ぶらりらいぶらり:長崎大学図書館ブログ

長崎大学附属図書館からお届けするブログです。 ぶらり、ぶらりと図書館へどうぞ。

英語の多読にチャレンジ!

みなさん、多読ってご存知ですか?

読んで字のごとく、本をたくさん読むことですが、

英語学習における多読は、ただたくさん読めばいいというわけではなく、

読み方も重要になってきます。

英語多読:すべての悩みは量が解決する!」

830.7 / Sh28(図書ID:3191691)

 

この本では多読のやり方についてわかりやすく説明されているので、

誰でも簡単に取り組むことができます。

多読をする上で大事なポイントは、

①辞書を使わない

②わからない単語は読み飛ばす

③絵本のようなやさしい本から始める

だそうです。ほんとにこのやり方で英語がスラスラ読めるようになるの?と

疑いたくなりますが、実際にこのやり方で多読を続けた方の体験談を読むと、

チャレンジしてみようという気になってきます。

そしてなにより大事なことは、楽しみながら読むことだそうです。

自分が面白いと思える本をたくさん読むことが多読を続けられる

最大のコツのようです。

経済学部分館の2階にある語学コーナーには多読にぴったりの本が

たくさんあるので、この本で多読のやり方がつかめたら、語学コーナーの本を使って

多読を始めてみましょう。

レベル0~レベル6までの本があり、種類も豊富で段階的に取り組むことができます。

多読に興味がある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

福田

 

シリーズ:永安学長に聞いてみた(第4回:国内外へ)

学長に就任してまだ半年をすぎたばかりですが、永安学長は、いきなりスタートダッシュで、精力的に国内外へ出張。3月には韓国・ソウルへ、4月には福島へ、と忙しそうです!

 

ソウルでは、長崎大学と国際ワクチン研究所(IVI)の包括協力協定の調印式が、行われました。長崎大学は「感染症研究出島特区(DIDA)」を設置、日本医療研究開発機構(AMED)による「ワクチン開発のための世界トップレベル研究開発拠点の形成事業」の研究開発拠点にも採択されています。長崎大学とIVIは、ワクチンの研究開発分野において、共通する部分が多く、連携による相乗効果が期待されます。

韓国:国際ワクチン研究所(IVI)にて、Jerome Kim所長との調印式

 

崎長:どうでしたか、ソウル? プルコギは食べて、明洞で買い物して、サウナに入って、アカスリやってもらいましたか?

学長:いやいや~そんな暇はないよ(笑)。トンボ返りでね~。それに移動がね、大変だったのよ。行きも帰りも、新幹線とまっちゃってさ、ひやひやしたよ。

 

秘書室長情報によると、学長の乗った行きの西九州新幹線において、長崎→諫早間のトンネルの中で車両が緊急停止。「安全確認作業中です。完了時間は未定です」のアナウンス。ヤバい、仁川行きに乗り遅れると焦りまくる同行する秘書室長。30分後、車両が動き出したものの、武雄温泉からのリレーかもめは既に出発。おいおいおい、それはないよ~。次便の特急は超満員で同行は立ったまま約1時間揺られて博多駅へ到着。幸い、仁川行きの飛行機に何とか滑り込みセーフ。汗かきまくりの秘書室長、ご苦労様でした!

 

復路は、学長は京都で学会のお仕事。京都駅→博多駅長崎駅の新幹線に乗車予定でしたが、同日朝に山口県で起こった事故により、終日大幅にダイヤの乱れが生じており、だいぶ遅れて帰ってこられた模様…。なかなかタフな出張だった学長、ご苦労様でした!

 

崎長:福島はどうでしたか? また、新幹線止まりましたか?

学長:(笑)今度は大丈夫。予定通り。

崎長:残念(笑)、ネタになりませんでしたね。2011年の東日本大震災の時は、僕も派遣させてもらいましたが、それから多くの長崎大学の教職員が継続して支援を続けていますが、今回はどういう目的で?

