復興中華作戦(2)

台湾の朝は遅い。

6時前に宿を出て、捷運の駅へ。


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こんな時間では流石に人も少ないので、気になっていたあれこれを写真に収めたりする。

 

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松山から自強號に乗る。

電化されながら、ディーゼルカーによる運行が僅かにあり、それに乗るために早起きした次第。

 

指定席を取ったのだが、券にある席には先客がいた。優先権はこっちにあるとはいえどーせすぐ降りるんだからと、ほかの空席に座る。

 

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日本生まれの証。バッドのライセンス証もきっちり残っている。近所でも見れるけど…

 

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八堵で下車。

 

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基隆ゆきまで時間があるので列車を眺める。

昨日も見たけれどDR1000をまた目撃す。

 

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基隆からは前回乗りそこねたEMU300型に乗る。

カーテンが子供部屋っぽい柄だったりするのはなんでだろう。

混んでいて移動もままならず、吊り掛け式独特の重音はよくわからずじまい。

 

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自強號だがホテルに近い松山には停まらない。台北駅まで乗り、EMU300の発車を見送りホテルに帰って食事。

 

チェックアウト後は士林の蒋介石邸を見に行ったり。

駅からの道中は台湾らしくないこざっぱりした感じである。

えらいひとのオサレな部屋やガラス戸に納まった古典全集とか雰囲気が羨ましい。

6畳間暮らしには夢のまた夢だが…

 

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捷運はこのあたりでは地上を走っているので写真撮影した。

模型を買ったC381型が来るまで撮っていた。こういう時になかなか思うように来ないものだ。

 

さて次は中山の三越に出かける。

台湾の列車のプラレールを買っていって話題の種と親戚の子供の土産としようと思った。

おもちゃ売り場でプラレール自体はあったが、台湾の車両はどうしたことか線路付きのセットばかり。

事前に調べたのだと太魯閣と普悠馬のセットがあったと思うが。

 

台北駅前の三越も行ってみたが、そこも同じ感じであった。というわけで断念。

 


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あちこち見てまわていたら、台湾関連の土産物屋を発見。前にTwitterで見かけた”蒋介石を使った車のステッカー”もあった。


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パスポートを模したノートやら何やら、手持ち金でいろいろ買ってしまった。

 


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中華民国民なりきりセット。
時々中華民国旗柄の何かを持ってる人いるねえ。

 

そうこうしているうちに空港に行かねばならん時間になった。しかしキャリーバッグで乗り換えの文湖線の高架まで登るのは面倒だ。

そういうわけで、初めてタクシーを使うことにした。いくらなんでも空港がわからんタクシーもいるまい。

見た目と手すき(昼前なので飯の時間の車も結構いた)な車を見つけ、「松山機場?」と声をかけ載せてもらう。

 

町並みを見ながら移動できるのは良い。よく考えてみれば移動には捷運ばっかりで、台北市内の地上の印象があまりない気がする。

よく見れば、始めてきたときに案内されてきた中山国中近くの免税品店まで発見した。ここまでくれば空港はすぐである。

 

チェックインはエバーに投げられていた。
乗継旅程の客向けに何やらカードを見せてくれる。預け荷物を羽田で一度ピックして、税関を通ってから国際線ターミナルの預け所にて預けなおすように とのこと。

 

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出国もあっと言うまである。

外を見たら、遠東航空のMD機が見えた。

日本だと新潟迄行かねば見れんのを見れた。やったね。

 


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さて羽田行きの搭乗である。

CAさんが「お帰りなさいませー」と出迎えてくれる。

日本の会社で帰国するのは初めてだが、乗ったときからそこはもう日本だった。

 


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食事はなぜか事前の告知と違うものが出てくる。

パンの包がエバー航空系の会社だったので台湾で用意したものだろうと思うが。

 


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この日は「空の日」であった。

そのため、この日限定でノベルティのキーホルダーが配られた。

 


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羽田に到着。

さっき預けた荷物を入国後ピックアップし、税関を通ってからまた預けねばならない。理由はわかるが面倒ではある。

 

国際線と国内線の乗り継ぎで搭乗券を然るべきところに見せると、両ターミナルを電車で移動できる券がもらえる。

それによってモノレールで移動してみた。

 

