新卒薬剤師が選んで正解の就職先とは・・・いろいろな就職先のメリット、デメリット①
薬学部の学生さんとお話すると、これから先の就職先についてよく相談を受けます。
「病院がいいですか?企業がいいですか?やっぱり調剤薬局でしょうか?ドラッグストアはなしですかね・・・」
案外、薬剤師が就職する先は幅が広くて、簡単に決められないのが本当のところです。
現在の学生さん達は実習の名のもとに、病院や調剤薬局で仕事をさせられ、そうするといわゆる「薬剤師さん」の道を意識させられて、視野が狭くなったところで就職先を決めちゃったりしますよね。
それでもいいんだけど、それで本当に自分で納得できていますか?
これから長い人生の中で、皆さんが持つ「薬剤師資格」はとても優秀な資格で、一度その資格で仕事をし始めると、その資格は常にあなたを助けてくれるものになるでしょう。
合わない職場があったとして、そこに無理して居続けなくても、すぐに新しい職場はみつかるでしょう。
何より女性が結婚して、少しだけパートタイマーとして仕事をしたとしても、それにみあう以上の収入を得ることも可能でしょう。
でも、ちょっと待って・・・
そんなに簡単かな?いつ結婚するのかな?
お給料のことだけ考えて、就職先を決めてもいいのかな?
今日は薬剤師としての就職先について、メリット、デメリットについてご紹介したいと思います。
①病院、クリニック
病院の大きさ、入院施設があるかないか、またその標榜する科(内科、外科、小児科etc)にもよって、随分仕事内容は変わってきますね。現在は入院患者の定期薬、臨時薬の調剤のみならず、服薬指導、外来処方の監査、各委員会などでの活動など、仕事は多岐にわたわたりますね。
メリット:仕事の繁忙さはあまり過密ではなく、ゆったりとした時間の中で勉強し
ながら仕事をしやすい環境にある。
デメリット:一般的に給料が安い(年数を経てもあまり上がっていかない)
*一部標榜科(精神科等)によっては給料水準が高いところもある。
②調剤薬局
皆さんが一番目にしやすい、または馴染みのある薬剤師さんの職場ですね。そこに憧
れて、薬学部進学を決めた方も多いことと思います。
メリット:新卒からでも思った以上に給料が高い。投薬業務が中心になるため、対
面で患者の役に立つという、やりがいや充実感を味わえる。
デメリット:繁忙さが過密かつ、立ちっぱなしの仕事がほとんど。ほとんどが単科
の門前であるため、携わる薬の種類が少なく、なかなか知識の幅を広
げられない。
③ドラッグストア
皆さん身近な存在でありながら、薬剤師さんのイメージからは少し遠い存在の職場かもしれません。でも、最近はドラッグストア内に調剤スペースをもっている薬局がほとんどで、調剤もするし、OTC1類の販売もするといったメリットに目をつけたドラッグストアが、薬剤師さんを雇用されているところが多いです。
メリット:幅広くOTC医薬品や栄養素の勉強もできるし、調剤の勉強もできる。企
業によっては、社内割引きで店内にある日用品など一般価格よりも割安
で、購入できる。
デメリット:店舗の営業時間に合わせて、勤務時間帯が遅くなる場合がある。店舗
によっては荷物運びや品出しなど体力勝負の仕事も多くなる。
今回は3つの就職先について、簡単にメリット、デメリットについてご紹介しました。
次は企業を中心とした、あまり目にしない薬剤師さんの就職先についてご紹介していきたいと思います。
これがまさに薬剤師転職を成功させる秘訣です!!~3度の転職で学んだこと
3度の転職で面接を受けた数は、わずか10件にもみたないわけですが、どの転職サイトのコンサルタントの方も、とても真摯に案件を探してくださったこともあり、いろんなジャンルの案件を見させていただくこともできて、薬剤師の仕事は幅が広いのだなあと改めて感じることもできました。
その中で私が転職を成功させるために必要だったことは、以下にあげることだったと思います。
まずは自分が転職するために、最低限、譲れない条件を設定すること。
やりたい職種に重きをおくのか、ロケーションに重きをおくのか、年収アップに重きをおくのか、まずはそこを明確にすること。
「これは譲れるけど、ここは絶対に譲れない!」そこを明確にすることで、自分で探すにしても転職サイトにお願いするにしても、案件の選択のライン引きが明確になるためむやみに迷うことがなくなります。
そうすることで、転職サイトにお願いするにしても条件で明確に選べるため、クライアントの意思の疎通がはかりやすくなり、良い関係で話をすすめることができます。
ライン引きをしたら、どうか諦めず、自分の提示した条件にあう案件を探してください。
