Meteor 公式チュートリアルに React 版が登場!
angular-meteor package が 1.0.0 に到達!さらに公式パッケージに仲間入り!
Meteor 1.2 からサポートされた Angular ですが、9/29(現地時間)に angular-meteor package が 1.0.0 になり、さらに公式パッケージに仲間入りしました。
それに伴い、以下の記述だけで angular が使用できるようになりました。
meteor add angular
パッケージ名がシンプルになりましたね。
これまでの urigo:angular
パッケージは deprecated となりましたので、これからは angular
パッケージを使用することになります。
Angular 2.0 サポートに関しても Angular チームと協力してサポートしていくようです。 Meteor x Angular の動きは今後も目が離せませんね!
それではよい Meteor ライフを!
Meteor 1.2 がリリースされました!
9/22(現地時間)に Meteor 1.2 がリリースされました! RC版登場から約1ヶ月弱での公開となります。
Meteor 1.2 では、ビューレイヤーで Angular & React を公式サポート。Meteor 標準の Blaze の代わりに選べるようになりました。
さらに ECMAScript2015(別名ES6) が標準で使用できるようになりました(ecmascript package)。
また、モバイルアプリの内部で使用している Cordova が 5.2.0 にアップデートされ、最新の Cordova プラグインが使用できるようになっています。
その他にも80以上の変更点・改良点があります。詳しくは History.md をご覧ください。
Meteor 1.2 RC 版が公開されていたので早速試してみた
Qiita にも書きましたが、個人的なログとしてこちらにも書いておきます。
はじめに
Meteor 次期バージョン1.2の RC 版が Meteor Forums で公開されていました。
以前から Meteor 1.2 の RC 版の存在は知っていましたが、公式にアナウンスされたのは今回の RC version7(v1.2-rc.7)が初めてです。この RC 版はある程度安定して利用できるようになっている模様です。ただし、まだ正式リリースではないため、本番環境で使用するのはまだ控えた方が良いと思います。
Meteor 1.2 の主な変更点
Meteor 1.2 の主な変更点は以下の通りです。
- 新しいプラグインアーキテクチャによるビルドの高速化
- ECMAScript 2015(別名ES6)の機能を標準サポート
- LESS と Stylus のクロスパッケージインポート機能
- Cordova を最新版の 5.2.0 にアップグレード
- ビューレイヤーで React と Angular を公式サポート
- Blazeもこれまで通り使えます
個人的には ES2015 と React/Angular の公式対応が嬉しいですね。 それから Cordova Android で Crosswalk が使用できるようになったところですかね。
Meteor 1.2 では 80 以上もの変更・改良が行われています。 上記変更点含む、Meteor 1.2 の変更点を詳しく知りたい方は Meteor リポジトリの History.md をご覧ください。
Meteor 1.2 RC 版を試す
1. Meteor 1.2 RC 版の新規プロジェクト作成
すでに Meteor をインストール済みの環境であれば、すぐに Meteor 1.2 RC 版を試すことができます 。
meteor create example-app --release METEOR@1.2-rc.7
--release
オプションで、リリースバージョンを指定すると現在の環境を汚さずに Meteor プロジェクトを新規作成できます。
既存の Meteor プロジェクトを 1.2 RC版にアップグレード
既存のプロジェクトを 1.2 RC版にアップグレードする際は、Meteor 1.2 Upgrade Guideを参考にしてください。
meteor update --release METEOR@1.2-rc.7
なお、アップグレードすると前のバージョンに戻すのは難しくなる模様です。 既存の Meteor プロジェクトを 1.2 にアップグレードする際は、バックアップをお忘れなく。
2. Meteor アプリ起動
Meteor アプリの起動方法はこれまでと同じです。
cd example-app meteor
その後ブラウザで http://localhost:3000/ にアクセスして、Meteor アプリの画面が表示されればOKです。
あとはいつも通り開発を行うだけです!
