Back Light Museum

日頃のこととかを時々ぼそぼそと

2023年_雑観_B

2024年になりましたね。こんにちは。

今回は2023年に触れたカルチャーについて、

いくつかのジャンルに分けて記録していきます。

 

 

【映画】

1:ペタル ダンス

2:スパイダーマン:スパイダーバース

3:別れる決心★

4:エドワード・ヤンの恋愛時代

5:バービー★

6:aftersun★

7:機動警察パトレイバー2 The Movie

8:ユーリー・ノリシュテイン作品集

9:メガゾーン23

10:バビロン★

11:怪物★

12:スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース★

13:007 カジノ・ロワイヤル

14:TAR★

15:汚れた血

2023年は、自分の物語の理解度の低さに気づいた1年だったけど、

それとは別に、分からないのなかに身を委ねて心地良いと感じる映画がなんとなく多いような。

(「別れる決心」「aftersun」「ユーリー・ノリシュテイン作品集」 内の“話の話” etc.)

ある1点から何かが分かることはなかなか無くて、

他の視点、多くの視点が加わることで、ようやく何か浮かび上がってくるような。

アトロクでもプッシュされていた「スパイダーマン」シリーズ。今年ようやく観て、その最高さと表現力のぶっちぎりの高さに気づいた。

「バービー」や「バビロン」「007 カジノ・ロワイヤル」など、エンターテインメントとしてやり切る強さを感じた映画も。

機動警察パトレイバー2 The Movie」「メガゾーン23」はそれぞれで異なる戦争の描き方をしていて、色々と考えるきっかけにもなった。

(他にも「ゴジラー1.0」や「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」などもそうだったよなぁ)

そう、大好きな特撮作品も「シン・仮面ライダー」や「ゴジラー1.0」など公開されてたけど、気になってしまう点もちらほらあり。

1位の「ペタル ダンス」は石川寛監督の作品。出演は宮崎あおい忽那汐里安藤サクラ吹石一恵(石川監督の他作品も色々観れた1年)

ただ自殺未遂した友人に会いにいくんだけど、

意味があるかはわからない。それでも相手を強く思った先に行動し、些細だが美しい結果が生まれる。

それをここまでささやかなグレートーンの変化の中で、詩的に美しく描ききったことに感動する。

 

 

【展示】

・アンディー・ウォーホル・キョート @京都市京セラ美術館(「花」(モノクロ)(手彩色)が好き)

大竹伸朗展 @東京国立近代美術館

佐伯祐三 自画像としての風景 @東京ステーションギャラリー佐伯祐三マティスの芸術家の人生とスピードを比較して考えてみる)

マティス展 HENRI MATISSE:The Path to Color @東京都美術館(南仏・ヴァンスのロザリオ礼拝堂)

服部一成展 @OUR FAVORITE SHOP

クリスチャンディオール、夢のクチュリエ @東京都現代美術館

横尾忠則 銀座番外地 @ggg

・岡崎智弘 STUDY @クリエイションギャラリーG8(圧倒的作品量・展開量、日々の制作の積み重ねの賜物)

上田義彦 いつでも夢を @アートギャラリー gallery ON THE HILL

・THE ENDING'23 @クリエイションギャラリーG8

・モールの想像力-ショッピングモールはユートピアだ @高島屋史料館TOKYO(「メガゾーン23」を知ったきっかけ)

・ソール・ライターの原点 ニューヨークの色 @ヒカリエホール

・ステファン・サグマイスター「Now is Better」 @ggg

イヴ・サンローラン展 時を超えるデザイン @国立新美術館

・吉田ユニ「PLAYING CARDS」@ラフォーレミュージアム原宿(トランプがネットで発売中)

服部一成や吉田ユニなど、自身の作家性や表現技法を更新・展開して、新しいビジュアルを生み出し続ける強さに感動したし、

圧倒的な作品量やトライアンドエラーをぶつけてくる展示もとてもパワフルだった(「大竹伸朗展」「横尾忠則 銀座番外地」「岡崎智弘 STUDY」)

展示空間は「クリスチャンディオール、夢のクチュリエ」(美術館の形が想像できない)と

「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」(最後の写真を投影で観る空間)が良かった。

あとは、ステファン・サグマイスター「Now is Better」における

厳しい世の中でも広い視野で物事を捉え、今を肯定的に捉える「デザイン」だからこそ提示すべきメッセージが提示されていた気がして、とても勇気が出た。

最後に銀座のデザインギャラリーG8の閉館がただただ悲しい。(購入したポスター、大事にします)

 

 

【本・マンガ】

・『アイデア』No.400 特集:グラフィックデザインの記憶と記録:創造的資源としてのデザインアーカイヴ

赤染晶子『じゃむパンの日』(宮沢章夫のような雰囲気も感じたり)

・大白小蟹『うみべのストーブ 大白小蟹短編集』(2色(黒・朱)の意味がこんなにあるマンガがあるんだなぁ)

若林恵『さよなら未来ーーエディターズ・クロニクル2010-2017』

佐藤満春『スターにはなれませんでしたが』

伊藤明彦『未来からの遺言:ある被爆者体験の伝記』

・Vincent Ferrané『INNER』

・Ren Hang『REN HANG』

・『アイデア』No.379 特集:ブックデザイナー鈴木一誌の仕事

藤津亮太『アニメと戦争』(さまざまなアニメ作品を観たいと思うきっかけに)