学長:ひとつは、これまで本学が関わってきた福島の復興の現場をこの目で見ること。もうひとつは、今後の更なる関係強化に向けて各機関の代表の方々と意見交換することだったね。

崎長:なるほど。学長が目指す、地域に根ざした視点とグローバルな視点を持った活動ですね。つまり、東日本大震災で意識することとなったグローバルヘルス、グローバルリスク、グローバルエコロジー、これらの全学的な実践活動ですね。

学長:お~、よく勉強してるね(笑)

崎長:図書館長ですから(笑)

 

【今回の活動】
1日目に福島県庁、福島医科大学、福島国際教育研究機構を表敬訪問。また、東日本大震災原子力災害伝承館を見学。2日目には、本学が拠点を置く双葉町富岡町大熊町川内村の首長を表敬訪問。

 

福島県庁にて、内堀知事とともに記念撮影

山下俊一副学長(福島県立医科大)の案内で、高村昇教授(長崎大学 原研国際)らとともに福島県立医科大学キャンパスを見学

福島県立医科大学にて、原子力災害を想定した学生実習の様子を見学

東日本大震災原子力災害伝承館にて、同館館長 高村教授より説明を聞く

 

【参考:長崎大学ホームページ】

www.nagasaki-u.ac.jp

 

www.nagasaki-u.ac.jp

 

【連載第44回】フクロウ館長イチ推しの本

『87歳、現役トレーダーシゲルさんの教え : 資産18憶円を築いた「投資術」』
藤本茂著(ダイヤモンド社, 2023.11)

今年、新NISAが始まった。
ある学生が「FX」を勉強していると言った。

 

「FXって株? 危ないんじゃ」と僕が言うと、

「株じゃないですよ」と笑われて、

「じゃあ、NISAか?」と言うと、目を丸くされて、

「(このおっさん何にもわかってない…)先生、勉強してください」と諭された。

FXだかなんだか知らないが、時代は新NISAだ。

要するに、国が言っているのだ。「投資をしないさい」と。「(おまえらの年金はないから)投資をしなさい」とは国は言ってはいないのだが、僕はそう勘ぐる。そこで、とりあえず本屋さんへ行って新NISAの本をパラパラとめくったのだが、正直なかなか難しそうだ。ふと下を見ると、平積みでこの本があった。

1ページ目から面白い。

「1936年(昭和11年)、二・二六事件が起きた年、兵庫県の貧しい農家の家に、4人兄弟の末っ子として生まれた。」

 

著者・藤本茂さんのことである。いろいろあって、現在87歳の現役デイ・トレーダーである。デイ・トレードとは、毎日株等の取引をして、それで生計を立てている人であるわけだから、膨大な経済情報を得て、瞬間の値動きに反応して売り判断・買い判断をする。87歳ですよ! 僕は在宅医療の医師でもあるわけで、たまに株をしている患者さんがいるが、さすがにデイ・トレーダーはいない。

 

シゲルさんの人生の前半部分は、めちゃめちゃ破天荒で面白エピソードが満載だ。貧しい家に生まれ、高卒でペットショップに勤め……。バブル期には10億円の資産を作り、それが弾けて…。株をやっている人ならさらに面白い。具体的な銘柄や取引方法なども書いている(ちょっと、素人にはわからない部分もあるが、やさしく解説してある)

 

読み終えて思ったことは、シゲルさんは、一言で言うと、野球の神様、イチローみたいな人だ。18億もあるのに、質素なマンションに住んで、必ず朝2時に起きてコーヒーを飲みながら、マーケットをチェックする。日経新聞を読み、簡単な朝食をとり、散歩した後、マーケットに臨む。真剣勝負。ルーティンを崩さず、無駄な贅沢をしない。準備を完璧にして、戦いに臨み、反省のノートをつける。それを来る日も来る日も続ける。

 

勝負師、プロフェショナル。シゲルさんは言う。

 

「お金は副産物。無駄なお金は使わないこと。そして、自分にウソをつかず生きていること」

 

う~ん、深い。そうは言うものの、18億をさらに増やしてどうするんだろうか…。もしよかったら、図書館の雨漏りを修理するのに寄付してもらえれば…ホ~ホッホ!次回をお楽しみに。

 

▼所蔵情報

opac.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

これまでの書評はこちらから読むことができます。

booklog.jp

 

【黒にゃんこ司書のつぶやき】
こんにゃちは、黒にゃんこ司書です。投資・・・一昔前までは「素人が手を出すとヤバい」ものだったのに、今では政府が率先して「みんな投資しよう!」と宣伝していて、かなりカジュアルなイメージになっていますよね。経済センスがない私はそんな流れをスルーしていますが、めちゃめちゃストイックなシゲルさんには興味津々です。気になった方はぜひチェックしてみてください。それじゃまたにゃ~♪

体についてゆる~く知ろう!

