家づくりの後悔ポイント
台風被害に続いて、北海道での地震災害にお見舞い申し上げます。
平成最後の年は、酷暑に災害に、次々と想定外のことが起こり、忘れられない年になりました。
さて、今回は「今なら選ばないこと」「後悔ポイント」を書きたいと思います。
家づくりは3度経験しないと満足できないと言いますが、やはり見えてないことがありました。
一番ワリを食ったのはトイレ。
トイレは、リビングとキッチンのすぐそばです。思いの外、音漏れが気になります
リビング・書斎・キッチンの配置とデザインを優先した結果、トイレの場所の良し悪しをイマイチ理解できてませんでした。
次に気になるのは、リビングの24時間換気。
エアコンと耐力壁の移動で、換気口も場所の変更が必要だったのですが、高所に空きがなく、結果、リビングの夫のPCスペースの床上20cmの場所を選んでしまいました。
夏はいいんですけど、冬がね。。
リビングで寛いでると、足元から冷気が漂ってくるのですよ。その時まで忘れてました、換気口のこと。
めっちゃ寒いじゃん😨
これ気づかなかったわ〜。
気づかなかった、といえば造作の食器棚!
これも、最初に渡した要望書からサイズが変わってましたの。
120→90センチに。
平面図には最初から書いてありました。
サイズが違うことに気づいたのは、引越しの荷解きの時でした。
120は旧居の造作棚のサイズなのですが、いつもと同じ並べ方をしたら、食器が収まらないんですよね。
なぜって、幅が30センチ少ないから。
あ〜〜、なぜ気づかなかった?!自分!!
S社トラップでしたわ。
なお、今なら選ばないのは、
S社との家づくり、
であります。
成果物のセンスは良かったですし、途中、施主による綿密なチェックが功を奏して、図面上の間違いは潰しきれたので、結果よし!ですけど。
人を選べば、ここまで苦労しなくても済んだと思います。自分の見る目のなさを、つくづく思い知りました。
家づくりは、途中経過も超大事。
くれぐれも、家づくりでは冷静な視点をお忘れなく。
皆さまにおかれましては、ハッピーな家づくりになりますよう。
ちなみに、家には大変満足しておりますので、ご安心を。
ソファー探しの旅の終わり
今朝がた、メルカリに売りに出していたグラスが売れました。
ノベルティなので売れないかもと懸念してましたが、捨てる神あれば拾う神あり、買い取ってもらえました。送料で儲けはほぼなくなりますが、不用品になりかけたモノを必要としてくれるのが、何より嬉しいです。ありがたや〜。
さて、今回はソファをご紹介しようと思います。
ソファー探しの旅は家のプラン時からなので、足かけ2年でしょうか。始めの頃に検討してたのは、NOYESのNewSugar standard ソファーでした。
出典:NOYES
あの頃は、座り心地と耐久性を重視していましたっけ。。腰痛持ちなので、座り心地が最優先です。NOYESは、値段の割には性能がよく、好印象でした。少なくとも私はw
待ったが入ったのは、ソファーを見た夫の一言。
「カッコよくない」 うわー ごめんなさい、ごめんなさい
床でゴロゴロ派の夫はソファーを毛嫌いしていたので、カッコよくないとイヤなのだそうです。
そこからの旅路は長かった!
彼が木のフレームを好きだと聞けば、リッツウェルのダイアナ を見に行ったり、アルファベットソファのモダンなフォルムに寄り道したり(大きすぎて断念。笑)
アクタスやBoConcept、目黒のBRUNCHなどなど、20店舗くらいは見に行ったと思います(マジで)。
最後、カンディハウスとの一騎打ちで競り勝ったのはこちら。
出典:匠ソファ
匠ソファの「LE SOFA」です。
こちらは性能にも力を入れてますが、華奢なフレームはモダンなテイストで、なかなかの美人さんです。
座面クッションが多重構造でヘタりにくいのが売りで、安定感のある座り心地がとっても気に入りました!寛ぎます~。
夫を連れて行ったら、ようやくOKが出ました。モダンなフォルムが気に入ったようです。色はブラウングレー。コーヒーテーブルに少し寄せました。
先週末に到着して、部屋に置いた様子がこちら。
ブラウンが効いてますが、意外とグレーっぽいです。
リビングの中央にソファーを置いてます。後ろから見るとこんな感じ。
このソファーに決めた理由の一つに、後ろ姿のすっきり感があります。
ダイニングテーブルで食事をしていると、どうしてもソファーの後ろ姿が目に付くので、後ろ姿美人の彼女に決めました♡
使ってみた感想は、やっぱり座り心地がいい!安定感があって、長いこと座ってても疲れにくいです。背もたれが低いので、首回りの補助のためにクッションを買いました。かなりカバーされます。