・潮紗理菜と佐藤満春のブログでのやりとり、互いの尊敬(https://ameblo.jp/satomitsuharu/entry-12834436932.html

例年に比べたら、本を読んだ年だった。(それでも27冊)

今年は「クリスチャンディオール、夢のクチュリエ」の当日券に並びながら、1日で一気に読みきった

伊藤明彦『未来からの遺言:ある被爆者体験の伝記』がとにかく凄まじかった。

なかなか現物は手に入れにくいから、図書館とか探してみてください。

吉野啓二さん(仮名)が語った被爆者としての半生は、きわめて具体的で未曽有の衝撃力を備えていた。だが感動的なその証言の中に大きな謎が含まれていたことが判明する。果たして吉野さんは幻を語ったのか。被爆者の声を生涯記録し続けた著者が、吉野さんの軌跡に寄り添い、被爆者とは何かを根底から問い直した衝撃の一冊。待望の復刊。(解説=今野日出晴)

『アイデア』も400号の歴史、アーカイブについての特集内容も含めてとても楽しんだ1冊。

今、毎号楽しみにできる雑誌があることの嬉しさ。

 

 

【音楽】

・おとぎ話『US』(「FALLING」「DEAR」)

高畑充希「宝飾時計」(舞台のために椎名林檎が書き下ろした曲)

・NewJeans「OMG/Ditto」

・NightOwl LIVE Blu-ray「melt blu」

オレスカバンド「自転車」(ライブ「あの子の自転車」のOPでかかってた)

RHYMESTER 「Open the Window」

・NightOwl「グッドバイバイ」「七日間戦争」

・Midnight Grand Orchestra「Moonlightspeed」「夜を待つよ」

・LE SSERAFIM「Eve, Psyche & The Bluebeard's wife」

・NewJeans Lollapalooza ライブパフォーマンス(これはコロナがようやく終わったんだと、痛烈に感じたライブ映像。最強)

・New Jeans 『Get Up』(バッグの使い道はないけど、かわいい)

・TOMOO「TWO MOON」(特に「夜明けの君へ」は2023年一番聴いた曲)

YMOアルバム(特に「公的抑圧」「増殖」「BGM」「NO NUCKS 2012」あたりが好き)

宇多田ヒカル「BADモード」

www.youtube.com

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【ラジオ】

・20周年記念「JUNK大集合スペシャル」

オールナイトニッポン55周年スペシャ

・「松田好花ANNX」→「松田好花ANN0」(おめでとう!!)

・「CITY CHILL CLUB」コンバットREC 選曲(「CMソング~夢と希望の記憶~第一夜、第二夜」)

・「あのANN0」(ゲスト:山里亮太回)(山ちゃんコテンパ)

・「リリーフランキー スナックラジオ」(ゲスト:杉作J太郎

 (杉作さんが倒れた後に、収録していた内容(ゆるいトーク)が2週に渡って放送されて、その差にすごくゾッとしながら聴いてた)

・「アフター6ジャンクション2」スタート(時間が足りません。週15Hからの6Hは短すぎる)

・「オードリーANN」岡田マネージャー(「伸び代人」)

 

 

【テレビ】

・「ETV特集 消えた故郷へ帰るとき~高知・椿山50年の記録~」

・「プロフェッショナル仕事の流儀 歌人俵万智

・「タモリ倶楽部」最終回

・「キョコロヒー」 ロッチ中岡の願望を叶える。「若者のすべて」の合唱(毎年の夏の終わりに思い出しそう)

・「あいの里

・「LIGHTHOUSE」

・「春日ロケーション」(並行世界のゆるLIGHTHOUSE。仕事でしんどい時期、本当に救われた)

・「あちこちオードリー」元一発屋芸人の皆さん(HG、小島よしお、ジョイマン)

・「あちこちオードリー」食リポの達人たち(石塚英彦彦摩呂飯尾和樹(ずん))

・「映像の世紀 バタフライエフェクト 関東大震災から太平洋戦争の18年」

 (町内会の協力によって家事を防いだことが美談となり、国という枠組みに組み込まれ、空襲時の対応につながっていく、流れの苦しさ)

・「バカリヅカ」(特に「牽引車でドライブロケ!」「行きか?帰りか?クイズ」には感動)

・「プロフェッショナル仕事の流儀 ジブリ宮崎駿の2399日」(こんなに作品における解釈を固定してくるのも面白い)

・「第74回NHK紅白歌合戦」(NewJeans、YOASOBI)

 

 

 

【ドラマ】

・ブラッシュアップライフ(複雑なのに頭が混乱せず楽しめるのがすごい)

・とりあえずカンパイしませんか?(白石聖朝倉あきなんて勝ちじゃん。聖さんこういうのもっと出演してほしい)

仮面ライダー龍騎(13人の仮面ライダーの戦い。これを小学生で観てたのすごいなぁ)

人造人間キカイダー

・だが、情熱はある

波よ聞いてくれ

・あなたがしてくれなくても

・日常の絶景(シーズン2をお願いします!)

