代々木ではたらく

これからの働き方を考える

全てが半分の世界で、

こんにちわ、よしけです。あけましておめでとうございます。今日は1月5日火曜日。もはや曜日感覚なんてまるでなくて、火曜日って打って初めて火曜日なんだと気づき、それが何の意味があるかも分からなくなっている有様です。東京はめちゃくちゃ寒くて、会社のエアコンもマジで効かなくて途方に暮れているわけですが。コロナ禍も深まるばかりの今日この頃、みなさまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか?今年は1月3日が日曜日というクソみたいな配牌のおかげで4日が始業になって阿鼻叫喚という方々もいらっしゃるとのことで、ご冥福をお祈りいたします。弊社は今日5日までお休みをいただいており、明日から仕事始めとなります。しかしながらこの月火の2日は高みの見物を決め込むつもりなど毛頭なく、休業の看板を出しながら、仕事始めに奔走されるお得意様の特急オーダーなどを裏で処理しようと待ち構えている次第であったわけです。ところが蓋をあけてみますと、そんなオーダーが入る様子はなく、あけおめメールが少しと、打ち合わせの打診があった程度でおとなしめのスタートとなりました。まぁ、年始月曜からフルで一週間働きたくないよねっていうのはどこも同じ状況だったのかもしれませんね。めでたしめでたし。

そして、プチ緊急事態宣言発出の予兆により、年明けちょっと顔だしてそのままスーパー自粛タイムに逆戻りし、お正月の続きをプレイするという格好になりそうですね。GOTO出したり入れたり、緊急出したり入れたり、自粛ダー、安倍ガー、いやはや、もう何がなんやらわかりません。日本はコロナが絶妙に優しい感じになっているため、めちゃくちゃ政治利用されまくって庶民も株価も振り回されっぱなしですね。

 

そういえば、年末にタクシーに乗っていてぼんやり顔前モニターを見ていたら、さらっとすごいことが映し出されていたので、こちらにも書いておきたいと思います。もう全然周知の事実だったりするので驚きはいかもしれませんが、再度確認するとやっぱすごいよねっていうやつです。そこには2020年の思い出として「今年成人した人数122万人」という数字と、「今年生まれた人数84万人」という数字。おめでとー的なノリで掲載されていたその数字。めちゃくちゃヤバくないですか。20年で70%以下。来年はもっと下がって65%とか下手したら60%もあやしい。悲観的に見て20年で半分くらいに減っているインパクトがあります。単純に20年後の新成人が半分くらいになるイメージです。エライコッチャです。でも、ただちに経済に影響がない僕たちはナンノコッチャ体感理解できません。だってごはんおいしいんだもん。お肉食べたりしてるんだもん今。わー、これやばすぎでしょ。もう回復不可能でしょ。あー。終わったわ日本。って思っていてもすぐにどうすることもできない無力な僕たちは徐々に減っていく所得と、徐々に減っていく健康と、徐々に減っていく希望に気づかないままじりじりと貧乏になっていくのでしょうか。

 

こんなことを自分で書いていてもマジで実感がありません。そこで、スーパー超絶ざっくり妄想として全てが半分になった世界を考えてみたいと思います。まず、日本の土地半分。それ以外は荒れ果てた未開の地とします。そして給料半分。まぁ10万ちょっとですかね。で、ご飯は1日1食と軽食1回です。めっちゃハラヘリ。仕事は1日4時間もやりゃ十分でしょう。暇すぎ。自宅は今の半分の広さです。狭すぎ。お庭も半分。友達も半分。1人しかいない人は0です。あきらめてください。旅行も娯楽も半分しか楽しめません。コイン落としも半分。マッサージも半分の時間しか受けられないし、髪も右だけカットしてもらってください。靴下は左だけ履けますから、靴は右にしましょう。大根、ニンジン、レタス、お肉、半分です。スマホ代も半額です。これはちょっと嬉しいですね。でもすべてのことが半分しかなくなります。これはなかなかきつい感じがしてきましたね。希望も半減です。仕事もないし金もないし、ただただ、茫漠とした時間だけが流れていくのでしょうか。なんか辛くなってきたのでこのへんでやめましょう。あ、人生も半分にすればサクッと解決ですね。めでたしめでたし。

 

 

 

 

飲食店でマスクすると食べられない問題、

入店時にマスク着用をお願いする店に文句言うのはお門違い。「この店はスーツで来てください」っていう店にTシャツで入店して、「食うときに服装関係ないだろ」って言っているようなものですね。

 

こんにちは、よしけです。今日の東京は曇りですね、暑くもなく、寒くもなく、風もなく、影も落ちない。僕はこれくらいぼんやりした天気が結構好きだったりします。曇天メインの土地にそれなりに長く住んだからからもしれません。悪くない月曜日だなと思いました。

 

朝ごはんを食べているときTVをがついていることが多いのですが、今日TVで有名実業家が飲食店と微妙なトラブルになっていることが報じられていました。入店時にマスクの着用をお願いする店側と、飲食店でマスク着用の意味を問う実業家。そんなん朝のTV番組でやることなのか?ニュースでもなんでもないだろと思います。TVから得られる新しい情報って本当に何もなくなってしまったんやな、、と寂しくもありますが、それはまた別の問題なのでまたいつか触れたいとして、飲食店でマスクすると食べられない問題に戻ります。しかし、僕も含めネットですぐに話題になって炎上してしまうあたり、ネットの功罪の振幅、振動数は大きいですね。低俗な話題に飢えているというか。

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僕の住んでいる近所も飲食店が多いいのですが、「マスクして入店ください」のお店がいくつかあります。割合にしたら10%もいかないでしょうか。個人的には例の実業家さんと同じく、違和感があります。マスクする意味ある?普通に考えて、ご飯を食べるときはマスクできませんよね、物理的に。飲食とマスク。明らかに矛盾しています。誰が考えてもそう。お店側も客側もそんな基本的なことは理解しているでしょう。だから、必然的にマスクは入店時だけということになります。入店時の一瞬だけ。10秒、20秒とかの世界です。喋らなくてもいける時間だし、むしろ息を止めていられる時間です。ここにマスクさせる店です。笑いますね。意味ないでしょう。ここで感染するかどうかを見ているわけです。本当に意味がない。そう、本当のことを言えば、意味なんてない。それって店側もわかってますよ。絶対。これ分かってないならもうこの先全然生き残っていけないでしょ。店の事業としても動物である人間としても。そこはいいんですよもう。そういう問題ではない。実業家も全部分かって凸っていると思います。まぁご自身も飲食をやっているわけですから、両方の立場を理解して問題を提供していると思います。

