thinkLog.

とある社会人の思考ログ。個人的な冒険の書。

カナダの永住権とれた。けどこれからどうする?

ごぶさたしてます。

なんだかんだでこのブログ、社会人1年目の2014年から始めて年に1回は必ず何かしら書いていたのに、2022年は更新していなかった・・・というのもその年はカナダ永住権を取得するもろもろの手続きに翻弄されていたからだと思う。それにしても久々に更新するブログはなんとも言えない感覚。なんなら久々に日本語をこんなにタイピングしてる。

 

今までなにしてたん?〜カナダとわたし〜

2019年から大学生として住み始めたカナダも、2021年には学校卒業して現地企業でカスタマーサービスの業務を行いつつ、現地企業から何とか永住権サポートを得て2021年末に永住権申請、1年半後の2023年6月、ようやく永住権を取ることができた。(永住権に関することはまた別途機会があれば書こうと思う)

 

そもそも思い返せばカナダに最初に来たのは2015年。人生初の一人旅でオーロラを見に来たのだった。普通の日本人サラリーマンだったので1週間程度しか休みがとれず、正味移動も含めると5日間くらいしかその時は滞在しなかったと思う、今考えても日本人は休暇とらなさすぎる。そこで出会ったツアーガイドの日本人の方との会話や、街の雰囲気や、大自然な感じ、初めての一人旅の感動や初めてのオーロラを見た感動などもろもろが相まって、また必ず戻ってきたいとその時思ったのはもう8年前だというのに、この2023年の今でも覚えている。それから2年後の2017年に大学留学を決意し地道にオンライン英会話や英語の日記を始めて、2019年からカナダに渡り2023年に永住権。今こうやって振り返ってみてもなかなか感慨深い。色々あったなぁ。

 

ようやくカナダ生活のチュートリアルが終わり本編スタート

色々あったのだけど、永住権はゴールじゃなくてスタート地点。大学に行く前に英語力をあげたり、大学に行って学歴を身につけたり、永住権を取ることでビザの問題から無縁になることはカナダ人とほぼ対等(永住権だけだと選挙権は持てないとか微妙に対等ではないけど)になるためのステップであって、決してそれが目的やゴールではない。(たまに同じ日本人でも日本が嫌で永住権をゴールにしてますみたいな人を見かけるけど、この先大丈夫なのかなとも思う)

 

さて、これからどうする?

永住権を取るまでは、企業が私の永住権をサポートしてくれていたためその企業でしか働くことができなかったけど、永住権をようやく取れたのでやめました。理由は肉体労働だったのと、それで腰や足を痛めたため(もう20代前半の身体ではないのだなとこれで気づいたしもう肉体労働はできん)。今後のキャリア形成について考えても、オフィスでの仕事で食べていきたいのもある。もちろんオフィスでの仕事になればその分高い英語力(それこそカナダで生まれ育った人相当)を求められるのは承知の上だけど、そこはもう気合いでネイティブに近づくしかない。

 

なので現在絶賛求職中。これを書いている時点では、今週か来週に今までの日本でのITの経験が活かせそうな仕事の面接を1つ予定していて、ありがたいことリクルーターの方が想定質問集などを用意してくれたりして、それの回答の準備をしていたりする。

もし残念なことにその面接に受からなかった場合はほかのオフィスの仕事にもなるべく申し込んでみようと思う。さらにそれでも仕事が見つからない時の緊急策として、UpworkやFreelancerなどのサイトを利用してフリーランスで稼ぐことができないかも検討中。とにかく現地企業のオフィスでの仕事が第一優先だけど(給与も安定するし、英語でのコミュニケーション頻度も高いから英語力さらなる向上も狙える)、採用されるかどうかは市場のタイミングと運もあるので念のための他の収入源(フリーランスの何か)も用意しておこうと思う。

 

とにかく永住権が取れた今は、自分がやりたいこと、できること、やらなければいけないことのバランスを上手くとりながら自分が食っていける(カナダは本当に家賃が高いし最近ガソリンの値段も高くて困る)ようになることが目下の目標。ゴールではない。1年後くらいにはどういう仕事をしてるにせよ、安定していますように・・

カナダに来てから丸2年経ったので、振り返る(2021年9月時点)