・こっち向いてよ向井くん(カラオケでの対話はベストシーン。前半を抜けた先の自己問答、対話、対話、対話)

・らんまん(石版印刷の詳しい説明)

・泥濘の食卓(現役アイドルを主役に据えたからこその清潔感を持ったまま、最終回まで走り切った。面白かった)

 

 

【ご飯】

草津で食べた、「食べるしょう油」と「ご当地ビール

・小川町 金龍 鰹昆布水つけ麺(見た目が本当に美しい)

・下北沢 一龍 冷やし中華

・新橋:はるちゃんラーメンのカップ

・中目黒 ラーメンむら田 醤油ワンタン麺

・ひろし(ご飯にかけるふりかけ 広島菜)

桜上水 船越 ワンタン麺 塩

SUSURU TVや掟ポルシェTwitterを観ていると、ついついラーメン欲が高まってしまう。

お出かけで行く場所のラーメン屋さんを調べ出した1年。

 

 

【ライブ】

・作:根本宗子 主演:高畑充希「宝飾時計」

・「あの子の自転車vol.10」(最後の長尺コントがすごかった)

・ダウ90000「また点滅に戻るだけ」 @本多劇場

・アトロク映画祭2023 in 新宿バルト9宇多丸さんの解説、楽しそうなパートナー陣、最高の視聴環境)

・日向坂46「影山優佳卒業コンサート

・NightOwl 4th anniversary「OWL AROUND TOUR」@shibuya eggman

渡邉美穂ファンクラブ「ワタナベ秘密倶楽部」 第一部、第二部(オテンキのりさんのMCも良かった)

・QOOLONG祭 vol.01(我儘ラキア、NightOwl、Zanka、JINKS)

・NightOwl「全梟会」 @Club Asia (雨夜憧さんのMC。あなたはずっとNightOwlにいてね!)

・ダウ90000「20000」@スズナリ(初実物!)

・松本タイポグラフィセミナー 第10回「〈Fontasy〉から〈えほんご〉へ」講師:羽良多平吉(聞き手:室賀清徳

 (全部がわかるなんて思ってないし、それすらも楽しみつつ、線を引くのは結界。置いてみる などなど金言)

・おとぎ話「IT'S ONLY ROCKN ROLL」(素晴らしかった。また今年も!)

2023年は昨年からハマっていたダウ90000の快進撃をとにかく楽しんだ。

自分と同じ世代の文化がネタの中に組み込まれていることの嬉しさと、男子のワチャワチャ感への憧れ。

あとは2023年も1年通して日向坂46の活躍には本当救われたなぁ

(特に今年は松田好花の大活躍と、髙橋未来虹の世の中に見つかった感!)

今年は飛躍の年に!

 

 

書いてて疲れたw。今年もたくさんのものに触れていけますように!

2023年_雑観_A

2023年ももうすぐ終わりますね。今年もお世話になりました。

 

パートナーも実家に帰り、一人で過ごす久々の年末年始です。

年越しそばをきちんと食べました。

山下達郎 Sunday Songbook」の竹内まりやとの年忘れ夫婦放談も聴き心地が良いです。

この後行きつけの居酒屋で年越しを迎えます。

今年は年賀状制作を頑張ることができず、残念な気持ちでいます。

自分の書く年賀状はとにかく送る方への思いをぎちぎちに込めたもので、

一人一人のことを思ってメッセージを書くあの時間がとても好きなのです。

だから来年こそはまたきちんと作れることを祈って。

 

 

2023年、少し振り返りたいなと思います。

仕事面、大変な時は大変でした。

TwitterがXになり、仕様もコロコロ変わるなか、もう誰も見てないだろうという気持ちで

ポツポツ呟いていたら、「SNSを見ていて大丈夫か?」と年末に会った友人たちに言われ

あらら、すみませんの気持ちで。

きっとそこまではないはずなんだけど、まぁ、言って発散してる部分もあるので。

 

今年1年を通して、自分が勤めている会社から刊行されている

(   )の表紙と特集のデザインを担当できました。

Art Directorの尊敬できる先輩がついてくださって、その方を通しての仕事です。

編集の皆さんの企画力や仕事の早さにはものすごく助けられました。

企画や季節、媒体の特性に合わせながら、

今回はこういう雰囲気でやってみよう、こんな挑戦をしてみたい、

と思いながらの毎回約2週間の作業。

うまくいかない部分をどう改善・調整していくか、たくさん悩みながら、4冊担当できました。

後々振り返ってみての反省点も多々あるけれど、2023年一番の仕事の収穫点です。大達成の気持ち。

なかなか結果が目に見えるものでなかったり、自分も疎い領域ではあるけれど、

読んだ方に何か有益な情報が掲載されていたり、楽しそうな雰囲気を感じ取っていただけていたら

とても嬉しいなと願うばかりです。

 

また約半年、ある情報の整理をしていました。

ばらばらの情報や、ものすごい量に、圧倒されながらも

年内にある程度の段階までは作業を進めることができました。

その整理を通して出会えた方には毎回エネルギーと気力、知識をたくさんいただけます。

紹介、サポートしてくれている友人にも本当に感謝しています。

さらにこの作業は続いていきます。

より良い形にしていきたいし、もっと積極的に関わっていける方向も探っていきたい。2024年も動きます。

そして(   )について来年は参画できるのかしら。そのための力と考察を続けていきます。

 

そう、これからの大きな目標として

「本を自分で作れる人間になりたい」です。

デザインもする、編集もする、

伝えたいと思ったこと、今感じたこと。過去を記録する、未来に残す。

そのために本を作るという技能を手に入れたい。そう考えています。(これは長い目標)

 

毎年その年の目標は日記に書いているのだけど、2023年は書けていなくて、

でも1年の中頃くらいで大体定まってきたのが、

「好きな人のために動く」でした。

これは仕事や上記の整理についてもそう。

パートナーや友人との時間をより良いものにする。

推しを始め、好きなカルチャーのことを応援する。

とかもいろんな動き方があって、そのために活動的でいた1年でした。

 