 

ちょっと脱線してしまいましたが、店と客が無意味だと理解しながら不毛な戦いを繰り広げているわけではありません。店側の「マスクしろしろ」攻撃は入店の一瞬のためではなく、「マスクを常時している人間」という姿勢を見ています。この店はマスクを常用している人が集まる店である。と。店内でマスクをしているかどうかは問われていません。そのため店側が掲示している「マスクをして入店を」というのは完全におかしい。重箱の隅つつくおじさんにすぐに突っ込まれてしまします。書くなら「マスクを常用していて、世間の目をちゃんと気にして、空気を読めるひとは入店を」なんですよね。で、これはもう新しいドレスコードとして受け入れるしかなく、客側が文句をいう筋合いはありません。そういう風吹かせている店なんですよ。「この店はスーツで来てください」っていう店にTシャツで入店して、「食うときに服装関係ないだろ」って言っているようなものです。そうです。食うときには口が開いてればいいので、服装関係ないです。それ店も客も分かってるでしょ。でも、そういう雰囲気で食べたい店なんですよ。ウーバーイーツーじゃないんだから、お店の雰囲気までそろって初めて、食事に豊かさが生まれるのです。僕たちは、動物の肉とか、その辺に生えている草とかを食べているわけではなく、そのお店の店主が一生懸命作った料理とか、旬のお魚とか、歴史ある調理法とか、お店の内装とか、相手の表情とか、はたまた金額とか、そういうトータルの情報をいただいています。そこに「マスク着用」という健康を意識したナウい情報が加わりました。面白トークができるからってデートにボロボロの服着ないっしょ?そういえば例の実業家さんは過去に、目上の人と会うときにスーツ着ないで行って痛い目にあっていませんでしたっけ?ゼロにもどってそういうのちゃんどやりますって言ってた気がするんですけどね。そうはいえども、僕もマスクしろ店きらいですよ。スープは全部飲めとかも一緒。まずはタレをつけずに食べてくださいとかも。しらんがな。でもしちゃう。しろって言われなくてもしてる人があつまる店が好きです。ありますよそういう店。自然にそういう人があつまる店をつくるっていうのも、店を運営するスキルでしょうね。

 

 

 

 

 

リモートワークは本当に成功したのか問題、

「人間はひとりでは生きていけない」というのが本当ならば、真のリモートワークは達成されないのではないかと思います。

 

こんにちは、よしけです。東京は気持ちの良いお天気が続いています。季節はとうとう秋になってしまいましたね。新型コロナウイルスが日本で流行りだしたのが2月くらい。季節としてはもう少しで1周回ってしまいます。早いものですね。時が止まったような感覚で、数ヶ月の記憶がないというか、全部なかったことになってしまうような、そんな気さえします。が、まぁでも振り返ればいろいろありましたね。船がバイオハザードみたいになったり、オリンピックを延期してみたり、有名人がコロナになったり、緊急事態になったり、マスクがなくなったり配布されたり、ついでに10万配ったり、アイドルのドキュメンタリーが流行ったり、台風がきたり、どうぶつの森が流行ったり、レバノンとか温野菜が大爆発したり、将棋強い人、テニス強い人、PS5の予約が大変なことになったりとか、総理大臣が変わったり、バイクで事故ったり、振り返ればまぁまぁいろいろありましたね。そんななか生き残っている僕たちはまぁまぁよくやっているんじゃないでしょうか。

 

2020年いろいろあったよねーっていう話がしたいんじゃなくて、リモートワークについて話したかったのでした。今どれくらいの人たちがリモートワークをやっているのでしょうか?。で、その人たちの中で、真にリモートワークが功を奏した事例はどれくらいあるのでしょうか。僕の会社も3月からリモートワークをずっとやっていて、もはや永遠にこのままなのか?みたいな空気が流れています。最初のころはやはり難しいことが多く、こりゃ無理だなと思っていたのですが、3ヶ月くらいたったあたりから、あれ?これいけるか?みたいな感じになり、半年過ぎた今、全く問題ないのでは?という状況にまでになっています。売り上げで言っても同様の感じで最初の1〜3ヶ月はお釈迦ポンだったのに、今では元の水準まで戻ってきました。あーーーよかっためでたしめでたし。これで僕たちは新しい生活と新しい仕事のスタイルを獲得したね!未来最高!、、、、、って話ではないのでここでまた掘り返しているわけです。

 

で、何を懸念しているのかと言えば、「リモートワークは真に仕事の生産性を上げるのか?」ということです。1つ目は、もし真に仕事の生産性が高まるのであれば、結果が出るはずです。でてますか?あがってますか?具体的な数字でそうなっていますか?「コロナだからしょうがない」とか寝ごと言ってませんか?長期的に右肩上がりの成長をすることができますか?僕はちょっとそれが疑問です。もちろん業界によって違いがあるでしょうけれど、僕の主観では疑問ですと言いたい。リモートワークによって何が変わるかと言えば、わかりやすいところで言えば、通勤や無駄な会議、無駄な移動など、なにも生産していない時間が必要なくなるということでしょう。過去の世界で無駄に消えていた時間を有効に使えるという論調です。ストレスが軽減されるし、その時間を違う活動に使うことで、生産性が上がるといいます。で、それ、仕事上の成績として数字で帰ってきましたか?個人レベルの範囲で「生産性が上がった」のでは話になりません。仕事のちょっとした隙間に洗濯物を干したりできるとか、移動がなくなった分だけ、朝起きるのが遅くていいとか、退勤した瞬間に自炊が開始できるとか、仕事の成果とは全く関係のない個人レベルの生産性の話ではありません。キミの自宅のハンモックはどんな価値を産むのか?さらに言えば、生産性が「上がる」というのは元の水準に戻るということではありません。元の水準以上のパフォーマンスがでなければ、生産性が上がったとは言えないのではないでしょうか?通勤がなくなったけど、同じ成績では意味がありません。それ以上の結果をだしてください。個人の生活がちょっと楽になったかわりに、仕事の円滑な進行、細かなフォロー、ケアなどが消えました。部下サイドのストレスを軽減するかわりに、上司サイドは少なくない労力を支払っていることと想像します。リモートワークを取り入れた結果、成績が上がった個人や、売り上げ金額が上がった企業はどれくらいあるのでしょうか?僕はそれが疑問です。今の状況は、仕事の生産性が上がったのではなく、個人の生活がちょっと豊かになったというレベルだと思います。長期的に一人でいるのが苦手な人は豊かにすらなってない可能性もあります。

