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SUGOロードレース、東北シクロクロスの参戦日記です。

2024 SUGOロードレース Rd.1 F600

目標、目的

・例年ほぼ出場していないSUGOの第一戦に出場し、やる気を取り戻す

・安全運転。自分なりに考えて一生懸命走って楽しければ良し。

機材の変更

タイヤ:

D社スリックの幅5.5インチ用が入手不能となり、前後スパコルSC1 V4へ変更となった。

リヤ幅が195mmから180㎜になるのは朗報

切り返ししやすくなることが想定された。実際そう思われた。

ブレーキ時に頼りないかもしれない恐れがあったが、実際はそうでもない。

ライフについては15分2回、20分3回走行し、最後の走行で、シケイン立ち上がりの滑り出しが早い感覚があった。フロントの変化は分からず。

空気圧はメーカー推奨値を参考に温間でF: 220kPa, R: 180kPaくらいにした。

圧が若干ずれた走行枠もあったが、特に問題は難じなかった。というか圧が変わっても分からない。

タイヤサービスでの変更を頼めなくなったので決勝日用ホイールを1セット追加した。

リアの車高が何となく低くなった感じあり。

サスはいじらず、ハンドルバーを5mm下げてみた

リヤスプロケを46Tから45Tのロングを試した。

走行前々日にブレーキのフィッティングを増し締めしようとしてホースをねじって壊してしまった。前日に店に駆け込んで直してもらった。休日で家族サービスするはずだったができなくなり問題だったが、とにかくその場で直していただいてありがたかった。ブレーキは素人が触らない方がよい。

前日スポーツ走行でサイドカウルを飛ばしてしまった。アッパーカウルも損傷したので、取り急ぎ新品カウルを準備してもらった。時間的に無理だったが、何とかしてもらった。助かった。感謝。

準備:

自転車のトレーニング量はわずかCTL30程度

連日のフルスクワット、30-50回、プランク100秒は行った。

以下を意識した。

左コーナーで左腕をつっぱり続けることをやめたい。進入はともかく、曲がり始めたら体をオフセットして、セルフステアを意識したい。肘を抜く感覚か。今までは下半身のホールドが悪く、体幹を左に曲げることも苦手で、腕でつっぱっていた。左に曲がりたくないと頑張っていたようだw。SPイン、シケイン、S字の左でゼブラに膝をする様になった。ただし、3コーナーはクリップにつけないことが多い、自分のレベルでは2コーナー立ち上がりでアクセルを全開にしない方が良い。コーナー進入時の外足の踏ん張りをきっかけに曲がることを意識して、そのうち自動化したい。

逆に全開にできる所は短時間でも意識する。3コーナー立ち上がり、4コーナー立ち上がり、馬の背立ち上がり、SPアウト立ち上がりなど、一瞬だが、早くアクセルを開けることを意識する。

 

予選:

5月5日 午前8時50分から20分、快晴、最高気温27度程度?、少し西風

今回は混走20台(実際は18台だが確認していなかった)で渋滞を心配したが、たまたまあまり問題なかった。

前日スポーツ走行では勘を戻すのに周回が必要だが、予選ではすぐにまずまずのタイムがでるので、早くスタートした方がよいかもしれない。

 

ブリーフィング 9時45分から20分くらい

今回はミニバイククラスと同時のブリーフィングだった。私のクラスより出走が前で、時間的な余裕がないようだ。いつもより早くブリーフィングが終わった。

・ジャンプスタートのライドスルーペナルティは3周のうちに完了が必要。

SUGOではホーム、バックストレートで提示される。全日本のもてぎでピットサインの様に提示され、分かりにくかったらしい。

・オレンジボール(旗):ゼッケン番号と提示されたらすぐにコースアウトすること。

オイル処理は10m?3000円、他コースより安いが、コーナーひとつで7、8万円にすぐなる。要注意。

筑波サーキットの禁止で話題になった再利用可能オイルフィルター、ブリーフィングの場で使っている人がいるかきかれ、いなかったので良しという感じだった。

・最近エスケープゾーンがアスファルトになってきている。今シーズンは3コーナー出口が舗装された。コーナーからはみ出た時にグラベルと違って安易に戻って後続と交錯する危険がある。戻るのはよいが、注意が必要。