1年これをやってみて、この好きな人のために動く、ってすごいむずかしいなと。

相手のことを思ってるのを大前提で、100%相手のためじゃない。

自分にとってかけがえのない楽しい時間になる、自分の未来に何かつながる、

そう思っての、好きな人のために動く、なんだけど、

どこかその様々な動きにいろんなものを吸収されている自分もいて、

特に年末1-2ヶ月はなんだかヘトヘトにもなってしまって。

時々出ていた蕁麻疹とかがちょっと定期的に出るようになったり(これってただの老化?)。

 

なので、2024年の目標は、

「自分のために動く」

この1年にしたいです。

相手のためになることもやりつつ、でもどこか自分本位な心持ちで

毎日を過ごしていきたいな、とそんなことを考えています。

きっと一度きりの人生。2人の分も合わせて、

しっかり自分のことを尊重し、大切に思いやりながら、生きていくそんな1年にしたいです。

その上で、働くことにおける目標や生活の目標などなども抱えながら

2024年も豊かにのんびり生きていきたいなと思っています。

 

 

今年会ってくれたみなさん、ありがとうございました!

私と会った時間は不快ではなかっただろうか?そんな不安もぷかぷかしつつ、

でもどの機会もすごく楽して、素敵な時間でした。

2024年も大切なあなたたちとまた会って語り合いたいし、

会えていなかったあなたたちとも再会して、また新鮮に話したいです。

新たな出会いもたくさんウェルカムです。

 

ブログの写真は今年の3月に行った茨城神栖の風力発電

自分という存在が揺らぐ空間でただそこにある大きなプロペラに圧倒された今年一番の景色です。

 

 

ではでは、2023年もありがとうございました。

来年は苦しむ人のいない、豊かで健やかな生活が各々にずっとずっと続きますように。

2024年もどうぞよろしくお願いします。

良いお年を!

 

 

 

2022.02.24

2022.02.24

ロシアがウクライナへの軍事侵攻を始めた。

 

「戦争」が始まるとは正直思わなかった。

頭の片隅にはあるけど、それはあるだけで、選択肢には数えられない、そんなものだと思ってたけど…

戦争が始まってしまうのか、それを選択する事象が起きるのか、

という不思議さと残念さと恐怖とで心がいっぱいいっぱいです。

 

自分が「戦争」という概念に触れたのは小学校2年生の夏

スペシャルドラマとして放送された「さとうきび畑の唄

沖縄戦を題材に、明石家さんま主演で製作されたドラマ。

砂浜を逃げる女児を戦闘機が襲撃する

空襲を受け、家が火事になる

アメリカ兵に囲まれ、射殺される

当時の自分にはあまりに衝撃的すぎて、

ドラマを観た後は1日中泣き、

そのまま熱を出して、次の日は学校を休んだ。

 

自分はキリスト教徒の方が数多く通う幼稚園に通っていて、

教会で神に祈りを捧げる、という行為が身近にあった。

このドラマを観た次の日から、

夜寝る前にトイレで神様に戦争が起きませんように、

とお祈りをするようになった。

大学生の間までは毎日寝る前に神様にお祈りをしていた。

社会人になってから仕事に疲れ、寝落ちする機会が増えてきてその習慣は無くなっていった。

この事態になって、それをすごく後悔している。

 

学校の平和教育で様々な事例に触れてきた。

長崎が近かったので、原爆に関しても実際に資料館などで現物を見ることができた。

特に印象に残ってるのは「対馬丸」について。

沖縄から九州に疎開するために子供達を乗せた船が

アメリカ軍の攻撃にあい、多くの人命が失われた。

小学校の時で、教室に備え付けのテレビで観た記憶がある。

船に取り残された人、海に飛び込む人。

描かれていることがきつかった。

 

その後「戦争」を扱ったカルチャーにも親しみ、時には感動することもあった。

「桃太郎 海の神兵」の落下傘の場面は宙を舞うタンポポの綿毛のように美しい。

国策映画ではあっても、そこからはしっかり反戦のイメージも読み取れる。

この世界の片隅に」でのすずさんの生活に挑む態度は、

どんな厳しい状況下でも工夫して楽しく生活を営む魅力を伝えてくれた。

坂の上の雲」の二○六高地を駆ける青年兵士たち、

宇多丸さんが紹介して、部分的に観た「炎246」の一部でもわかるむごさ、

 

これらに惹かれがちな自分に、

これは戦争を賛美してるのか?と、直感的に考えてしまってもいたけど、

今考えたら、“戦争”というテーマをもとに本当に伝えたかった意味や、製作者の思いがあって、

その断片なりに惹かれ受け止めていたのだと思う。

(逆に無意識的に、そういう想いを感じ取れ無さそうなものは避けるようにもしているかも)

 

今日はニュースを読んだり、ラジオで多くの人の解説を聴いたが、

なかなか理解しきれないこと、そもそもわからないことも多い。

何故最悪の決断が選択されてしまったのか。

今回の侵攻についても、自分が今後の選択を誤らないように

さらに学ばないといけない。

 

このタイミングだからこそと思い、いろいろ思い返し、文字に起こしてみた。

 

戦争には反対です。

受けとめ、考え、互いを尊重することを続けて欲しいです。

とあるチェキのはなし

 とある店舗の「推し」を推していた時のお話。

 