そもそも今この記事を書いている2021年9月12日現在、2021年も残り約3.5ヶ月しかないのだなぁとしみじみとしている。現在絶賛カナダに滞在中だが、カナダには2019年9月に来たので、住み始めて丸2年経過した。そのうちの最初の4ヶ月はESLの学生として主に本科コースに向けて英語だけ勉強、合計1年間(1term x 3 term)はBusiness Administrationの学生として主にビジネス関連の科目を勉強、途中の4ヶ月の夏休み期間は2ヶ月間ニート、2ヶ月間はレストランでPrep cookとしてフルタイム労働、学校卒業後の4ヶ月半はホームセンターでCashierとしてフルタイムで働いている。大きく分けると下記だ。分け方は学生か、学生じゃないか。

  1. 2019年9月〜2021年4月:ESL -> Business Administration Student 
  2. 2021年5月〜9月現在:Retail store Cashier

Studentとしての合計1年8ヶ月間

まずこの期間内で出した成果。これは間違いなく、Graduation with honors だ。

graduate with hon...の意味・使い方|英辞郎 on the WEB

文字からそのままわかる通り、成績優秀者として卒業できた。

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大学からもらった成績優秀者として卒業したことを示す証明書。

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どんな授業をとって、それぞれの授業の成績一覧。

学生生活を振り返れば、ひたすら授業にちゃんと出て、課題を出して、テスト前は勉強して、なるべく授業中は発言できる時は発言して、グループワークはなるべく協調性を出すようにする…といった感じだった。2020年9月から2021年4月の卒業までは、大学内の図書館でのバイトも始めて、課題をやる時間の合間を縫いながら、バイトをして、さらに課題も終わってバイトもしていない空いた時間で同じ大学つながりの友人たちを遊んで…という生活を送っていた。図書館のバイトをしながら、大学の留学生向けのSNSアカウントの管理のバイトや、学生向けニュースレターのライター業も挑戦してみたりした。

https://www.instagram.com/yukonuinternational/

我ながら器用に時間配分をしながら、とても充実した楽しい日々を送っていたと思う。加えて大学内にある学生寮での生活も本当に楽しかった。寮に住んだことも今までない、かつ他人との共同生活も今までしたことがなかったけれど、総合的にあの寮での生活はいい思い出であふれている。正直今でもとてもあの日々が恋しいと思いつつ、過去にはもう戻れないんだよなぁとしみじみすることが何度もある。友人との衝突もたまにはあったけれど、総じていろんな人と楽しくコミュニケーションをとりながらいい思い出をたくさん作れた期間だった。

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合計1年8ヶ月住んだ大学寮の自分の部屋。とてつもなくいろんな思い出にあふれている。

学生としての合計1年8ヶ月、まとめるとところどころで少し大変なことはありながらも(友人との衝突や、今のパートナーが好きすぎて自分が自分じゃなくなるとか、授業のグループワークとか、レストランで働いてて最終的にクビになるとか)、総合的にはなんだかんだ器用に授業はこなして成績優秀者として卒業という成果を出せたかと思う。英語力もレポートをWriting/Reading/Listening/Speakingの順番でのびたと思う。課題はどうしてもレポートの方がプレゼンよりも圧倒的に多かったので、話す機会より書く機会の方が圧倒的に多く、量に比例してのびたと思う。ちなみに2021年7月下旬に受けた英語のテスト、CELPIPのスコアは下記の通り。

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このテストのリスニング対策にあたって、英語のニュースに慣れるために、主にyoutubeCBCの動画を見まくるようにしていたのはいい思い出。

 

Work Permitに切り替えてから:Cashier として働き始めて4ヶ月半が経過

まだなんとも言えない状況。もう少し時間が経ってから、何を学んだか書き記すことにしようと思う。

 

惚れた方が負けという教訓を身をもって知る

世の中には恋愛をテーマにした音楽や、映像作品や、小説があふれている。さらには恋人にふられたから自殺してしまう人や、その昔には恋人と一緒に心中しようとした人さえいた。このように人間にとって恋愛とは人生における一つのとても大きい要素であり、テーマである。

自分と恋愛の結びつきはそこまで強くなく、恋愛をテーマにしたあらゆる芸術作品に接するたびに感情移入ができずにそこまで楽しめていなかったのが正直のところだ。そう、ここ最近のアップデートがあるまでは。

ここまで人を好きになったことがあるだろうか?ここまで付き合った人を好きになったことがあっただろうか?今までの人生を振り返ってみても、いや、ない。相手からのテキストメッセージをそわそわしながら常に待ったり、来たらとてつもなく嬉しくなったり、なかなか返信がないだけでとてつもなく精神的に不安定になったり。ここまで他人が自分に送信するメッセージに一喜一憂したことなんて、今までない。