・質問者がいて、コース上で止まってしまった際の退避で、ガードレールが高くて登れない、ホームストレートで壁が登れない時はどうしたらよいのかと。近くに退避できる場が無ければ車両の進行方向に退避できる所まで歩いて良いとのこと。手をあげてアピールなどしたほうが良いと。

 

リザルト

予選 1'38.705 (2/6周)クラス1位、混走4位(出走18台)

決勝  クラス1位/(出走7台)、混走4位/18台 16'46.119, best 1'38.501(2/10周)

 

決勝:10周、4番グリッド(2列目左)からスタート

コースオープンしてから早めに出て、サイティングラップは適当に走る。グリッド位置の迷いはなかった。

コースオープン前にスタート時のスロットルの練習をした。具体的には5000回転くらいを維持するだけ。結構難しい。Qスターズをつけているので針式タコの低回転部分が見にくい。デジタル計を参照した。

ウォームアップランは実際に本気でスタートする。グリーンフラッグの振りがあいまいで微妙に遅れ、予選1,2番の選手に前に入られてしまった。2番手の選手が微妙にゆっくりだが抜くことができない1000㏄のペースで走られてしまい全力が出せなかったが、転倒もまずいので結果的には問題なかった。

本番ではレッドフラッグが提示されている間に回転数を安定させ、もうメーターは見ない。効き足の右足を地面にべたづけして踏ん張り、わずかにクラッチをミートさせ、シグナルのブラッグアウトを視界の端で注視する。クラッチは最初からつながっているし、回転も低いのでさっさと完全につないでアクセルを全開にする。メーターを見る余裕はなく、1番グリッドの1198が2番のR1よりうまいスタートを切ってかつ、こちらの居るイン側によってきたが、行けると判断し、間をすり抜けた。1速の全開でこちらの方が伸びてホールショットをとれた。振り返ると適切にシフトアップできていたようで不思議だ。音で判断していたのか。

とにかく左コーナーが遅いので、4コーナー進入で刺されるかと思ったがチラリとも見えず、いつも通りS字を走る。初めの左で膝をするようになった。立ち上がりで1198の選手が速く、インベタでハイポイントを曲がられて抜かれる。なぜあんなにきつく曲がれるのか謎。

2番、3番のR1がどうなっているのかは分からない。クラスが違うのでブロックする必要はなく、集中して自分のラインを走る。2周目に38秒台が出た。その後別の周回でバックストレートでR1に抜かれること2回。集中が続かず、あとはダラダラした走りになったり、ミスしてブレーキを浅くかけながら110Rを曲がるはめになったり滅茶苦茶だが、抜かれることなく完走できた。集中力が3,4周しか持たない。ブレーキを強くかけられるようフロントプリロードを1回転余計にかけたが、びびって突っ込めず、1コーナーの進入に余裕があった。逆に3コーナーでは毎回クリップを外してしまった。車高が上がって切り返ししにくかったのか、2コーナー立ち上がりのアクセル開けすぎか。要確認。

あと、Qスターズの設定で上段表示をベストタイムにしていたので、予選ではよかったが、決勝では前周のタイムが分からず、ダメなのか、まずまずなのか判断できず、集中力が切れる要因となった。

まとめとしては

良かったのは予選で自力で38秒台になったこと、決勝ではスタートで問題なかっただけ。とはいえ、全力で走る際の高揚感は特別なものだ。

イチかバチかみたいな走りはしておらず、勢いがないが、前進はしている。楽しかったし、やる気を取り戻すということには成功した。

ご一緒に走った皆様。直接サポートしてくれた皆様、レース開催者に感謝。

 

次の課題は1コーナーつっこみでまだ余裕があること、3コーナー進入が安定しないことか。あとは各所でブレーキをひきずり過ぎてること、余裕があるはずなのにアクセルの開け始めが遅いこと。全部と言ってしまうと身も蓋もないが。

