2023年振り返り 子育て編

息子は4歳と8ヶ月。一年前と比べて、嫌なことでもだいぶ我慢できるようになったり、おしゃべりもだいぶ上手になってきたり、お兄さんになったという感じがします。そして今年は第二子の女の子が8月に生まれました。

nkazuki.hatenablog.com

日本帰省

3月に日本に一時帰国しました。今回のハイライトは三重県にあるストーンハンター伊勢志摩と名古屋のレゴランド・ジャパン。

ストーンハンター伊勢志摩では鉱山(という名の部屋)で鉱石を掘るアクティビティができました。施設自体はかなり小さいのですが、砂を掘って自分で鉱石を見つける体験が楽しかったのと、ちょうど石にハマってることもあり、息子はとても気に入ったようでした。

レゴランド・ジャパンは1泊2日で行きました。今回は滞在もレゴランドホテル、食事もホテル内のレストランで済ませたのですが、一日中楽しいが続いている感じで体験がとても良かったです。早朝仕事する必要があってロビーにパソコンを持っていったのですが、ロビーのコンセントが全部塞がれていて、ここは仕事をする場所ではないのだなと改めて思いましたw

レゴランドは歩いてるだけでも楽しいので、慎重派であまりライドに乗りたがらない息子にもちょうどよいなと感じました。潜水艦に乗って本物の水槽の中を移動するサブマリン・アドベンチャーが個人的には良かったです。

レゴランドジャパン

料理

息子の手先が器用になり色々お手伝いもしてもらえるようになりました。特に料理の手伝いは本人も楽しんでしてくれます。日本に帰省したときにABCクッキングのkidsクラスに心配しながら送り出しましたが、とても楽しかったようでした。

最近は自分のオリジナル料理を作るのにハマっていて、気が向くままに好きな材料をあれこれ入れて最終的に味噌汁にするという謎料理をよく作っています(味噌汁はだいたい何を具にしてもおいしいということがわかりました)

工作

同じく息子がはまっているのが工作です。たまにYoutubeで見る動画にslick slime samというDIY系のやつがあるのですが、それに触発されてなのかダンボール工作をしています。ダンボールを切るところは親が手伝う事が多いのですが、グルーガンを使ってくっつけるところはほとんど一人でできるようになりました。最初は頑張ってハサミで切っていたのですが、ダンボールカッターを買ってからだいぶ手伝いが楽になりました。

息子がほぼ一人で作った車

虫歯

息子の歯磨きは嫌がられながらも朝晩親が仕上げをしていたのですが、なんと4歳半ころの定期検診で虫歯が見つかってしまいました。レントゲンでとらないとわからないような場所の、奥歯と奥歯の間に数か所あるそうで、治療を始めています。。。

Transitional Kindergarten

息子は2月生まれで今年4歳だったので、カリフォルニアではTransitional Kindergarten (TK) というKindergarten準備期間のような公教育に入ることが可能でした。プリスクールの先生たちと相談した結果、TKに応募することになり、実際に入学することになる学校(抽選で決まる)に見学に行きました。

見学に行ってみて、特に悪いところはなかったように思うものの、一方でいまいちしっくり来ていない自分たちがいました。TKは義務ではなく権利のため、自分たちで入学するかどうかを選ぶことができます。

悩んだ結果、自分たちは以下の理由でプリスクールにもう一年残ることを決めました。

  • 今通っているプリスクールがとても良くしてくれており、息子も気に入っている
  • 息子はこれまでほぼ日本語のみの環境で育っており、まだ英語オンリーの環境に放り込める準備はできてない(後述のサマーキャンプで結局放り込むのですが)

サマーキャンプ、ウィンターキャンプ

プリスクールが夏休みの間、これまでは妻が息子の面倒を見てくれていたのですが、今年は妻が妊娠中なこともあり、また息子が4歳になりサマーキャンプに行ける年齢になってきたこともあり、サマーキャンプに行ってもらうことにしました。とはいえサマーキャンプも5歳以上を対応にしたものが多く、あまり参加できるものは多くなかったです。

結局今年は近所の小学校で開催されていたCamp Doodleと、近くのコミュニティセンターで開催されていたサマーキャンプにいってもらうことにしました。全く知らないところが得意でない息子、送り出すときに泣いたりもしましたが、迎えのときには楽しそうに走り回っていたりもしたらしく、子供の強さを感じました。特にコミュニティセンターの方でのサマーキャンプでは色々工作をしたり、なぜかメダルをもらって帰ってきたりと楽しそうで、この冬もウィンターキャンプで同じところに行ってもらいました。

習い事

息子の習い事をいくつか模索した年でした。

まずBerkeley市のサイトで見つけたバスケットボール教室に何度か行きました。子供向けのクラスだったのですが、わりとコーチが熱血的な感じでちゃんとフォームとかを教えてくれる感じでした。運動がそれほど大好きでない息子にはちょっとあってないような感じもあり、本人もやる気がなかったので、これは2回ほどでやめてしまいました。

