条件付き確率のイメージ

※図は自分で作成したので汚いです(笑)

 

Aが起こった時にBが起こる条件付き確率  P(A|B)

AとBが同時に起こる確率 P(A∩B)

この両者を混同している人が多いが、全く違うものである。

ここでは、両者のイメージをつかんで頂きたい。

 

P(A|B)およびP(A∩B)はともに下図の場所について議論している点では共通している。

どちらも結果としてはAとBの両方が起こっている状況である。

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ここで確率とは何なのかについてもう一度考える。

 

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「場合の数」と異なり、確率の問題では分子(部分)だけでなく分母(全体)についても注目しなければならない。

P(A|B)もP(A∩B)も分子(部分)は同じだが、分母が異なるのである。

図にするとこのようなイメージである。

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つまり

の中でどれくらいの割合を占めるか=P(A|B)

の中でどれくらいの割合を占めるか=P(A∩B)

ということである。