R6 SUGOスポーツ走行2

2024年シーズン2回目のSUGOスポーツ走行

気温不明だが、25℃以上か

25分×3回

ベストは3本目の1'38.870。レースで速い人に引っ張ってもらってなら37秒台もでているが、自力の38秒台は初めてかも。

フロントサスは2023年のまま

リアサスはプリロードを最弱から5.5回転を7回転に増やす。1回転で0.3㎜程度のプリロードらしい

タイヤはスパコルSC1  V4 前回にて15分2回程度走行後

ブレーキパッドはこれまで同様のサンスター新品

ブレーキホースを自分で壊してしまい、店で直してもらった。助かった。

天気がよく、条件よいが、1本目に41秒しか出ずあせる。台数多くないが、慣らしペースの走行も多く集中しにくかった。

2本目はかろうじて39秒が出た。速いひとにはツーリングペースだが、自分はかなり集中して頑張らないと出ない。

意識したこと

ブレーキング関係:

ブレーキの掛け始めにコーナーと逆側に車体がわずかに倒れていたが方が早めに倒しこみやすい。

シフトダウンを急ぐと、リアタイヤのグリップが失われ、倒しこみができない。十分減速してからで間に合う。

倒しこみの前に外足荷重を徹底する。

コーナリング関係:

左コーナーで倒しこみができない課題があった。

どうやら体のオフセット時に下半身のホールドが足りず、左腕で突っ張っていた模様。強いブレーキ時に突っ張るのはやむを得ないが、肘を抜かないと、セルフステアできず曲がれない。肘を抜く意識がよいかもしれない。

コース関係:

1コーナー:200mと150mの間のブレーキで間に合う。登りなのでブレーキは良く効く。

2コーナー:立ち上がりはかなりコンパクトに。はらむと3コーナーに入れない。ということでアクセルはあまり開けられないはず。立ち上がりの視線は3コーナー出口へ。

3コーナー:まるで逆バンクの様。クリップを外すと立ち上がりではらみ、アクセルを開けられない。2コーナー立ち上がりであまりアクセルを開けず、的確にインにつきたいが、なかなかできない。立ち上がりはアクセルをかなり開けられるはず。

4コーナー:ブレーキポイントが明確でないが、3コーナー立ち上がりで一瞬全開か全開近くになった直後にかけないと間に合わないか。

S字:進入前にシフトアップする。登りで加速する状況だが、フロントのグリップに問題は感じないため、切り返しのために積極的に逆操舵を使ってよいのではないか。

ハイポイント:外側のゼブラが切れる時点でブレーキを掛けている。登りでのブレーキで荷重かかりすぎによる不安は少ないはず。

レインボー:下りの立ち上がりでフロントのグリップが失われやすい。進入でわずかにブレーキを掛けているが、本来はいらないかもしれない。

馬の背:屈曲のあとのブレーキでフロントの荷重が極端にかかるので、一気にはブレーキを掛けられていない。進入のブレーキ時に外足荷重で車体を外側にわずかに傾けて、ブレーキ終盤でごくわずかな倒しこみを始めるとよさそうだが、実践はできていない。立ち上がりはコンパクトに行きたいが、カントが強いのでアクセルを大きく開けたい所でもある。

SPイン:

馬の背立ち上がりから外に振ってブレーキを掛けて曲がる。何かあればエスケープゾーンが狭いので危険だが、倒しこみ時の外足荷重を徹底できれば、今の自分の遅いペースではあまり問題は起きないか。

SPアウト:下りなので進入にブレーキを掛けている。本当は不要かもしれない。

110R:進入でシフトアップし、ブレーキをかけず倒しこむ。思い切り、切り返しはできておらず、速くなる余地があるが、フロントの荷重が抜け気味の切り返しなので、何となく不安がある。

シケイン

進入では内側フェンスにある消火器の看板が目安。多分カントがあるせいだが、倒しこみながらでもかなり強くブレーキが掛けられる。ただし、リリースが早くないと握りゴケにつながりやすい。

10%:600ccはウイリーもしないし、とにかくしっかり伏せる。

 

R6 SUGOスポーツ走行

2024シーズン初のスポーツ走行、快晴、4月下旬としては異常な暑さ。

ロガーによれば25℃程度だったよう。

1本目、全8周, best 1'42.144

2本目、全9周, best  1'39.597

 

いつものスリックタイヤが入手できなくなり、スパコルSC1 v4となった

空気圧が全く不明で、ピレリのページを確認する。

https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/motorcycle/catalog/product/diablo-supercorsa-v4-sc-new