今まで誰かと付き合ったことがないわけではない、ただ気持ちの強さでいったら、今付き合っている人よりも気持ちを強く持って誰かと付き合ったことがない。まだ今の人と別れてはないけれど、もしも別れてしまったら、どれだけの苦しみを得るのかは容易く想像ができるので、とにかく最近は失恋に関する歌詞や失恋した人の話に対して異様に感情移入できるようになった。数年前の自分だったら、なんとなくそういう失恋話を聞いてもかわいそうだなと受け流していただろうに。

今この文章を書いている理由も自分が誰かにとてつもなく惚れていて、その普通じゃない状態をなるべく冷静にとらえようとしているからだ。もしくは、なんとなくやるせない気持ちをどこかに言葉としてぶつけたがっているのかもしれない。とにかくこの文章こそ徒然なるままに書いている。頭の中の浮かんだ言葉をひたすらキーボードを通して画面上に打ち込んでいる。整理されていない混沌とした感情、そしてその感情を表す整理されていない文章。とにかく今ここまで人を好きになっているのに疲弊しているんだな、自分は。でもこんなに好きになれる人に出会えただけでも、こういう経験ができただけでも、幸せだと思うべきなんだろう。

当たり前だけど恋愛から得る痛みは仕事から得る痛みとはまた異なる。痛みではあるのだけど種類が異なる。人生にはいろんな痛みがあるのだなぁと知る。そのいろんな痛みを知ることは人生の醍醐味である。好きな言葉の一つに「本当に優しい人は今までたくさん傷ついた人」という言葉がある。痛みを多く知れば知るほど、人に優しくできる。だから今自分が感じている痛みも、きっとそのうち自分の中で消化されて、もっと優しくて強い人になれると信じている。

結局のところ、結論はNo Pain, No Gain、痛みなくして成長なしなのだ。だからこの恋愛も一つの学習経験としてとらえるしかない。

田舎ライフのよいところ

生まれも育ちも東京、大学も卒業後の会社も東京。今まで東京以外で暮らしたことがなかった。観光で田舎に行くことはあっても住んだことはなかった。

きっと観光で行くのと住むのとはまた違うんだろうと思っていたけど、やはり違ったので田舎ライフを送る中で得た田舎ライフのよいところをまとめてみる。

 

1. 料理スキルが身につく

東京都内で一人暮らしをしていた時に、料理をした回数は恐らく5回くらいだったんじゃないだろうか。しかも簡単なパスタ。クックパッドを見て何かを作った記憶はない。それでも食生活はなんとかなっていた。栄養は取れていた。何故なら収入を外食にあてまくっていたからだ。1000円+飲み物代でなんとか晩ご飯1食分を食べれる行きつけの某お店を見つけてからはもうほとんどそこに晩ご飯を食べに行っていた。半ば食堂に近い。ちなみに昼食も会社内に食堂があったので自分で作る必要もなかったし栄養バランスもよかった。

さて学生身分でカナダの田舎に暮らすとどうなるか。まずは収入に限りがあるのでそんなに頻繁に外食はできない。そもそもレストランの数も限られている。当たり前だが人口3万人の街のレストラン数とそれと比べ物にならない人口を抱える東京のレストラン数が同じなわけない。収入ほぼなし、レストラン数少ないという相乗効果により田舎に住み始めてから外食がかなり珍しいものとなった。

自分で自分の食べるものを用意しなければいけない生活でも怠惰になるとどうなるか。エンドレスパスタである。しかもソースはスーパーで売ってるものをそのまま使う。野菜などを加えることはない、ひたすら茹でて茹で上がったパスタにソースをかけて食べるだけ。とても簡単ながらとれる栄養はほぼない、パスタが含む炭水化物のみである。

限られた費用で自分の身体にしっかり栄養を与えてやるために料理という技術はとても必要なスキルなのだというのを認識させてくれたのがここ田舎での生活だ。

 

2. 車移動の快適さをより実感できる

東京都内で一人暮らしをしていた時、通勤電車が苦痛で仕方がなかった。行きも帰りも嫌だった。人口密度もそうだし、車内の雰囲気とか。地下鉄だと景色も見えないし。音楽はイヤホンで聴けるけどもちろん箱詰めにされた空間の中で少し耳を塞ぐ程度の聴き方をしていれば他の乗客が発する音はもちろん聞こえる。聴こうとしなくても、聞こえる。

