夢の一歩目

 

■あらすじ

 
ただ漠然と思っていた。
 
「海外で働きたい。」
 
高校2年生の頃に修学旅行で初めて海外に行き、そしてその場で海外というものに魅了され、大学1,2年にはバックパッカーとしてアジアを周遊し、ただなんという理由もなく海外に行きたいという思いが常にあった。
 
大学3年になり就活を終え、東京で働くことが決まった際も
 
「数年間東京で働いて、いずれ海外で仕事がしたい!海外に住んでノマドワーカーのような暮らしがしたい!」
 
そう思っていた。
 
僕には職業的に将来なりたい夢というものがない。正確にいうと高校3年生の頃に無くなった。(ちなみに6歳から18歳まで建築士になりたいという明確な夢がありました)
 
就活をする上で自分のなりたい人物像、未来、、みたいな将来に関することを引くほど考えさせられたが、やはり僕には思いつかなかった。
 
「逆に将来の明確な理想像なんて無くていいのではないか、、幸せに生きるだけでいいのではないか、、?幸せに生きるってなんだ、、、海外か?そうだ、海外で働こう!」
 
これくらいの気持ちで海外で働くことを夢見ていた。
 
そして社会人1年目の2月に思わぬ機会が転がり込み、海外で働く切符を手に入れた。
 
「え、めっちゃ早く海外に行けることになってしまった、、5年くらいは日本でもがこうと思っていたのに、、、」
 
という思いも持ちつつ社会人1年半のタイミングで新卒で入社した会社を辞め、今海外で働いている。
 
そして2週間が経った。
 
 

■働いてみて

 
ポエマーはここで終了にして、実際海外での仕事ってどうなん??というところですよね。
 
結論から言うと、めちゃくちゃストレスフルです笑
 
何がストレスかかるかって、とにかく言語の壁がしんどい。。
 
もちろん一緒に働いてるのはミャンマー人で、日本語も喋れるわけないから英語で話す必要があるんやけど、細かなニュアンスが伝わらなかったりとかパッと言いたいことが出てこえへんかったりとか、そもそも相手の言ってること(言いたいこと)が100%理解できひんかったりとか、とにかく言葉が伝わらないことに対するストレスのかかり方が半端じゃない。
 
 
もう1つは事業立ち上げフェーズだからこそのプレッシャーがすごい。
 
現状会社としての売り上げは0。
俺が携わってる収益事業とは別にweb3系の事業もローンチ間近なんやけど、そもそも収益事業で売り上げを作っていかないとキャッシュフローとしてもweb3側に回らない状態。
 
とはいえ収益事業は日本も対象にはしてるものの、やはり米ドルで稼がないといけないため、シンガポール、オーストラリアなど英語がネイティブかつ米ドルでやりとりができるところがクライアント候補になる。
 
英語がろくに喋れない×同じ社員とは英語でしかコミュニケーション取れない×クライアント候補が日本以外×売上立てないと他の事業にも影響が出る
 
以上よりスーパーストレスフルといった感じでございます。
 
「でも逆にこんな環境探しても見つからないことの方が多いし、超絶貴重な経験やろうからこのストレスも楽しも!」ぐらいのメンタルになってます。自分が怖い。
 
夢に繋がってるかは不明やけど、現地でコネクション作ったり、英語も喋れるようになれば海外での仕事ももらえたり、なんか思わぬものが降ってきたりしそうやから日本で働いてるよりはいいだろうなーと思ってます!
 
前職で得た知見を活かせているのか?と言われると、うーんといったところ。(クエリは確実に書いてない)
 
何か自分の社会人としてのストーリーが見えてるわけではないけど、ここから将来にうまく繋げていければいいな、、
何かいいことが見つかるといいな、、!

ジャイプール郊外の学校にお邪魔しました!

キャメルサファリを終えてジャイサルメールから最終目的地のジャイプールへ!

 

飛行機でジャイプールまで行ったんやけど、ジ最終日前日の夜だったということで、ジャイプールに着いて飛行機が一緒だった日本人とインドステイ史上1番高い料理を食べて宿に向かった!

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最終日は夜にタイ行きの飛行機を取ってたから、夜までジャイプールで動こうと思っててんけど、観光する気はなくてその日は俺が中学時代に着てた綺麗な服を貧しい子供たちにあげて、そこで貧しい生活をしてる人々の1日に密着しようとしてた!