僕も妻もピアノに漠然とした憧れがあり、息子にも習わせたいなとひっそり思っています。まず音楽に触れるところからと思い、音楽教室の見学にいっていみました。Albany Music School では子供用のアンサンブルクラスがあり、ギター・ドラム・バイオリン・ピアノをそれぞれ6週間づつ触れるというものでした。見学に行ってそれぞれの楽器を触らせてもらったのは良い経験だったものの、思っていたより真剣な雰囲気(毎日練習が必要なようです)もあり、息子も乗り気ではなかったので結局受講はしませんでした。

息子にもっと運動を好きになってほしいという気持ちがあり、オンラインで調べていたらへやすぽアシストというオンライン運動教室を見つけたので受講しています。zoom越しにマンツーマンの運動教室をしてくれるもので、子供が飽きないように内容を変えてくれるので今のところ楽しく続けられています。日本のサービスなので、時差の関係でこちらの夕方しか時間がないのがやや大変です(そしてサマータイムでレッスン時間が変わってしまう…)

今年から週に二回、ひらがなの読み書きの授業が始まりました。すでに50音の半分くらいを書いたみたいで、身の回りのひらがなに興味を持って読み始めているような感じがあります。

英語もそろそろ始めようということで、今年の頭からWyzant で見つけたチューターの先生に週一で来てもらっています。たまたまなのですが、日本で数年英語を教えていた経験のある先生が見つかり、息子との相性も良いようで毎週楽しく遊んでもらっています。

動画

去年から引き続き「おさるのジョージ」が好きでいまだに見ています。あとは「パウパトロール」を今年から見るようになりました。

アニメ以外だと「ザ!鉄腕!DASH!!」と「所さんの目がテン!」もみてくれるようになって親も一緒に楽しめるようになりました。

謎解き本

僕の暇つぶしに5分間リアル脱出ゲーム の本を買ったら息子が興味を示し一緒に解いたりしました。彼一人で解ける謎はほとんど無いのですが、謎解き本にありがちな突然異世界に飛ばされたりする設定が好きみたいです。このシリーズは結局全部やったのですが、シールブックアドベンチャー は一緒にできる感じが多く良かったです。


こちらは去年のエントリ

nkazuki.hatenablog.com

Great Wolf Lodge Mantecaに行ってきた

幼稚園の冬休みにGreat Wolf Lodge Manteca に一泊二日で行ってきました。Great Wolf Lodgeはアメリカとカナダに20箇所ほどある室内プール&リゾートみたいなやつで、サンフランシスコから近いMantecaにも2021年に出来ていたみたいです。Mantecaの場所はBerkeleyからだと車で1時間半ほどで行くことができました。

チェックインは公式には午後4時からになっていますが、到着した午前11時頃にはすでに部屋が空いていたようで、入ることができました。新しいだけあって、全体的に設備はきれいな気がしました。

写真を取り忘れたので公式の画像です https://www.greatwolf.com/northern-california/suites/themed/wolf-den-suite-standard

プール

荷物をおいて早速プールに行ってみることにしました。外は薄手のコートがいるくらいの気温ですが、暖房の効いた室内プールエリアがあるため冬でも水遊びをすることができます。プールエリアはウォータースライダー、流れるプール、波の出るプールなどいろいろありました。が、濡れるのが嫌いで慎重派の息子は一度だけ滑り台(下の写真の奥に写ってます)を滑ったら顔に水がかかったのが嫌だったらしく、そのあと10分ほどプールの近くの水のエリアで遊んだだけで、他のプールでは遊ばず帰りました。

子供用のエリアで遊ぶ息子

アクティビティ

プールエリアとロビーの間にいろいろなアクティビティがあって楽しめるようになっています。まずはGemstone Miningから。これはアメリカだと割とよくあるやつで、鉱石の混じった砂を買い、水で洗って鉱石を探す遊びです。

gemstone mining

そのあとはミニボウリングをやりました。ボーリングははじめてでしたが、ボールもコースも小さめに作られていて、4歳の息子も楽しく遊ぶことが出来ました。

ミニゴルフもやりました。こちらも息子にとっては初めてでしたが、楽しそうに遊んでいました。

その他にもアクティビティはいろいろあり、ロープを付けて遊ぶアスレチック、アーケードゲームコーナー、鏡の迷路などがありました。

MagiQuest

館内のあちこちに宝箱や宝石のオブジェが置いており、そこに杖(有料)をかざすと音が出たりゲームが遊べたりするようになっています。息子は最初乗り気ではなかったのですが、偶然お会いした友人家庭にお古の杖を譲ってもらい少し遊ぶことができました。ゲームはさらに課金しないと遊べなかったのでプレイしていないのですが、宝箱が開いたりするのを楽しむことができました。

その他イベント

1時間に一度くらい何かしらのイベントをロビーでやっていて、いくつか参加しました。家族でヨガをしたり、軽い運動をしたり、工作をしたりしました。Arts and Craftsと銘打ってるわりにただの塗り絵だったりしましたが、それなりに楽しめました。

