インテリジェンス関連書籍

読書

久し振りにこちらに書いてみる。


インテリジェンス関連の書籍をぼちぼち読んでいた(再読含む）。
この数年、日本版CIAの設立という題目で時折ニュース等をにぎわせている、あれ。
外交・安全保障に触れる問題のせいか、ニュース系掲示板などでは、普通の政治問題よりも賛否の論調が激しいよな気がします。


自分が"intelligence"とは不可分な（もしくはその素材となる）"information"の仕事に携わっているので、企業のインテリジェンス活動に活かせるヒントを得たいという問題意識もある。


個人的結論としては、日本が自分の立場で外国とつきあっていくためには、国がインテリジェンス機関という「毒」も持つことは必要という大森義夫さんの主張に賛成です。ただし、インテリジェンス機関をコントロールする｢解毒作用」というブレーキをきっちり装備するのが前提だと思います。


警察出身の元内閣情報室長、外交官/外交ジャーナリスト、研究者、元日本軍の情報参謀という著者の立場によって異なる内容や主張が面白い。それぞれの本についてはぼちぼち感想を書いてみようと思います。