今年になって少しずつ道具を揃えてようやく準備が整ったのでようやく念願のテント泊登山に週末でかけてきた。
記念すべき初のテント泊登山ということで行き先にかなり迷った。
結局旭岳から反時計周りに御鉢平を一周するコースを選んだ。
宿泊場所は黒岳石室のテント場。
本日の相棒はわが息子。
今回もそうだけど、子供には今からいろんな経験させたいのでソロもいいが極力共に行動したいと思っている。
朝6時15分のロープウェイに乗り込んだ。
まずは旭岳山頂に向けて登って行く。
天気は予報どおり晴れ。
今回テント泊ということなので総重量は18キロ超えていた。
頂上までもう少し。
旭岳山頂にて。
ここから黒岳石室方向を望む。
旭岳から裏旭のキャンプ指定地まではいったん急斜面を下る。
御鉢平まで出ると大雪の山並みが一望できる。
この雄大な景色には圧倒された。
息子も今回の登山で一番印象深かったのが御鉢平だったよう。
北海岳を越えもうすぐ黒岳のところでたくさんの残雪が。
僕の大好きなエゾノコザクラがたくさん咲いていた。
登りはじめから9時間弱、ようやく黒岳石室に到着。
予想以上のテント密集度に驚き。
晩のメニューは手っ取り早いパスタに。
水もったいないので具とパスタを一緒に茹でてしまおう。
子供に早く食べさせないといけないので凝った料理を作っている場合ではないと思うので。
ただ二人でパスタ180gはちょっと少なかった。
今度は200gちょっとは持っていこう。
味については十分すぎるほど満足だった。
20時前、早めの就寝。
二人とも自作のタイベックシュラフカバーを初使用。
朝方の結露から完全防御してくれるし、なんといっても保温効果はバツグンだった。
朝4時ごろ。
向かいの桂月岳へ日の出を見に。
そこからの日の出はとてもきれいだった。
また朝日の照り返しがきれい。
そして石室のテント場。
朝7時の出発。
今回ぼくが一番印象に残ったのが北鎮岳分岐に至るまでの稜線からの景色。
これはもはや絶景であった。
ちなみに今回北鎮岳の登山は行程の関係上見送った。
イワブクロとメアカンキンバイ。
中岳分岐から裾合平へ向かう途中、中岳温泉で休憩。
湯温がちょうどよく気持ちよかった。
このあと途中の裾合平ではちょっと遅かった感じではあったがチングルマのお花畑が楽しめた。
13時前、6時間かけてロープウェイ山頂駅に到着。
2日間かけてのロングコースだったが、夏の大雪山をとても満足できる最高の登山だった。
今年の夏は梅雨のように雨が続いたりどういう訳か週末の天気に恵まれなかったが、天候が安定したこの週末を狙って行ったのは正に正解だった。
今回すべてスマホで撮ったものをのせたけど、一眼で撮った写真が整理ついたら追加しようと思う。