Meteor 1.2 で標準インストールされるパッケージ一覧
Meteor 1.2 ではパッケージが整理されました。また新規機能に関連するパッケージも追加されています。確認してみましょう。
cat .meteor/packages
# Meteor 1.2-rc.7 default packages meteor-base # Packages every Meteor app needs to have mobile-experience # Packages for a great mobile UX mongo # The database Meteor supports right now blaze-html-templates # Compile .html files into Meteor Blaze views session # Client-side reactive dictionary for your app jquery # Helpful client-side library tracker # Meteor's client-side reactive programming library standard-minifiers # JS/CSS minifiers run for production mode es5-shim # ECMAScript 5 compatibility for older browsers. ecmascript # Enable ECMAScript2015+ syntax in app code autopublish # Publish all data to the clients (for prototyping) insecure # Allow all DB writes from clients (for prototyping)
ちなみに、v1.1.0.3 の場合はこんな感じでした。
# Meteor 1.1.0.3 default packages meteor-platform autopublish insecure
ずいぶんとパッケージが増えていますね。
v1.1.0.3 と v1.2-rc.7 のデフォルトパッケージを比較すると、meteor-platfrom
から各種パッケージが分離し、パッケージの入れ替えが簡単にできるようになっています。また、ECMAScript 2015 に関する ecmascript
パッケージ等が新しく追加されています。
個人的に興味深いのは、blaze-html-templates
と mongo
パッケージです。
React と Angular 公式サポートにより、ビューレイヤーのテンプレートエンジンをこれまでの Blaze、それから React、Angular の中から選べるようになりました。それに伴ってテンプレートを簡単に入れ替えできるように blaze-html-templates
パッケージとして分離されたのだと思われます。
また、mongo
のパッケージが分離されているのは、将来 MongoDB 以外のデータベースを利用できるようにするためだと思われます。Meteor のロードマップでは将来 SQL をサポートする予定となっており、Meteor のデータベースに PostgreSQL を使用する試みがすでに始まっています。楽しみですね。
まとめ
この記事ではもうすぐ登場する Meteor 1.2 の RC 版について紹介しました。
Meteor 1.2 では80箇所以上もの変更や改良が行われています。 また ECMAScript 2015 や React/Angular が公式にサポートされるようになりました。 (なお、Angular 2 も将来公式サポートする予定とのことです)
Meteor は今年の5月に2000万ドルの資金調達をしたり、先日 GitHub のスター数でWeb Frameworkカテゴリで1位を取ったりと、いま勢いに乗っている JavaScript Platform となってます。これからも引き続き Meteor に注目していきたいですね!
それでは良い Meteor ライフを!
参考ページ
Markdownテスト
Markdownのテスト。
HTML
<!DOCTYPE html> <html> <head> <meta charset="utf-8"> <title>Hello</title> </head> <body> <h1>Hello, Hatena!</h1> </body>
Melt Mail: 一定時間で消滅する転送メールアドレスを無料で取得できるサービス
- Melt Mail - http://www.meltmail.com/
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Melt Mailにアクセスしたら、有効時間を選択して、テキストボックスに転送先のメールアドレスを入力した後、[CREATE]ボタンを押すだけ。
これだけで、転送メールアドレスがもらえます。
この転送メールアドレスにメールを送ると、最初に登録した転送先メールアドレスにメールが届きます。また、最初に設定した時間が経つと、転送メールアドレスが無効になります。
自分のメールアドレスを公開したくないけど、メールは受け取りたいという時に使えそうですね。
はてなブログに登録してみた
はてな記法が便利そうだったので。
ソースコードの表示が簡単にできるのはいいね。
<html> <head> <title>test</title> </head> <body> <p>test</p> </body> </html>
#include <stdio.h> int main() { printf("Hello, World!\n"); return 0; }
はてな記法でソースコード表示してみたけど、現時点(2012/1/23現在)だとソースコードに色がつかないみたい。
できればシンタックス・ハイライトに対応してほしいなぁ。
(追記: 2015/8/27)
シンタックス・ハイライトできるようになってました。