日曜日は魔法のコ

日曜日はやめられない 魔法のコ

髪を切る

ここ最近、仕事を変えたり、新しい出来事が起こったり、新たな才能が開花するなどした。心機一転ということで髪の毛を切ることした。実に3ヶ月ぶりのことである。


確か前に切ったのは撮影のとき…?にしても時はすぎるのは早いね。暑くなってビールが美味しくなってきた。路ビア!野生のビアガーデン!

ベランダで吸うバニラ味のタバコもまぁまぁ美味しい。(禁酒禁煙に失敗した話はまたこんど)


同郷おないのDJ友達が美容師だったので久々に会いたいなぁと思い予約してみた。久々に会えるので話に花咲く花咲く、やっぱりおないの友達は大事だ。


カラー中、shazamをしたり、隣の人の話に聞き耳を立てたり。(ちょっと性格悪いんじゃない?と言われればそうかもしれない)そういえば美容室って有線なのだろうか。なかなかおしゃれな音楽がかかってる。最近はDigの仕方を教えてもらえてるので結構幅広く音楽が好きになったような気がする。


あとカラーしてる時自分の眉毛が変で気になってしまった。


あ、4行の詩4日で諦めんなよ!って思われそうなんだけど、申し訳ない。あまりにもnot_kanaという作風からかけ離れすぎてるので一旦執筆をやめて別媒体に移した。探せば見つかるかな、探せたらわたしが褒めてやろう。

それぐらい傲慢に生きてやるんだ。


さて、髪の話。失恋を最近したわけではないが、古くからの友人の縁を切ることにしてしまった。(できればこのブログは見て欲しくない)まぁ長かった。ような気もするし、内心これでよかったとホッとしている自分もいる。長く苦い、恋に似た何かだった。親子関係とも言えるかもしれない。どこかでずれてってひずんで、ゆがんで。なんかもう色々手遅れだった。いや、多分手遅れだったことに目を背けていたのかもしれない。


まぁ、そんなこんなで思いを断ち切るのと同じように髪の毛を切ることにしたんだ。そういうイメチェンも大事。


痛み切った髪を切りカラーをした。シャンプーはとても気持ちよかった。23年生きてて一番かも。

それから、シャンプーの時にガーゼ?顔にするじゃん。ガーゼ白くてでもそこから透ける蛍光灯も白くて「白色」のあり方を一人考えてしまったね。色はとても美しい。


髪を切って鏡見て、少し大人っぽくなったような気がした。ウツラウツラとしていた何かが吹っ切れた感じ。

 

 


はじめまして、新しい自分。2020年下半期もよろしくね。

黒木渚さま

黒木渚さま


はじめまして、not_kanaといいます。

都内でDJ活動などをしています。


ファンレターを書こう書こうと気がつけば筆を取って4年の歳月が流れてしまいました。

ずっと伝えられたらいいのになと、ふつふつと考えながらやっと想いを伝えられそうな気がしてまたこうしてキーボードに向かっています。

 


さて、黒木渚さまに何を伝えようか迷ったのですが、わたしは黒木渚さまに勝手ながら自分を重ねています。まるで生き写しのような、そのような感情を抱いています。

 


高校生の時、ラジオにて黒木渚さまの「虎視眈々と淡々と」という曲を聞きました。力強い歌声に魅せられ、黒木渚さまについて、また楽曲について調べました。高校生ながら生きる意味やこの先の進路など迷ってた時に曲を聞いたものですからわたしは黒木渚さまを指標とした「強い女性」になろうと思いました。その後、短大に進学し、「強い女性」を追い求め奔走しました。

学生の身分であり、お金も少ないことからあまりライブには行けませんでしたが、2016年の国際フォーラムのライブにはお伺いしました。

国際フォーラムでは、最前列でライブを見て生で黒木渚さまの歌声を聞き、またサイン入りのタオルをいただき、今でも自室に大切にしまってあります。

ライブでさらに魅了されたわたしはもっともっと「強い女性」を追い求め奔走します。奔走した結果、別れた翌日に彼氏が自殺してしまったり、さまざまな人生のターニングポイントがありました。(余談ですが、亡くなってしまった彼氏と一緒に黒木渚さまのライブに行ってました。)

 


ずっとずっと憧れでした、形は違いますがDJという形で音楽活動を始め自分のキャラクターを「強い女性」として売り出し。少しずつですが大きな舞台にも立てるようになりました。咽頭ジストニア黒木渚さまが患い、休止する中、わたしは黒木渚さまを指標とし「強い女性」を演じ続けました。

(このように書いていると些か、宗教じみているように思えますが、本当に憧れの人としてみています。)

 


演じ続けてはみたものの、わたしの本質は「臆病で、ひねくれもので、繊細な死にたがり」でした。「強い女性」を演じ続けながら、疲弊し、自分という人間がどんどん分からなくなっていき、自殺未遂をしてしまったりと、様々な人に迷惑をかけてしまいました。本質に気がつくまでに時間がかかってしまい、どこで演じることをやめてしまおうか、それとも作り出した偶像とともに死んでしまうか、迷っていました。

 


その際にリリースされた「檸檬の棘」というアルバム。MVを見たときにわたしは本当に泣いてしまいました。だって、「強い女性」を演じるのをやめていいと、本質に、本当の自分で、ありのままに生きていていいんだと思えたからです。「戦って戦って戦っていなくちゃ 抗ってるからこそ私だって言える」この歌詞に本当に救われました。わたしも戦ってたからです。「強い女性」を演じるがままに敵を増やし、あることないことを言われ、人生の淵に迷って死のうとしていたわたしを救ってくれました。

「自由になった心はどこへだってゆける」その歌詞に、わたしは演じることをやめました。演じることをやめてしまうこと、とても胸が張り裂けそうでした。今でも舞台に上がる時は、「強い女性」にチューニングをし少しだけ偽って舞台に上がっています。でも今は辞めてよかったと心から思います。

「強い女性」に憧れていましたが、それよりもっと大事なことに気がつけたような気がします。

本当に、本当にありがとうございます。

 


わたしという人間を救ってくれて本当にありがとうございます。

 


今では偽ることをやめ、ありのままに本心のままに生きています。黒木渚さまの話をすると「生き写しのようだね」と言われます。ファンでありながら、少し照れ臭くそうだな、と心から思います。

 


長文で乱雑な文書で本当に申し訳ありません、ただただ、救ってくれたあなたに感謝を言いたくて、それだけで書いています。

 


本当にありがとうございます。

 


季節の変わり目ですが、お体崩されぬよう、これからもずっとずっと応援しています。

 


いつかまた、ライブであなたに出会えることを信じて。

 


not_kana

 

 

 

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という長文ファンレターを認めましたとさ。