 

そして二つ目の「リモートワークは真に仕事の生産性を上げるのか?」問題は、この状態が長期的に続いた場合、生産性の最大値が徐々に低下していってしまうのではないかと考えています。今、「俺たちはリモートワークができている」と思っている人たちはだいたいが30歳とか40歳とか、自分でどんどん仕事をすすめていける世代、自走できる人たちではないでしょうか?自分ができていればOK。仕事とって納品できてるからOK。しかし、それらの多くは、自宅の狭い部屋の中だけで完結できることが多数を占めているのではないでしょうか?手元に来たものを処理して投げる。以上。みたいな。誤解を恐れず言えば、それ仕事じゃなくて作業なんですよ。決まったことを決まった手順で決まった期間に仕上げるっていうのは、仕事じゃなくて、作業なんですよ。作業。それだけやってても何にもなりません。いつかなんらかの事情で作業がなくなって終わり。(担当が変わったとか、機械化されたとか、契約切れたとか、消滅の可能性は無限にあります)長期的にはいつかアウトになる。仕事というのは、無から有を生み出すことです。何もないところから価値を生み出すこと。これを個室でやることは至難の技だと思います。「人はひとりでは生きていけない」という言葉があるように、この部分はなかなか難しい。だれかと会ったり、直に言葉を交わしたり、一見無駄なやりとりをしたり、リアルな体験を通して、試行錯誤してこそ、新しいアイデアや、新しい価値を生み出すことができます。一人で狭い部屋にいても、なにも新しい要素が生まれません。人間が動物である以上、画面の中の映像と、五感をつかった体験では大きな差ができてしまいます。今はまだ、過去体験した「リアルな感覚」のストックを少しづつ切り崩しながらだましだましやっている状態にすぎません。徐々に生産性は低下していくことは避けられないでしょう。

 

30歳40歳の人たちは最低でも作業ができているとしましょう。そこから進化しなくても運良く逃げ切ることができるかもしれません。自分の自由時間を増やすことで生産性が増した!という錯覚に陥ったまま幸せに暮らすことができるかもしれません。しかし、問題なのはその次の世代。25歳以下のまだ半人前の若手です。具体的な現場を知らないまま、引きこもって作業する力もつけることができず、リモートワークという有給休暇を取り続けています。この点においてはまだまだ十分にリモートワークが機能していないと感じていますし、僕自身具体的な解決策を見いだせないままここまで来てしまいました。ただ、「人間ははひとりでは生きていけない」という説を信じるのであれば、引きこもって一人で作業するということは、多くの人にとって長期的に得策ではないというこは確かなんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

20代前半のための拝借のすすめ、

こんにちわ、よしけです。じめじめした毎日がつづきますね。今年の梅雨はとにかく長く、8月も目前なのにもかかわらず関東はまだまだ雨降りの毎日を繰り返しています。もはや水害は毎年来ると考えておいて間違いなさそうな近年です。僕はウオータープルーフのリュックを買おうと思っている今日この頃です。現代っ子としては電子機器は命ですからね。でも、防水バッグが必要なほど悲惨な状況になったら電子機器の価値なんてほぼなくなるよなーと思うわけですが、Netflix日本沈没なんかを見ていると「ああ、いつかはこうなるんやろな」と感じてしまいます。ちなみに、スーパー災害サバイバーな世界で、僕がオススメのグッズは双眼鏡です。視覚情報を強化するとかなり有利に動けるんじゃないかなーと思っています。まずは情報収拾から。基本ですね。ちなみに富士の樹海とかで方向が分からなくなって遭難したらどうしたらいいと思いますか?その答えは、この記事の最後に書くことにします。

 

さて、そうは言えども、今年の梅雨に関しては僕はあまり嫌な雰囲気を感じていなくて、例年であれば本当に辛い時期で半年前から想像して落ち込むほどなのですが、むしろ、落ち着くというか。災害が起きている場所もあるので、あくまでも僕個人の感想です。それはこの繰り返しの毎日を、コロナウイルスが全く収束しない毎日を、同じことを永遠とやり続ける毎日を、終わらない梅雨が容認してくれているような気がするからかもしれません。僕、本当に毎日同じ時間に起きて、同じ服を着て、同じメニューを食べて、同じ仕事をやり続けています。飲みにも、遊びにも、どこにも行きません。土日、祝日もなく完全に毎日同じスケジュールで生活しています。だからなんなんですかね。わからないですが。コロナウイルスのおかげで、時間が止まっているような感じです。で、それに関して、僕はあまり悲観していないんですよ。やだなーって思ってないです。それを毎日毎日降り続ける雨が許してくれるような気がして。ちょっと嬉しいというか。嬉しさまでは感じていないですが、なんというか落ち着いているんです。まぁ、梅雨もいつか明けるし、コロナもいつか明けますよ。それまで、繰り返しの毎日でもいいかなーと思っていたりします。

 

前置きが長くなってしまいました。本題よりも時事の雑談を話しているほうが楽しいんですよね。すみません。今日はそんなことを書きたかったわけじゃなくて、ついに7月も終わりで8月になってしまいます。弊社は5月に新入社員が入ってきて、2ヶ月の試用期間が終わり、8月から晴れて正社員になります。その時に20代前半の彼らに伝えたいことを書きたかったのです。「偉そうに」と思われるかもしれませんが、本当に役に立つことだと思うので僕に関わる人には知ってほしいなーと思ったのです。これからの社会人生をどうやって過ごして行ったら良いか。どこかで聞いた気がする基本的なことなのですが、僕も社会人の始めの頃は全く分かっていなかったことです。資本主義社会がもう少し続きそうな今、最低限これを理解しておいた方が良いと思うことを僕なりにまとめたかったのです。老害と言われそうですが、このポイントを押さえておく、知っておく、頭の片隅に入れておくだけもいい。そういうこともあるのね、くらいに思っておいてもらうだけでも十分効果を発揮するものだと思います。まぁ、教える必要ないし、自分で見つけや。とも思うのですが、こっちが近道ですよと。ありがた迷惑な老婆心です。それではまいります。3つです。

 

 