食事について

館内にレストランやカフェはありますが、基本的にアメリカという感じで、バーガー、ドーナツ、キャンディ、ピザなどの印象でした。すぐとなりにCostcoがあるのでそこで食事をとる人もいるようです。我が家は車で7分ほどの最寄り(?)のスーパー(Save Mart)まであれこれ買いに行きました(ここもアメリカ郊外のスーパという感じの品揃えでしたが)

Children's Museum of Stockton

Great Wolf Lodgeは一日で遊び尽くしてしまったので、二日目は近くのStocktonにあるchildren museumに行きました。全体的にだいぶ古めな感じもあり壊れてるおもちゃなどもありましたが、いろいろ展示がありよかったです。

maps.app.goo.gl


Great Wolf Lodge、今回はまだ少し早かったかなという気がしましたが、いろいろ遊べて良い経験でした。息子がもう少し大きく(10歳とか?)になったらまた行きたいなと思っています。

書籍「赤ちゃん寝かしつけの新常識」

赤ちゃんが生まれたので寝かしつけについてまた復習しておこうと思い以下の本を読みました。

著者が生物学の博士号で、睡眠についての研究をしているということで、各所で関連する研究についての引用があり、全体的に説得力があります。一方で、二児の母としての著者の体験談も時折含まれており(やや科学的根拠は薄い感じの記述も時折あるものの)親しみやすく感じました。

過去に他の寝かしつけの本を読んだこともあり、特に大きな驚きはなかったですが、全体的に良い本だったと思うので記憶が新しいうちに読書メモをまとめておきます。

寝かしつけには光が重要

人間の体は光を敏感に捉えるため、光を管理することが大切。寝室は遮光カーテンで自然光をシャットダウン。授乳などの際は赤いライトを使用する。赤い光はメラトニンを阻害しない。授乳中スマホを見る際はブルーライト抑制アプリを使用する。また、人間は目があうと本能的に興奮するので、夜間の寝かしつけのときアイコンタクトしない。

寝かしつけにはルーティンが重要

生後5ヶ月、体重が5kgを超えると、夜に続けて5時間眠る力がある。一度でも長い時間続けて眠った日があれば、最長で眠った時間-1 (例えば6時間続けて眠った日があれば5時間)は授乳無しで試してみることができる。

一日を通してスケジュールを固定し、昼と夜で寝る場所をかえるのがよい。

おくるみは夜だけ(昼寝すぎないように)。お昼寝をしすぎると、夜に眠れなくなってしまう。お昼寝は長くなりすぎないように起こす。

赤ちゃんは、夜最初に寝ついてすぐにまとまった睡眠をとるため、寝かしつけの時間はむやみに早くしないほうが、親も睡眠時間を確保することができる。

書籍には年齢別の睡眠時間や参考スケジュールが記載されている。

ネントレ

赤ちゃんが2ヶ月を超えたら別の部屋で寝る。上の子がいる場合は上の子とも離して赤ちゃんだけで寝かせる。そのほうが赤ちゃんも親もよく寝れる。

夜泣きした場合は90秒待ってから行く。2-3分近くにいてあげて、親がいることを知らせる。あやすときはなるべく抱っこや授乳しない。自分で寝る力をつけるため。2-3分で泣き止まないなら一旦離れて、また90秒待つを繰り返す。

たった90秒あやしに行くのを遅らせるだけで、赤ちゃんは自分で泣きやむことを学ぶ。もっと長いあいだ泣かせっぱなしにしても、子どもの情緒や認知の発達にその後の影響は出ない。

だいたい一ヶ月ほどで朝まで眠れるようになるとのこと。日々の睡眠時間を比べると変動がでるが、一週間単位で比較するとだんだん長く寝るようになる。

親の脳の変化

親になると各種ホルモンで赤ちゃんがいとおしくなる。赤ちゃんが泣いているとつい世話したくなるが、親の健康も大事。スケジュールがしっかりして赤ちゃんが寝てくれるようになったほうがお互い幸せ。

アメリカ在住 バイリンガル子育て 4歳半の今

アメリカに住んでいて悩ましい問題のひとつが、こどもの言語教育をどうするか、ということです。自分たちも試行錯誤する中で先人たちのブログなどを参考にさせてもらったので、我が家の状況も一例として書き残していこうと思います。

息子が生まれたあと、自分たちなりにいろいろ調べた結果、まずは母語である日本語を伸ばそうという考えになりました。いくつかオンラインの記事も読みましたが、書籍としては、トロント大学で名誉教授をされている中島先生の本が参考になりました。

本の趣旨としては「バイリンガルになるためには母語の力を育てることが一番」ということです。また、母語をまず育てることで第二言語の習得が容易になるという話もあります。

我が家の家庭状況について書いておくと、私も妻も日本語が第一言語で生まれも育ちも日本、テレビなどを見るときもほぼ日本語ですし、友好関係も日本語の方が多いです。家で息子と話すときも日本語ですし、絵本も基本的には日本語のものを日本のAmazonから買っています。アメリカに永住権があるものの、将来的には日本に帰る可能性もあると思っており、子供には日本語もできるだけ習得してほしいと思っています。