インテリアは、初日から部屋にしっくり馴染んだのがびっくり。木目にグレーは鉄板ですね。また濃い木目が意外とオークと合ってほっとしました。
肝心の夫はソファーをかなり気に入ったようで、意外と座っています。
そうそう、この人はいつも目の前の状況を楽しむ人だったw。ソファーを気に入ってくれたなら嬉しいよ。
満足したポイント
残暑厳しきおり、いかがお過ごしですか。
週末は、一年点検とソファーの配達対応で忙しく過ごしていました。
リビングにソファーが置かれた途端に、インテリアの方向性がぴったり定まりました。存在感が半端ないです。
近いうちに、ご紹介しようと思います。
さて、色々あったS社との家づくりですが、家はとても気に入っているので、今回は満足したポイントを挙げてみようと思います。思いつくまま列挙します。
1.デザインファーストな家づくり
デザインを優先したおかげで、美的センスの点で違和感はありませんでした。目に楽しい家に仕上がりました。
2.フォーカルポイントの多さ
玄関のfix窓、庭の眺め、階段やバスコートの空。緑と空を眺めるスポットがあちこちにあり、飽きません。
一番のお気に入りは、こちら。
階段の空です。窓で切り取られた空は、なぜだか詩的です。手すりや窓、キッチンタイルの風合いを眺めるのも好きです。
3.木と光を楽しめるLDK
LDKは四方から日が入るので、それぞれの時間で空間の表情が違います。
朝はまぶしいです。
夕方になると、薄暗がりにオレンジの光が薄く広がります。
また、オイルフィニッシュの無垢床はさらさらとした肌触りで、夏も冬も気持ちよく、豊かな気分に浸れます。
4.SICの使い勝手
玄関からSICを通ってキッチンへ続く動線が使いやすいです。ストッカーには工具や備蓄を、土間はゴミの一時置きや傘干しに大活躍してます。
5.2階水回りと室内物干し
LDKから生活感を排除するため、水回りを2階に持っていったのは正解でした。洗濯大臣が、毎晩洗濯してますが、リビングはすっきりです。ありがたや。
6.収納の多さ
SIC、WIC、納戸にスタディコーナー。書斎には本棚を置けたので、物を決まった場所にしまえてます。
7.長期優良住宅で家を建てたこと
性能にはあまり予算をさけませんでしたが、長期優良住宅にしたおかげで、一定水準の安全性や耐久性を要求できたように思います。
振り返ると、デザイン面での満足が大きいですね。
暮らしやすさの観点からいうと、ゾーンニングと用途をしっかり決めたことがプラスに効いたように思います。
また、ここまで満足度が高いのは、夫のサポートが大きいです。
家づくりは、いかにプラン上で要望を具体化できるかにかかっています。何を求めていて、それは何故なのか、どうなれば実現できたと言えるのか、夫から常に追及されたおかげで、想定外の箇所を少なくできました。感謝、感謝です。
具体的に詰めるには、毎日の習慣や行動を思い出しながら、必要な条件・要望を紙に書くこと、今使ってる収納やモノのサイズ、自分がモノを使う時のサイズ(高さ、幅など)、住んでる家の満足なこと・不満なことを具体的に書き出す事をお勧めします。
意外と大事なのは、要望が設計図に反映されているかを確認することです。
図面は契約書の一種です。図面に書かれてないことは、宙にういてるか、すれ違ったか、忘れられてるかだと思った方がいいです。図面にあったお陰で、何度やり直しを要求できたことか。。ホントに大事です。
入居前Web内覧会:リビング
夏休みをとって、タイのバンコクに行ってました。
経済成長が著しいと聞いてましたが想像以上で、ビルも交通インフラも日本のレベルにかなり近くて驚きました。
また、さすがの観光大国で、レストランもマッサージもサービスレベルが高く、親切な人が多い!まさに、微笑みの国でした。
さて、今回はリビングをご紹介しようと思います。
【間取り概略】
リビングは家の西南に位置しています。
プランを作成した時の記事はこちら。
niwatoie.hatenablog.comniwatoie.hatenablog.com
【S社への要望】
家のテーマにもなっていますが、
・リビングでゆったりと庭を眺めたい
・天井までの大開口にウッドデッキを設け、景色を額縁のように切り取りたい
・床や壁はシンプルで素材感のあるものとし、庭を引き立てたい
と、庭を主役とした空間を希望していました。
【内覧会】
玄関からの廊下の突き当りがLDKです。