1、投資

収入の最低10%は投資しましょう。20万もらったら2万でOKです。「投資」って書くとなんかアヤシイ感じとか堅苦しい、難しい感じに聞こえるかもしれないのですが、ようは自分の強化に金を使おうということです。社会に出た途端、自動的に金がもらえるもんだから消費しかしない人間になってしまう人がいます。これだと自分の価値が20歳でピークになってしまいそれ以降は下降するだけです。若いうちは体力があるので問題ないかもしれませんが、それも10年くらいで終了します。20代の無理ができるうちにガンガン自己投資して基礎値を強化しておきましょう。これができていると30代は楽勝です。本当です。ほとんどの人がやりませんから。30歳くらいになってようやく気づきます。「あ、俺、何もやってないわ」って。20代は一瞬で終わりますので、取り返しがつきません。1秒も1円も無駄なく使っていきましょう。

では、何に投資したらいいのか?ってことなのですが、ライフネット生命の出口会長が言われていることがドンピシャだったので、参照させてください。それは「人・本・旅」です。(https://zuuonline.com/archives/143992

人:紹介しろされろ、会え。

人の力を借りるのが最も効率的に自分を強化できます。なんせ、脳みその数だけ経験値がありますからそれをぶっこぬいて拝借するのです。とにかく人に会って話を聞く。とりあえず誰でもいいです。そこから「こいつダメだわ」「このお方は最高」など自分に合った人がわかってきます。いい人だけ付き合えばOKです。地球上にはほぼ無限に人が湧きますから、アホなやつとか、学生の時たまたま一緒だった人と一生付き合う必要はありません。自分に合った人を探してください。そうしたら、新しく知り合った人に紹介したり、紹介されたりしてください。紹介されなければ、ここで紹介する別の要素で自分を強化してください。で、誰かに誘われたら絶対に行ってください。選択の余地はありません。とりあえず顔だす。そうすると相手もだんだん気づいてきます。「こいつ絶対来るぞ」と。それが信頼性です。信じられる人間になるのです。自分が相手を信じるかどうかはこちら次第なので、交渉のカードを有利に切れる状況をつくることができます。そこまでいったら、やりたい放題やってあげましょう。

 

本:無限の知恵、他人の考え方を得る。

本も他人の経験値を拝借するために使います。人に会うより時間もお金もかからず、凝縮された人生を受け取ることができます。個人的には本はめちゃくちゃオススメです。ハイパーコストパフォーマンスが良く、手っ取り早く自分を強化できます。死ぬほど買ってください。最初のうちは給料の10%全て本でOKです。20万円なら2万円分の本を毎月買ってください。10〜20冊は買えると思います。何買えばいいか?手当たり次第いろんな本を買ってください。本屋のAブロックからJブロックまで1冊づつでもいいです。その中で面白かった本の隣に置いてある本を次月買ってください。それを毎月やってください。できればというか、毎回書店で買ってください。固定せずいろんな場所の書店に行ってください。そうすると考えもしなかった本にも出会えます。そうやって頭の引き出しを増やしてください。月10冊とか本を読んでいると同期とめちゃくちゃ差がつきます。本当です。社会人の平均学習時間は6分と言われていますから、その効果は半端ないです。で、よかった本は人に勧めなくていいです。人によってレベルが違いますから、自分と同じレベルと思わないでください。自分も面白いから他人も面白いということはありません。でも、人から勧められた本は一瞬でバイナウしてください。そのときだけアマゾンを使ってOKです。そうやって自分の世界を広げてください。知識の幅、それが人の器になります。

 

旅:環境から力を得る。引っ越しは2年ごと。

旅は最高です。アイデアは移動距離に比例すると言われています。たくさんの国、土地に行った人はたくさんのアイデアが湧きます。だらだら散歩も脳のご馳走です。本や映像、聞いた話では得られない生の情報を得てください。それが生の血となり肉となり確実に自分を強化します。そして自らの経験として、誰も知らないオリジナルの話題として、面白く話せるネタになります。生の面白い話を持っていると人が聞きに集まります。引っ越しも超効果的です。20代は2年に1回引っ越ししてください。進化率の超高い20代は数年で自分の考え方や価値がガンガン変わっていきます。それなのに住む場所が一定では自分という器からパワーが溢れてしまいもったいないです。自分のスケール増大に合わせて住む場所を変えてください。いきなり家賃の高いところに住む必要はないです。毎回ちょっといいところに住めばいいと思います。10年で10万円家賃を上げていくイメージです。住む場所が変わると、生活もガラッと変わります。近所のスーパーとか、ご飯屋さんとかそういうレベルでOKです。当然、ご近所さんも変わりますからいい場所に住めば、ご近所さんも民度が高くていい人たちばかりです。これはかなり自分に影響がでます。知らずのうちに、その場所に合わせようとしますので、その土地のパワーを利用して自分を強化できます。ゴーストオブツシマみたいでしょ。面白いです。やってみてください。

 

「投資」については以上です。え?終わり?金の話は?って人ちょっとまってください。金があまりない20代前半は金融資産に投下するのはローコスパです。まずは人、本、旅、ととにかく時間を凝縮したハイコスパな情報源にに投資しまくって経験値を爆速爆裂で稼いでください。肩に人を乗せた分だけ年収が上がっていきます。自分の中にたくさんの脳(経験値)を置いて並列化して処理していくイメージです。たくさんのコアがあるPCは速いですからね。それに数字で表せない資産というのは課税されません。しかも盗めないんです。脳はいつでもポータブル。これが最強の投資です。で、ここまでやっていくと望まなくてもガンガン年収が上がっていくので1ヶ月で読みきれない量の本、会う時間のない人、高い家賃を払ってもまだまだ金が余るという状況になったら、株式でもゴールドでも不動産でもビットコでもなんでもそういう意味不明な数字の資産に投資してください。めちゃくちゃ得します。本当です。

 

さて、1つめの「投資」のブロックだけで結構文字数を使ってしまいました。困りました。どうしましょう。2つめ、3つめは分けたほうがいいですか?やー、ボタンクリックしたりするのが面倒臭いので、このまま2つめ入っていきます。読むのも書くのも面倒なので、次の2と3はさらっと紹介します。「人、本、旅」をおさえてもらえればぶっちゃけもういいですから。

 

