違法ダウンローダーたちを騙す遊びをした 続き
違法ダウンローダーたちを騙す遊びをした - ノージョブゲーミング
前回の記事はこちら。
サイトを立ち上げて10日ほど経ったので経過報告をしようと思う。
4/16にアクセスが爆発
立ち上げてすぐの4/8からアクセスが減少傾向にあったから、さすがにもう騙される奴がいなくなったのか、と思ってたけど、全然そんなことは無かった。
別に16日付近にめぼしいものが発売してるわけじゃないんだけど、アップローダーの履歴を見る限りは「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の7巻と8巻が急にアクセスを伸ばしていた。なんでだろ、って思って調べたら最近アニメ化したみたいね。
コナン92巻も地味にアクセスを伸ばしてたけど、大手がすぐに本物をアップロードしてるのにわざわざこっちに来てるのはちょっと意味分からなかったね。
お問い合わせメール
まさかな、とは思いつつもお問い合わせメールを設置してみたところ、バカが一人釣れた。
さすがに面白かったから「申し訳ありません!再UPしました!」と返信したんだけど、別に何もしてないからまた広告踏むだけなんだよな。お疲れ!
で、このメール明らかな捨てアドから来てるし、文章からも最低限の知性は感じるのになんで釣られてしまうんだ。もっとバカっぽい文章だったらずっと笑ってられたんだけど、こうなってくると日本の教育の限界を感じる。
次の大物は5/1
多分次アクセスが伸びるのは5/1発売の「この素晴らしい世界に祝福を!11巻」だと思ってもうすでに設置してある。
この作品、なんかめちゃくちゃ有名になってるしアニメもやってたからすげえ釣れそうで楽しみ。
もっとお問い合わせメールも来ないかな。
違法ダウンローダーたちを騙す遊びをした
前回のクソゲーレビューから一週間が空いた。
別にブログ書くのに飽きたとかネタが無いからとかそういう理由ではなく、とある実験を思いついて実行していたためこちらに時間が割けなかった。
その実験とは、「ダミーファイルで違法ダウンローダーたちを釣ろうとしたらどれだけ釣れてくれるのか?」というもの。
結構面白い結果が出てるので途中経過だけど書いておこうと思う。
サイト作成までの流れ
別に俺は違法ダウンローダーではないので全く詳しくはないのだけど(本当だよ)、大体「商標キーワード+zip +rar +torrent」とかでググるとその手のサイトが出て来るので、その手法を真似ることにした。
①サイトは「fc2blog」で作成。何でかっていうと、なんかここなら何しても許されそうだから。
②集客手法は「フラゲ」。何でかっていうと、発売しているものだと大体大手の違法サイトが網羅していてこちらにアクセスが来ないから。
③ターゲットは「若者オタク層」。この手のサイトはPCに詳しくないと多分アクセス来ないし、金がない若者だからこそ違法ダウンロードに走るのではないかと思った。
④釣り方は海外アップローダー。それっぽい容量の、中身の無いダミーファイルをアップロードしてダウンロードさせてみる。(多分法に触れないよね?)