リビングのドアは、神谷のフルハイト。設計士Mさんがオススメしてくれたものです。天井まで届くドアはすっきり美しいです。
ドアを開けると、
庭に続く掃出し窓が見えます。
掃出し窓の右手、西側の壁にテレビボードを置きました。
窓際は夫のPCコーナー。座卓式のデスクを置いてます。
右側は、以前紹介したスタディコーナー。無印のスタッキングシェルフを置いて、飾り棚兼文具&書類置き場にしました。
南面の掃出し窓は、天井高までの大開口です。
一辺240cmの正方形の窓です。掃出し窓の外をオーバーハングにして、軒天や外壁は室内と同じ白に塗装しました。
こちらは、ウッドデッキを設置した後の様子。
ウッドデッキもフローリングと同じ方向に貼りました。天井・壁・床すべてを室内から連続するように見せることで、庭の風景が際立つようにしました。
この狙いはわりとうまくいって、2階から降りてくるときや、リビングで寛いでいるときに、自然と庭に目が行くようになりました。
また、ウッドデッキは庭との行き来がしやすく、夫も庭仕事がしやすくて気に入っているようです。
計画当初の「庭を眺める家づくり」という目的は、無事、実現されました。
大きな目的を達成できて、ほんとうによかったです。
◆◆◆
次は、満足ポイント・後悔ポイントをお伝えしようかな。
入居後の内覧会は、部分的にご紹介するかもしれません。
入居前Web内覧会:ダイニング
暑いですね。庭の緑が日に日に濃くなっています。
夫の家庭菜園も収穫真っ盛りで、シソと茗荷とバジルを摘んで素麺の薬味にしました。何でもない料理も気のせいかおいしいです。
さて、今回はダイニングをご紹介しようと思います。
【間取り概略】
ダイニングはキッチンの隣、家の東南に位置しています。
プランを作成した時の記事はこちら。
【S社への要望】
記事には一部しか載ってませんでしたが(笑)、要望は、
・明るい陽射しの中、庭を眺めながら朝ご飯を食べたい
・TVが見える配置にして欲しい
・モダンなデザインと木の風合いが楽しめる空間にしたい
というものでした。間取りを決める際には、TVとの位置関係がキーポイントになりました。
【内覧会】
場所はキッチンの南隣です。
東と南の2面採光にしたおかげで、明るい食卓になりました。
キッチンから近いので、配膳も片付けも楽ちんです。
短辺にある夫の指定席からの眺め。
庭にある3m級(!)のジャンボひまわりがよく見えます。左の椅子の対面にTVがあるので、朝は庭、夜はTVを見ながら食事をしてます。
東の窓辺はとても明るく気持ちがよいので、お茶を入れる場所にしてます。
キッチンのプランの通りにカップボードを置き、その日の気分でカップを選んでます。ちなみにカップボードはunicoで買いました。
ダイニングの家具と照明も、要望に合わせてモダンなデザインを選びました。
どれも別々に選んだものですが、素材感はありつつシンプルなデザインにしたので、空間がすっきりしました。
椅子の座り心地がよいので、何だかんだ書斎からパソコンを持ってきてしまいます(書斎の椅子が座りにくいのもあり...)。
私のお気に入りスポットの一つです
【仕様】
・照明:ルイス・ポールセン「ph5」
・造作扉:アイカ「マーレスⅡスカイハイト」色:エレガントノーチェ
・ウッドブラインド:ニチベイ「木製ブラインド」クレール50 ラダーコード・穴あり ダークオーク ループコード式
・調光ロールスクリーン:ニチベイ「ハナリ」ライトベージュ ループコード式 天井付け
・ダイニングテーブル:家具蔵「エミナント」
・ダイニングチェア:マルニ木工「ヒロシマ」オーク
入居前Web内覧会:キッチン
台風が近づいてますね。
今日は一日、家でのんびり過ごしながら、台風を待ち構えています。先ほどから風が強くなってきましたが、本格化するのは夕方頃でしょうか。ドキドキします。
さて、今回はキッチンをご紹介しようと思います。
キッチンは予算の都合で制限されたところもありますが、デザイン面は当初のイメージに近くなりました。
【間取り図】
キッチンは玄関の近くです。
プランを作成した時の記事はこちらから。
【S社への要望】
要望としては、
・ゴミを、部屋を通らず玄関から捨てたい
・天板&シンクはステンレスでスクエアなデザイン
・ガスコンロ、食洗機を入れたい
・手入れがしやすい
・対面式。タイルを貼ってカフェ風に
というものでした。 一つ目の条件があるので、1階の間取りは自然に決まってきました。
【内覧会】
玄関からの廊下を抜けると、対面カウンターがあります。
名古屋モザイクの白いタイルにタモの天板で、カフェカウンターらしくなりました。
