築100年。古民家改修DIYの記録 〜セルフリノベーション〜

山梨で古民家買いました。果たしてDIYでどこまでできるのか…。狩猟、キノコ狩りも

久しぶりに更新

久しぶりにブログ更新してみました。

前回更新がおよそ4年前‥?笑

 

その間書ききれない程色々な事がありました(^^;)

店舗DIYはやっとこさ仕上がり、保健所申請、確認、菓子製造業と飲食店営業許可も無事もらうことが出来て‥

 

そこからは怒涛の勢いでパン屋をOpen致しました笑

 

 

それからというもの、ブログを書いている余裕など全くもってなくなり( ;  ; )

 

当時3歳と1歳の男児2人の育児&パン屋営業に追われる日々‥_:(´ཀ`」 ∠):グフッ

 

今はパン屋も4年目に入り、おかげさまで少しは生活も落ち着いて来ました✨

 

なぜ今更ブログ更新したかといいますと、

現在三人目妊娠中‥(*_*)

しかも、全前置胎盤という極めて稀な胎盤異常(宝くじに当たるくらいの確率だそうです笑)ハイリスク妊婦&出血により28週から現在管理入院中‥_(:3 」∠)_

 

ベット上安静により、突如あらわれた究極の暇‥_(:3 」∠)_

ここは精神と時の部屋‥?

 

そんな時

ブログやってたなー

と、思い出し

今後の自分自身の記録としても

DIYの事、お店の事、全前置胎盤の事などなど

ゆるく書いていけたらなぁ〜と思います( ´ ▽ ` )

 

ずいぶん昔の写真^^;

古民家から見る青々とした庭です🌳

 

今はお手入れが届かず鬱蒼とした庭に‥( ;  ; )

 

来年こそはお手入れ頑張ろう‥!

 

 

 

 

 

カウンター支柱アイアン溶接DIY

カウンター下の木材がちょっと不格好だったので、アイアンを溶接して支柱を作成します!


f:id:nikupaneko:20180221152923j:plain
これでも良いけれど…



改めて購入した資材はこちら

丸棒16mm×2m ×2 ¥2116

アングル5×40×1820 ×2 ¥2742

ヒラコウ3×32×910 ¥246

合計金額 5104円




これに、余った資材なども組み合わせて作成します。



こちらが溶接機
f:id:nikupaneko:20180224073959j:plain



こちら鉄やパイプ等を切る切断機
f:id:nikupaneko:20180224074031j:plain




製作途中の写真を忘れてしまいました…。

アイアンを熱で曲げ、カーブを作り組み合わせました。

最後は現場合わせで溶接します!

f:id:nikupaneko:20180318225040j:plain
完成‼
f:id:nikupaneko:20180318225232j:plain

うんうん。以前より雰囲気がでました〜✨

2017年 5月 ニホンミツバチを飼いたい‼でも…

去年の話になりますが…

旦那がニホンミツバチを飼いたい!!

と、いう事でハチさんの家を作り仕掛ける事にしました。



一年の内に一回、ニホンミツバチの群が分峰するはタイミングがあるのですが、そのタイミングで巣箱を仕掛けそこに分峰群を誘い込み住み着いてもらおうという訳です。



なのでニホンミツバチさんのおメガネに叶うお家でなければならないし、その周りの環境も住みよい環境でないと住み着いてはくれません。。




要するに群を捕まえるのは難しいです💦
山や崖の下、色んな所に仕掛けましたが動きはありません。



もうハチさん入らないね…



なんて言っていた去年のゴールデンウィーク頃。



自宅の裏に何気なしに置いていた巣箱にブンブンブンブン元気なハチさん達が飛びまわっているではありませんか!!

f:id:nikupaneko:20180222153806j:plain

古民家の庭には大きな樫の木や、季節の花々が咲いていて、ハチさん達には住みよい環境だったのかもしれません。



完全な灯台下暗しです(笑)


次の日には群が集まり無事住み着いてくれました。


 

そこで旦那、これからの育て方を教えてもらうため、意気揚々とニホンミツバチを飼っている先輩がたに連絡しました。

先輩方「ちょっとハチの写真見せて」

旦那「これです!」

先輩方「あー…これセイヨウミツバチだね。最近多いんだよ。」




はい。。ニホンミツバチでなくて、セイヨウミツバチが住み着いてくれたようです(泣)


ニホンミツバチは若干小ぶりで、黒っぽいそうです…。


でも!せっかくわが家に来て頂いたのでセイヨウミツバチを飼おう!!と言うことに。



ニホンミツバチは日本古来からの種なのでお世話はさほど必要無いのですが、セイヨウミツバチは外来種。日本の多湿環境には慣れていません。


その為、定期的な消毒作業が必要になってきます。


自然の物を使い、消毒をする方法を教えていただき実践する事に。

巣箱もニホンミツバチ用からセイヨウミツバチ用に変えなくてはいけません。


巣の移動は少々荒っぽい方法なので、逃げてしまう事もあるそうです。


一回採蜜を行なってから巣箱を移動する事にしました。




2ヶ月程たった7月の後半。巣も成長したのでいざ!採蜜をする事に!



