のんびり息子の成長日記

発達障害グレーゾーン。やんちゃでマイペースな息子の成長記録

言葉が遅いのは心の病気?

ネットで情報を探していて気になるものを
見つけました。

息子は検査の結果
不注意の部分が飛び出しています。
もしグレーゾーンが限りなく黒に近づいてくると
ADHDの可能性が高いそうです。

そのこともあり、ADHDについて
ネットで検索してみました。

すると、チェック項目の中に
言葉の遅れというものもありました。

その特徴として、言葉の理解はできるが
話すことはできず、身振り手振りで伝えようとする

というものがありました。

まさしくこれ、うちの息子です。

そのなかで気になったのが、< div>言葉がわかっているのに、話そうとしない
というのは心の問題なのだそうです。

いつもニコニコしていて、機嫌が悪いということが
ほとんどない息子なので、
そんなこと考えたこともなかったのですが、
本人なりに何か抱えているのだろうか???

やはり私の接し方に何か問題があったのだろうか???

本当に小さなころからの入院生活が
心の傷になってしまったのだろうか????

思い当る節はあるけれども・・・・

毎日毎日一緒にいるのに
息子の気持ちがわからないなんて情けない。

おしりにはまる

言葉が急に増えだした息子。
それでもまだまだ発音が難しいと感じる言葉などは
口に出そうとしません。

最近はとくに

おしり

という言葉にはまっていて

おしり

というと何度も繰り返してゲラゲラ笑います。

頑固な面があって難しいなぁと思うこともありますが
機嫌が悪いということが
ほとんどないので、そういう面では
助かっています。

最近ではなぜか
また人見知りするようになりました。

私も主人も人見知りで
人付き合いには苦労している部分があるので
そこは似てほし くないなぁと思っています。

発達障害 診断

かかりつけの小児科で見ていただく当日、
主人も休みだったので一緒についてきてくれました。

診断は息子に何をするわけでもなく、
私からの聞き取りが主で、
息子は主人と病院が用意してくれたおもちゃで
遊び続けていました。

私への質問が終わると
先生は診断の結果を丁寧に説明してくれました。

結論から言うと、

自閉症ADHD特有の特徴は見られない

と言われ、ホッとしました。

でも、そうじゃないってことは、私の躾や関わり方が
良くないということだったのだろうか・・・

とも思いました。
決して発達が早いというわけではないが、
ゆっくりでも少しづつでも成長していれば
大丈夫とのことでした。

ただやはり、気になるところもあるので
定期的に見てもらうことになりました。

発達障害 小児科へ相談

先生に相談した保育園の帰り道、
息子の小さな手を握って歩きながら
いったいこの子はどんな人生を歩むんだろう
と考えていました。

幼稚園にいって、公立の小中学校に行って、
高校生になって・・・・

そんな自分にとって当たり前だったことも
この子には許されないのだろうかと
どんどん暗い方に考えてしまいました。

他にも息子はとある先天性の病気があって
今までに3回、全身麻酔による手術も
受けています。

なぜこの子だけ、こんなに辛い思いばかり
しなければいけなんだろう

流れそうになる涙を必死に堪えながら
これからのことを考えていました。

その夜、子供が風邪っぽく、次の日
いつもお世話になっている近所の小児科へ
連れて行きました。とても親切で、
ちょっとしたことでも丁寧に説明してくれる
とっても信頼できる素敵な先生で、
内科もあるので家族でお世話になっています。

診察の終わりに何気なく、先生に子供の発達の事で
悩んでいるが、こういうことは誰に相談したらいいですか?

と聞いてみました。

そうすると、先生は
発達障害の専門ではないので指導はできないが、
そういう発達障害の専門医に直ちに
見てもらっ たほうがいいのかどうかの
診断はできるので、
一旦私に診させてくれませんか?

と言って下さいました。

ただ、ゆっくり子供の様子を診ないと
分からないので、
別日に改めて時間を取って、先生の休憩時間に
わざわざ診ていただけることになりました。

どうしたらいいのか、誰に相談したらいいのかも
分からない状態だったので、診ていただくことが
できるお医者様が見つかってホッとしました。
しかも、わざわざお休みの時間に
時間を割いて下さって
感謝してもしきれないくらい有難かったです。

でも、その予約日まで、息子が発達障害なのか?!
という疑念がずっと頭か ら離れず、
悶々とした数日を過ごしました。

発達障害 誰に相談すればいいの?

うちの子もしかして・・・?
と思ったときに、いったい誰に相談したらいいの?