 「推し」はすごく人気のある方で、

周りのスタッフやオタクの皆さんからも好かれていた。

そんな「推し」が卒業することになった。

 

 僕はその「推し」を最初は一人で推していたんだけれども、

いろんなイベントに通ううちにだんだん

他のオタさんと交流が生まれ、仲良くなっていった。

 そのなかで一人すごく仲良くしてくださる方ができて、

その友人と店舗に行き、一緒にオタ活するようになった。

 

 「推し」が卒業する直前の一週間は卒業WEEKで

普段は「推し」と一緒にチェキが撮れて、

そのチェキにお絵かきをしてくれたり、

ゲームをしながらお話ができるんだけど、

「推し」はものすごく人気があって、

その卒業WEEKはご主人様・お嬢様がたくさんご帰宅するので、

ゲームがストップになったり、チェキのお絵かきがサインのみになったりで

最終的にはチェキのお絵かきもストップになってしまった。

 

 その時も仲良くしてくれていた友人と一緒にいて、

「推し」とお絵かきのされていないチェキを撮影した。

友人は何も書かれていないチェキを眺めると、

バックからペンを取り出して、そのチェキにお絵かきを始めた。

普段はメイドさんがお絵かきを描いてくれるチェキに、

オタクの立場で描き込みをしたのである。

その人のちょっとつたなさのある、でもかわいい文字やイラスト・模様が

無地のチェキの全面に広がっていった。

 

 「推し」から「オタク」へのチェキとしては、

いつものものとは違う不完全なものだったかもしれない。

(もちろんそれはその店舗のルール上での対応で、その状況下では仕方のないこと。)

 それを「オタク」側からチェキに描き込みをして、

「不完全」だったチェキを「完全体」にする。

「推し」と「オタク」がお互いの事情を把握し、

意識しあってるからこそできる共同作業ではないか!

その完全体となったチェキは思いやりや優しさに溢れた

とても美しい「愛の結晶」じゃないか!と感動した。

すごい行為を目の前で見ているんだと内心でうわわわわわわってなってた。

 

 時間は経過する。

「推し」が卒業し、もう一人店舗に”応援したいなと思える人”ができた。

本当に会った回数は少なかったが、少しは仲良くできたのかしら?と思っている。

”その人”も明日で卒業してしまう。

今日もたくさんのお客さんが押しかけ、忙しそうだけれど

”推し”とオタクの幸福な関係性がいたるところで紡がれている。

 

 今日店舗で作業しながらその友人がしていた

「推し」と「オタク」の共同作業を思い出していた。

 ”推し”と一緒に撮ったチェキ。

僕はそれをそのまま受け取って

たくさんお絵かきや思いを書きこんでみた。

とってもいいチェキがここにまた一つできた。

 

 明日の”推し”の卒業、イベントしか参加できないんだけれども、応援してます。

最高な1日になりますように。

 

ねむきゅんこと夢眠ねむさんのはなし

今日はずっとずっとまとめたいと思っていたけど、
まとめられていなかったねむきゅんとのことをべらべら話してみようと思います。
 
ねむきゅんは
でんぱ組.incというアイドルグループの
ミントグリーン担当 夢眠ねむさんのことで、
自分は高校1年生のときからずっとファンでした。
その夢眠ねむさんがでんぱ組.inc コスモツアー 2019 in 日本武道館をもって、
でんぱ組.incを卒業しました。
3月末をもって芸能活動も引退。
引退後は、本屋開業とたぬきゅんプロデュースをするそうです。
そんなねむきゅんとのことをちらほら記録に残してみたいと思います。
 
 
 
2012年、当時のぼくは、AKBHKTももクロが好きでした。かるーいドルオタだったのかな。
Twitterのタイムラインにもちらちらドルオタのフォロワーがいるなかで、回ってきたのが、この画像。

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一番最初にねむきゅんを知った画像

これをみて、夢眠ねむ、かわいいなと思ったのが最初でした。

(高校時代に推していた先生に似ていた…)
 
それから、この動画を見て、
さらにかわいいっ!てなった記憶。(1日に何回も見ていた学生時代…)
 
そこからはねむきゅんはかわいいけど、でんぱ組の良さはまだよくわからなかった。
歌いにくくて、ピコピコしているなぁって…(最初は「くちづけキボンヌ」だけ好きだった。)
 
 
そんな僕も「でんでんぱっしょん」でバチコンときて、でんぱ組のファンになりました。
当時たくさんいた新鋭のアイドルのなかでも、でんぱを推していたら、
なにかなにかおもしろいことが起きるんじゃないか?
という予感と勢いがこの曲の特にMVにありました。
(リボンの躍動感やそれに合わせてはじけるグラフィック、
CDジャケットのみんなバラバラなカオスな雰囲気はすごくかっこよかった…)
 
もう一つ好きになった大きなきっかけが『アイデア』というデザイン誌で、
「アイドル・アイデンティティの時代」という特集を読んだことです。
アーティストのCDジャケットなどは好きでも、
アイドルをデザイン的な視点で考察したことがなかった高校生の頃の僕には
他のアイドルの内容含めとてもカルチャーショックでした。
こんなものの見方があるのか!と大感動でした。
 
初めてでんぱ組やねむきゅんを観たのはキャナルシティ博多のインストライブかな。
(何のインストライブだったんだろ…)
お客さん多すぎて全然メンバーみえなかったけど、ねむきゅんだけ背が高かったから、
頭のてっぺんだけちょこんと見えてた。写真探したらあったけど、多分あげちゃだめなやつ。
 