f:id:nikupaneko:20180222152143j:plain
ミツバチは温和な性格なので刺すことは少ないそうですが、巣を壊すとなると流石に攻撃体制に入っています。
できる限り防護して挑みます!

f:id:nikupaneko:20180222152329j:plain
こちら巣箱の断面。蜂も蜜もギッシリ!

f:id:nikupaneko:20180222153136j:plain
ハチさんにどいてもらって巣を取り出します。

f:id:nikupaneko:20180222153224j:plain
どっさり採れました!巣の蓋が閉まっているのは蜜が完熟している証拠らしいです。

f:id:nikupaneko:20180222153350j:plain
小さいブロックにカットしてザルに上げ、ゆっくりと蜜を落としていきます。

約1リットル強採蜜出来ました!

f:id:nikupaneko:20180228065200j:plain

花やかな香りとフルーティな味わいでとても美味しい蜜でした✨



そして巣の移動ですが、ミツバチの巨匠に来ていただき、見事成功しました!

女王バチにもマーカーで印をつけて、定期的にチェックします。


ハチを飼うには届け出も必要なので、こちらも提出しました!



f:id:nikupaneko:20180222155412j:plain
現在の巣箱。防寒対策がしてあります。今年の春頃また採蜜予定です!

f:id:nikupaneko:20180222155603j:plain
こちらニホンミツバチ用の巣箱。



最近はお天気に連れられ、ミツバチたちも動き出しています。



今年も仕掛ける予定。はたしてはたして…
ニホンミツバチが入ってくれますよーに…!

カウンター設置 DIY

カウンター材を購入しました!

持ち主の大工さん、当初は「このカウンターはナラ材だ。」とおっしゃっていたのですが、いざ購入時持ち上げてみると「あれ…?軽い。。」

f:id:nikupaneko:20180208160846j:plain

結局ナラではなく、何か分からない木です(笑)



確か4mくらいの長さがありました。
f:id:nikupaneko:20180208154219j:plain
マキタの電動カンナで表面を整えます。

削っているときの香りも特に目立つものは無いので、おそらくサワラ材かなぁ?と。

f:id:nikupaneko:20180208154642j:plain

柱に食い込ませて設置する為、まずは柱の方をノミで調節します。

f:id:nikupaneko:20180208155041j:plain
ハンマーで叩き込みます‼

なかなか入っていかないカウンター。それはそれはすごい力で叩くので柱が壊れるんじゃないかと思いました(=o=;)

翌日。
f:id:nikupaneko:20180208155435j:plain
入りました〜‼✨

二人で両側からハンマーで叩くことで、何とか設置出来ました💦

カウンターの上と下、焼杉を貼ることに。
f:id:nikupaneko:20180208155815j:plain
これは畳の下に使われていた杉板。
剪定枝を燃やし、焼杉にしました。

貼った感じ
f:id:nikupaneko:20180208160010j:plain

…うーん…

ラーメン屋さん?の雰囲気になったかなぁ〜(笑)

雰囲気を変えるため、今後カウンター上にはタイルを貼る予定です!

f:id:nikupaneko:20180208160508j:plain

甲府護国神社の骨董市へ行ってきました!
お目当ての物は見つかりませんでしたが、子どもたちは広々した芝生で楽しそうです♪

ペンキ塗り、外壁モルタルDIY

早くも改装を初めてから3ヶ月以上立ってしまいました。
一連の作業だけ見ると簡単そうですが、実際やってみるとうまく行かない、なかなか進まない、、という状況が…。

「天井のパテ塗りにくい‼」だったり「その後のサンダーがけが大変‼」や「モルタルって重い!塗りにくい‼」…etc

文句ばっかりですね(笑)

そんなこんなでお互いにイライラしながらも何とか作業は進みました。 

外壁ビフォーアフター
4畳の和室だった所の外壁です
f:id:nikupaneko:20180206150147j:plain
f:id:nikupaneko:20180206145850j:plain
柱の色が変わっているところはシロアリスーパーを塗りました。
f:id:nikupaneko:20180206150512j:plain
f:id:nikupaneko:20180206145605j:plain
防水シート、メッシュテープ、ラス網(メタルラス)の順にタッカーで止め付け、モルタルを塗る準備が出来ました。
f:id:nikupaneko:20180206150700j:plain
いざ!モルタル塗りに挑戦!
f:id:nikupaneko:20180206150923j:plain
出来ました〜♪
f:id:nikupaneko:20180206151033j:plain

モルタルは記載の配合通り混ぜ、塗りました。
第一弾目は水を入れ過ぎたらしくちょっとシャバシャバに…💦塗りにくい‼
二回目は固めに仕上がり、塗りやすかったです。

これ、モルタルを押し付けながら塗るので結構力が入ります💦
旦那が大きいコテでモルタルを壁にくっつけていき、私が小さいコテでならして、最終的に旦那がコテで全体をなすり、仕上がりました。

この作業は翌日筋肉痛間違いなしです。。

続いて内装ペンキ塗り
パテ。
f:id:nikupaneko:20180206151952j:plain
これは下塗り用のパテなんですが、仕上がりにそこまで求めていない為(ズボラ)このパテ一回塗りで終わりに。

