金融商品とは
金融商品と言われたら、どういったものを想像しますか?
まず金融の基本の三本柱として「預金」「融資」「為替」があります。
「預金」とは、金融の基礎で、取引の第一歩です。給与の受取、資金の決済などが可能な「普通預金」。資金形成の第一歩である「定期積金」。まとまった資金で資金形成する「定期預金」。他にも税金対策の「納税準備預金」や、「通知預金」「積立定期預金」など様々な預金商品があります。
私たちの身近にあるのはもっぱら「普通預金」「定期預金」「定期積金」だと思いますが、それ以外にも沢山商品があるのです。
次に「融資」です。「カードローン」「車輌ローンなど目的別ローン」「フリーローンなど多目的ローン」「住宅ローン」「事業性ローン」「手形貸付」「手形割引」「当座貸越」など様々な金融商品があります。
融資も金融の基礎となります。金融機関は預金で集めた資金を原資に融資をし、その利息の幅(利ざやという)で収益を上げています。
最後に「為替」です。為替とは「現金の授受を行わない資金移動」を差します。簡単な例を挙げると「振込」でしょう。東京から北海道の親族に振込をする場合、お金を持参していたらとても面倒ですよね。それを振込という資金授受を実際に行わない「為替取引」によって可能となっています。
この「為替」は実感が薄い金融業務ですが、日常生活様々なところで用いられ、為替取引がなければ取引は成り立たなくなります。
クレジットでの買い物や、給与振り込み、口座振替、外国送金、FXなどの投資も全て為替によって成り立っています。
今回は金融の三本柱である「預金」「融資」「為替」について紹介させていただきました。