日本でもカナダでも田舎なら車社会だ。自分が生まれ育った東京の郊外もそれなりに車社会だったが、どうもここの車社会の程度とは異なる。まだ自分の地元は電車があったけど、ここは電車がそもそもない。移動するには1時間に1本のバスか、車か。まずここに来て3日目くらいに、1時間に1本のバスを待つのが嫌すぎて自転車を購入。そしてここに来て3ヶ月後に車の購入を決断。4ヶ月分の授業料より安い2000ドル(日本円で16万円くらい)の日本車を見つけて、車詳しい友達に念入りに確認してもらって大丈夫とのことだったので思い切って購入。そもそもそんなに安い車は日本では手に入らない。きっとこっちの方が車は住居とかインターネットとかガス電気とかと同じくらい使って当たり前のインフラみたいなものだから日本より安い価格で手に入れることができるのでは?と思ったりする。

日本でも車は運転していた。免許を初めてとったのは22歳、日本の大学を卒業する直前だったと思う。卒論を書きながら教習所に通っていた。「二兎を追うものは一兎も得ず」ということわざ通りには幸いならず、卒論も提出できたし免許も取得できた。それから日本で運転する時はたまに地元で親の車を運転か、旅行先でレンタカーを運転、というのがほとんどだった。

そして今、この田舎の生活では普段の買い物はもちろん、友達と遊ぶ時も自分で車を出して友達を迎えに行くか、友達の車で迎えに来てもらうかの2択である。公共交通機関を使う選択肢がほぼない。さらに一人で気ままに釣りやハイキングに行くために少し遠出する時ももちろん自分の車を運転する。

車移動は間違いなく電車移動より快適だ。まず間違いなく運転が楽しい。自分で車を操作できる感覚。運転頻度が日本にいる時よりも格段に増えたのでより感じる。そして音楽が空間の中で聴ける。イヤホンじゃなくて、自分だけの密閉空間の中で。そして何より誰かを車に乗せても各自のスペースが電車よりもある。素晴らしいことです。

日本にいる時も車は運転していたけれど、自分の車を持ったことはなかった。自分の車を持った今、自分の第2の家、部屋を持った感覚。これは実際に自分の車を持たないとわからないと思う。

 

3. アウトドアアクティビティやり放題

街の中のアクティビティは皆無に等しい。東京のような大都市には街の中のアクティビティがほとんどだと思うけど、ここはその真逆。ここ田舎には街の外にアクティビティは山ほどある。自分自身もここで、自転車、釣り、ハイキング、カヌー、カヤック、ロッククライミングスノーボードなどを経験した。ここ田舎には街の外にたくさんの山、川、湖がある。つまりそこでできるアウトドアアクティビティもたくさんある。

アウトドアや自然が好きな人ならば田舎暮らしは苦ではないと思う。自分も東京都内に暮らしていたものの春、夏、秋はロードバイク、冬はスノーボードという趣味ライフを送っていたし、平日の会社終わりでも家にいるのがなんとなく嫌で夜な夜な公園で走ったり散歩したりしていた。よく考えれば明らかに自分はアウトドア好きなので今のこの田舎ライフは素直に楽しい。ちょっと車を運転すればきれいで雄大な山並みを見ながら運転できたり、静かな湖畔を散歩できたり、見晴らしのいい山道を散歩できるのは本当にありがたい。

 

以上、田舎ライフのよいところ。もちろん不便とか言い始めたら色々あるけど、いいところもたくさんある。これを書いてて再認識した。

緑の中を歩いて、帰ってから自分で作った料理を食べるとなんだかすごく自然の中で暮らしていることに心地よさを感じる。

初めてのニート生活と最近やっていること棚卸し(2020年5月時点)

ジャズを聴きながら優雅にネットサーフィンをしながら仕事の応募をしている。

2020年5月現在、一時的に学校もない(2020年9月からまた学校の授業は始まる)、そして仕事もない(絶賛求職中)。人生初のニート生活に直面している

焦りやもやもやなどの思考が頭を巡る。精神を落ち着かせるためにもとりあえず現状を整理してみる。

2020 Winter term(2020年1月〜4月)の振り返り

2020年1月から始まった大学の本科の授業。COVID-19の影響で途中から大学が閉鎖、オンライン授業に切り替わるなどの劇的な変化を体験しながら終えた4ヶ月間。その結果得た成績は全てAもしくはA-。GPA 3.50超えたので恐らくまたdean's listもらえそう。