デイケア、プリスクール

私も妻も働いているため、子供を預けることになりました(妻はフリーランスで時間に融通が聞くため、最初のうちはパートタイムで預けていました)。チャイルドケアの変遷は以下のとおりです

  • 0歳: びびなびでベビーシッターさんを募集(日本語を喋る方)
  • 1歳: 現地のデイケア(英語)
  • 2歳: 日系のデイケア
  • 3-4歳: 日系のプリスクール

現在通っているプリスクールは日系で、通っている子供の半分ほどが日本語ネイティブです。先生も日本語ネイティブの方が多いですが、英語しか喋れない先生もいます。言語教育だけでなく、もちつきやこどもの日、七夕など日本の行事も取り入れてくださり、息子は楽しく通っています。

こどもチャレンジ

2歳の途中からこどもチャレンジをはじめました。公式に海外受講がサポートされており、販売店経由で契約できます。

楽しくひらがなや日本の文化に触れることができ、受講してとても良かったと思っています。アプリが海外からアクセスできないことだけが少し残念です。

絵本

絵本には投資を惜しまないというスタンスで毎月のように絵本を買っています。amazon.jpで頼むと送料で価格が倍くらいになりますが、一週間もしないうちに届いて便利です。

2歳の頃は「せんろがつづく」シリーズが大好きでよく読んでいました。そのあとは「バムとケロ」シリーズが好きでした。最近は自分で色々遊べるようになったので、前ほど絵本に関心がない気がしますが、僕がやっていた「5分間リアル脱出ゲーム」の本が何故か好きで一緒に謎を解いたりしました。

また「こどものとも」も海外購読しており、毎月新しい絵本が自動で届きます。こどものともシリーズは薄いので本棚もあまり圧迫せず便利です。

バークレーの中央図書館には日本語の本も本棚一つ分くらいはあり、ときどき本を借りています。図書館で借りた本だと「あいうえ おりょうり めしあがれ」「おいしそうなしろくま」「つばめこうくう」などが気にいっていました。

動画

動画も基本的には日本語のものを見せる事が多いです。2歳のころにトーマスにはまり、そのあとはおさるのジョージを繰り返し見ていました。最近はYoutubeでいろいろな動画を見るようになり、あまりシリーズものは見ませんがときどき「スティンキーとダーティー」を見ています。本人も日本語のほうがよくわかるのでトーマスの動画なども日本語版を見ることが多いですが、まだ翻訳されてない映画などを英語で見たりすることもあります。最近はYoutubeLEGOの動画や「slick slime sam」の工作動画などをみるようになり、英語のコンテンツにも拒否感が減ってきたような印象です。

大人も一緒に楽しく見れる動画を模索した結果、最近は「ザ!鉄腕!DASH!!」をよくみるようになりました。

英会話チューター

4歳まで日本語にほぼ全振りした結果、逆に英語に拒絶反応を示すようになりました。このままでは、このさきkindergatenなどで苦労するのでは、という思いがあり、英会話のチューターさんに週一度来てもらうことにしています。

Wyzant: Find Private Tutors at Affordable Prices, In-Person & Online で見つけた近所に住む先生に週一度来てもらい、英語で遊んでもらっています。

Transitional Kindergarten

私の住むカリフォルニアではTransitional Kindergarten (TK) という仕組みがあり、4歳の秋から(誕生日によっては)公教育を受けることができます。これはkindergatenに入る前の準備という位置づけで、任意になっています。我が家ではいろいろな状況を検討した結果、TKはスキップして今年は日系のプリスクールを続けつつ、上述のチューターさんなどを通じてもう少し英語力を強めてからkindergatenに行ってもらおうと思っています。

現在の言語力とこれから

さて、現在の息子の言語力はというと。日本語で一通り会話ができます。読んだ絵本からインスピレーションを受けて自分でお話を作ったり、自分が興味のあること(宇宙とか化石とか)についてパパやママに教えてくれることもあります。

ひらがなは一部読める文字があり(10-20字くらい?)、こどもチャレンジの「ひらがななぞりん」という教材でなぞり書きをしていたりします。ただ本人があまりひらがなを読めるようになりたいというモチベーションがないようで、本人のやる気が出るのを待っている状況です。かるたもたまーに遊びますが、文字ではなく絵を覚えている感じがします。

総合して、日本で生まれ育った4歳と比べても遜色ないくらいの日本語力なのではないかなと思っています。

一方の英語ですが、本人の中で「自分は日本語のほうが得意」という意識がやはりあるようで、プリスクールでも日本語を喋るこどもと遊ぶことが多いようです。一方で、アメリカで生活してることもあってか、英語を聞く力はそだっているようで、上述のチューターさんとも問題なくレッスンができています。

この夏は初めて息子をサマーキャンプに入れることになり、英語オンリーの環境に数週間放り込むことになりました。最初の週は毎朝行きたがらず大変でしたが、後半になるとなんとか楽しんで行ってくれているようでした。