その条件が高いものであればあるほど、探すのが難しくなるでしょう。難しい案件を探すのに、諦めず寄り添い、つきあってくれるコンサルさんは信用がおける方になります。
ですが、転職を成功させる最大の秘訣は、転職する本人がどこまで転職する目的を明確にし、自分の意志で決断できるかということ。
本人の意志が明確でなく、「なんとなくこれくらいの条件ならいいかも・・・」といった転職の仕方をしているといわゆる「転職失敗」してしまいます。
当たり前のことですが、高年収で薬剤師を急募していて、さらに付随する条件もいいとなれば、そこはそれなりの問題を抱えていると思わなければなりません。
よく、最近のサイトで「薬剤師転職サイトを利用して転職に失敗した」「転職サイトは利用しないほうがいい」といった書き込みをみかけます。
それは、すべての決断を転職サイトに委ねて、最終的に起こった問題を自己解決できないと、そういう結果になるのかもしれません。
繰り返しますが、多くの就職案件をもってアシストしてくださるのが転職サイトです。
しかも、コンサルの方々は紹介することを専門にされたスペシャリストです。
そのスペシャリストを利用して、ご自分の意志と決断で転職をなさるなら、きっとさらにあなたの可能性をひろげてくれる転職となり、あなたを新しい道に導く「成功転職」となるでしょう。
3度目の転職~さらに短期間での転職活動
2度目の転職先には当初から「1年契約で」とお伝えしていたので、とりあえず12月には3月まででの退職を表明したにも関わらず、その先にどこに就職するかがなかなか決まらず(いろんな事情によりますが、その詳細については語れませんのであしからず・・・)、2月末になってからやっと転職先(地域の意味です)が決まりドタバタと職探しをすることになりました。そのドタバタ感はまるで流浪の民になったかのような気分でした。
あまりにも短期間であったため、この際は良かれと思われる案件をお持ちの3か所のサイトに登録をしたところ、どこも真摯に対応してくださり、何度もご連絡をいただいたり、ミーティングで面接先を検討した結果、2か所の面接を受けることになりました。
今回も県をまたいでの転職であったため、1か所はそこの地区担当のコンサルさんと初めからやり取りさせていただき、その方が面接についてきてくださいました。社長と三者の面接になりましたが、丁寧に対応していただきとても安心感がありました。
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もう1か所は話し合いをしていたコンサルさんではなく、その地区の担当の方が面接には同行してくださいましたが、面接を行う前からこちらの緊張感を察してか、和やかにお話してくださり、また面接中もいろんな話題をふってくださり、和やかなうちに面接は終了しました。
今回は前年よりもさらに50万ほど高い年収を希望していましたが、どちらの面接先でもさらにそれを上回る年収を提示したいただき、転職は成功のうちに終わりました。
どちらに決まったかは、現職のことであるので差し控えさせていただきます。
今は忙しく毎日を過ごしております。
3度目のコンサルさん達は、どの方々もとても真摯に対応してくださり、こちらの希望もしっかり聞いてくださったので、とても良い転職活動になったと思います。何より3社登録して、1社は面接まではこぎつけなかったのですが、最後まで一生懸命案件を探してくださり、最後、他社で面接を受けるとなった際も「機会がありましたら、またよろしくお願いします。今回お力になれなくて申し訳ありませんでした。」と述べられました。
ある意味、当然の言葉かもしれませんが、いろいろな転職サイトで嫌な思いをされている方が多いと聞く中、こんなコンサルさんばかりならそんなことはないのにと思いましたし、もしも万が一、本当に私がまた転職をすることがあるとしたら、きっとそこのサイトにはご連絡すると思います。
この一連の転職活動を通して、学んだことがいくつかあります。
次回、この転職活動で学んだポイントについてまとめさせていただきます。
下記に添付しているサイトは、基本的に私がすべて関わってよかったと思ったサイトです。
よろしければご確認ください。
お花見行ってきました
#お花見 #桜
まさに今日が満開なのではと期待して、お花見に行ってきました。
桜の花は本当に満開で、その美しさに感動もしたのですが、なによりもその桜と写真を撮る家族、桜の下でお弁当を広げる家族、ペット連れで桜を見るカップル、桜を見上げるお年寄りなど、人々の表情がとても生き生きと見えて、こちらも幸せのおすそ分けをもらったような気持ちになりました。
これも桜の花のなせる魔法でしょうか?
