胸焼けとは長い付き合いだ。
小学生の頃からだ。
その胸焼けが一時、良くなっていた時期がある。
SIBOが改善していたころだ。そんなに前のことではない。
(SIBOは過去の日記で何度か書いているので省略)
しかし3月ごろから、お腹が張るようになり、胸焼けも復活。
捨ててしまった胃薬をまた買うハメに。
SIBOは抗菌ハーブとリフレクソロジーで一時改善したのだが、同じ手が通用しなくなっている。
もう一つ胸焼け(逆流性食道炎)の直接原因になりそうな症状がある。
食道裂孔ヘルニア
裂と孔だよ。ちょっと物騒な感じだよね。
食道裂孔は横隔膜を食道を通すための穴のこと。
通常は、胃から食道に逆流しないよう、噴門が閉まっている。その閉めることに加担しているのが横隔膜。
食道裂孔ヘルニアは、何らかの理由で食道裂孔が緩み、そこから胃が上(胸部)にコンニチハしている状態だ。
食道裂孔(横隔膜)より上に胃の一部があるのだから、胃酸の逆流は避けられない。
逆流性食道炎の治療は、まずは胃酸を抑制するところから始まる。
いまはプロトンポンプ阻害薬が一般的か。
ちなみに、これを使う時には、ピロリ菌の検査をした方がいい。
実は胃がんが増加することが知られている。理由は、胃酸が抑制され、ピロリ菌が活発化するからと考えられている。
胃酸を抑制すれば、炎症が改善するということになるが、これは対症療法であり、根治できない。一生クスリを飲み続けることになってしまう。
なので、そもそも胃酸が逆流してしまう原因を取り除かないといけない。
・SIBOにより小腸でガスが発生し、胃、食道に逆流していく流れにより胃酸も逆流する
・ウエストを絞めすぎ
・脂肪により腹部の圧が高まった
・胃に長く食べ物がとどまり、胃酸が出続け、ガスも発生し、食道に逆流する
1点目のSIBOの改善が難しいので、4点目に着目した。
カイロプラクティックを開業している方の一部に、この点を指摘する方々がいる。
制酸薬により胃酸が減り、消化不良に陥り、結果的に胃に長く食べ物が残留。それだけでも腹圧は高まるし、ガスが発生すると噴門を押し上げ、胃酸もろとも逆流していく。
十分ありうる話だと思った。
なぜカイロプラクティックかというと、内蔵を正しい位置に戻すような手技もあり、食道裂孔ヘルニアを戻すこともできるらしい。
もちろん、根本原因を解決しないと、またコンニチハしてしまうのだが、それでも一刻も早く元の位置に戻すのがいいと思った。
ただ、忙しい。
カイロプラクティックのみんながみんな、食道裂孔ヘルニアを得意としているわけではないと思うので、確実なところを探すと、あまり近くはない。
平日の午前?夜?休日??
しばらくは無理そうだ。。。
ただ収穫もあった。
胃酸を弱める理由の一つとして、カルシウム、マグネシウムなどのアルカリ性サプリを食後に取ると、胃酸が中和され、消化に時間がかかり、結果として胃酸が長く出続けることになると。
以前にCTした際、腎臓に石が映っていたので、シュウ酸カルシウムとしてシュウ酸を排出する意図でカルシウムとマグネシウムを飲んでいた。
ただちにやめた。
あとは消化を助けるべく、よく噛む。
これはいろんなことに効果があるので、意識していきたい。
これで改善しないか、様子を見ることにした。