照明はコイズミのカタログの表紙を飾ってたAP45323。夜に明かりをつけると、バーカウンターっぽい雰囲気も楽しめます。
キッチンは、玄関と同じタイルを使いました。内装用なので仕上げは細やかです。
後ろのカウンタ―は、下にレンジ台を置くために高さを100cmにしました。最初は少々高くて違和感がありましたが、カウンターでは包丁作業をしないので、さほど困りません。高さにも慣れてきました。
ちなみに、奥のドアをくぐった先が玄関横のシューズクローク。台所用品のストックやゴミの一時置き場もあるので、重宝しています。
シンクはラクシーナ。扉の色はアルベロホワイトです。
白地に薄いグレーの模様があるのですが、黒い取っ手やタイルに合うので安心しました。希望通り、真ん中に食洗機、右端にガスレンジもあります。
パナソニックのステンレスにはスクエアデザインがなく、丸みを帯びたデザインになりました。
グースネックの水栓も、ステンレス天板も、使いやすくて手入れが楽です。
丸いシンクも、天板のエンボス加工も目立たないせいか慣れてきました(笑)
こちらが、ほっとクリーンフード。
料理が終わる度にファンを掃除してくれてます。ありがたし。
キッチンは最後予算を下げたのでそれほど期待してなかったのですが、思いのほかカッコよく仕上がって、嬉しい誤算です。
また、使いやすくメンテナンスが楽になったのもありがたい。
特にタイルは、水ぶきでキレイになるので助かります。食洗機・ほっとクリーンフードと並ぶくらい、取り入れてよかった設備です。
地味に嬉しいのは、ゴミが溜まったらキッチン裏のシューズクロークに一時置きして、回収日には玄関から捨てに行けること。勝手口は、施錠チェックの箇所を減らしたい思いから作りたくなかったので、玄関直結は本当にありがたいです。
【仕様】
・商品:ラクシーナ
・天板・シンク:ステンレス
・扉:アルベロホワイト、取っ手:黒
・水栓:グースネック シャワー付き
・レンジフード:ほっとくリーンフード
・食洗機付き
入居前Web内覧会:寝室
この度の大雨被害に、お見舞い申し上げます。
近頃、夏の雨量がとても増えてきましたね。赤道あたりのスコールのようで、あれこれ亜熱帯仕様に変えていきたいなと思っています。
さて、今回は2階プライベートゾーンのメイン、寝室をご紹介したいと思います。
【間取り図】
寝室と収納は家の東側にあります。
プランを作成した時の記事はこちらから。
【S社への要望】
要望としては、
(1)就寝時にリラックスできる内装にしたい
・照明は、温かみがあって少し暗め
・壁紙、床を柔らかい色調に
(2)気持ちよく目覚めたい
・朝に明るい陽射しが入るよう、東南に窓を設ける
(3)収納力の高い棚を設けたい
というものでした。割と普通かなと思います。
【内覧会】
ホール東側に、寝室に続く引き戸があります。
ドアは洗面室と同じ、リクシルのファミリーラインのクリエモカ。
プライベートゾーンは少しドアのランクを落としました。
デザイン的には問題ないですが、ソフトクローズ・オープン機能がないので、開け閉めに少し気を使います。ここはお金をかけてもよかったかも。
ドアを開けると、アクセントクロスと東の窓が見えます。
オフホワイトの生地に木の模様のほっこりする壁紙です。
壁紙の彩度と照明を少し暗めにしたお陰で、寝る前はリラックスしやすいです。夜はこんな雰囲気。
壁紙も床も柔らかめの色調を選んだので、暖かい光によく合います。
ベッドを入れたら、動線に無理がなくてちょうどよい大きさになりました。北側に作り付けてもらった木の長押は、洋服の一時置きに重宝してます。
部屋の北側には、ウォークインクローゼットと納戸があります。
右に曲がると、ウォークインクローゼット。
幅100cm、奥行き200cmのこのスペースと寝室のタンスに、2人分のオールシーズンの衣類をしまってます。
両側にパイプを通し、右側には棚板を入れました。中段の棚には小さめのタンスにハンガーにかけない衣類を、上段には着物や布団などの季節ものを収納しています。
北の一番奥が納戸です。
納戸は、屋根がかりで天井が140cmまで下がってます。
ウォークインと同じく、幅100cm、奥行き200cmくらい。左側に棚を置いて、普段使わないものと掃除用具をしまっておくつもりです。。。そう、引越しから1年が経つというのに、ここの書籍は未だ段ボールの中。いやぁ、困らないんですよねー。
でもそろそろ、夫が煩くなってきたので、買おうと思ってます。
ソファーも買ったので、時間もできることですしね。買わなくちゃなぁ。。