国際線ターミナルで荷物を預けたところの近くに保安検査があり、そのまま国内線に連れて行ってくれるらしいのだが、そうしなかったのは食事でもしようかと考えたから。

ところが改装工事だかで2ヶ月前に行った店が消滅していたりしたので目論見が外れて終わる。


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さっきの台湾からに比べたら小松まではすぐである。ここでもあのキーホルダーが配られる。

今日一日全部の便で配っているらしいが、そうすると一体いくつ準備するんだろうか。

 

何はともあれ小松に帰ってきた。

国際線用の駐車場(タダになる)まで歩いていると、交差点でスピード保ったまま曲がってくる車がいて、ここは台湾か。とか思ってしまった。

復興中華作戦(1)


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2度あることは3度ある。3度あれば…

 

2018年9月。台湾にまた出かけることにした。

今回の目的は”復興號”。

自強號、莒光號に続く3番手の列車になる。

この列車、料金体系の同じで座席指定のない区間車に代わられて、走っているのはごく少数。

あったとしても、辺鄙なところを走っていたり、日曜日の増発列車だったりするのだけれど、

たまたま時刻表を眺めていたら、台北からもほど近い七堵から花蓮に向かって走っていく列車を見つけた。

えらく注目されている南廻線の普快と違ってさしたる関心を向けられていないようにも見えるが、ちょうど制作が韓国でいろいろ言われた新しい車輌の導入も決まり、復興號もそうそう長くはないと思われる。

そんな次第で、プランニングに取り掛かった。

 

復興號の出発する七堵に15時に現れる手段を各種検討し始めたわけだが、日本を立ってその日に到達できる航空便がなかなか無いものである。

諸々検討の結果、12時30分に台北松山空港に着く全日空が良いという結論に達す。

この便は夏と冬でかかる時間がかなり違い、結果小松から乗る便との乗り継ぎが出来るのは夏の間であった。そういうわけで、9月の休みに実施することとなった。

なおこの便、航空券が結構なお値段であった。

例えるなら、今までの台湾行き1回分の費用諸々の合計=今回の航空券代、という感じ。


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東京までは、出発前にカウンターで国際線分の搭乗券を貰うこと以外はいつも通りである。

降機後、出発の時もらったチケットで乗る国際線行きのバス乗り場に行くと、「混んでますので外に出てからターミナル連絡のバスに乗った方が早いですよ」とのこと。

 

なんか色々観られるらしいと聞いていたが、残念。

言われたバスに乗ると、フェンスの向かい側に件のバスが走っているのが見えた。やはり満員近く乗っているようだった。

 

羽田から出国するのは2度目。

自動化ゲートから出国したのだが、ここに航空券を置き忘れるというマヌケをやらかす。

荷物検査で見せてからパスポートに挟みっぱなしで、ゲートでパスポートを読ませるときに置いてしまっていたのだが、そんときは要らないんだからカバンかどっかに入れておけばいいわけだ。

窓口へ行って届けられていたので事なきを得る。ついでにパスポートに押印。

 


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今度はNH851便台北松山行き。

全日空の国際線は787しか乗ったことがないな。さっき乗った737に比べると確かに窓が大きい。


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全日空はメシや映画とかが事前にわかるので、機内でこうするああするというのがシミュレーションしやすいし、なんかしら観ようと思うものがあってよい。

気になっていた映画やら食事をして過ごせるのは便利である。



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台北松山空港には台湾来る度に来てはいるものの、飛行機で来るのは初めてである。

規模のおかげか、入国審査も桃園とは比較にならないくらい速く、飛行機を降りて30分ほどで現金の入手やSIMカードの調達といった下ごしらえが全て出来てしまった。

 

移動しようとターミナルビルを出ると...

 


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どっかで見たことある人だ。

ドイツかどっかで見たっていうツイートを少し前に見たが、台湾で見るとはなあ。


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松山車站から乗り、莒光號で七堵へ。

時間が余っていたので別に何に乗っても良かったのだけれど、せっかくだからとこの列車にした。

台湾の客車列車に乗るのは初めてだが、日本のそれみたいに発車するときにガッツーン! というような大きな音と衝撃はない。緩衝がいいのか、運転手の腕がいいのか。

 

七堵着。

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待機線の方には別の復興號がいた。

專車との表示だったので貸切だろう。

乗降扉を開けて、車内の給水機の中を捨てているのが見えた。

 

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ローカル線向けのディーゼル、DR1000型もはじめて見た。