⑤カテゴリーはマンガ系、アニメ系。若者オタクがターゲットだし、大手のマンガと、アニメ化するようなラノベを狙い撃ちすることにした。
実際に作ったサイト
サイトはこちら「マンガ無料ダウンロードG」
ものすごい安直かつアホっぽいネーミングだけど、こういうアホっぽい感じのほうが案外釣れてくれるっていう経験則があるのでこんな感じでいくことにした。
具体的手法
まずamazonとか楽天とかの発売予定表を見て、先んじて記事を作っておく。
できるだけそれっぽく見せられるように先達の違法サイトのデザインを参考にして、商品画像とzip rar torrentなどの検索用キーワードの散りばめ、そこから海外アップローダーへのリンクへ誘導という流れ。(ここの商品画像が著作権的に怪しい気がするのがちょっと怖い。権利者になんか言われたら消します。)
で、アップローダーリンクは2個用意するんだけど、1個目のURLは完全に釣り。リンク先にはダミーファイルすらも置いてない。
ここで登場するのが「Ad.fly」に代表される短縮URL広告サービス。これをクリックするとリンク先に飛ぶまでに5秒くらいの広告を流されるので非常にうざい。さらにこの短縮URLを更に別の短縮URL広告サービスで短縮し、更にまた別ので短縮し……というクソうざい広告の重ね技によって犯罪者たちの時間を奪う。
それをくぐり抜けた先がファイルの存在しない荒野なので、犯罪者(予備軍)たちの気持ちを想像しただけで気持ち悪い笑いが出てくる。
で、2個目のURL先はちゃんとファイルが用意されている。だけどこれがまた曲者で、タイトルだけはそれっぽい、ファイルの容量を偽装した空っぽのダミーファイルが置いてある。開こうとすると内容が無いようwって怒られるやつ。けどここにも広告が何重にも挟まってくる。最高。
1個目で絶望したり釣りだと感づいた奴も2個目をしっかり踏んでくれるように、
「フラゲは非常に厳しく監視されていてファイルが即消されてしまうことが多いです。
消された場合、出来る限りアップし直せるようにしていますので、定期的に見てもらえると復活しているかもしれません。」
とのバカっぽいけどそれっぽい文言をサイドバーに設置。消されてるんじゃなくて上げてないだけだし、定期的に見ても広告を見せられるだけなんだけどね。
あとはありがちなエロい300x250広告とアップローダーのプレミアム会員へのリンクを設置したら準備完了。
開設2日目にしてアクセスが増え始める
fc2のドメインパワーもあるし基本的に競合がいなさそうなのですぐに検索結果の上位に来るかな、と思ってたけどまさか2日目にしてアクセスが伸びるとは思わなかった。
7日の金曜夜に開設して土曜日にはトータルアクセス286ですからね。
中々ですよ。
この土日で広告が550回踏まれてるし、アップローダーからもダミーファイルが180回ほどダウンロードされた形跡があるんで、実にバカがたくさんいるんだなと。
日曜にアクセスが減った原因についてはちょっと考えてみたんだけど、どうやら「転生したらスライムだった件 10巻」の発売日が7日土曜日だったらしく、ほとんどがそれ目的で来ていたからだと思われる。実際ダミーファイルDLもこれが6割を占めている。
ちなみに日曜時点で調べてみたら有名違法サイトではすでにアップロードされていたので、その影響でアクセスが減ったのだと思われる。怖い話だ……。
どうせなら広告収入を
俺は無職なので収入が無く、こんなくだらない遊びでも広告かませれば少しは稼げるんじゃないか?と思ったんだけど、あれだけ何重にもかませた広告でもこの土日で広告料は50円しか発生してないので「うまい棒」くらいしか買えませんね。
着想から実行まで少しは手間かかってるんで少しくらいは見返り欲しいな、と思ってクリック型広告サービスに審査要請してみたんですが、こんな明らかに違法っぽいサイトじゃキツイな、と思いつつ、
[サイトの説明]
中身の無いダミーファイルをアップロードして紹介しているだけなので実質法に触れていないクリーンなサイトで、主に発売予定表としての用途を想定しております。
というもうコレ以上どうやって説明すればいいんだ?という感じで苦しい文章が出来上がってしまった。
99.999%通りませんね。
可能性は感じる
元々俺は性格が悪くこういう嫌がらせは大好きなので、別にうまい棒くらいしか食えなくても楽しいし良いか、という感じです。
なぜかこんなサイトにブクマから飛んできてる人が結構いるんだけど、基本的に一回騙されたら二度と来ないと思うし、継続性が問題かなぁ。そこが奇跡的になんとかなってくれたらもっと面白いデータが取れそう。
そこまで続いてるか分からないけど、コミケの直後とかは多分やばいんじゃないかな。
楽しみです。
戦機美少女オンライン
アイコンとレビュー点数に惚れた
暇すぎてappstore眺めてたら可愛いアイコンがあったので押してみたら完全にクソゲー臭がプンプンする点数のゲームが出てきた。どうせ時間は無限にあるし、実際にやってみてレビューしようと思い立った。
旅立ち
自分で決めたとはいえなんか無性に腹立つ言い方をされた。
そしてチュートリアルをもくもくと消化.....