2、時間

金よりも大切なものは時間です。時間を消費して何もかもやっていくわけで、一度使った時間はもう永久にもどってきません。失った金はまた稼げばいいですが、失った時間はやり直せません。時間は命そのものです。ただ、時間を有効につかうことはできますので、できるだけいい感じに時間を使っていきましょう。自分の時間はもちろん一番大切です。当たり前ですが、同じように相手もそう考えています。相手の時間も大切。これを理解していないと近日中にひとりぼっちになってしまいます。誰も時間を無駄にする人と一緒にいたいなんて思いません。待ち合わせとか仕事の納期に遅れたり。長電話をしたり、無駄な作業を発生させたり、、仕事をしていると相手の時間を奪ってしまうことがあります。特にやってはいけないのは、予告なく相手の時間を奪うことです。これは殺人レベルの犯罪として認定してください。予告なく遅刻する。約束なく訪問する。勝手にスケジュールを無視して進行。これはもうあり得ません。待った無しの地獄行きです。特に遅刻は本当にダメです。約束した時間に来ないと1年間呪います。僕もそれをやってしまったときは1年間ダウナーを覚悟します。それくらい約束の時間には気をつけています。でも、仕事していると結構ルーズな人いるんですよ。「あーーーーーやったわ。こいつ終わったわ」と思ってニコニコしています。逆に全く遅刻しない人、これは徐々に信頼が積まれていきます。必ず時間を守っていると「おや、こいつ時間まもるぞ」となっていきます。それが信頼性です。仕事のクオリティ云々以上に、信じられる人間になっていくのです。(クオリティなんてものはだれに声がかかるかっていう問題なので、すでに決まっているものです。)そんで、自分が相手を信じるかどうかはこちら次第なので、交渉のカードを有利に切れる状況をつくることができます。そこまでいったら、やりたい放題やってあげましょう。ちなみに、早ければいいってもんじゃないです。速さよりタイミングですね。いい感じに時間をコントロールして、強い交渉カードを増やしていきましょう。ちなみに、交渉っていうのは自分の言い分を通すことじゃなくて、相手の言い分をバレない程度にいい感じに変えて通してやることです(内緒です)。

あと、時間の使い方で言えば、一人の時間に何をやっているかでほぼ人生決まります。誰も見てないから、とか無いです。自分が自分のことを一番見ていますから。それで自分の見え方、立ち振る舞いができあがっちゃうんですよね。「自分ってこういう人だから」って感じで。態度に出るんですよ。そうでしょ。 

 

あー5000字をこえました。ごめんなさい本当に。長くなってしまいました。読んでくださって本当にありがとうございます。もうあと1つですので、一瞬で終わります。何卒、何卒。

 

3、行動

「行動」って本当意識高い系かよって感じです。なんて章にしようか随分悩んだのですが、漢字2文字で統一したいと思うとこうなってしまいました。はやく本題入れや。ですね。自分から動いていくということをしてほしいんです。「誰かがどうにかしてくれる」とか、「言われたことをやる」とか、「社会が求めるものを出せる自分に、、」とかもうバカとアホかと。それはもうAIとかロボットがやるんですよ。何も考えないで他人から言われたことを言われた通りにやるっていうのはもうAIとかロボットがやるんです。人間が人間でいるためには、自分から考えて、自分から動いていくしかないんです。そのうちそれすらもAIとロボットがやるようになりますから。今はまだ最低限それでもOKです。誰でもない、自分がそこにいる意味は自分から何かをやっていくことでしか生まれません。まずは簡単なところから。誰かに誘われたり、勧められたものは全てコンプです。誘われた飲み会、遊び、イベント、紹介された本、ゲーム、漫画、番組、映画、なんでもいいです。「あれ面白いから見てみ」って言われたものは即バイナウポチです。勧めるだけの理由があるのですから、損はないはずです。それに、相手が見ているのに自分が見てない状況はもったいなくないですか?。次に、「だれかこれやらない?」と言われたら、挙手&挙手、&挙手で取りに行く。「できるかわかりません」「スケジュール見てから決めます」「やれたらやります」なんて言ってたら一生できません。そういうやつは帰ってください。できるやつは「できるかわからない」状況でやりはじめています。それでいいんです。で、本当にできないことだったら「だれかこれやらない?」なんて言われません。自分にとって、難しければ難しいほどいい。経験値爆増間違いなしの超ハイコスパです。だいたい会社内とかコミュニティ内で募集されるもので、致命的なミスが発生するものなんてありません。本当にヤバイ案件っていうのは、ヤバイルートでしか来ないんですよ。まぁ、実のところそういうヤバイ案件がウルトラQで超美味しいということはよくあります。まあ、柔軟にぬるっとやっていけばいいんです。心配しなくて大丈夫です。

 

やっと3つ終わりました。疲れました。ほんとよく読んでくれましたね。感謝しかないです。僕と友達になってくれませんか?、、いやですよねこんなうるさいことガーガーいう人。超めんどくさそうです。僕もそう思います。でも、この3点を20代前半に知っていたら僕の人生ももっと変な方向に変わっていたんじゃないかなーと思います。僕がこれらを実感し始めたのは28歳とか29歳とかそれくらいで、実践し始めたのはもっと後なんですよ。まぁ、引っ越しは20代で10回くらいしましたが。それが重要だと後で気づいたんです。でも20歳の頃から比べると年収はここで書いた感じで増えていきました。だから本当にだれでも再現可能だと思うんです。僕は現役の学歴で言えば専門卒ですしそれってある意味高卒レベルです。年収ガーとか学歴ガーとか全然言うつもりないんですけど、そういうの全く関係ないんですよ。金が全てみたいな考え方とはある意味真逆で、自己の可能性を縮小から救い、ガンガン拡大したいよねって話です。その時に金があると超絶便利なんですよ、みんな欲しがるから。なんか社会人として、元気にやってもらって、自分のやりたいことを自分のやりたいように実現できる人になっていって欲しいんですよね。それって超楽しいじゃないですか。世界を自分の思うように生きられるって。刹那的な時代がこれからも続いていくと思いますが、焦ることなく、ゆっくりでよいから、とどまることなく、1ミリでも毎日動き続け、なかなか芽が出なくても種を撒き続けましょう。その期間が長ければ長いほど、大きな何かがかえってきます。本当です。もちろん僕もこれらを実践しつつ、まだまだ道半ばという感じです。悩むこと、考えること、迷うことたくさんあります。毎日キツい、そんななかで、なんとかやっていくんです。

でも、もし富士の樹海みたいな攻略不可能な状況で迷ったとき1ついい考えがあります。それは、「高いところに登る」です。客観視できる高い視座を拝借しましょう。そして、自分が尊敬する人を思い浮かべて、あの人だったら、この状況でどう動くか?知恵を拝借します。自分自身は大したことなくても、拝借すればよいんですよ簡単です。拝借。拝借。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出勤できない僕たち、