最近はたまーに英語が交じることもあり(緑のかわりに「グリーン」といったりとか)、また「レッカー車はtow truckというんだよ!」と教えてくれたりするようになりました。英語の発音が良く羨ましい限りです。

来年からはkindergartenで英語での教育が始まりますが、引き続き日本語に興味を持ってくれると良いなと思っています。今年からひらがなの読み書きの教室が始まるのと、来年になると日本語補習校に行ってもらう予定です。

バークレー出産付き添い記

第二子が生まれました。今回も色々あったので記憶が新しいうちに記事にしておきます。

第一子を産んだときの記事はこちら

nkazuki.hatenablog.com

病院選び

第一子を産んだあとにイーストベイに引っ越していたため、今回はバークレー市のAlta Bates Birth Center にお世話になりました。例によって婦人科は違うところだったので、出産前に一度見学ツアーに行きました。

前駆陣痛?

予定日の一ヶ月以上前(33週)ごろ、夜寝ている時間になると妻のお腹が痛くなることがありました。お腹の中で頭をグリグリされている感覚だったのこと。これが前駆陣痛だとすると、出産まで一ヶ月くらいこれが続くのかな、と話していました。

夜間の痛みが2週間ほど続いたあと、少し出血がありました。妻いわく、第一子が生まれる直前の出血と似た様子だったとのことで婦人科を受診しました。婦人科で診察を受けた結果、特に子宮口が開いている様子はなく、ホルモンバランスの乱れで出血したのだろう、特に心配はないということでした。

突然の陣痛

ところが、産婦人科を受診した日の夜、これまでよりもさらに痛くなったとのことでした。また痛みの感覚も定期的で「これは陣痛なのでは」と妻は思っていたそうです。

前回の出産では早めに病院に行きすぎて、家に帰らされることが二回あったため、今回は陣痛がきっちり5分おきになるまで待っていました。午前5時頃、陣痛が5分おきになり、午前6時頃に産院に電話し、息子も連れて産院に向かうことになりました。

病院の駐車場に車を駐めて歩いているときに破水したかも、とのことでした。産院について子宮口の開きを調べるとすでに6cm開いているとのことで、分娩室に向かうことになりました。

Trial of Labor After Cesarean (TOLAC) and Vaginal Birth After Cesarean (VBAC)

日本では初産が帝王切開(cesarian section)であった場合、その後のお産も帝王切開とすることが一般的だと思います。アメリカでは(特に初産から時間が立っている場合)、まず経膣分娩を試みる(Trial of Labor After Cesarean)ことができます。分娩室で経膣分娩を試みるか帝王切開とするか改めて聞かれたのですが、このときまだ出産予定日の一ヶ月以上前だったこともあり、どうするか決まっていませんでした。メリット・デメリットを改めて説明してもらいましたが、あくまで我々の考えを尊重するというスタンスで,特にどちらがおすすめという感じではなかったです。

結局、予定日よりかなり早く胎児が小さいことが想定されること、また、うまく行かなった場合はあとから帝王切開に移行できることの二点から、まずは経膣分娩を試すことにしました。

Trial of Labor After Cesareanそして帝王切開

7時頃に産院についたあと麻酔をいれてもらい、10時頃に主治医が病院に到着しました。4歳の息子は出産には立ち会えないということで、友人の家で預かってもらうことになりました。何度か子宮口の開きを確認したあと、12時頃また確認して、子宮口が開いていたらお産にしましょうということになりました。

35週と1日での出産になるということで、胎児の肺機能がまだ出来上がってない可能性があるため、妻にステロイド注射をするか聞かれました。母体に注射をすることで、胎児の肺機能を助けられる可能性があるそうです。ただし理想的にはお産の24時間前に打つ必要があるらしく、今回はもうすぐ生まれそうだから別にやらなくていいか、ということになりました。

さて、いざ子宮口が開いたとのことで、何度かいきんだあと、産婦人科医が触診をすると、赤ちゃんの顔の向きが変な方向になっている(face presentation)とのことで、産婦人科医が手で方向を修正しようとしながらいきむことを何度か繰り返しました。

しばらくいきんだ後、結局赤ちゃんの顔の向きが変わらないということで、帝王切開に移行することをすすめられました。第一子のときと同様に妻は手術室に運ばれていき、10分ほど後に僕も合流することになりました。

手術室につくと30分もしないうちに無事に赤ちゃんが生まれました。顔が産道の方を向いていた影響で顔は痣だらけでしたが、無事に健康に生まれたとのことでした。体重は2190gでした。35週での出産と早かったこともあり、赤ちゃんはまずNurseryにつれていかれ、体温や血糖値の経過をみることになりました。2時間ほどしたあと、赤ちゃんは妻と同じ部屋に入れることになりました。この時点で5時をすぎていたので、息子を迎えに行き再び産院にもどりました。産院では大人は泊まることができるが子供はだめとのことで、夜8時の時点で僕と息子は家に帰ることになりました。

産後一日目

妻によると、第一子のときより薬が少なかったためか病院の方針のためか、来客が少なく前回よりは寝れたとのことでした。また、前回より術後の治りが良く、この時点で自分でトイレに行くことができていました。