側面の行き先表示が適当です感ありありで3両皆バラバラであった。

 

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さて目的の復興號である。

12両もつないでいる。

ドアは手動だが、ロックする機能は無いようで、試しにホームの反対側の取っ手を操作するとドアが開きそうになる。

 

 

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せっかくだからと指定席を取ったけれども、1両に数人程度しか乗っていない過疎列車である。

 

最初の停車駅は瑞芳。観光名所の最寄り駅であり、隣にいた平渓線は満員であった。

西部幹線と違って山と川の間を線路が通っている。

時刻表を見ていたら列車がそれほど多くないが、それはそうだ。

 

通過駅の駅名になぜか覚えがある。暖暖、四脚亭、侯硐、牡丹など。

硬券を売っている駅として紹介されていたかなあ。


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いつしか山地を抜け、海沿いを走る。

DR3100という台北近辺では走っていないはずの車輌を追い抜いた。

それからしばらくして、乗っていた復興號が右側の線路を走り出した。

台湾の鐵道は原則左側通行だが、信号機は反対側を走れるようになっているそうだが、実際経験したのは初めてだ。

そののち、さっき追い抜いたはずのDR3100がこちらを抜き返していった。

 

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頭城という駅で普悠瑪號に抜かれる。

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反対側の引き込み線にはディーゼル機関車みたいな色した客車がいた。

書いてあることを見るに工事用の車輌か。

 

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蘇澳新で下車。

ホームにはこれまでで見たことがないくらいの客が待っていた。

ここから花蓮までは道路事情がよろしくないためだろうか。

 

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帰り道は太魯閣號である。

同じ道でも準急で行くのと特急で行くのでは違うもので、さっき見た風景を倍速で巻き戻しているようであった。

そろそろお腹もすく頃になりつつあったが、あいにく蘇澳新駅に売店らしきものは見当たらなかった。

列車が入ってきたとき、ある車輌のデッキに車内販売員がいるのを見逃さなかった。

しばらくしてカートを推してやってきたので、「ビェンタン(便當?)」と声をかける。

すると2つを見せて「どっちにする?」という感じ。

高い方(80元だったか)にした。プラ容器はボロくなっているが弁当は暖かい。

 

 

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松山で下車。

しばらくホームで待っていると、莒光號の後ろにつないだ荷物車で積荷の積み下ろしが始まった。

日本では新聞を積んであったりする程度だが、台湾では結構いろいろ積んでいるようである。

ただ混み合う時間に人間の乗り降りが済んでいるのに荷物に時間がかかっているのは困った話かもしれない。

 

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次にやってきたのはEMU300型。

前回来たときは乗れなかったそれである。今回はちゃんと走っているようだ。


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宿に荷物を置き、公共レンタサイクルにて向かうは東方模型。

以前南京三民から歩いたら15分位のところを10分位で到着。はやい。


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今回はさっき乗った復興號を買い求めた。

 

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ところで、最近出たらしい捷運のディスプレイモデルはあるのかな? と一度店を出てから考え、もう一度店に入っておっちゃんにメーカーのHPを見せると、下のダンボールから出てきたではないか。


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ついでに 莒光號の書籍と合わせて買い求めた。


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晩飯として101迄出かけ、小籠包に台湾ビールにて乾杯。

このブログをはじめるにあたってのごあいさつ

こんにちは。

Yahooブログでは「テラカオス劇場」なる名前でブログをやっていました。

Yahooのサービス終了に当たり、最近の更新頻度も鑑みてブログはそのままフェードアウトも考えたんですけど、やはりある程度長い文章でそれなりに残る機能が必要と考えた結果、ここに移動して新たに始めることにしました。

 

前のブログをはじめたのは2006年11月。当時は中学生でした。それから13年。今や社会人になってしばらくたちました。

そこまでになると色々なことが変わりました。環境とか。

初めのころは今のtwitterみたいな使い方をしていたこともありました。最近はある程度書いたものをどんと書いていた気がします。

で、確か高校生くらいで付けたブログの名前もいま考えてみればちょっとこれはないよね。となったのが、今回ブログの名前を変更した理由です。

のりやは屋号みたいなものです。

個人としてはモブたんで行くと思います。たぶん。

 

頑張って書いていきますので、何とぞよろしく。

台湾に行こうよ(2)