推奨

前:冷2.0-2.2bar, 温2.1-2.4bar

後:冷1.6-1.8bar, 温1.7-1.9bar

冷間 前2.1 後1.7で走ってみると、前は問題ないが、後ろのスピニングが早くて驚く。

走行後、前2.5, 後ろ2.1barくらいに上がっていた。冷間の気温は計っていないが、低くて温間で上がり過ぎたかも。

2本目の走行で温間2.3、1.8barで走行開始したら感触の問題なし。気温の影響は大きい。

空気圧計はアストロの新型エアーチャックガン。以前のパナレーサーのデジタル式と比べて9kPa程度の差(パナレーサーが0.1bar弱高かった)

サスは良く分からないので前回のまま。

ステップはマーベリックの前、下(BACK20mm, UP30mm)

何となくリアが低い感じあり。

リアサスストロークは外周が大きいスリック時とあまりかわりなく、

サスをいじらず、ハンドルバーを5㎜下げてみて良い感触だった。何となく伏せにくかったのもサスをいじらずハンドルを変更した要因。

タイヤ外径がいくらか小さいはずだが、回転数差は300rpmくらいでスプロケを替える必要はなさそう。

 

タイヤ変更に不安があったが、あまり問題なく、以前より細いので切り返しが楽で乗りやすいくらい。

10周未満でフロントブレーキが入ってきてしまったので要対策

フルード交換、パッド交換の予定。

以下を意識する

背中をまっすぐに

コーナー進入時の外足荷重

左コーナーで左腕をつっぱらない様にする。セルフステア、体の倒しこみの邪魔をしない

2023-2024 東北CX #5 福島空港ラウンド

2024.3.3 晴れ、昼の気温は12℃くらい。若干の南風

前日は土が凍っていたらしいが、当日はまずまず暖かかった

MM1 2.7km 4周 トップ35分52秒から9分6秒遅れ 14位/20人 1人DNF

2週間前にCOVID-19に罹患し、1週間寝込み、ほぼ自転車に乗っていない。三日間、ローラーを30分回しただけの状況で、DNSのつもりだったが、何となく体調が良くなっていたので出場してみた。成績は散々だが、ビリではなかったし、転倒もなく楽しめた。結果オーライである。ただし、練習不足でふくらはぎがつった。

コースはいつもとやや異なり、スタート後の草区間が短く、キャンバー後の泥区間が長い印象だった。キャンバーはドライでラインが2本出来ており、ペダルは漕げないものの、けんけんで走れた。他は泥が重く、スピードは出ない。いつもは5周だが、4周だった。

ウエアはイオンの偽ミレー網々半袖+アンダーアーマー冬用起毛長袖の上にサンボルトウインタースーツ。ネックウォーマーなし。こんなに厚着している人はいない。やや暑かった。寒いよりはいいと思っている。グラブはシマノウインドストッパーのペラペラの奴。特に問題なし。シューズにスパイクは必要。

車両はギザロGX-110。

安いので色々組付けに問題がある。性能がいいか悪いかは分からない。

純正のヘッドパーツはコンプレッションリングの厚みが足らず、トップキャップがヘッドチューブに擦れるようだ。Amazonで適当なヘッドパーツを買って組み替えたら回転が軽くなった。シートクランプが貧弱でシートポストをしっかり固定できない。滑り止めのペーストを塗って対策した。Mk.2では対策されているらしい。

福島空港は登りがあり、165㎜クランクで回しまくる自分は1対1のギヤが必要。GRXのF 46-30T, R11-30Tを使用。小さなギヤ同士は最近は効率が悪いとされているので34Tか40Tか導入を要検討。 

タイヤはSERAC MUD TLR、 圧は前後180kPa、ビットリアのタイヤインサートあり。

最近はチューブレスの運用にうんざりしている。

適切な機材を準備したので、相当ゆるゆるな組み合わせでもビード上げはコンプレッサーで何とかなるし、シクロクロスの様な短時間ではシーラントも使わないで運用できているが、とにかくビードが落ちない時がある。タイヤインサートがあるとさらに地獄である。オートバイ用のビードブレーカーもあるが、タイヤが柔らかすぎて有効でないことがある。レースごとにタイヤを替えたいが、替えるのが恐ろしく大変で半日仕事である。どう考えてもチューブラーの方が楽と思われるが、カーボンチューブレスホイールが2組もあるのに、またホイールを入手するのも気が進まない。

 