 

最終日前夜に宿のおばちゃんに「俺は貧しい子供に服をあげたいからこの辺に貧しい人達が住んでる地区はありますか?」

的なことを聞いたら、

 

「私学校の教師してて、貧しい子達もいるから学校に寄付して!」

って言われたから

 

「じゃあ俺その学校に行きたい!」

って言ったらなんとあっさりOK貰えて、最終日は1日学校にお邪魔させてもらうことにした!

 

宿から学校まで車で1時間くらいかかるから朝は6時半起き、、

 

インドの学校は朝8時くらいから昼の13時くらいまでで子供たちは昼から親の仕事の手伝いをする。

 

この学校は田舎だからか外国人が訪問してきた事がないらしく、学校に着くとみんなめっちゃ俺の方見てきて興味津々やった!笑

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最初はみんなシャイでめっちゃ近づいてくるけど、俺が近づいていったら逃げられる。笑

 

俺が行った学校は5歳くらいから18歳くらいまでの学校で全校生徒は300人。クラスのほとんどが木の下に黒板を用意して授業をする。

日本とのギャップをめっちゃ感じた。

 

先生が校庭を歩き回っていいとの事だったので、各クラス歩き回りながら写真を撮らしてもらった!

 

その後は学校の昼食を貰って、先生とバイクで周辺の地域を見してもらうことに!

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先生授業せんでええの?とか思いながら色んな人に僕を紹介してもらった。

 

帰ってきたあとは子供たちも僕になれてきて、「僕のクラスに来て!」と手を持たれて引っ張られまくった笑

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前で自己紹介して日本語の歌を歌ってって言うのを各クラスですることに。笑

 

その後は先生に「授業してみる?」と聞かれたので、せっかくの機会やししてみようと思って30人位のクラスの前で日本語の授業をしようと思ったら、周りの子達がみんな集まってきて150人くらいの前で日本語の授業することになった笑

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子供たちは英語がわからへんから、俺の英語を先生がヒンドゥー語に訳してもらって子供たちに伝えるってスタイル。

 

簡単な挨拶を教えたねんけど、みんな覚えてくれて俺と校庭ですれ違った時とか帰る時とか日本語で挨拶してくれた!笑

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めちゃめちゃ日本と違うし、授業をするためのインフラも整ってないけど、子供たちはみんな笑顔で幸せそうやったし、子供たちに幸せか聞いたらみんな声合わせて「Yes!」って返してくれた。

 

幸せの価値観ってのはほんまに人それぞれなんだなあと実感してめちゃくちゃいい体験をした1日でした。

 

先生たちにもこんな僕を歓迎してくれて感謝。ダンニャバード!(ヒンドゥー語でありがとう)

 

 

 

念願の砂漠泊!!

コルカタサンタナゲストハウスで、

“キャメルサファリに安く参加するコツ”

みたいなページがあって写真を撮ってたのでそのプランで行くことにした!

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キャメルサファリは俺がその時泊まってたTOKYO PALACEってゆうホテルからのプランがあって、それでも行けるねんけど、俺はあえてオススメされてたプランで行くことにしてんけど、当然ホテルのプランとかではないから1人ぼっち。

 

キャメルサファリはジャイサルメールから西にさらに50キロ程のクーリー村って所で行われてるらしくて、ジャイサルメールからバスがあるねんけど、俺はバイクで砂漠の中の道を滑走したかったからバイクで行きたかったねんけど、さすがに1人でバイクは寂しいってことでホテルの中の日本人に一緒に行こ!って声掛けまくったら1人の子が食いついてくれて一緒にバイクで行くことになった!

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中免もってるしミッションのバイクで行くことにしてんけど、言葉に出来ひんくらい気持ちよかった!!

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クーリー村に着いたらコルカタサンタナゲストハウスのノートに乗ってたアルジュンさんが出迎えてくれてすぐにツアーを組んでもらうことに。

 

砂漠泊、晩飯、晩餐用のビール、水、次の日の朝食、全部含めて700ルピー(約1100円)。

 

まあ安くも高くもないかなあってところ。

 

インド系カナダ人の人と3人でラクダに乗っていざ砂漠へ出発!

