな、ということは、なんとなくわかるレベルの労働環境
・耐えられないので、3年で転職活動を始めるが、どこも似たようなもので、デザイン・映像系の仕事は諦めて、親のコネが効く地元の中小企業(職種はなんでもいい)に転職
・転職先は、のんびりしていて、定時で帰れるけど、この先自分の後輩は5年は入ってこないだろうな、と思える年齢構成
・ついでに言うと、取引先はすべて地元企業なのだが、「そろそろ会社をたたもうと思ってる」という話を最近よく聞く
・東京に出てきてしまっていたら、結婚なんてとても考えられないくらいの年収だけど、地元かつ親が援助してくれると言っているし、なんとか大学時代の彼女と結婚
・なお、彼女は派遣で働いてはいるが、子供が生まれたら当面仕事はこないので、自分の収入だけが頼りになることはわかっている
・当然、仕事内容には不満があるが、親のコネと嫁を思うと辞められない
・そうしているうちに、子供が生まれたため、親が二世帯住宅を建ててくれることになって、めでたしめでたし……?

……どうでしょう。私の想像力をフル活用して、「レール」的イメージは残しつつ、なんとなく先が見えない感を出してみたのですが。。

「レール」とは、カッコ悪く、つまらないものなのでしかないのか

彼がどんなレールを想像していたかわかりませんが、結局、「レール」というのは、その人の固定観念の産物なんですよね。
彼が描いたレールは、たぶん、とてもつまらないものでしかなかった。

彼は音楽が好きだからということで、それに近い分野の専攻に進んでいます。
そこまではよかったと思うのですが、なぜ、その分野を捨ててしまったのか。

その原因のひとつに、彼が見つけることができた「レール」のパターンが少なかったから、というものがあるように思います。
「やりたいこと」がたくさんあれば、その中から厳選した進路を簡単に捨てることはなかったのではないでしょうか。
そして、もしも、選んだ進路先で躓いたとしても、別のやりたいことに方向転換しようという気持ちになれたのではないでしょうか。
いきなり起業するとかじゃなくて。

なぜ、起業という道が魅力的に見えるのか

nyaaat.hatenablog.com彼は「生きづらかったのか」というと、ちょっと違うような気がしますが、受け皿というか、自分の未来を思い描ける先が「起業家」か「プロブロガー」みたいなところに限られてくるというのは、私もやはりどうなのかな、とは思います。

世の中にはいろんな職業がありますし、学校もそうです。 
もっと成功確率が高そうな道はたくさんある。
中退しなくても、別の学校に編入もできる。
「起業家」や「プロブロガー」は厳しすぎる。
私たち大人は、それを知っています。なので、彼の進路選択を不安に思うわけです。

では、どうして彼のアンテナには「起業家」や「プロブロガー」みたいなものしか引っかかってこなかったのでしょうか。

今、評判のいい業種って何?

多くの人が、「××はやめた方がいい」ということをネットで発信しています。
でも、「この職業はやりがいあるよ!」とか「充実しているよ!」という記事にはついぞお目にかかりません。(敢えて言うなら、facebookでたまに見かけるくらい……)
実は、私の勤めている業種は、はてなでは大抵嫌われているSIerというやつなのですが、仕事のやりがいや、いいところもたくさんあるんです。
もちろん、微妙なところもあるけど、それはどこの業種であっても、ある程度はしょうがないところだと思いますし、相性の問題もあるのでは、と。

ですが、これは私に限ったことではないと思いますが、基本的に、発信には原動力が必要で、現状に満足している場合は、原動力に乏しいため、なかなか発信しないわけです。
私の場合、自分の仕事の魅力について語る必然性を感じるのは、会社の採用活動に協力するときくらいですし、ネットで発信したことは一回もありません。
あと、決定的な問題点として、「ネットで自慢話をする」という形になりかねないわけでして……。

でも、現状に不満があったり、逆に見栄を張ってみたかったり、あるいは人を巻き込めば自分の利益になることがあったりした場合は、原動力が与えられますから、ポンっと世の中に発信されるわけですよね。主にネットを通じて。