今回は初めから頑張ると体力が持つはずがないので、スタートはあまりがんばらず、ほぼビリで走り出すつもりだったが、それでも自分よりゆっくり走り出してる選手もいた。キャンバーも特に問題なく通過でき、最後の急登ではなぜか400W以上で登れた。

油断すると腰がまがり、痛くなる悪癖があるので、てきぎ上ハンを握って背中を伸ばして走る意識をもった。

病み上がりで2週間も練習できておらず、全く走れないかと思ったら思ったよりがんばれて楽しめたのでヨシといったところ。

夏はロードレースには出ないし、やることがないが、ヒルクライムレースが良いか。でもあまり遠くに遠征する気力はないな。

2023-2024 東北CX#4 ざおうさまカップ

2024.1.21 土砂降り、気温9℃、風ほぼなし

MM1  2.6km、4周 トップ34分38秒から7分4秒遅れ 10位/12人、3人DNS

本当にひどい雨でドロドロ、直前まで出走するか迷った。結果はビリ争いで悪かったが、今は経験値が増え、思い出として美化されている。

前週の練習会ではグランドは湿ってはいたが、キャンバーは快走でき、タイヤは何でも走れるような状況だった。

今回はほぼ水たまりというか沼の中を走っているような感覚だった。1月の蔵王町で雨が降るという異常事態で温暖化を実感する。

今回、勝負はともかく、風邪をひかず終えられるような装備で出走することにした。

過剰な装備になってしまい結果的にずぶ濡れになったのは足、シューズだけで、頭、手、上半身のインナーも濡れず、暑いくらいだった。

あと、いつも40分5周のレースで3,4周目に体力が売り切れるのでスタートから頑張るのはやめようとのんびりスタートしたが、結果は不良だった。

悪条件で周回数が減ることが想定できたわけだから、最初から頑張らないとダメ。

ただし、初めてタイムが周回ごとに速くなり、あと1,2周あってもよいくらいに感じたことはいい経験となった

以下すべてに問題があり、要修正事項である

・心がまえ

・装備

・ウォームアップ

・車両準備

・走行技術

・事前のトレーニン

 

・心構え

競争することにやりがいがあるからシクロクロスに出ている。

マスターズ1でそもそも優勝できるとは思っていないし、目標ともしていないが、いつものライバルには勝ちたい。ロードレースの様に集団から脱落したら終わりということがないのがクロスのいいところ。いつも下位争いを楽しんでいたはずだが、今回は環境がひどく、完走してポイントが得られればいいやと考えてしまったのが敗因。少しでも上位を狙っている人と勝負できるわけがない。気持ちを強く持たねば。とはいえ、今回あの状況で出場したことは良かった。

段々年をとって衰える頭や体だが、伸びしろはあるはず

・装備

空気抵抗や重さより濡れないことを優先した装備になった。

快適だったけど、重いし空気抵抗大きいし、これでは勝負にならない。

上半身:下からイオンの網々インナー、ファイントラック長袖インナー、GOREインフィニウムジャケット(ラファ)、ゴアテックスカッパ(モンベル)、ゼッケンをつけるための半袖ジャージ

インフィニウムのジャケットは防風でかつピタッとしていてばたつかない。振り返ればカッパを着たのは過剰だった。防水をうたっていないが、雨が染みなかった可能性は高い。でも低体温は嫌だし、風邪をひきたくなかったんだ。カッパの袖は盛大にばたついた。フードもかぶって頭が全く濡れなかったのは快適だったが、温度調整ができない。ヘルメット下のキャップが最適解か。今回思いつかなった。濡れて息ができなくなると想定し、バラクラバは使用せず

フィルム、メンブレンが入ったジャージ、カッパに安全ピンでゼッケンを止めたくなかったので一番上に半袖ジャージを着た。早朝のクラスでは透明なウインドブレーカはゼッケンが視認しにくいので、スタート前に脱がされていた。安全ピン+日東の5000番両面テープを使用したが、テープだけでもあの土砂降りの中はがれる様子はなかった。ただし、裏面に隙間ないくらい貼った。

グラブは防寒テムレス。氷点下だと冷たくて厳しいが、今回はよかった。カッパの袖の下に手首の部位を入れると浸水しない。完璧だった。

タイツ:夏用ビブの上にGOREインフィニウムのパッド無しタイツ(エチェオンド)