病院の方針なのか、skin-to-skinという肌と肌をくっつけて赤ちゃんと触れ合うことをやたら推奨され、妻は多くの時間を赤ちゃんとskin-to-skinして過ごしました。skin-to-skinは赤ちゃんの体温を上げるため、また母乳が出るのを促進するのによいらしいです。

この日はbirth certificateの係の人やラクテーションコンサルタントや小児科が病室に来ました。息子は退屈そうでしたが、母親と離れるのが嫌なようで大人しく動画を見たりしてくれました。

Alta Batesの食事はメインディッシュだけ選べるような形式で、時間になると係の人が持ってきてくれます。あまり美味しい感じではなかったのと、付添人の分はなかったので、いろいろ持ち込んでいました。徒歩3分くらいのところにwhole foodsがあったので通っていました。

産後二日目

ドクターから、問題がなければ今日退院できると告げられました。娘は早く生まれたためカーシートテストというものをしなくてはいけないらしく、カーシートとともに娘は連れて行かれました。

カーシートに乗った体制でもちゃんと呼吸などができているかを調べる検査らしく、カーシートにのせられたまま一時間ほど数値を測定されていました。

カーシートテスト

特に問題はなかったらしく、無事にこの日の夕方退院することができました。

低体温、そしてNICU

退院したあと、娘は早く生まれたためか体温調整が上手ではないようで、触ると冷たく感じることがあり、妻は多めにskin-to-skinしていました。

退院した2日後の月曜日に小児科に行きました。小児科で体温を測りもろもろの検診をしたところ、検診の結果は問題ないが、体温が低いので測りなおすことになりました(ちなみに医療用のrectal、お尻で測る体温計でした)。ところが再度測ってもやはり体温が低く(97F以下)、skin-to-skinをしばらくしたあとで再度体温を測ろうということになりました。妻がskin-to-skinをしたあとに測ってもやはり低いので、僕がskin-to-skinをして測るということを何度かしましたがやはり体温は上がりませんでした。余談ですが病院の診察室の温度が低く、室温のせいで低くなったのでは、という気もしています。2時間くらい経ったあと、何度測定しても体温が低いので入院したほうがいいということになり、NICUのあるAlta Batesに紹介されていくことになりました。このときは低体温症のことを色々自分たちでも調べとても心配していました。

NICUにつくとナースにこれまでの経緯を聞かれ、もろもろの検診をしました。ところがNICUで体温を測定すると全く問題なく(脇で測るタイプの体温計でした)、ミルクも毎回20-40ml飲んでいておむつも一日6回ほど替えていると伝えると、すごく健康だね、と言われました。その後ドクターが来て、低体温の場合は感染症にかかっていることが心配なのでその検査だけ一応するということになりました。ひとまず一晩は娘だけNICUに入院することになり、僕たちは家に帰りました。

翌日になり病院に電話すると、娘は健康にしていて検査も結果待ちのものを除いて健康なので、今日退院できそうとのことでした。体温が低かったのはおそらく環境要因(部屋が寒かったのでは)とのことでした。昼前に迎えに行って午後には退院することができました。その後家でも何度か体温測定しましたが、97Fは超えていて問題無い感じでした。

更に翌日、再度小児科に念のためいきました。ここでの体温測定結果はやはり低かったのですが(96F台)、NICUで検査した結果問題なかったので大丈夫でしょう、ということになりました。

帝王切開の傷の話

入院中は前回より経過が良好と思っていた妻の傷ですが、退院後も痛みが続きました。退院した翌日(産後3日目)には黄色い液体がガーゼにしみていました。

退院後ibuprofen, tylenol, oxycodoneの3種類の鎮痛剤が処方されており、oxycodoneは自分たちで調べたところ麻薬であり母乳から流れることもあるためなるべく使わないようにしていました。6時間おきに飲めるibuprofenとtylenolをそれぞれ交互に飲むことで3時間おきになにかしら薬を飲むようにしていたのですが、産後一週間ほどは痛み止めを飲んでいても(特に効き目が切れてくる時間は)歩くのも痛いような状況でした。

さらに産後6日ごろに傷口の上にはっていたガーゼに緑色の液体のようなものがみられ、翌日急遽婦人科にいくことになりました。

婦人科で傷口のガーゼをとってもらうと、無事に傷は治っており、問題ないとのことでした。帝王切開をした際に、前回の傷口でケロイド化していた部分の皮膚も余分に切り取ったため、回復が前回より時間がかかっているとのことでした。また貼ったままだった傷口のガーゼが負荷をかけていた?のか、ガーゼを交換することで痛みがましになったようです。産後二週間ほどで普通に歩けるようになりました。

2022年振り返り 子育て・家族編

息子は2019年2月生まれなのでいま3歳と8ヶ月。いまのところ可愛さが単調に増加している。3歳になったころから決まり事を説明したらわかってくれることも増えたし、会話もできるようになりだいぶ楽しくなった。