このゲーム、まあゲーム性は普通のシューティングゲーム。
パロディウスとか、超マイナーなとこでいうとキュイーンとかと同じだ。
すごい既視感だ・・・
これ東方のミスティア・ローレライだ!!!!!!!!
エクスクラメーションマークをつい多用してしまったけれど、別にテンションは全く上がってないしこの時点ですでに飽きてきている。
で、ガチャを回せるようになったんでラインナップを見てみたんだけど、
俺を一本釣りしたアプリアイコンの可愛い女の子が見当たらない。
は?と思ったけどまぁゲーム性とは関係ないしな......と思ってシングルモードを続行することにした。もしかしたら進めたら配布でもらえるかもしれないし。
オートモード最高
最近のゲームゆとり化風潮に違わず、オートモードが実装されていた。
撃ち漏らしは多いけど被弾全然しないし、ていうかシューティングゲームで自動回避してくれるって何?
放置しながらこうして記事もかけるしマジで効率いいな。
と思ってたらボス戦で被弾しはじめたし、さすがに万能じゃあないか。
ボスを倒した所、1-10を倒すとエリーちゃんが仲間になることを教えてくれた。
あの可愛い子ももしかしたらこういう感じで手に入るのかな。
俺は無職のロリコンなのでこういうキャラは大好きなんだけど、確信を持って言えるのが1-10をクリアするまでに絶対に飽きるってことかな。ていうか飽きてる。
すみません
飽きました。
マジで面白くないです。
もう僕は限界です。
↓iTunesストアのレビュー
ゲームで雑魚な奴はPDCAサイクルが破綻している
下手なやつらの共通点はPDCAサイクルの破綻
ゲームが上手くない、上手くならない奴には共通点がある。
何となく感覚で気づいてたことなんだけど、PDCAサイクルっていうのが上手くハマるんでそれを元に説明していこうと思う。PDCAサイクルっていうのが何かっていうと、
P...Plan(計画)
D...Do(実行)
C...Check(評価)
A...Act(改善)
この4つのサイクルのことを言う。
ゲーム下手な奴って大体これが破綻してる。
考えてから動け
まず最初に言いたいのが、「とりあえずやる」っていうのが悪手も悪手、完全にアホの理屈だということ。このパターンが一番多い。
そりゃ、やらないよりはマシなのは間違いないんだけど、やることが前提だったらまずはPlanでしょ。
特に状況に応じたプレイが求められるゲームだと試行錯誤っていう作業が凄い大事で、「こういうやり方でやってみよう」とか、「相手がこうきたらこうしてみよう」っていうのを予め練っておいて、それでやってみる。
それで「こうしたらこうされてダメなのか」とか、「もっとこうしたら上手くハマったかな」っていうのが出て来るわけでしょ。で、それが発展してトラップとかフェイクとかを仕掛けられるようになるわけ。
試行錯誤の積み重ねが「状況判断力」まあつまり上手さを育てるわけだから、まず大元のPlanが終わってるやつは何をやってもダメ。時間の無駄。「エンジョイ勢」って言葉があるけどこういう脳死軍団の事を言う。
ダメだったところが一番大事
Planがダメなやつはまず多分何やってもうまくいかないだろうけど、CheckとActがダメなやつは勉強とかがすごい苦手なんじゃないかなって思う。
要するに勉強でいうところの復習の作業なわけだから、多分テストとか返されたらそのまま捨てるタイプ。間違えた部分が一番大事っていうことが分かってないんだろうなぁって思う。
ただ、参考書とかがある勉強と違って、状況判断力の要るゲームだとActの部分が曖昧になることが多い。ここが悪いのはわかったけど、じゃあどうすればいいんだ?っていう話になってくる。