翌朝。
前の日のこともあったのであまり期待していなかったものの、まあ試しということで、EMU300の運転のはずの自強109次に間に合うよう出かける。
 
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浮洲という駅のホーム端からカメラをセットししばし待機。
朝ラッシュということで列車の往来は頻繁。12両編成の区間車なども見れた。
そして…
 
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お目当てのEMU300が確かにやってきた。やったね。
 
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走っていった。
乗れなかったのは残念だが、もう見れただけで目的達成とすべきであろう。
 
この後は中正祈念堂を散策したり、公館の台湾的店という書店で鐡道関連の本を買いに行ったりした。
 
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入国から出国まで約24時間。
あっという間とは言え色々やりたいことはできた気がする。
 
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帰りもA321
機体番号を見て「おや?」と思ったが、前日乗ったのと一番違いだった。
 
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隣のスポットに昨日乗ったのがいた。
どうやら関空往復の後小松往復というルーチンのようだ。
 
席は結構埋まっており、隣と通路側にも利用者がいた。
以前と違いどうも日本人が多いようだ。
 
さて離陸。
浮かび上がってすぐ、眼下に見えたのは先程空港まで利用した捷運の車庫であった。
のちに雲を抜け雲海の上を飛行してゆく。
 
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今回のお食事。白身魚のフライであった。
 
食事をし、免税品を受け取ったり何だりしているとそろそろ到着という段になる。
いつものことだけれど、台湾の場合行きはなかなかつかないけれど帰りはそうでもない。
 
無事着陸しホッとする、
近くの客は落ちずに済んだとか言うが、個人的にはそれより引き返したとか欠航になったとかのほうがよほど現実的に怖い。
「海外旅行に行ってて帰れなくなって欠勤しま〜す」なんて言えたもんじゃないし。
 
飛行機から最後の方に降りたのだけれど、入国も税関も何も言われず、あっという間に外へ。
 
 
やりたいことを明確にして、限られた滞在時間を過ごしたわけだが、ほぼほぼ達成できて満足している。行ってよかった。
特にネット環境の構築に成功したことにより、地図を見ながら目的地に向かうとういうことが容易になった。
以前はそこらへんで無駄に時間を食ったりしたこともあったもので。
 
 
さて。3度あることはまたあるのだろうか。

台湾に行こうよ(1)

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20183月、三たび台湾に行ってきました。

今回の目的は主に三つ。
EMU300に乗る&撮る
鉄道模型を買いにゆく
・ネット環境の構築に挑戦
 
EMU300というのは昔の自強號で、今は何故か11往復だけ走っている車輌。
前回はさらに古いEMU100にフラれたので、それならまだ現役の車輌がいいよね、と思った次第。
模型は前回ディスプレイ用モデルを買ったが、今度はしっかり編成になって動くのを買いたいということ。
ネットについては、今まで上手く行っていなかったために町歩きに支障を来したという事で。
自前でルーターを用意し、前韓国に行ったときには接続に成功したが、台湾では如何に?
 
以上の目的は早い時期から決まっていたものの、問題は航空券の手配だった。
翌月の予定が出ると同時に空席を問い合わせるものの、なかなか都合よく予約がとれない。
そのため、はじめは小松空港発着で照会し、帰国便のみ予約可能な事を確認したら関西空港発の便の状況が大丈夫であったので、出国は関空、帰国は小松という旅程を組んだ。
 

 
朝一番の特急サンダーバードに乗り、先ずは関空へ。
チェックインの前に、台湾の中華電信のsimカードが空港で売っているのでここで調達。
先客のルーターレンタルに時間がかかっており、チェックインカウンターに辿り着いたときはちょうど1時間前、モロにお客様のお呼びだしを食らってしまった。
 
以前申請してあった自動ゲートから出国し、パスポートへの押印を依頼する。
よく見れば、毎回違う空港から出国していた。次は中部か富山か???
 