つまり、マイナスなことは発信され、拡散されがちですが、プラスのことは、そもそも発信されなかったりするわけです。
そこのところが、高校生・大学生くらいにはなかなか理解できなくて、ネットの言説が世の中の全てだと思ってしまうのかもしれないな、と。

この国には何でもある。だが、希望だけがない

……村上春樹さんの本は一冊も読んだことがないんですが^^;、このフレーズは強烈でした。
そして、ネットによって、この傾向は強まっていっている気がします。
いい話が「炎上」することはもちろんなく、悪い話だけがどんどん広まっていく。

職業選択に関して言うと、NHKが一生懸命いろんな職業の魅力を発信していたような気もするのですが、最近の高校生はどうせネットを見るわけです。
そこに、いろんな仕事の嫌なところばかりが溢れていたら、どう思うでしょうか。
「俺の職種はひどい、超絶ブラックだ、でも、起業よりはマシだ」という大人の言い分が子供に通るでしょうか。。

そんなマイナスの情報があふれ出す中、「起業家」「プロブロガー」はサロンなどを通じて、仕事の魅力を発信し続けているわけです。

「うまい話には罠がある」というのは当然なわけですが、希望のカケラもない超絶ブラックか、少しでも希望がある方か、という観点ならば、若者が賭けに出てもおかしくないでしょう。

実際の経済状況が悪かったという現実はもちろんあったわけですが、それに加えて、日本国民みんなで「絶望」ばかりを振り撒いて、「希望」をシュリンクさせていった結果が、彼が描いてしまった、「つまらないレール」だったのでは、と。。

普通のこと、ちょっとしたいいことも発信してみようかな、と。

最近、子育て系blogを読むのが好きなのですが、読んでいるのは、主に、本当にありふれた日常の、何気ない子供とのやりとりが書いてあるものなんですよね。
でも、その日常感がすごくいい。
子供というのは基本的にそういう生き物なのでしょうが、ただ、その普通のやりとりを眺めているだけで、とても希望があります。
子育てだって大変なことの方が多いんでしょう。
でも、その大変さも希望に変わるようなパワーが感じられるんですよね。。

子育てネタと比べると、ただ普通に勤めている人が、仕事ネタでそんな希望を発信できるとはちょっと思えないですし、守秘義務とかもあるし、なかなか難しいところではあるんですけど、あまりに希望がないこの日本を取り巻く雰囲気に、蟻の一穴を開ける気持ちで、私も仕事のことで、なるべくプラスなことを、発信してみようかな、と思った次第です。

ちょっと恥ずかしいけど。。

 

みなさんもいかがですか?(^^ゞ

Kindle FireタブレットでポケモンGO!

よゆー(笑)
f:id:nikkitan:20160814161826j:image

このポケモンGOブームのなか、お子さまにスマホを持たせるわけには……とお悩みの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、ぶっちゃけ落としても壊しても惜しくない価格、かつ、Wifiしか使えない(親からコントロールがしやすい)、Kindle Fireでお子さまと一緒にポケモンゲットできたらいいですよね。

 

そこで、Kindle FireポケモンGOがプレイできる設定について解説します。

 

必要なアプリ

基本として、google Playでいろいろとダウンロードできないといけない点は、以前に書いたエントリと同じ状況ですので、 


Kindle FireタブレットにBluetoothキーボードを繋いで、さらにかな入力してみたくないですか? - nikkitan’s blog

まずは、検索していただいて(汗)、google Playをなんとかしてダウンロード&インストールしてください。

 

そして、必要なアプリは下記の3つです。

google Play 開発者サービス

google MAP

ポケモンGO

一番最初の開発者サービスについては、google Playをダウンロードする過程で入ると思いますので、個別にインストールが必要な物は、google MAPとポケモンGOだけだと思います。