CRN Subject Course Section Course Title Campus Final Grade Attempted Earned

GPA Hours

Quality Points

 
20248 ENGL 100 001 Academic Writing and Critical Thinking Whitehorse - Ayamdigut A-

3.000

3.000

3.000

11.10

 
20243 LEAD 110 001 Introduction to Business Whitehorse - Ayamdigut A

3.000

3.000

3.000

12.00

 
20245 MATH 141 001 Mathematics for Business Whitehorse - Ayamdigut A

3.000

3.000

3.000

12.00

 
20250 MKTG 231 001 Marketing Management Whitehorse - Ayamdigut A-

3.000

3.000

3.000

11.10

 

 

Undergraduate Summary
  Attempted Earned GPA Hours Quality Points GPA
Current Term:

12.000

12.000

12.000

46.20

3.85

Cumulative:

12.000

12.000

12.000

46.20

3.85

Transfer:

0.000

0.000

0.000

0.00

0.00

Overall:

12.000

12.000

12.000

46.20

3.85

 

初めての本科開始して1termが終わった感想としては、個人課題は特に問題なし、グループ課題がとにかく今後の課題。7分くらいの個人プレゼンと質疑応答(全て英語)、1500文字以上の論文作成(全て英語)、大変ではあったけどなんとか提出できた。前エントリーで書いた通り、2019FallのtermでとったESLの授業で学んだプレゼンの仕方、エッセイの書き方をかなり応用して役立てたと思う。グループ課題に比べたら個人課題はなんてことではない。課題に取り組む時間さえ確保できればなんとか解ける。自分のペースでタスクを進められる。ただしグループでそれを行う場合、時間の使い方はもちろん、グループで合意して物事を進めるのがいかに難しいことかを実感。母国語の日本語ですらそれは難しいのに、母国語でもない英語でコミュニケーションするからなおさら。

幸い3月中旬から大学が閉鎖してオンライン授業に切り替わってから、グループで集まることの難しさが考慮されいくつかのグループワークは個人課題へと切り替わった。それもあってかこの最終評価をもらえたような気もする。

2020年9月から2term(約4ヶ月間×2=8ヶ月間)、また授業を受ける。グループ課題はさけられない。むしろ一番積極的に挑戦すべき課題だ。なるべくスムーズにグループ課題が進むようにうまく立ち回れるようになりたい。とにかくコミュニケーションをもっとうまくとれるようになること。相手を尊重して傾聴しつつ自分の意見を述べること。

主に最近やっていること、時間の使い方

大学の授業が2020年4月末で一旦終わり、本来ならば2020年5月〜8月末はフルタイムで仕事をしようとしていたのだけど、なんとか友人のコネで見つかったバイト先だったホテルがCOVID-19の影響で閉鎖、シフトもなくなり今本当に人生で初めてのニート生活に直面している。

せっかく異国の地で生活しているのに何もしなくていいのか、何かできることはないのか、などなど焦りが募る。とはいえ2020年9月からまた学生をやるのだけど、それでもまだあと3ヶ月暇な期間があるなんて。ニート生活中、睡眠、食事以外に自分が何に時間を割いているのか可視化してみる。

  1. 仕事探し
  2. 定期的な運動(自転車、散歩)
  3. Pokémon GO
  4. Netflix鑑賞(海外ドラマ)
  5. Memes探し
仕事探し

最重要ミッション。主にオンラインで探してオンラインでレジュメを送っている。コネの方が本当はいいけれどなかなか紹介してくれる人は見つからない・・使っているサイトは以下3つ。

https://www.yuwin.ca

Job Search Canada | Indeed

Sign Up | LinkedIn

Yuwinはかなりローカルだけど、Yukon Territoryに特化したサイト。3つのサイトのなかで被りのある求人もかなりある。

 

定期的な運動(自転車、散歩)

睡眠、食事の次に大事な根本的な活動。自転車こっちに来てすぐに買っといて本当に良かったなぁと。気分転換にもなるし、健康維持にもなる。車を持っていてもやっぱ自転車も運動習慣のために必要だ。

 