 
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このBR177便は時折大型化されるようだが、今日の機材はA321
個別モニターがないのは何とかならんのか、と思う。手持ちのタブレットに映画を用意しておいた。
 
僕の席の隣は空いていたが通路側には客あり。なかなか盛況である。
 
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今日の機内食。牛肉料理一択だった。かなり辛かった。
 
映画視聴は色々あり上手くいかず。機内食で呑んだ台湾啤酒も効き、電子書籍を見るか寝るかで過ごした。
 
厚い雲を抜け台湾桃園機場に着陸。どんよりとした空模様である。
さっき買ったsimを差したルーターを起動するとネット接続に成功し小喜び。安心して歩き回れることが約束された。
 
飛行機が20分ほど遅れて1時半頃着いた。できれば2時発の捷運に乗りたいと急ぎ入国審査へ…
着いた頃には大人気サークル入国審査が形成されていた。しかも進みがなんだか遅い。
ネットして暇が使えるのは大変助かったが、結局通過に30分要し、捷運には間に合わなかった。
 
230分の捷運で、高鐵の駅に移動する。
まずはEMU300に乗るために南下をする。
EMU300が走る自強130次は彰化を出て台北方向に走っていく。
各種列車時刻を調べた結果、彰化、竹南、新竹の各駅から乗るのが便が良さそうとわかり、乗り換えを見ておいた。
実際のところは、桃園機場2時発の捷運に乗れなかった為に彰化には行けず、竹南から乗ることとした。
 
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高鐵に2駅乗り、苗栗より台鐵の豊富に移動して区間車で竹南に至る。
高鐵苗栗と台鐵豊富の駅前は見事になにもない所であった。聳える高鐵の駅ばかり立派だった
ようやく竹南に着いた。
 
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構内にいたEMU400形。
現役を退いているものの、なぜかここに置かれている。
他のところにもいるのを見たし、用済みでも処分しないのは何かあるのだろうか?
 
窓口に台鐵アプリの指定席予約画面とパスポートを出して切符を受け取ってから振り返ってみれば指定席券売機があってなにも喋らずとも受け取りできたのと、弁当売場で中国語の弁当の単語を度忘れしたりしたものの、いよいよ列車の到着である。
ホームの端でカメラを構え待っていると…!!
 
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お前じゃない!
とはいえ確かにこれは自強130次であった。しかし何故?
 
1週間前くらいに、EMU300脱線事故を起こしていた。
なにせ古い車輌故、事故をきっかけに運用離脱ということも予想していた。しかし予備の編成くらいあるだろうから、全部使えないのでなければ走っているでしょ、という意見もあった。
まあ、その後の確かな情報は全く無い状態で来たわけだが。
 
ともかく自強130次に乗り込む。
席で弁当を食べようとすると、テーブルがないのでやや不便である。
 
乗っていて、一体何しにここまで来たんだかと思わずにはいられなかった。困ったものである。
ともあれ台北の一個次の松山まで乗車した。
 
松山からは捷運(地下鉄)で南京三民まで行き、歩いて15分位の民生社区というところにある東方模型専売店という店に行った。
台湾の模型店だと鉄道模型好きには有名な店ではなかろうか。
ここで、DR2700DR3100の模型を購入した。
日本以上に値段が張るのでカード決済したのだが、JCBでも大丈夫のようだ。
後に来た請求によればおよそ4万円であった。
 
東方模型からは来た道ではなく、別の方向から松山空港へと歩いた。
こちらも15分位で着いた。
松山空港には乗りもしないのに毎度足を運んでいるのだが、ここでは飛行機グッズショップに立ち寄った。
中文の航空雑誌を買ってみたりした。
 
このあとは捷運を乗り継ぎ西門町付近の宿へ。
近くだったのでアニメイトにも行ったのだが、台湾の趣味の店は結構遅い時間までやっているという印象を受けた。

A380に乗ろう。(本)

ソウルの朝は寒い。
電車を乗り継ぎ約1時間。今度は仁川空港から出発である。
 

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出国し出発のゲートに行くと、そこにはあのA380が確かに待機していた。
予定ではそうなっているとはいえ、搭乗の数日前に別の機種が入っていたこともあって心配していたのだ。
 
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その姿をカメラへ。そんなもんで、ラウンジに行き損ねてしまった。
 
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さて搭乗。たまたま一番乗りだった。
ビジネスクラスは飛行機の上のフロアにあり、通路は下のとは途中で別れる。
 
出発となり、飛行機は移動をはじめた。
巨体故かどうか、移動中の揺れが少ない気がした。
 
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機内食は朝メニューだった。洋風か韓国料理の選択で、自国である韓国料理をチョイス。
 