メッシュテープを貼った上にパテを塗ります。ビスのところも忘れずに。
f:id:nikupaneko:20180206152307j:plain
f:id:nikupaneko:20180206152452j:plain
f:id:nikupaneko:20180206152519j:plain
周りの養生も忘れずに、ローラとハケで仕上げました。
f:id:nikupaneko:20180206152558j:plain
一回塗りで綺麗だったので終了!
f:id:nikupaneko:20180206163711j:plain
入り口横の土壁も、割れがひどかった為表面だけ剥がす事に。
f:id:nikupaneko:20180206225358j:plain
f:id:nikupaneko:20180207125242j:plain
せっかくなので、土壁を一部見れるようにしました。
f:id:nikupaneko:20180207125327j:plain
こちらはベニヤに直接ラス網を貼りモルタルを塗りました〜
f:id:nikupaneko:20180207125835j:plain 

カウンターは知り合いの大工さんから安値で譲ってもらい取り付けしたのですが、なかなか柱にはまらなく手こずったんですよね💦

厨房ステンレス→亜鉛板 内壁

明けましておめでとうございます!
もう平成30年!そろそろ年号も変わるそうで…。

お店改装は思ったように進まず、亀のようにゆーっくりとDIYで進んでおります。

平成の内にオープンできますように👏(笑)

お店DIYは現在こんな感じです

f:id:nikupaneko:20180107084933j:plain

熱源の周りにケイカル板を貼り、その上に亜鉛板を張り巡らせました。

厨房にはステンレスが一般的ですが、なぜ亜鉛板かと言いますと…

1、加工しやすい(柔らかい)

2、価格が安い(2倍以上ちがいます!)

この2点ですね(^^)

あと、亜鉛メッキの独特な哀愁漂う雰囲気がお気に入りです✨

この要領でフード部分も作成予定です!

窓枠も作製し、取り付けました

f:id:nikupaneko:20180108111025j:plain

少しは厨房らしくなったでしょうか…^^;

これからカウンターの設置、コンクリート床の塗装、外壁のモルタル塗りに取り掛かる予定です(^^♪

f:id:nikupaneko:20180108111642j:plain

電車大好き鉄男くんの息子と埼玉の鉄道博物館へ行ってきました!
側をモノレール、新幹線はやぶさ、こまち、MAXが走り抜けます‼
電車好きのお子様がいる方は楽しめますよ〜✨

古民家の謎 〜屋根裏と甲州財閥 庭の作庭師は?〜

古民家には2階があります。

引っ越し当初、そこは真っ暗な空間で床にはホコリが数センチ積もっていました。

ヘッドライトの明かりを頼りに辺りを見渡すと、古い畳や壊れた編み込みの椅子、壊れた火鉢、お蚕さんの道具等々…

極めつけはネズミのミイラ…(泣)

いやだ〜片付けるの……(TT)

はやくも心が折れた私でしたが。

そこは旦那。

サッサか荷物を運び出し、掃き掃除。

f:id:nikupaneko:20171227062106j:plain

f:id:nikupaneko:20171227062203j:plain

それにしても…2階の床は杉板一枚貼ってあるだけなので、下の階にホコリが落ちて来る〜(-.-;)!
この日は上と下で大掃除💦

そうそう、屋根裏の全貌も見えました。
このあたりでは見ない家の造りみたいです(市の方談)

f:id:nikupaneko:20171227063034j:plain

ここに鏑矢(?)が据えてあり、そこに“大正八年 森喜一郎”と書いてありました。


元家主さん(この人が森家から現在のこの家を購入した)からも聞いていましたが、この家を建てた人は元富国生命の社長さんだったそうです。


屋根組にはしる大正当時の電気配線や、庭木や石造り、大きな客間などから当時の財力の高さを伺えます。

そしてこの元家主さん曰く「ここの庭は夢窓国師が作庭したと聞いてる」と!!

何と!本当ですか(笑)⁉

夢窓国師と言えば言わずと知れた作庭師。

山梨県甲州市恵林寺も夢窓国師の作庭です。

今年キレイにした我が家の庭
f:id:nikupaneko:20171227065239j:plain

まぁ、確証はとれませんが、ロマンが広がりますね(笑)

一応市の方に見てもらった所、この庭は根津家(鉄道王 根津嘉一郎)の庭の石組みと似ていると言う見解が。根津家はここからすぐ隣の集落。

普通は庭に山の石を使うのですが、根津嘉一郎は山梨を流れる笛吹川に思い入れがあり、庭にその要素を取り入れるため、川の石を使用したそうです。

この庭も元は水が流れていました。
そして池に使用されている石は川の石。

甲州財閥の根津嘉一郎と何か繋がりがあったのでしょうか?


そんな事を考え、昔の時代に想いを馳せるのも面白いです♪

ちなみに元根津家は根津記念館として見学ができます。大きなお屋敷と、これまた雄大な庭。

見応えありますよ〜!
入館料も安く、興味がある方は是非行ってみて下さい(^^♪