多摩美に入学して
(これもなかなかにねむさんから影響うけてる節あり、ムサビと迷っていたので。)
ぼくは高校で使われていたあだ名が好きじゃなくて、どうしたらそのあだ名を使われなくなるかな?と考えたときに、今のあだ名より強いあだ名を名乗ろうという考えに至り、思いついたのが、「かずきゅん」でした。ぼくは「かずき」て名前じゃなくて、「かずみ」とねむきゅんの「きゅん」で「かずきゅん」です。最初こそ、まぁ…みんなに引かれたけど、いまでは「かずきゅん」がだいぶ定着してくれている。名前をすぐに覚えてもらえるって最終的にはとってもいいことだね。感謝だし、これからも名乗っていければなと思う。
 
初めてねむきゅんとちゃんと接触したのは夢眠軒かな。
確か用意してた料理が終わってしまい、
急遽うどんとねむきゅんが握ったおにぎりを食べたよな。
終わりのライブは「ホタヒカ」。
音源も持っておらず、すげーこんな曲あるんだ!と驚いたし、なんdだ、このいい曲!て思った。
あれからチケットあたらなかったり、なかなか時間が割けずで
夢眠軒行けたの一回きりだったから、本当に行けて良かったな。
 
グッズの抽選何回かして、一回だけすごいねあたったことがあって、
美術手帖1000号記念のプレゼントでねむきゅんが出してたコズメロのサイン付きCDとポスターがあたって、あれは本当嬉しかった。我が家の家宝のだな。こりゃ。

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家宝

 

最初にきちんとライブに行けたのは
「でんぱーりーナイト de パーリー in 国立代々木第一体育館
広ーい会場の遠くの席。でんぱのメンバーすんごいちいさかったけど、
すごく輝いてて、エンターテインメントだった。
「くちづけキボンヌ」を聴いてうわーー、ほんものだ!て歓喜してた。
隣の友達は結構呆れてたけど。本当に初めてのでんぱライブ、めいっぱい楽しんだ。
 
そのライブ以降はちょっと現場は離れていて
在宅オタとして、グッズや本をぽつぽつ買ったり、番組を見たりをしていたかな。
『まろやかな狂気』でアキバや対アイドルへの接し方を学んだり、
(ぼくがアキバに通った初め、しっかり馴染めたのはこの本での学びがあったから!
本名、年齢、出身聞いちゃダメ!
というか、あの日アキバに行ったきっかけもメンタル死んだあのときに
「バリ3共和国」の”どんなにリアルがダメだって この街は君を待ってるから”を
思い出して、あの街に出向いたんだよ!)

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付箋やラインだらけでもう一冊保存用に欲しい『まろ狂』
あとは「夢眠ねむと根本宗子のねむねも」もすごく自分には大きかった。あの番組がきっかけで今ではずっと観劇しているねもしゅーを知れたし、たくさんの文化人やアイドルも知れた。そういうねむさんやねもさんのアンテナをきっかけに知ったひとたちがぼくにはすごく信頼できて、東京だったりや、エンターテインメントだったりや、の文化面の自分の知見をどど~んと広げてくれた気がします。
 
そんな「ねむねも」ではねむねもんな文化祭がとても記憶に残っている。
ねもさんが一人芝居のあとに、「魔法少女☆未満」を歌って、
そこからのご本人登場での「未満」に「コズメロ」。
エモーショナルな展開ですっごいもの見てるぞぉぉぉってドキドキしてた
(「未満」の歌唱のなかでは一番好きなステージだった。)

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愛まさんがイベント用に描いた絵。スピードに衝撃
 
 
『本の本 ~夢眠書店、はじめます~』が発売されたときには
神保町三省堂書店のサイン会に行ってきた。
卒制でメンタルが死に果てていたはじめのあの時期に「卒制がんばれ!」と
鼓舞してくれたのはすごく気合いが入ったのと、
そのサイン会で、「かずきゅんへ」と名前を書いてくれたのが最高にハッピー案件だった。

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家宝!2
 
2017年末の大阪城ホールのライブは偶然タイミングがあって大阪に行けた。

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画像が微妙…
最初は五人組ででんぱ組をやると思ってたから、
未鈴ちゃんが「やっとライブができます!」で涙腺決壊してから、もうずっと泣きながら観てた。うわ、五人が踊ってるライトが紫色!わーーーん泣泣みたいな。
そっから七人体制が発表されて、あーー。ってw 涙は枯れたけどあのライブを観れたから
七人の新体制もすっーっと受け入れられたからだと思う。
物販とライブ以外の時間はひたすらレストランにこもってずっと卒制ばかりしていたけど、
最高なライブだった。行ってよかった、無理してよかった。
(無事に卒制も提出できた。)
 
卒業制作展でつくった図録の顔写真のページの自分がとったポーズ。
あれ、ねむきゅんのポーズです…
 
卒業のしらせは10/13だったな。上にあげたナタリーの記事。
その日はちょうど飲み会があり、みんなでワイワイ飲んでるときに
その報をふと見てしまい、そこからテンションだださがり。
でも「ねむさん話聞いてないよ!しんどいしんどい!」っていうよりは
事前に卒業の雰囲気をきちんと醸し出してくれていたので
(それとは言わず、でも終わりの季節が香る感じといいますか)
あぁ、いよいよそのときがきてしまったんだなという。
数は少なくても通える現場を大切に頑張ろうと心に誓ったのです。
 