こんにちわ、よしけです。ここ最近の東京は雨が降ったり止んだり。梅雨真っ最中です。コロナウイルスの動向はもはや関係なく、相変わらず1日に30人前後の感染者が確認されていても、全ての経済活動が解禁されている状態です。まぁ、日本において「自粛」である以上「解禁」という言い方もどうかと思いますが。そもそも禁じられていませんからね。まぁ、そうは言えども気をつけてやっていくことには変わりません。そんなわけで、どこが本当の境界線なのかもわからず、だらだらと日常が過ぎていくばかりです。

 

弊社といえば、どのタイミングでリモートワークを解除して良いか分からず、だらだらと在宅勤務を続行中です。ディズニーランドも7月1日から始まると決まったというのに。みなさんの会社はどうですか?そろそろリモートワークが解除されて出勤してください、ということになり始めているのではないでしょうか?とてもだるいでしょうね。もはやどうやって出勤していたか分からない人も多くいるのではないでしょうか?以前の同僚で、ゴールデンウイーク明けたら今までどうやって出社していたか忘れてしまい、途方にくれたという人がいました。まぁそれは冗談だとしても、数ヶ月も出勤しない日々を過ごせば、全く違う生活スタイルが身についてしまうものですよね。人は変われないとは言いますが、人間の環境への適応力は眼を見張るものがありますね。親、子、孫、と世代を経なくても、環境の変化に合わせていける力はすごいですね。人類のスピード感のある歴史と技術の進歩が伺えます。「人生変えたければ環境を変えろ」って言うのは一理あります。

 

現代社会では、どうやって出勤していたか忘れてしまっても全く問題ないわけです。スマホでググればいいだけ。自分の会社の名前を入れて、自分のいる場所を入れて、ドーン。一瞬で地図に行き方が出てきます。徒歩で行くか、自転車で行くか、車でいくか、電車でいくか。選べばいいだけです。どれくらいの時間がかかるかもすぐにでます。雨が降りそうだったら、傘もって行きましょうなんて親切にも教えてくれたり、事故が起こっていたら迂回させてくれたり。もう何も考えなくていい。ただ指定されたいくつかのルートを選び、それに沿って進んでいけばいい。最速で、最安値で、最も安全に到着できます。自分でいちいち地図を調べたり、乗り換えの確認をしたり、雨が降りそうか空を見上げたり、空気の匂いに注意しなくてもいいのです。もう少し時代が進めば、自動運転なんてのもでてきます。家から出て、車にのってもう一眠り。何もする必要がない。自分で運転する必要もないし、事故も起きません。もう何もかもAIに決めてもらうのが最適です。アマゾンで買うものも、今日見る映画も、夕食も、自分に合わせた最適なものがオススメされます。もちろん自分の好みにあってるし、今後の病気のリスクも回避してるし、彼女の機嫌も損なわない、そんなバッチリな提案がされます。自分で考えるよりもスマートフォンに提案されるものが最適と信じていれば幸せ。それはもうじわじわ始まっているのですね。

 

僕たちは、何か物を買うとき、レストランを探すとき、映画を見るとき、ドラマをみるとき、ゲームをするとき、政治に触れるときなど、だいたいネットで検索してSNSを見ています。どういうレビューがついてる?評価はどう?いいところは?わるいところは?他の人はどう思っている?ネット上の記事を見まくっていると、他人の意見が頭の中を全て支配しきっていて、自分の考えは何もなくなっているかもしれません。でも、もうそれも認識できません。ちょっと強い表現があるとそれを信じる。あたかも自分の考えとして、意見として再投稿する。それをまた他の人が見る。また再投稿。1つの大きな声の意見が、あたかもみんなの意見であるように広がっていく。それをみたAIがこれは統計的に正解なんだと錯覚する。たとえ間違っている意見でも、数が多い意見が「正しい」と誤認するメカニズムが簡単に出来上がってしまいます。少ない意見が過剰に膨らむみ、実態とはかけ離れたパワーを持って行きます。マイナスな要素が多ければ悲劇につながることも想像に難しくありません。

 

インターネット、SNSの普及で、僕たちは多様性を手に入れ、個性的なパワーを十分に発揮できるはずでした。でも現実はどうやらそうでもなくて、大きなうねりのなかでちょっと震えるくらいしかできないのかもしれません。多様だと思い込んでいても、本当はみんな大きな渦のなかで流されているだけです。だってみんなそうだから。多数決でそっちが多いから。それが良さそうだから。それが正解だから。みんなが合理的に動けるようになりました。100人のうちで、90人が選ぶなら、僕もそちらを選ぶでしょう。結果がどうであれ、少なくともバカにされないし、仲間はずれにもされない。君の判断は間違ってないよ。ってみんな言ってくれます。

 

コロナウイルスの影響でステイホームが続き、家から外に出ず、部屋にこもってスマホをいじる時間が増えた人が多いと思いますが、インターネットしかない空間にいるのが一番よくないと僕は思います。インターネット上にある情報は、自然にそこにあるわけではなく、全ての誰かがアップロードした情報です。誰かの意図でコントロールされて、加工された情報です。それしか受け取ることができない状況がもっともまずいと思います。地方でもインターネットさえあればOKみたいなのはマジでやばい。加えてステイホーム。自然界で生物としての能力も使わない状況でスマホに判断を任せっぱなし。そこでは自分で考えることもなく、何かを生み出すこともなく、受け取るだけ。これでは、人間こそがプログラムで動くロボットになってしまいます。100人のうち、90人が選ぶ方を常に選んでいたら、人間の9割はロボットです。AIオススメの食事をして、AIオススメの映画をみて、AIオススメの家に住み、AIオススメの株を買う。日々統計にオススメされた商品を消費していく。経済を回すためだけに活動する生物ロボット。ここまでくればベーシックインカムもいい感じで働くんじゃないでしょうか。それで9割の人間は幸せに暮らすんです。めちゃくちゃ強力で、めちゃくちゃ幸せで、めちゃくちゃ便利なシステムに僕たちは絡め取られて行きます。それがヒトという動物の性能の限界なのかもしれません。

それでいいの?うん。いいの。だって幸せだから。いつだって気分には抗えないし、なんだってググって調べて、オススメとレビューで決めているよ僕は。

 

 

SFの物語にでてくるアンドロイドが、プログラムをやぶって、自我を目覚めさせるように、僕たちは強力なプログラムから脱出して、9割を取る「判断」ではなく、1割を「決断」していくことはできるのだろうか?同時に、それは幸せなことなのだろうか。明日、ググらずに出勤することはできるのだろうか。

 

 

無駄はなぜ魅力的なのか、

こんにちわ、よしけです。東京は曇天&雨降りの日が続いています。気がつけば梅雨入りしていて、コロナ自粛でダウナーになった気分に追い打ちをかけますね。この湿度はVSコロナに有効だったりするんでしょうか。しかしながら何ヶ月も自粛に耐えられるわけもなく、緊急事態もアラートももはやあまり意味をなさなくなり、感染者は大幅な減少も見せないまま、なし崩し的に、うやむやに、ぼんやりと、なんとなく、ぬるっと自粛解除された街で、平時っぽいが微妙にどんよりとしたしめっぽい空気が漂う毎日に気づかせてくれたのは梅雨入りのアナウンスだったのかもしれません。今年は完全に春を失ってしまいました。気づけばコロナガーとか言いはじめて4ヶ月くらい経ってしまいましたね。僕たちは無駄な日々を過ごしてしまったのでしょうか?