 
メインは蟹の入ったお粥。朝でもキムチが添えられているのは流石。
醤油の容器がよく見る魚形 と思ったら日本の物だった。
 
 
映画は今一つだったので見るのを諦めた。
唯一あった日本のは前に見たことあったし…
 
 
朝も早かったので、席を平らにして二度寝
上空一万メートルの睡眠は大変快適だった。
 
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楽しい時間はあっという間。
ソウルから2時間少々で成田空港に到着。
 
A380に乗る! という目標を達成してしまい、達成感とともにが抜けていった気がした。
 
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乗ってきた機体がソウルに戻っていく様子を展望デッキで見送り。
 


成田からの帰りは小松行きで。
この便のみ機内持ち込みのサイズを超過しているので、カウンターに行くとこんな掲示が。
 
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飛ばなかったらと思うと不安になってしまった。
仮にそうなっても新幹線乗れば帰れるようであるものの。
 
落ち着かずにいて、発表の時間を迎えると…

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とりあえず飛ぶらしい。よかった。
ということで国内線の乗り場へ。
 
国内線として各地に向かう機体の中には長距離国際線用のB777300や最新鋭のA320neoの姿もある中、我々は極小のCRJ700である。
バスで遠くへと連れられ、ぽつんといる姿はガッカリ感もあるが、この日は小松付近で強風ということで一度天候調査になっていたので、飛んでくれるだけでありがたい話である。
実際、金沢の上空にいるのにやたらと遠まわりをして着陸するまでにえらい時間がかかった。
 
 
内心憧れていて、でも難しいんじゃないかと思っていたA380の搭乗が実現して万々歳。
ビジネスクラスも快適で、マイルを貯めたかいがあった。

A380に乗ろう。(前)

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A380という飛行機があります。世界最大の旅客機です。
世界で十数社が保有していて、その大きさからシャワーだなんだと設備をてんこ盛りにした会社もあり、とにかく凄い飛行機です。
で、一度は乗ってみたいと思うわけですが、どういうわけか日本に来たことがあっても、いつしか別の機種に入れ替わっていて来なくなっているケースが多い。
 
そんな中、韓国のアシアナ航空が日本へのA380のフライトを復活させることになりました。
国際線になるとはいえ、韓国までであればそれほど時間もかかりません。しかも、提携している全日空のマイルを3万ほど保有しており、往復ビジネスクラスにしても足りるのです。
心配した特典航空券の席も、ほぼ希望通りの便で押さえることに成功。
というわけで2017年の12月に決行してきました。
 
 
行程は以下の通り。
1日目
小松745→羽田855
羽田1600→ソウル金浦1825
2日目
ソウル仁川900→成田1120
成田1825→小松1945
 
 
羽田での乗り継ぎは約7時間。勿論ずっと空港にいるわけもなく、一度は都心に出たものの、だいぶ余裕をもって空港に戻った。
 
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丁度戻ってきたときに展望デッキに上がったときやって来た中国南方航空B787。最近羽田に来るようになったとか。
 
今回ビジネスクラスなのでラウンジが使える。というわけで出国しラウンジへゴー。
国際線のラウンジは勿論初めてだが、お酒を含めた飲み物に食べ物が色々。
適度に飲み食いしながら、窓際から飛行機の様子を眺める。
 
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さて搭乗時間。ここでもビジネスのお陰で早く機内に入れてもらえる。
コートをとれば預かってくれるし、担当のCAさんがわざわざ挨拶にも来る。すごいすごい。
 
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出発を待っている間から映画を見はじめる。見たのはコレ。
 
劇場で見たという会社の同期も微妙な映画だと言うこの作品、サービスで見れるのなら見てしまえというのと、時間的に丁度よかったので。
実際ちょこちょこ中断が入ったりして、見終わったのは韓国上空に入ってからであった。
なお内容は確かに今一つだったな。落ちがよくわからなかったし。あとヒロインの母ちゃんクズだよね。
 
 
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お食事の時間。
メニューはこれ一択。和洋選択とかではないらしい。
で、ご覧の通り色々あって、凝っているのは説明とか見てもわかるんだけど、小市民にはついていけねえわ、これ。
 
気がつくと空は闇に包まれ、眼下には街の明かりが。まもなくソウルである。
金浦空港は街のそばの空港であった。
 
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空港鉄道でソウル駅へ出る。
せっかくだからと長距離列車のホームに入って列車を眺めてみたりもした。




本編に続く!