Pokémon GO

自分で書いててびっくりする。1年前の自分だったら信じられないと思う。2016年のリリース直後、少しだけプレイして、「ああ確かにGPSポケモンを組み合わせた今までにない面白いゲームだ。」と思ったのは今でも覚えている。ただ1ヶ月もプレイ継続しなかったと思う。そして2020年5月現在、このゲームが今のこの閉鎖的でとにかく塞ぎ込みがちな生活をかなりマシにしてくれているのはまぎれもない事実だ。2019年12月末、なんとなく思い立ってもう一度始めようとしてインストール、結局続けられずアンインストール。2020年3月、こちらでできた友達に誘われたのがきっかけでもう一度インストール。そこからもう2ヶ月半経つけれど、毎日欠かさずにプレイしているんじゃないだろうか?

何がすごいってやはり外に連れ出してくれる点と、世界中にプレイヤーを抱えている点だ。Facebookのコミュニティページを見ているとそれだけで楽しくて英語学習にもつながる。なんとなしに外に出てみるとその度にほんの小さな発見(野生の狐に遭遇したり、授業一緒だったクラスメイトに遭遇したり)、変化なんかがあったりして、やっぱり外に出るのはいいことだ、と気づかされる。いろんなモバイルゲームをプレイしてきたつもりだけど、その数々のゲームの中でも特に思い入れのあるゲームになりつつある。

 

Netflix鑑賞(海外ドラマ)

英語学習。とにかくやらなきゃと思って行動していること。学校の授業は今一時的にないけれど、授業がないからといって学習ができないわけじゃない。どこでも学習はできる。4技能の中でおそらく一番苦手なリスニングの強化を目的としたNetflix鑑賞。英語字幕を使いながら英語音声でなんとか頑張って鑑賞している。日本にいるときは全く接点のなかった海外ドラマに挑戦中。ネイティブの会話の集合体が一つのチャプター、それらのチャプターの集合体が一つのシーズン、シーズンの集合体が1つのドラマの作品につながっているなぁと最近思う。一つ一つの会話はネイティブの言い回し、英語圏文化なんかがつめこまれてて、とにかく英語圏生活の勉強になる。こちらでできた友達が使った表現をドラマの中で発見したりすると楽しい。

今までに見た作品リスト

https://www.imdb.com/user/ur113766721/ratings?ref_=nv_usr_rt_4

 Memes探し

海外ドラマと同じく、日本にいる時は全く接点がなかったのがMemesだ。

app-flamingo.com

とにかく時間が有り余っている今、Facebookを徘徊する時間がかなり増えたのだけど、そのFacebook徘徊時によく見るコンテンツはとにかくmemeだ。日本にいる時は存在も知らなかったけど、もうこれの面白さを知って、さらにこちらでできた友達とのコミュニケーションのネタになることを知ってからはmeme探しはライフワークになりつつある。ユーモアはいつでも必要だ。

 

他にも気晴らしに気ままに1日に450kmくらい車運転したり、水温が冷たい湖で泳いでみたり、釣竿を衝動的に買って釣りに行ってみたり、12時間くらいぶっ通しで500ピースのパズルを完成させてみたり、とにかく今のこの状況でもニート生活を楽しんでみようとしている。早く世の中が平和になりますように。

留学の途中経過まとめ(2020年2月時点)

大学の数学の宿題をやらなければいけないのだけど、どうにも手をつける気にならない…ので久々にここでメモ書きを書いてみることにする。

・あらすじ

2019年7末付けで某大手企業を退職、8月3週間ヨーロッパ8カ国を放浪し、2019年9月カナダのユーコン準州にあるユーコンカレッジに留学。

最初のセメスター(2019年9月〜12月)はESLだったため、英語を集中的にトレーニング。

eikaiwa.dmm.com

・授業内でまなんだこと(成果とか)

  1. エッセイ(英語で)の書き方
  2. プレゼン(英語で)のやり方

一番個人的に嬉しかったのはdean's listをもらえたこと。

www.weblio.jp

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もらったdean's list

これはわかりやすい成果物。

・授業外でまなんだこと

もちろん大学の授業が生活の全てではないので、むしろ授業以外でまなんだことのほうが多い気もする。

一番の成果物はこの土地で母国語が異なる人たちとのコミュニケーションの取り方を学べたことだと思う。

別枠で嬉しかったのはこちらの免許証と車を手に入れられたこと。車の運転やっぱり楽しい。日本とは違う道路標識、交通ルール、右車線、運転席は左側でその中運転の仕方をまなんだのは楽しかった。