トーマス

2021年の夏ごろからトーマスにはまりはじめて、2022年も前半はずっとトーマスの動画を見ていた気がする。アメリカの図書館でもトーマスの本はあったりするのでなんか好きそうだなとなんとなく思っていて、ふとメルカリで見つけたトーマス大図鑑(全キャラが乗ってる)を買ったら一ヶ月くらい毎日のように読んでいた。U-NEXTでトーマスの日本語動画を見れるように設定すると、毎日見ていた。

サンフランシスコのcreativity museumにトーマスのおもちゃがあるコーナーがあるのだけど、そこに行くと一時間くらいひたすら電車をつなげて遊んでいたりした。

2022夏には日本に帰っていたので大井川鐵道のDay out with thomasにいった。実はそのころにはトーマス熱のピークはすぎていたのだけど、さすがに楽しそうだったし、大人も楽しかった。

秋には車で二時間くらいのところにもトーマスとパーシーが来ていたので、これも乗りに行った。

他にもsonomaのtrain town や BerkeleyのTilden Steam Train や Sacramentoのrailroad museumなど電車関連の施設はいろいろ行った。

雪遊び

2月にタホに、12月にPollock Pinesに行った。雪は生まれてはじめて見たのだけどとても楽しそうだった。かまくらをつくったりそりであそんだりした。

nkazuki.hatenablog.com

マイアミ

4月に会社の出張でマイアミに行くことがあったので合わせて家族旅行をした。こどもながら何度も飛行機に乗っているので彼もだいぶ慣れてきた気がする。

海で遊んだりチルドレンミュージアムに行ったりした。マイアミのチルドレンミュージアムは広くて楽しかった。結局滞在中に二回行った。

キャンプ

テントでキャンプをした。2021年に生まれてはじめてのキャンプをして、2022年が二回目。夜星がとても綺麗なのは良い。ただ腰が痛くなったりするのでairbnbのほうがいいね、という感じに我が家はなりつつある。

ハワイ

日本帰省の飛行機の関係で数日だけハワイにも滞在した。海は波が高く怖かったようで、友人に教えてもらったこのラグーンが三歳児にはちょうどよかった。

日本帰省

7月に日本に帰り、人生初の花火をした。久しぶりの夏の日本はとても暑かったので息子も大変そうだった。大井川鐵道でトーマスのなかまたちにあえたのが楽しかった。

この日本滞在中になんとなく「おさるのジョージ」を見せてみたらどっぷりはまりこみ、毎日netflixで見ていたし、その後今に至るまで数ヶ月毎日見ている。

化石

きっかけは忘れたけど息子が化石好きになったので、調べてサンタクルーズの海岸に行った。貝の化石が埋まった石がある。

nkazuki.hatenablog.com

ニューヨーク

10月に出張でニューヨークに行くことがあったのでまたまた合わせて家族旅行をした。僕は1日くらいしか自由時間がなかったけど(セントラルパークと動物園に行った)息子は楽しくやっていたみたい。

幼稚園

通っている日系の幼稚園にお世話になった一年だった。運動会や餅つき大会など日本ぽいイベントがいろいろあってありがたい。

日本語教育

アメリカで子育てをしているけれど、幼稚園も日系だし家でも日本語という教育をしている。2021年からこどもチャレンジも購読している。おかげさまで今の所日本語をしゃべる力が順調に育ってきた感じがする。

ひらがなもその気になれば覚えれそうな気がするんだけど、教えてみてもあんまりやる気がなさそうw

絵本はバムとケロシリーズが大好きで繰り返し読んでいて、「ゆめぎんこう」「ノラネコぐんだんきしゃぽっぽ」も最近良く読んでいる。あと「はっけんずかんのりもの」や「まどあけずかんうちゅう」みたいなめくって遊べる図鑑も好きみたい。

2022年振り返り 仕事編

毎年書いてる気もするけど去年も忙しかった。

現職の状況

ありがたいことにアメリカの景気が落ち込む前にすべりこみでシリーズBを調達でき、なんとかこの先数年は生き残ることができそう。この一年で社員が25人くらいから80人くらいに増えたのだけど、景気の先行きが不透明なこともあり、これまでよりは落ち着いた採用ペースになりそう。一方でエンジニアリング部門は人がぜんぜん足りない感じがしているので、来年も採用を進めていく予定。

head of engineeringとしてのお仕事

自分がhead of engineeringとして見るチームもこの一年でほぼ3倍規模になり、いまは35人くらいの大所帯になった。ソフトウェアエンジニアの他にtechnical support, QA engineer, data scientist, data analyst, devopsなども自分が見てるほか、integration managersも半分自分が見てるような感じなので1:1を含めてミーティングが山のようにあり、もはやそれ以外の仕事は朝早起きしてやるかミーティング中に片付けるという感じになっている。