うちの場合、まずここからでした^^;

息子とスーパーに買いもに行くと、目に付くものを全て落として歩く。
注意しても聞かない。
同じおもちゃばかりで遊ぶ
とにかくじっとしていない
言葉が通じない

こんなことがいろいろと重なり、うちの子育てにくい子なの?
と思ってしまい、保育園の先生に相談したことが
全ての始まりでした。
本心では、「そんなことないよ、みんなそうですよー」
みたいに言ってほしかったんです 。
そう言ってもらえれば、安心できると思ったので。

でも、実際先生から返ってきた言葉は
「やっぱりお母さんも気になりますか」
でした・・・・。

助けてほしくて、引き上げてほしくて、
やっと細い糸を伝って行ったのに、
突然バッサリと切られて、胸の底がヒンヤリと
冷たくなるような感覚。
今でもはっきり覚えています。

私は人に頼ったりとか、弱みを見せるのが苦手な性格で
先生にこういう弱音を吐くような相談をするのも
結構な勇気を出してのことでした。

そこで先生に言ってもらったのが

お母さんがモヤモヤと考えいるのが一番よくな い。
気になるなら一度専門家に見てもらった方がいい。
違った違ったで、スッキリできるし、万が一そういう診断だったら、
この子にどういう接し方をしてあげたらいいのか、
そういうことも一緒に考えていきましょう

ということでした。

私は正直、「そんなことないですよー」という言葉を期待していたのに
話が一気に専門家に診てもらうというところにまで飛んで行ってしまって
パニックになりました。

私が「もしかして?」と思うレベルと、
毎日たくさんの子供たちと触れ合い、専門知識を持った保育士さんが
「もしかして?」と思うレベルというのには明らかな差があると
思っ たからです。

ていうか専門家って誰?
とぼんやり考えたりもしました。

療育手帳?

療育手帳というのは、発達障害の疑いがある場合に
発行してもらうことができます。
療育手帳を発行してもらったからと言って
将来普通学級に通えなくなるとか、そういったことは一切ないそうです。

一年ごとに申請し直さなければいけないので、
成長が追い付いてくると、次年度はもらえないということあるそうです。

療育手帳をもらうと、公共機関のでの割引きサービスを受けることができたり、
療育にかかる料金も負担してもらえたりというメリットがあります。


私の在住する県では、療育手帳を発行してもらうために
二つの条件があ ります。
 
①発育テストを受け、発達のレベルを診断してもらう
②病院で発達障害の診断を受ける

うちでは両方ともしてもらいました。

①の発育テストは、先生がゲームのような感じで
子供がどの程度言葉を理解しているかや、どんなことができるか
ということを、子供の様子を見ながら点数をつけていくというような
感じでした。
このテストで発達の度合いが数値化され、遅れや偏りがある場合は
それに基づき、療育手帳を発行してもらうことができます。
こちらでは
「ギリギリ発行できないです・・・」
と言われ、嬉しいような、でも手帳もらえないなぁという想いもあり、
ち ょっと複雑でした。

(こちらの県では療育もどこもいっぱいで、なかなか受けれません。
デイという形で民間の団体がしているところもありますが、療育手帳
持っているとかかる費用に結構な差があります。)

うちの子って発達障害?

もしかしたらうちの子、発達障害かも・・・?
ふとそんな風に感じることがあっても、
イヤイヤイヤ~、うちの子に限ってそんなことあるわけない!
そんな風に不安を自分の中で、打消しつつ
もしかして?の堂々巡り。
あなたの事、疑うようなことしてごめんね。
と、子供にも申し訳なく感じてしまったり。

こんな風に、もやもやと自分の中だけで
無理やり自己完結してしまおうとする
お母さんたちも多いそうです。

私もその一人だったのでよく分かります。

発達障害

と聞くと、もうそれだけでとんでも なく、その子の人生が決められてしまうような
恐怖さえ覚えました。

でも、発達障害というのは
その子の個性なんだそうです。

だから将来、この子が困らないようにと
一生懸命、躾けたり、できないことを無理やりやらせようとしてみたり
そういうことは逆効果。

ママも、お子さんも疲れて苦しくなってしまいます。

うちの子もしかして?

と不安に思われる方は、一度市役所や、かかりつけのお医者さん
などの相談してみるのがいいと思います。

違ったら違ったでいいんだし、もしそうだったとしたら、
いち早くその子の為に、必要なサポートをしてあ げることもできます。

なんでこうなるんだろう。。。

と悩んでいるのは、もしかしたらお母さんよりも
お子さんなのかもしれません。