 

ラクダの乗り心地はまあまあ、、

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40分ほどラクダに揺られて目的地に到着!!

ちょうど夕方やったってのもあって夕日がとにかく綺麗!

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晩御飯を食べて、ビールを呑んで夜9時頃には寝た。

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楽しかった!!!

けど、めっちゃ過酷。笑

 

砂漠やから風めっちゃ吹くし、そのせいで砂が鼻とか耳とかとにかく穴という穴に入る。

 

夜中1人で自分の将来のことについて考えたかったのに、それどころじゃなかった。笑

 

めっちゃ正直にゆうと、期待してるほど砂漠感はないし、楽しかったけど正直過酷の方が大きいかなって印象。

 

 

俺的にはジャイサルメールは結構観光地化されてて、観光客めっちゃおるし、日本語話せるインド人もおれば、レストランもローカルレストランと言うよりかは外国人向けのレストランが多かった。

落ち着く場所ではあったけど、別に好きな都市ではないなあ。って感じやった。

 

キャメルサファリももう1回したいと思わんし

またインドに行くことはあっても、ジャイサルメールに行くことは無いかなあ。笑

ジャイサルメール、こうへいと再開

もともとジャイプールで2泊する予定やったけど、急遽2日目の夜にジャイサルメールに行くことにした!

 

理由は、大学の友達がタビイクでインドに来てて、日程がたまたま合って再会できることになったから!

 

午後7時にジャイプールを出てバスに揺られること6時間、、

 

ジャイサルメールにつく頃には日は回っていた。

 

トゥクトゥクに乗って友達が待つSurya guesthouseへ!

 

どうやらこのゲストハウスはタビイク御用達らしく、スタッフの人も気さくな人ばっかし!

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ようやくこうへいと再会。

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日本以外で会うことは新鮮でしかなかった。笑

 

夜中1時すぎに合流したにも関わらず2時間くらいお互いの旅について語ってそのあと1日一緒に旅した!

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次の日の夜

こうへいはジャイプールに

俺はキャメルサファリに

 

お互いの旅のために解散。

 

こういう経験もめっちゃ良かったなあ。

初めての体調不良

28時間の電車移動が終わってようやくジョードプルに着いた!

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夜中に着いたから犬が凶暴。

歩いてるだけで吠えてきて追いかけてくる。

びびって逃げたら走って追いかけてきた。

死ぬ気で逃げたらインド人が助けてくれてなんとか宿まで着いた!

 


朝起きて、ジョードプル色々回ろう!

 


と思ってとりあえず飯食いに行こうと思ったときのこと、、

 


めちゃめちゃしんどい。

さっき水飲んだところやのに死ぬほど喉渇く。

そんなめっちゃ暑い訳でもないのにばり汗かく。

 


それをホテルのオーナーさんに言うたら今日1日休んどいた方がええって言われたし休むことにした。

 


おそらく熱中症やったらしい。

 


絶対に電車のせいやぁ、もう電車乗りたくない!

と思ってジャイサルメールまでバス、ジャイサルメールからジャイプールまで飛行機で行くことにした笑

 


とはいえ1日休んでてもすることない。

宿でのんびりしてても暇すぎる。

ってなって屋上行ってみたらくそいい景色!

 


丘の上にあるから辺りを一望できた!

 


1人ながらも頑張ってばえ写真を撮る。

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ジョードプルは人も良かったし街も綺麗しいい所やなあと思いながら初めて体調不良で寝込む1日でした。笑

 

寝台列車28時間の旅!


もっともっと居座りたかったバラナシをとうとう出発、、!

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とりあえず電車のチケットを取ってなかったので、出発1時間半前に着いてアーグラーまでのチケットを取ったが、ジェネラルのチケットしか取れなかった、、

 


ここで

インドの寝台列車について


インドの電車はクラスによってわかれていて

主にGN SLP 3A 2A

の4タイプで構成されている。

 


GN(ジェネラル)

インド最下層の電車で全てが自由席上の荷物置きの所にも座れて椅子以外のところにも座れて真の自由席と言ったところだろう。

扇風機はあるがエアコンはない。窓もない。

 


SLP(スリーパー)