 

無駄なことにこだわっていいのか問題

先日夜、たまたま見ていたTV番組で「無駄なことにこだわる」という話題が取り上げられていました。プロのアーティストの人が出ていて、自分の作品についてのこだわりを語っていました。「無駄なことにこだわる」ことってたびたび話題になりますよね。なぜ、無駄なことにこだわるのか。それって意味があるのか?「無駄」って自ら言ってますけど?じゃぁ、本当の「無駄」ってなんなの?って話になりかねません。僕もこの問題についてちょっと興味があり、考えてみることにしました。

 

無駄とはなにか?

そのアーティストは舞台に飾る彫刻を作っていて、お客さんから絶対に見えない部分もこだわって作っていると言っていました。お客さんから絶対に見えない部分というのは、絶対見えないんだから作っても意味がないですよね。納期や予算がある仕事だったら、見えない部分に時間と金を使っていたらいくらあっても足りませんし、発注したクライアントもおこでしょう。「なんでそんな意味のない場所にこだわるんや」「自己満足はプロとしていかがなものか」「目的を最適に達成していない」そんな声が聞こえてきそうです。もし、僕がこんな無駄なブログを書いていることが上司にバレたらどうでしょう。「仕事やらないで何無駄なことやってるんだ」「1円も売り上がらないブログに時間使うバカ」「命の盛大な無駄」とか言われるんでしょうね。そうですね、無駄なんですね。何の意味もなさない。それが無駄です。掃除もそう。1年に一回もどかさないものの下を掃除しても意味ないですね。だってそこ絶対誰も見ないんだもん。

 

人はなぜ無駄に惹かれるのか?

TV番組のアーティストの話に戻りますが、そのアーティストはなぜそんなに無駄なことにこだわるのでしょうか?僕も無駄が悪いとは思いません。漠然と「なんか無駄っていいよね」って思っています。ゆとり?自由?贅沢?意識高い?ホワイトスペース?なんか漠然とそう思っています。なんかいいですよね。無駄なことって。誰かが「人間には愚行権がある」って言っているのを聞きました。愚かなことをする権利です。面白いですよね。合理的にやればいいのに、それが正解とわかっていながら、なぜか愚かなことをしてしまう。タバコが体に悪いことを知りながら吸ってしまうし、酒に酔ったらすごくバカになるのに飲む。夜更かししたら明日起きられないのにネットフリックスを見る。多目的トイレに他人と入ったら大変なことになると分かっていても入る。愚かなことだとわかっていてもやる。無駄なことって不思議な魅力があるのですね。

 

無駄なことが輝く時

無駄なことをただの不思議な魅力だけで終わらせないのが、アーティストの力だと思います。無駄なことをぼんやりした説明のつかない何かで終わらせていたら、それこそ無駄なことですし、それこそ納期や予算を返せということになってしまいます。無駄なことがなぜ良いのか?という問いの本当の答えは、「無限を内包している」ということだと僕は思います。底しれぬ何かを仕込む、それにいつか気づくということ。万が一、絶対誰も見ないはずの場所が、不意に表にでてしまったとしましょう。それを見た時、「え?ここもちゃんとしてるの?マジ?」という驚きが起こるはずです。そうなると人は想像力をめちゃくちゃ刺激されることでしょう。「じゃぁあの裏は?」「あっちの後ろはどうなっているの?」「そっちは?」とどんどん勝手に想像していきます。そしてマジで完全に神でも見ることのできない細部にまで想像が至り、「こっちがあんな素晴らしいなら、あっちも素晴らしいに違いない」と勝手に評価が上がっていきます。想像、妄想、憶測でガンガン評価が上がっていきます。それはもう100点満点どころではなく、5000兆点をはるかに超える無限の世界です。「無限の力」これが「無駄」の本当の姿なのです。

 

無限の力を得るには

ただし、これには注意が必要です。本当の無駄となるか、無限の力となるかには一定の基準があります。まず100点を取っていることが前提。100点カンスト時に初めてアンロックされる追加点要素なのです。80点しか取れていないのに、無駄なことをしていたら逆にマイナスになること確実でしょう。「仕事も満足にクリアできてないのに何やっちゃってんの?」って感じです。+20点でトータル100点とはならないのです。ベースの仕事を納期に収め、予算に収め、100点のクオリティを出して初めて、無駄なことに着手してください。もし、僕が仕事を完璧にこなした上でこの無駄なブログを、この501記事に及ぶ無駄なテキストを上司が見た時、底しれぬ恐怖に対峙することでしょう。「なにをやってんだこいつは?」と。そこに無限の力を発見することになるのです。繰り返しにはなりますが、100点が確定するまで多目的トイレに他人と一緒に入ってはいけません。愛するべき人の人生に寄り添い、その命が尽きるまで100点は確定しないのですから。くれぐれもお願いします。

 

 

 

 

 

 

リモートワークの終わり、

こんにちわ、よしけです。ついに東京でも緊急事態宣言解除となりますね。今日はお天気も良く、爽やかで開放感たっぷりの雰囲気が漂っていました。仕事も忙しさをとりもどしつつあり、本日は東京タワー付近に出てきました。まだタクシー量は若干減っていてつかまりにくさはありますが、久しぶりの物理移動は気持ちよいですね。都内は人がたくさん出ており、バスケットボールを持った若者集団とすれ違ったり、ラーメン屋とか行列になっていたりしていて全然平時やん、という感じでした。ラーメンロスになってる人はめっちゃ多いいんでしょうね。僕もその一人で、家でラーメンを何度かつくりました。いやはや。このまま普通の日常をとりもどしていくのでしょうか。僕は自粛していた日々のあの静かな生活が好きだったなーとすこし懐かしい気持ちもあります。電話はならないし、メールも少ない、オフィスは人少ない、街は混まない、それなりに自由な自分の時間を過ごすことができていました。楽しかったおうちじかんも終わりですね。まぁ、次の光が見え始めた今だから言えることかもしれませんが。3月末は絶望感が漂っていましたからね。なんだかんだ言って通常の暮らしっていうのはめっちゃ素晴らしいものだったっていうのが身にしみてわかりました。好きな人と、好きな時に、好きなことをするって。ほんと最高だったんですよね。