会社との都合がつかず本祭にはいけなかったけど、「夢眠祭前夜祭」には行けました。
そんなにチケット死ぬ気でとったわけではないんだけど、
むちゃくちゃ良番で前から3列目のほぼまんなか?
あんなにねむきゅんを近くで長時間観れたのは本当に最上体験!
体のフォルムがボンボンなねむきゅん、あんかけちゃーはんをおいしそうにたべるねむきゅん、
ベッドインとジュリアナを振り回すねむきゅんもう中学生と霧ヶ峰
色んなねむきゅんを体験できる最高な現場だったな。
自分が信頼しているねむきゅんの文化的なアンテナを存分に体験できた一日だった。
いまでもあのときあたったチェキはずっと大切にしている。
ほんと神イベですよそして本祭にほんといきたかった

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BAY HALL、ミントグリーンだね
 
「夢眠時代」のインストイベント、どちらもサイン会だけは参加できました。
CDにサイン!紙下敷きにもサイン。ありがたい話だよなぁ。

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もういっこ通常盤も持ってる。なんならレコード欲しい
夢眠時代の制服着てるねむさんはそりゃもうかわいくて、かわいくてお強かった。
というか「夢眠時代」のアルバムががすごくすごく最高&最高です。
概念としての夢眠ねむの完成は初回盤のDVDのがわかりやすいけど、
ねむきゅんが10年間を通してぶれずにやってきたことや考えが
ここにすべてつまってます!曲の解説ならぼくができる!
(でも「まろ狂2」を買おう。そっちがわかりやすい!)
ぜひみんなタワレコダッシュしてください。
 
その後も『まろやかな狂気2』を読んだり、VVマガジンを読んだり、
橋本のArioでタワレコリリイベとかそれやばすぎでしょ!とか、
浅野いにおとのトークショーに外れたり、武道館公演のDVDを見直して泣いたり、
いけないイベントを思い、悲しみつつも、気持ちを高めてきました。
 
で昨日と今日、武道館公演でした!

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人生初の武道館
 
 1日目のライブは明るくて、元気で悲しさ一切なしの最高に楽しいライブでした。
一回も泣かなかったぞ!!ずっと笑ってた!
物販でちょっとメンタルがほろほろしたけれど、もうライブで完璧充電完了ですよ。
アリーナの結構前の席で、みんなが楽しそうにきゃっきゃ楽しんでるのが楽しかったし、
オタの皆さんのオタ芸の強さに引っ張られながら、ライブを楽しめた。
特に「ギラメタスでんぱスターズ」の破壊力たるや。イエッタイガーイエッタイガー…
 
 
で今日、2日目のライブ。昨日は本当に楽しいライブだったから
今日はどんだけしんみりライブになるんだろうって思ったら。。。
たのしーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
「太陽系~」からの「ギラメタス」でぶち上がらんわけがない!!
 
今回のライブも楽しいし、泣かないなと思っていたら、
「くちづけキボンヌ」で泣いちゃうみりんちゃんを見て
僕の涙腺は崩壊しました。そっからはもうずっと泣いたり笑ったりの繰り返しだった。
「あした地球がこなごなになって」ってこんなにフリが美しい曲だったんだとか、
やっぱり「くちづけキボンヌ」すきだぁぁぁとかさ。
ミントグリーンがねもちゃんに継承されたのもすごいよね。
担当色が人から人に伝わっていく現場なんて初めてみたし、
「WWDBEST」が聴けたのも奇跡だよ。
でんぱの今までの走馬灯をあの一瞬で一気に振り返ったよね。この曲を7人でする意味。
なんだかオタ芸も「WWDBEST」ときは静かだった。みんな最後のねむきゅんを目に刻んでたんだろうな。
(WWDシリーズは大切大切って言ってたけど、それがこんな伏線の回収をされるなんて…)
それから卒業をした瞬間に6人組のLIVEを見守る夢眠さん。
6人を見守る暖かい視線とか、でんぱのオタクとしてサイリウムを楽しそうに降ってるとことか、
そして私が卒業してもでんぱのライブに来るよな!と煽る感じとか
全て全部まるっとひっくるめて夢眠ねむを楽しみきれたなと思う。
 
2日目はチケットの運がそんなによくなくて2階席のだいぶ遠くの方で、
実際メンバーは小さくしか見えなかったんだけど、
すんごいこの席でよかったなって思ったのが、
ミントグリーン色のサイリウムがほんとうにほんとうに綺麗だったんだよ!!
涙で視界がぼやけた時の全面ミントグリーンのその様よ。
LIVE DVDでは体験することのできないとってもとっても綺麗で美しいものを見せてもらったよ。
 
 
でんぱ組は卒業してしまったけれど、芸能界は3月まで続くし、
あと1回くらい会える奇跡は起きるのだろうか。
今は何もわからないけれど、、、ほんとうに今までのこの瞬間まで
夢眠ねむを推してきて幸せでした。
この約6年間。ほんとうに僕は夢眠ねむに支えられてきました。
これからはお姿を拝見することはなかなか少なくなるかもだけど、
その考えや思いにまた感化されていきたいなと思ってる。
そしてやっぱり

夢眠ねむさんといつか一緒に仕事がしたい!