1人1つしっかり自分の席が与えられている。つまりは指定席だが、たまに知らない人が寝ているケースがある。

こちらも扇風機はあるがエアコンはない。窓もない。

 


3A

3段ベット(スリーパーと作りは同じ)でしっかりクーラーが備わっている。たまに寒いと感じるほど効き目はいい。エアコンが効いているため窓もしっかりある。シーツとか布団とかも付いてくる。ただし料金がスリーパーの3倍はする。

 


2A

2弾ベットでこちらもクーラーが完備。さらに1席ずつにカーテンと電気がついており完全個室気分を味わえる。ただし料金が3Aの1.5倍はする

 

 

ここまで説明するとジェネラルでアーグラー(電車で12時間)まで行くことはどんだけやばいことかは理解出来たであろう。

 


駅員さんがアップグレードさせたかったら中でできるよって言われたからとりあえずスリーパーにアップグレードさせたかったので、誰の席かわからんスリーパー席で待機。

係の人がなかなか来ない。

誰の席かもわからない。

昼飯にシュガートーストしか食べてなかったし電車の中で貰えるカレー(120ルピー)だけ食べよう。

そしてとりあえず寝よう。

 


4時間後席の持ち主に叩き起され空いてる席を求めて歩く。

 


ようやくここで係の人(ぽい人)が来た!

 


200ルピー払ってようやく自分の席を確保!

 


夜も12時越えてたしとりあえず寝ることにした。

 


朝何時に起きたか覚えてないけどここで大問題!!

 


多分やけどアーグラーをもう通過してた!

 


これも旅かなあと思いながらもどこで降りるか迷いにまよった結果、終点のジョードプルまで行くことにした!

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まさかの電車の始点から乗って終点まで行くことになった笑

 


もうこの時点で12時間以上何も食べてない。腹減った。水も無くなりかけてる。

 


て思ってたら隣の人からおやつみたいなんおすそ分けしてもらった!

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やっぱりインド人優しい人も多い!

 


それから5時間くらい経ってジャイプールを過ぎたあたりで、係員がまた話しかけてきた。

 


まあそりゃアーグラーまでのチケットしか持ってないし無賃乗車みたいな感じになってるのもしゃあないかぁと思ってジャイプールからジョードプルまでのチケット(480ルピー)を購入。

 

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景色を見ながら本読んだりって色々してたけど、もう何もすることがない。

 

ここで大事件発生!!

電車が止まってる時にまじで真隣に座ってた人が外から襲われた!

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止まって外を見に行く係員、首につけてたアクセサリーを引きちぎられてギャン泣きの女の人。

 

クッッソ怖かった。

 

 


なんやかんやトラブルを乗り越えて深夜12時ようやく到着!!

 


28時間の長旅もようやく終わった!!

 

この28時間で小便1回、大便は1回もいってない、,


まあそら飯ほとんど食べてないしクーラーないから昼間はもちろん夜も汗かくしそんなもんかなあ。

 


まあ1つ言えることがあるとするなら、こんなことを二度としいひん。笑

 

バラナシ、そして沈没。


沈没:旅の業界用語。その土地に長く居座ってしまう(その土地が俺を欲しがってると感じる)事。

 


元々バラナシにはそんなに長く滞在するつもり無かったから、宿も1泊2日しか取ってへんかった。

 


でも天気が悪くて日の出見られへんかったりとか、美味しいご飯屋さん多かったりとか、夜屋上チルしたりしてたら気づいたら3泊4日してた。笑

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てかもっともっと長く居たかった!

 


ルドラゲストハウスで3泊4日させて頂いたけど、日本人オーナーさんもめっちゃ優しくて、その夫のインド人オーナーさんもめっちゃ優しくて、シロパグはめっちゃ可愛いしでゲストハウス自体も居心地最高に良かった!

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いやあ、これ旅人がインドで日程狂うって言われてるけどその意味がやっとわかったわ。笑

 


だんだん声掛けてくる人の顔も覚えてきてもはや詐欺りに来てんのか暇つぶしに話しかけにきてんのか分からんくなる笑

 


インド人ってみんな人間味溢れてて、全員が全員人間らしい生活をしてるなあってめっちゃ感じた!

 


それを詳しく説明して!って言われたら言語化難しいけど、それでも日本が失いつつあるものがインドにはいっぱい残ってるなあって感じた。