先日、過去に急成長スタートアップでCTOだった人と話をしたときに「30人くらいが自分で全部見れる限界で、それを越えるとある程度諦めるしかないので逆に楽になる」というようなことを言われたけど、たしかに今がギリギリ自分である程度把握できるラインかもなという気がする。プロダクトラインや仕事内容に合わせてチームをいくつか組んで、今は自分の他にエンジニアリングマネージャが3人いる。諸般の都合でまだマネージャを擁立できてないチームが2-3あり、それらのチームにマネージャをたてれれば少しは楽になりそうな気がしている。

働き方としてはいまだにfounding engineerみたいな役割をしてしまうことも多く、例えばslackでなんか問題報告されてたときに30分くらいで修正できそうならサッとPR出しちゃうんだけど、そろそろもっとマネージャぽい仕事に専念したほうがいいんだろうなあというのを毎月のように思っている。残念にも辞めることになったメンバーから「kazuki is an engineer at heart who is managing, he is not a manager that writes code」というフィードバックを(否定的な意味で)もらい、本当にそのとおりだなと思った。

マネージャとしてのしごと

会社の成長に伴って自分に求められる役割も変わってきているなという感じがあり、マネージャの仕事とは?というのを模索した一年でもあったかもしれない。

エンジニアリングマネージャのしごとという本は基本的な部分をさっとさらうには良かった。

NO RULESにあった"context over control"という言葉がすごく良いなと思っていて、優秀な人を雇ってその人達が自律的にいい感じなことをして事業がいい感じに伸びる、というのが理想だよねと思っている。一方でチームが大きくなるにつれて交通整備的なことをする必要が出てきたり、マネージャである自分に意思決定をして欲しい人が出てきたり、その辺のバランスを試行錯誤している。

組織がある程度大きくなってきたこともあり、なんでもかんでも合議制というわけにはいかなくなったので、ある程度エイヤッと決めたりした。ミーティングガイドラインを作ってみたり、QA・リリースプロセスをつくってみたり。ところでガイドラインに際してはgitlabの公開資料は質がとても高く、毎回助けられている。

その他、マネージャの仕事の一つは自分の部署の仕事内容を喧伝することだと思っていて、隔週で全社向けに最近作った機能報告をメールで送りつけたり、隔週のデモミーティングの体制をととのえたりした。

マネージャの仕事のもうひとつとして部下のキャリア成長を支援するというのがあるのだけど、これは未だに塩梅がいまいちわかっていない。というのは自分の過去の上司にそういうのが上手なタイプの人がいなかった(気がしている)ので未だに正しい型が自分の中にない気がするのだった。ただこれはけっこうシリコンバレー的企業では大事なポイントなので、現在採用中のマネージャポジションの面接では深く掘り下げて聞いたりしている。

モチベーションとプロダクティビティ

部署が大きくなるにつれいろんなモチベーションを持つ人が増え、各個人の生産性にもばらつきが見えはじめる。ソフトウェアエンジニアの生産性はマイクロマネジメントしてあがるものでもないので、個々人のモチベーションを把握しつつ障害物を取り除くのがマネージャのしごと、とわかってはいるのだけど、言うは易く行うは難し。いまさらピープルウェアという本を読み始めてるけどけっこうよさそう。

採用

引き続き採用にはかなりの時間を割いている。特にtech lead/eng managerが全然採用できない。コードもかけてマネージメントもできるような人を探しているのだけど、全然居ない。ようやく良さそうな人を見つけたと思うとかなり予算オーバーになってしまう。ここは引き続き試行錯誤。

それとは別に、コスト削減的な意味でLATAMで採用を強化しようというのを今年の11月くらいからやっていた。まだそんなに面接してないのでどうなるかはわからないけど、ブラジルやアルゼンチンはサンフランシスコと比べるとエンジニアの給与が半分とかなので、フルリモートの弊社にとって、たしかにアメリカで採用する意味ないよなという気がしている。

実は数ヶ月前にも一回LATAM採用に挑戦したことがあったのだけど、そのときは採用通過率がかなり低く2人だけ採用してやめてしまった。仮説として「LATAMの候補者たちはアメリカ式のコーディング面接に慣れてなかったので落ちてしまった」というのがあり、今回は面接方法に関しても研究を重ねていきたい。

部署間連携

あとは他部署のコミュニケーションがだいじだよねということで部署横断ミーティング的なのをいくつか設定したりした。CEOが定例ミーティング嫌いで、いわゆるexecutive meeting的なのが現状ないし、全社ミーティングも月1なので、何もしてないと他部署の情報がほとんど入ってこないのだった(というのもあってメールでエンジニア部署の成果を送りつけたりしてる)。弊社はfoundersがセールスコールに参加してくれてる関係で自分はほとんどセールス関連のことには参加してないので、なにもしてないとセールスチームからの機能要望を見逃してしまうのでは、という不安がありセールスチームとのミーティング頻度をbi-weeklyにした。本当はPMにこういうのやってほしいんだけどhead of productがあんまりやってくれる感じじゃないので自分で勝手に設定しちゃっている。

つらつら書いたけどこんな感じかな。今年はよりマネージャーやマネージャーのマネージャとしての仕事が増えていきそうなので自分になにが求められてるのかを意識して頑張っていきたい。