同時代を生きている人間として何か一緒に残せるものがあるならば、
それは自分の人生でも最上に最高な体験なんだろうな。
あぁ、書いていてうずうずしてきました。
もっともっと先を目指して自分も頑張っていかなきゃだね。

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最後に好きな夢眠さんの画像
とってもとっても長くなりました。
夢眠ねむさん、でんぱ組.inc卒業、おめでとうございます!!
ほんとうにありがとうございました!!
そしてこれからもどうぞ、よろしくお願いします!
 
 
 
 

 

夜道を歩いたはなし

ブログは「Twitterに書いたよ」ってあげようが、あげなかろうが、

特に何を書いても反応が返ってこないので、なんだか気が楽である。

SNSって付き合いが難しいわね。そう思う今日このごろ。

 

もやもやとしたことが続く。

なんだか緩やかな下降線を少しずつ降りていってる気がして、

なかなか、今わたしは上がり調子だわと感じれる時が少ない。

 

朝ドラの『カーネーション』がずっと再放送をしていて、観てるんだけど、

ちょうど戦中のくだりでなかなかにきつい。

2回分で今日はギブして、ガッキーガッキー♪と

『獣になれない私たち』を観たら、これはこれでパンチ効いていて、

自分はガッキーを困らせる立場のような人間になっていないか、

はたまた何年かした時にガッキーのようなポジションになってしまっていないか、

考えてるだけでなんか身が詰まされてきて。

書かないけど、他にもいろいろある。

 

で、どうにもならんと思って、家の近くを20分くらいただただ歩いてきた。

ちょっとお気に入りのまだ着るには早い長いコートをはおって、

普段は猫背な背中をすっと伸ばして、アゴもあげてみる。

一生関わる縁もないだろうモデルに今は私がなってるのだと、スタスタ前に進み、

ipodは大音量で、初恋の嵐の『初恋に捧ぐ』ってアルバムをかける。

何を考えるでもなく、ただただ「今日は自分が一番だ、一等賞なんだ」と唱えながら前に進む。

 

別になにが変わるでも解決するでもない。

ただ散歩の道中にある4回の信号は全て青信号で止まらず進めた。

 

はい、今日はおしまい。

 

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研修が終わったはなし

約4ヶ月続いた研修が終わった。

 

その時々ではきつかったり、これは無理だ、あぁつらいつらいとなってたんだけど、

まぁ、終わってしまえば、それなりに楽しかったし、得るものがたくさんあった。

個人のものとチームのものと2回もプレゼンをして、とっても疲れた。

 

人の前で話すのは苦手ではないのだけれど、それなりにエネルギーがいる。

自分の信頼のおけない人たちの前だとすっごいメンタルや気を使う。だから疲れた。

発表してるのを先輩が画像なりか動画なりで撮影してる気がしたんですよね。記録として。

もうね、地獄だなって。自分の容姿やしゃべり方が本当に好きじゃないので、

あぁ、撮ってる撮ってる。これは一体のちに何に使われるんでしょうか。って。

きっと「面白いけど、ヤバイやついるなぁ」って

苦笑いされるんだろうなぁ。あぁぁぁぁぁぁ

中学校で生徒会長してた時に、全校生徒の前で月に一回挨拶しなきゃいけなくて、

その挨拶の仕方を同級生におちょくられたことがあって、それは今でも覚えていて、

今でもそいつより良い人生送ってやると思っている。(そういう人ばっかりかも…)

 

それで、そう。

今日は自分なりに頑張ったんだけど、

みんな褒めてくれてんだけど、それが本当なのかなって疑心暗鬼?っていうの、

信じられないというか、「自分なんて、いやいやぁ~」って本気で謙遜してしまうというか、

「とはいえ、本当は違う風におもってるんでしょ~?」って思ってしまう自分がいて、

 

あとは普通にその研修とは関係なく

普段の業務であそこはあぁした方がいいよとかあれはあぁだよぉっていうのをね、

ちょっとくらいまして。

おぉ、今日それ言うのか?この前も食らったぞ、

最近ちゅ良いのインターバル短くなってきてないか?

今日くらいはたーーーくさんほめてくださーーいっていう。

 

でなんか思ったのが

褒めてくれるときはSNSとか、紙に書くとか、文字として定着したものちょうだいって思った。

そしたら自分なりにゆっくり時間をかけて咀嚼して、

こそっとスクショとかして、味がなくなっても噛み続けられるので。

推しのリプとかそういう意味で本当に効力があるっていうか、

やりとりが文字として定着して残る意義みたいなのをすっごく感じるわけです。

(恋人同士とかさ、もっとラブレターとかでお互い好きって言った方が良いよ。

褒めれる時に互いの言葉をぶつけてほめあって翁~~~~~~)

 

口頭の褒めは素直に受け止められないし、すぐに耳を通って消えてしまう。

なので、手紙とかそう言うのでたくさん褒めて欲しいし、応援して欲しい!

 

ていう。まぁ、そういう話。

まぁ、もらしたいぐちの詳細はまだ5倍くらいはあるけれど、それはただの愚痴でしかなくて

それを本当に本心んで思ってるのかと言われたら、そう言うわけでもないし、

まぁ、長々とキーボードを打っているうちに飲み込めたので、

はい、一旦今日はおしまい。

 

 

ちょっと前は雨がずっと降ってて、残業でクタクタになった帰りに

道路の真ん中を自転車でぴゅーーって。これ、リリスクの「つれっててよ」ごっこだなって。

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