センスがある奴っていうのはここを自分で思いつけるやつだと思ってる。他より圧倒的に上手いやつっていうのはこういう部分で他の追随を許さないんだよな。
センスが無い奴がこのActをしっかりとするには、情報収集能力が必要になってくる。例えば海外のゲームなら海外フォーラムを覗いてみたり、韓国勢が強いゲームならInvenとかの情報サイトを覗いたりすることとか。あとは上手いやつのプレイを目的意識を持って見る能力。
実践の難しさと理想
ただ、目まぐるしく動く状況下でこのPDCAサイクルを回すのはかなり難しい。
いくら考えてからやると言っても、目まぐるしく動くゲームの状況次第で考えることなんていくらでも沸いてくるし、そうなると短時間で何回も異なるPDCを繰り返すことになる。
頭でっかちなタイプは事前に計画したことばかり執着して、状況に応じた柔軟なPlanが出来てないように思う。しっかりと考えてPDCAサイクルを回しているつもりが、Pの絶対量が少なくて効率が悪いから成長が遅くなる。
理想はPDCを短時間で回しまくって、あとでまとめてAをすること。
PDCAの応用と習熟することのメリット
このPDCAサイクルがしっかりと身についていれば結構いろんな部分に応用が効く。1つのゲームが上手いやつって大体他のゲームやらせても上手いし、要領が良いタイプの高学歴なやつって大体ゲームやらせてみたら上手い。上手いっていうか、すぐに上手くなる。物事を効率よく学ぶ方法がわかってるから。
ゲームが上手くならずに悩んでる人とかがいたらこのPDCAサイクルを念頭においてみて欲しい。勉強もそうだし、俺は分からないけど多分仕事でもそうでしょ。
リアルで身を立てようと思えばゲームっていうのは完全に邪魔なもんだけど、こういうメタ思考をゲームで身につけることは損にはならないんじゃないかな、と思う。
前線で戦う優秀なビジネスマンとかは日々そういう戦略的な思考を巡らせているだろうけど、遊びたい盛りの学生なんて意識が高くない限りそんな機会はあんまり持てない。
だから、高い状況判断力が要求されるゲームに習熟していくことを通じて、そういう思考能力を涵養していく訓練ができるんじゃないかな。
カーストでいうところのバラモン
3時間ほどの昼寝から目覚めた時、脳に電流が走った。
ほぼ全ての同年代が毎日働く中、こうしてグースカ昼寝できる身分っていうのはカーストでいうところのバラモンに近いんじゃないかと思った。
ただ単に無職なだけではおそらく社会の最底辺なんだけど、俺はインターネットでは最強なのでそこを考慮に入れるとバラモンというわけだ。
俺がバラモンということになってくると、やっぱ指導者としての役割を果たさなくちゃいけないと思い立って、新みんなのチャット無料でガキどもを教育しに出かけた。
たくさんのチャット部屋の中から俺が選択したのは「小学生」部屋。
小学生が生意気にもインターネットでチャットって、紛争地帯で小銃もったガキみたいな真似はやめたほうがいいでしょ。今すぐやめさせたい。
コミュニケーションの基本は第一印象でイニシアチブを取ること。
基本に忠実に、メチャクチャ威圧感のある名前で入室しようとしたんだけど、
ふざけんなよ。
12文字までです、じゃないでしょ。せめて12文字までに制限してある理由を教えてもらわないと納得できないでしょ。多分このチャットの運営はコミュ障なんだろうな。人を動かすには納得させないといけないってことが分かってない。
そんで仕方ないから†闇龍†って名前で入室した。
とりあえず誰もいないんだよな、このサイト。完全に独り言。
他の部屋覗いても人っ子一人いないし、寂れすぎだよなぁ。
ChatPadもそうだけど、今日日チャットって流行らないのかな?
チャット部屋全盛期時代からインターネットやってる身としては、こういう文化の衰退は悲しい。