雨のなかで初めて使用したが、寒さを感じず驚いた。カッパと違って通常のタイツなので使用しやすい。ただし非常に高価なので転んで穴をあけたら泣ける。

シューズ:シマノXC5、スパイクピンあり

XC9と比べると柔らかいが、違いはそこよりつま先がやや上向きなこと。XC9の方がつま先に余裕がある。インソールの長さは全く同じで小さいわけではないと思う。XC5は足のゆびを背屈している感じでシューズ内で爪がこすれる。レース後靴下に穴があいていた。今回の様な雨で有効なシューズカバーはないと思われるので、使うなら防水ソックスだが、ランが多いとすぐに穴が開きそうで気が進まない。濡れて皮膚がひどいことになるかとおもったが大丈夫だった。

ペダルはタイム。なぜか左足だけはめにくかったが、クリートの向きの問題かもしれない。特に問題なし

・ウォームアップ

前回いわきでウォームアップをしっかりやったらスタートはとても良かったと感じていたのに、装備準備のバタバタで全くウォームアップせず。結果的に尻上がりのペースアップはできているが、スタートのかかりが悪すぎた。バカなんだろうか、そうなんだろう。

いつもスタート3時間前の時点で食事はとり終えるが、後半たれないようカロリーメイトゼリーを30分前にとった。最大心拍の中でも気持ち悪くなったりはせず良かったかもしれない。

・車両準備

油圧ブレーキの車両でスタートしたが、1周目で前輪をパンクさせ、某機械式ディスクブレーキの代車に乗り換えた。3周目時点でパッドが減り、ストロークを使い切ってしまった。パッドの残りはあるが、アジャスターが手元になく、調整不可。基本的に泥で減速するのであまりブレーキをかける場面がなく、リアブレーキがかろうじてかかる状況だったので何とか完走できた。過酷な環境では油圧でないと厳しいことを実感したが、カンチブレーキでME1を走っている選手もあり、人によるのかもしれない。

 代車のタイヤがマッドタイヤでなかったのは厳しかった。準備不足。

どこでパンクしたのかわからなかったが、忍者返し前の下りか。自分と同クラス、ME1でもパンクはあったようなので、泥のなかで石が出ていたのだろうか。タイヤを今後耐パンク用にするか要検討。ビットリアのタイヤインサートを入れていたので、ピットまでは走って戻れたが、ビードが落ちないだけでまともに走れない。ちなみにIRCのインサートはパンクしても走れそうなくらいしっかりしているが、タイヤのつけ外しが地獄。

 ・走行技術

技術的に泥のコーナーが異常に遅いことを思い知った。路面抵抗が重くて勝手に減速するので、ある程度のスピードで突っ込んでも大丈夫だが、安全に進入しすぎるし、車体が立っているからペダルを漕げる状況なのに休んでコーナリングしてしまっていた。立ち上がりで踏みすぎてしまい、コーナー途中で踏めないという悪循環だったと思う。転んでも怪我をする状況ではないので、もう少し気合を入れないと。でも転倒がなかったのは良かった。ランが遅いのは諦めている。歩き、走りが嫌いで自転車に乗っているので。

・事前のトレーニン

今回はCTL40弱に低迷。ただ、最近フルスクワット、プランク日課にするようになって、少しよい方向かもしれない。性格的に睡眠不足が年中課題である。

次回は福島空港。どんな天気だろうか。

photo きち @56be_0322

 

ハヤサカサイクル シクロクロススキルアップスクール

2024/1/14 晴れ、気温朝7℃、昼9℃くらい、風はあまりなし

次週は蔵王町でのシクロクロス。前週に実際のコースでの練習会があり参加してみた。

同日は宇都宮でのシクロクロス全日本選手権があり、見に行くか迷ったが、エリートは午後遅くのスタートで帰りが遅くなるのでスクールに申し込むことにした。ツイッターで告知があり、申し込みもネットで。

朝9時集合から13時過ぎ解散

参加者は男女30人程度で盛況でした。実際のレースコースを走るので、全くの自転車初心者には勧められないが、出場する人なら速い、遅い関係なくおすすめできる。

ME1選手二人についてコースを2周して、その後要所を繰り返し繰り返し、キャンバーなどを何回も走って、各自勝手に休憩したり、離脱しながら、12時過ぎにいったん休み。ごく短時間の休憩後12時20分くらいから模擬レース。自分の場合は本番は5周が想定されるが、すでに疲れがあり、ライバルと3周でと走行中に決めて、最後ゴールラインは不明なものの、スプリント勝負を楽しんだ。かなり追い込めた。