薬剤師転職サイトを利用したにも関わらず「お断り」するということ・・・断り方の基本
このブログを始めからお読みくださっている方は、もう既にお気づきでしょうが、せっかく転職サイトを利用したにも関わらず、どうしても希望の条件に合わない、または複数の転職サイトを利用したため、ひとつに絞らなければならず、その他をお断りするといった状況は必ず出てきます。
「転職サイトを利用していながら、断るのは気がひける・・・」そう思われる方々も多いかと思います。
ですが、当初から複数のサイトを利用して転職を進めることに賛成している私は、転職サイトを利用していながら「お断りする」ことは、必要なことだと思っています。
「これだ!」といった案件が即座に見つかれば複数の転職サイトを利用する必要はありませんが、年収や通勤時間やいろいろな条件で悩む場合は、どうしても複数の転職サイトを利用せざるを得ません。
複数の転職サイトを利用するからには、それを天秤にかけてはかるのは当然です。
もちろんそれに伴って、「お断り」するシーンも必ずでてくるわけです。
ですが、その際に最も大事なことは「常に前のめり」と「敬意を払う」ことが大切だと思うのです。
いろんな案件を紹介されても、それぞれの案件の良さを見つけて前向きに検討をすること、また詳細が分からなくてその良さがわからなければ、どんどんコンサルタントに質問をして納得いくまでその案件について確認をしておくこと、そのような姿勢が転職を成功させるには必須です。
そうしていくうちに、そのコンサルタントの転職に対する姿勢なども見えてきますし、本当に受けたい案件かどうかの判断にもつながります。
また、そのような経緯を経てお断りをするとなった場合には、そのコンサルタントに「敬意を払い」お断りするに至った詳細についてきちんと述べたうえで、きっぱりお断りしましょう。
そのコンサルタントの方は、ネット上で登録を受け付けたその日から、パソコンに向かい、自分に当てはまるであろういくつもの案件の中から、選択肢に入ってこれそうな案件をピックアップし、また場合によっては転職先に電話連絡を入れるなど、自分のために働いてくださった方です。
それでも身はひとつしかありませんので、お断りするのは仕方ないことなので、敬意をもった態度でお断りをしましょう。
長い薬剤師人生ですので、またその会社、もしくはそのコンサルタントの方にお世話になることもあるかもしれません。
たとえお断りするとしても、良い関係を築いておくことが重要だと思います。
薬剤師転職サイトを選ぶ3つの秘訣~③サイト掲載情報の正確性
転職サイトの情報で最も重要な部分は、やはり年収の部分だと思うのですが、どのサイト情報にも必ず「400万~600万円」などと幅を持たせてありますよね。
でも、見出しには「600万円可能な求人!」などと最も高い年収でうたってあるところがほとんどです。
ですが、その謳い文句を信じて応募してみると実際には「ダメ!」といったサイトが時折あります。
その他の情報でも例えば「宿泊施設を用意していつでも就業可能!」とか記載があるのに、実際はそうでなかったり・・・
そのサイト掲載情報の正確性は、やはりその会社自身の方針を反映することが多いと思われますので、サイト掲載情報が正確でないところはオススメはできません。
実際、そういうサイトの方がしつこく転職をすすめてきたり、またコンサルタントの言葉遣いが悪かったりすることが多いので、まず最初に掲載情報の正確性を確認して、そこが怪しいサイトはきっぱりお断りしておくほうが良いと思われます。
ただし、その情報の正確性を確認するには、気になる案件に対してどうしても一度登録して、その転職サイトに確認をしなければなりません。
そこから情報の信憑性の確認をして、そこからその情報に合わせて今後もお付き合いしていくのか、お断りしていくのかを判断していきます。
その際、この「お断りする」といったことがとても重要になってきます。
ですが実際「お断りする」というのはなかなか難しいですよね。
なので、次回はこの「お断りする」ことに焦点をあててお話したいと思います。
薬剤師転職サイトを選ぶ3つの秘訣~②転職サイトによるエリア(地域・業種)の違い
明日はみぞれが降る地域もあるとかで、すっかり冷え込んできましたね。
まさに「花冷え」の時期なのでしょうか・・・
転職をすると言っても、近場で探される方もいらっしゃるでしょうが、思い切って心機一転、一人暮らしなどをしてでも全く違う地域で働いてみようと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
大手転職サイトの多くは、全国を網羅しているところがほとんどですが、その中でも各社強い地域と弱い地域というのはあるものです。
どんなに良いサイトでも例えば関西では強いけど、関東では弱いとか、またその逆のパターンもあるかもしれません。
最近では、関西のみや九州のみといった、一定の地域に特化した転職サイトもでてきていますよね。
そういった一定の地域に特化したサイトは、ある程度その地域でのアドバンテージをもっているものと思いますので、その地域で転職をしたいと思われた場合は、一度覗いてみる価値はあると思います。
また、確かに企業に強いとか病院に強いとかいった、一定の業種に強いサイトがあるのも確かですが、それもある程度地域でのくくりもありますので、そのことも念頭に入れて考えておく必要があると思います。
どんなにネット社会とはいっても、実際の求人情報を足で稼ぐ場合など、人の動きでエリアが限られてくるのは当然です。
その地域に強いかどうかの判断は、検索をしてみてその地域(都府県)の案件を調べてみるとわかると思います。
(登録しないと案件を見せてくれないサイトもありますので、そこは判断が難しいところです。)
強い地域の案件は高年収の案件が多く、サイトも自信を持っているせいか付随条件などもしっかり記載してありますね。
各地域に強いかどうかは、本当はその地域に優秀なコンサルがいるかどうかの違いであったりもするのだとは思います。
実際にそういうサイトをいくつか見てきましたので・・・