・これからまなぶこと

本科が2020年1月より始まりました。私のプログラムはBusiness Administration。日本での職歴を考えるとこれかなぁという感じで決めました。

本科プログラムとは別途、集中的に対応したほうがいいのはどう考えてもリスニング。やっぱり4技能の中で一番不得意なのを感じる。なるべくカナダ人の友人たちと寮のラウンジとかキッチンで話すようにはしているけども・・

・まなんだあとどうする

まだまだ日本に帰るタイミングではない、まだまだここで得れるものがたくさんある、そう感じるのでなんとか仕事なりビザなり解決してこちらに居座る予定。

とりあえず自分流で楽しめればそれでよいか。

ヤフー株式会社を退職します

これはなに?
人生で初めて書くいわゆる「退職エントリ」。
大企業で働いてみたことをいいことに社名をタイトルに使ってみたかっただけの文章。

これを書いている人はどんな人?
非エンジニア。社内での職種名はビジネス企画。
ちなみに新卒ではなく中途入社。社会人歴は今年で6年目。ヤフーは2社目。
資格はITパスポート(旧初級シスアド)をかろうじて持っている程度。好きなサーヴァントはイスカンダル

なんで転職したの?
新卒で入った会社はお世辞にもホワイトと言える労働環境ではなかった。いわゆる裁量労働制。そもそも労働時間の概念がなかった。
中途入社当初、出勤したらその時刻を打刻、退勤する時も時刻を打刻するという習慣が新鮮すぎたのを今でも覚えている。
前職の唯一の救いは他業界よりも少し給与水準が高かった点だが、もろもろが重なり盛大に身体を壊していた当時の私に必要なのはお金ではなくホワイトな環境だった。
健康は本当に大事ですよ。

なにやってたの?
調整of調整。
プロジェクトを進めてゴール(ほとんどが定量的目標)を達成するためには何をどう動かせばいいのか考え、思い描いた通りになるようにひたすら調整。うまくいかないようであれば代替案を提示。色んな登場人物たちの意見を取り入れて、誰もが納得感のある結論にたどりつくこと。
マネジメントであれ、メンバーであれ、粒度は変われど、やってること自体は変わらないような気がした。

課題解決とはつまり
よしなにやることでは。
世の中には数多の課題解決に関する書籍があふれかえっているのも知っているし、ビジネスパーソンたるものそれらを熟読し、理論を学び、実務において実践すべきなのも知っている。
でも結局一言で表すならよしなにやることでは、と実務を通して思った。
よしなにやるためにはそもそもどうあるべきかわかっている必要があり(理想と現状の比較)、何故そうなっていないのかもわかる必要があり(課題特定)、どうすればよしなになるのかをわかる必要もある(課題解決)。

上司によく言われた言葉の一つが「課題はないか?」だ。上司の上司も上司に「課題はないか?」と問うていたし、上司は私に問うた。
ここでいう課題の意味ってなんですか?と私は上司に訊ねたことはない。なんとなく文脈的にこういう意味だろうと勝手に解釈して業務を進めていたからだ。
自分の中で推測するに課題とは、「物事を進める上で障害になっている事柄」だ。
「課題はないか?」は優しく言えば「困っていることはない?大丈夫?」だと思っていた。
そして私の場合次に取るべき行動がわかっていて、よしなにやるイメージがついていれば、「特に課題はないです」と答えていた。
このように文章にまとめることができるようになっただけでも、この会社ひいては今の部署で本部長や部長のもとで働いた意義があると思う。(多分前職を辞めた時には書けなかったと思う)

これからなにすんの?
留学します。目的は2つ。
1つ目はビジネスで使える程度の英語を身につけること。
交渉、調整を英語でもできるようになること。

2つ目は色んな人を知って、話して人間力をあげること。
仕事をしていると感じるのがほとんどの問題が人間起因だったりするので、どんな人とも仕事ができるくらい、器の大きい人になりたい。


最後に
在職年数2年半であったが、不満よりも良いところの方が多く浮かぶ会社だったと思う。
給与水準だけで見れば高くはないらしいが(給与水準について細かく記述している退職エントリが多数存在するのでそちらを参照)、
色んな価値観を持った人に出会え、ホワイトな環境で趣味の時間もたっぷりと確保しつつ、成長できたと思うので総じてこの会社で働けてよかったと思う。
今までお仕事でお世話になった方々に感謝を。