 

コース自体は昨年と大きな変更はなさそう

グランドは朝は締まっているが、昼近くなると、砂が泥っぽくなり、グリップが低く、コーナリングは難しい。忍者返しは今回は何となく登りやすかった。

土の長いキャンバーは今回はかなり走りやすく、ペダリングでき、かなりスピードが出るので逆に怖かった。本番前に雪など降ると条件は一変しそう。

芝のキャンバーも繰り返し走ると、タイヤの泥はとれるのでグリップが効きペダリングできた。3か所目の上り下りについて土が掘れてかなり難しかった。乗車できたりできなかったり。本番で路面が荒れると乗車は無理かも。グランドに戻る前の段差の練習でパンクしてしまった。ホップは不得意なので要注意。

事後のインサートが入ったチューブレスタイヤ交換がものすごくたいへんで疲れたが、練習会自体はとても楽しかった。

これまでギヤはGRX使用でF30T、リヤ11‐30T、忍者返しで30T-30Tを使用するというあまり一般的でないことをしていたが、今回はフロント36T、リヤ30Tもしくは27Tで登ってみたが、どちらでも行けた。クランク165㎜で回しやすく、踏みにくいので軽いギヤばかり使っていたが、今後色々試してみたい。

 

 

2023-2024 東北CX#3 いわきラウンド

今回は水曜日の通勤中に転倒し、左手と左側胸部の痛みが残っており、

日曜日の出場に不安があったが、結果としては影響はなかった。

リザルト10位/17人 2.8km 6周 トップから3分49秒遅れ

これは全く実力通りだった。逆にロスやミスは無かった。

あるとすれば1周目に頑張りすぎており、ペース配分がよくなかったくらい。

 

2023.12.24 曇り。気温は昼で9度くらい。少し北風。

路面は草、舗装、ごく一部に湿った土。

日がなく、全く暖かい感じはしないが、気温は低くはなかった。

サンボルトウインタースーツ、イオンのメッシュインナー、ネックウォーマーなしで問題なし。レース中にジッパーを少し下げたくらい

 

ウォームアップ不足が問題になったことがあり、今回はローラー台、ミノウラのFG-220を持ち込んだ。時間がなく、慌てたが有用だったと思う

 

タイヤはSERAC EDGE TLR リム内幅22mm、インサートありで前後170kPa。

今回のコースは舗装が多く、トラクションが必要な急坂やブレーキを要する下りは無し。キャンバーもなし。東北シクロクロスでEDGEの出番が来るとは思わなかった。

 

スタートまで1時間の時点で前日の寝不足から車内で寝ており、慌てて準備を開始し、代車をピットに急いで持ち込み、ランでスタート地点に戻るという段取りの悪さでスタート直前のウォームアップはむしろ十分であった。

 

コースは高速コースで平坦だったが、ごく小さな山の乗り越えが何回もあった。

ギヤはフロント36T、リヤ11-30Tで36-30Tを多用した。平坦の直線も11Tまでは使わなかった。フロントシングルでチェーンキーパー的なものなしだった問題なかった。ただ、ME1を見ているとチェーンを外している選手もいた。スピードが上がると問題になるのだろう。自分にはまだ関係なさそう。

ハンドルバーも普段は幅420㎜(C-C)だが、平坦用に400㎜にしてよかったと思う。

パンプトラックは事前に地元で2,3回だけ走り何となく慣れたので問題なかったが、特段のアドバンテージもなし。

丸太越えのシケインがあったが、エスケープもあり。乗車で行くとわずかに遅いようだが、楽なのでエスケープを使用した。

今回は1周2.8kmと短くないが、スピードコースでいつもなら5周のことが多いが6周だった。最後は前から遅れ、後ろについてくる選手もなく、完全にタレてしまった。

1周目のスピードを維持できれば何とか競争になるが、現時点ではスタミナ不足が否めない。ただ、パワー自体は最小限はあったよう。普段フルスクワットをするようになり効果はあった模様。

長時間乗るしか持久力はつかないよなあ。どうやって練習したものか。