で、なんで開発者サービスとMAPが要るのかという点ですが、ポケモンGOで使用しているMAPがgoogle MAPベースであることと、下記の設定で使用する「(各アプリの)位置情報の使用許可」を出すのが開発者サービスからであるからです。たぶん。

 

 設定

おそらく、インストールしただけで、ほとんどの方はWifi環境下であれば、プレイ可能になっていると思います

ただ、それでも出来ない方は、下記の設定変更が必要です。

Kindle Fireの開発者オプションにおける疑似ロケの設定

Kindle Fireの開発者オプションにおける位置情報の使用許可

google Play開発者サービスにおける位置情報の使用許可

 

Kindle Fireの開発者オプションにおける疑似ロケの設定

「設定」→「端末オプション」→(google Playをインストールしたときに有効にしたはずの)開発者オプション→「仮の位置情報の使用を許可する」をOFF

Kindle Fireの開発者オプションにおける位置情報の使用許可

「設定」→「ワイヤレス」→「位置情報」→「ポケモンGO」をON

google Play開発者サービスにおける位置情報の使用許可

「位置情報」→「ポケモンGO」をON

 

この設定がすめば、チュートリアルから先に進めるのではないでしょうか。

 

外でプレイするには?

で、このままではWifi環境下から外に出られないので(汗)、単純な解決策としては、親御さんがスマホを持って、お子さんと一緒に外に出ればいいと思います。

Kindle Fireテザリングで繋いでください。

ポケモンGOの通信量はそんなにかかりませんので、あまり負担ではないと思います。

ですが、外から帰ってきたあと、テザリング外すのを忘れると、スマホ経由で動画再生される可能性もありますので、注意してください(^-^;

 

 

 

こんな感じです。

では、お子さんと一緒に、楽しい夏休みとポケモンライフを!

 

 

女に生まれていたのに、すみません。。


女装して分かる痴漢の真実 - 小汚いオカマ日記

 
こういう記事を読むと、「なんか……すみません」って、つい考えちゃいます。
※以下、元記事にほとんど関係ないです。はてブのリンクで飛んできた方は申し訳ありません
 
 
今まで、女として最低限の装い(清潔にはしてた)しかしたことがなく、お肌とかも、ほとんどケアなんかせず、ほったらかし。
 
なのに、ゴツいとか言う単語からは程遠い体型で、背は低く、肌の色は白いし、デブなので、白のゴムまり様ではあり、男の人と見間違えられたことは皆無です。
女扱いされたこともないですけど。
 
 
そんな私がいろいろあって、40を前に人生(生き方?)を見直し、髪を伸ばしたり、パーマかけたりしてみたところ……会社のおじさんたちからはそこそこ好評。
面と向かって言ってくるのがおじさんなだけで、一般的にも、たぶん好評。
「なんだ、こんな簡単なことで、世間は私を女だと認識するのか……」という感じでした。
 
 
なぜ生き方を見直したかは、別の場に譲るとして、それまでは、なんか「女」だと思われたくなかったんですよね。
「男」になりたかったのでもなく、ただ、「人間」でありたかったというか。
 
でも、特に自分はLGBT的な傾向もなく、「女」であることは自然体で、性別がないものになろうとする方が、むしろ不自然だったんですよね……。
 
 
 
それで、冒頭の「すみません」なんですが、元記事の方に対してではなく(それはおこがましい気がする)、昔の自分と今の自分に対して、思うことだったりします。
もうちょっと早く自分の不自然さに気づいていたら、今頃、子供の一人でもいたかもしれないし。
 
元記事の方は、「女装したい!」という自分の意思が明確で、ゴツい手の甲や痴漢に耐えながらも、やりたいことを、しっかりとやっている。
真っ直ぐな努力をなさっているのが、今の私には、大変羨ましく思います。
 
 
「自分探し」に全力注ぎ込む必要はないと思うのですが、「性自認」等の、結構アイデンティティ的に根幹部分にありそうな要素は、ちゃんと向き合った方が後悔が少ないんじゃないかな……というのが、40才に至っての感想です。。