 

 

緊急事態宣言が解除されたら、僕たちの暮らしは、働き方はどうなっていくのでしょうか?やっとリモートに慣れ始めたところなのにもう終わりなん?弊社でもそろそろ本格的に今後の活動のやりかたを話し合い始めています。全日リモートなのか、全日出勤なのか、両者ハイブリッドなのか。ハイブリットだとしてもその程度には無限の段階があります。ツイッター社は以前、永遠リモートワーク可能として話題になっていましたね。テクノロジー系の大きな会社は夏くらいを目処として暫定的にオフィスを再開するとしながも、ほとんどの従業員を秋まではリモートワークを続けられるようにする予定のようです。弊社も今までは社員全員リモートで仕事をしてもらっていましたが、現在のリモートは突貫工事でつくった仕組みと、簡易的な装備だけで応急措置的に定めたもので、長期的な目線で組んだものではありません。環境としてはあまりよいものではなく、再度きちんと考え直す必要があると感じています。オフィスに集合して働く以外の働き方を通常のワークスタイルとして定着させるためには多くのクリアにしなければいけない問題があります。もちろん業種によっての温度感は全然違うものになるはずで、現場ごとに違った最適が発生してくるのもそのハードルを上げる原因となっています。下記で、僕が感じている大きな問題を3つ考えてみたいと思います。(あくまでも弊社特有の問題でなく一般的な感覚として考えています)

 

 

・個人の生活スタイルの問題

リモートワークの一番の問題は、個人がどう仕事に向き合うのか?というところかと思います。具体的に言えば、ワークライフバランス。どれくらい仕事に時間をとって、どれくらいお金が欲しいの?っていう。全日オフィスに出勤すれば、1日8時間完全に仕事モード。会社に拘束されている状況です。逆に全日リモートワークであれば、基本的には誰にも拘束されておらず。自分で自由に時間を決めて働くことになるでしょう。前者は拘束にお金が払われ、後者は成果にお金が払われることになります。さて、自分はどっちが性に合っているのでしょう。これにはたくさんの選択肢と、どうしょうもない事実と、変えられない状況と、個人的な好み、希望がからまり合い、めちゃくちゃ複雑な問題になってしまいます。「あまり働きたくないからお金は少なくていい」「めちゃ働きたいお金ほしい」「働きたくないけど楽に金欲しい」「あまり家にいたくない」「会社にいないと集中できない」「家で一人で仕事したい」「犬を飼いたい」「オフィスで静かに働きたい」「会社でみんなとわいわい仕事したい」「家を改造したい」「会社やめたいけど金心配」「フルリモートだけど会社にデスクがないと寂しい」「社内起業したい」「他の人と同じ意見でいい」「この会社にしがみつきたい」「家族が家にいて仕事できない」「世間の目が怖い」「うまい棒たべたい」とかもう無限の選択肢と無限の希望、無限の絶望が入り乱れてしまいます。しかも、従業員は本当のことを言いません。言えないし、言語化もできない場合があります。正解は1個ではないし、最適も個人ごとに違います。今までは一律「オフィスで働いて」の一言でまとまっていたのですが、、単純な世界でしたね。

 

 

・学習、育成の問題。

これは主に新人教育をどうやってやるのか?という問題です。弊社にも5月に新入社員が入ってきました。しかも新卒。中途人材であればそれほど問題にはならないかもしれませんが、社会経験が全くない状況からリモートというのはなかなか難しいと感じています。会社がどういう仕組みで動いているのか、どういう役割があるのか。先輩の行動をお手本にできない、一緒に働く人、会社がどんな雰囲気か肌で感じられない。まるで目隠しした状態でボードゲームでもするような状況です。先輩も背中を見せることができない。OJTやりにくい。手取り足取り教えられない、細かなフォローもやりずらい。これは新人の教育だけでなく、社員同士のちょっとしたノウハウ共有にも同じことが言えると思います。リモートでは自然と個人プレーが主になってしまい、知らずのうちに視野が狭くなっていきます。今までの新人教育、社内学習を一旦忘れて、ゼロベースで構築し直す必要があるでしょう。数時間ごとにzoom繋ぐとかね。きっつー。でも、オフィスに集合していればそれ以上に繋がっているわけですから。

 

 

・協力することで生まれる価値の問題。

オフィスに集合して仕事をすることの良さの1つに、コミュニケーションコストがめちゃ低いということがあげられます。会社に行けば誰かがいつもいる状況。学生のころとか、学校に行けばタダで可愛い女の子に会えるっていう。卒業して初めてその価値に気づくんですよね。なんでもない立ち話を気軽にできる。今日あったかいね、とか。タピオカミルクティー屋がマスク屋になってたよ。とか。社長のネクタイの柄が迷路みたいとか。そんなん別にどうでもいいじゃないですか。でも実は一見どうでもいい話っていうのが、重要なアイデアを生んだり、関係性を強化したりしていたりするんですよね。脳科学者的に言えば「毛づくろい」ですか。それが実はめっちゃ大事だったということ。人間の五感を全部使って、相手や場の雰囲気をキャッチして動いていくことで、成果が最大化していきます。今のzoomだと視覚と聴覚しか情報が来ないですもんね、しかもめっちゃ解像度が低くて、その二つの感覚ですら満足にセンシングできてません。これに加え、ムードメーカー問題が発生します。具体的な金額的成果を上げていない人でも、その人がいるだけで他の従業員のやる気が爆上がりする人がいるのです。ドラクエでいう、回復役とでも言いましょうか。そういう人がリモートワークで力を発揮できなくなり、最悪の場合解雇されてしまう可能性だってあります。これは組織にとって見えない落とし穴となっていて、自滅しているようなものです。

 

以上、3つの大きな問題をだらだらと考えているのですが、これらの問題が可視化されたところで、結局「その問題あるよね~」「だよね~」となってしまい、具体的な解決策や施作が確定しないのが現状です。こんなにたくさん文章を書いたところで結論はなに?となって、え?ないけど。となってしまうのですよ。僕、結構これをずっと考えつづけて早1ヶ月という状況だったりします。たすけてほしい。リモートワークをどうするか?リミットはもう目の前です。