皆さん、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?

遠出した人、帰省した人、いつもと同じ感じだったよという人も、体に疲れが出ていませんか?

今回は、世界一ゆる~く解剖学を知って体の不調を解消する本をご紹介します!

 

 

ゆる~いイラストで、体と筋肉のしくみを知れるこちら。自分の骨や筋肉がどうなっているのか、気軽に学べる本です。不調のケアのしかたも紹介されていますよ。

書名:からだと筋肉のしくみ : 世界一ゆる~いイラスト解剖学 / 有川譲二著・イラスト

請求記号:491.169||A71

図書ID:2159129

配架:医学分館1F:ひとやすみ文庫

 

 

とにかく疲れを取りたい!という人は、こちらをどうぞ。解剖学で体の中を見える化し、効率的に体の不調を解消するというコンセプトの本です。1冊まるまるコンディショニングについて書かれていますよ。

書名:解剖学的コンディショニング : 世界一ゆる~い! : 体の中を「見える化」して、不調を解消 / 有川譲二著

請求記号:492.75||A71

図書ID:2159183

配架:医学分館1F:ひとやすみ文庫

 

 

ゆる~いイラストで、気軽に解剖学について知ったり、自分をいたわったりできますよ。

ぜひ読んでみてくださいね!

 

 

So22

「就職・資格関係図書限定」リクエスト受付中!

学部生・大学院生のみなさん、「学生希望図書リクエスト制度」をご存知でしょうか?
読みたい図書が図書館に所蔵されていない時、購入リクエストができます。

この制度をもっと利用してほしい!という思いから、テーマを限定した特別企画を実施します。
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学生希望図書特別企画【中央図書館】
「就職・資格関係図書限定」リクエス
期間:5月7日(火)~5月26日(日)まで
対象:本学の学部生、大学院生
冊数:1人3冊まで(合計5000円程度)
※リクエストいただいた図書は中央図書館に配架します。

リクエストフォーム↓↓

https://forms.office.com/r/U3SCGTJSR1

リクエスト用紙でも受付中!
中央図書館1階の階段横に設置しています。

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リクエストフォーム or リクエスト用紙に必要事項を記入して提出するだけ。
図書が到着次第、最初に借りることができますよ。

資格試験に向けた参考書でスキルアップを目指すのもOK!
就活に備えて、企業研究やWEBテスト、面接対策に役立つ図書のリクエストも良いですね。

通常の学生希望図書リクエストとは別枠ですので、どなたでもリクエストできます。
初めてリクエストします!という方も、何回もリクエストしています!という方も大歓迎。
ぜひこの機会にどうぞ。

                                     Ichimi

勉強に、息抜きに、医学分館へ。

三連休と四連休に挟まれ、そっと5月に入りました。

旅行やサークル合宿などの予定がある方もいれば、「いや、この時期にこそ予習復習を!」という方もいると思います。

医学分館は静かで勉強に集中できる環境ですが、ちょっとした息抜きができるスペースもあるんですよ。

食事ができるリフレッシュコーナー?会話ができるラーニングコモンズ?

いえ、今日ご紹介するのは閲覧室です!

閲覧室のどこに息抜きスペースが…と思ったアナタ、もう少し歩をすすめてみましょう。

おや?柱の裏に何かあるな…

なんと、一人掛けソファがあるのです!しかも2か所!

(右上にチラリと見えています)

応接室にあるような、立派なソファ。座り心地もいいですよ♪

勉強で疲れを感じたときには、このソファでゆったり休憩してみてはどうでしょうか。

 

そしてこのソファ、1階閲覧室だけではなく2階にもあります。

こちらも閲覧室にまっすぐ歩をすすめていくと、奥にソファが。

向かい合わせですが、おしゃべりはしないようにしてくださいね。

 

医学分館は、ゴールデンウィーク期間中もずっと開館いたします。

(※中央図書館と経済学部分館は、それぞれに休館期間がありますのでご注意ください)

勉強に、余暇を過ごすために、どうぞご利用ください。

 

K.O

新入生向け資料収集ガイダンス実施中

附属図書館では毎年今の時期に、新入生が全員受講する「初年次セミナー」の一コマを使って、「資料収集ガイダンス」を開催しています。

 

www.lb.nagasaki-u.ac.jp

 

この時間では、レポート・論文執筆の際に必要な、基本的な文献検索のスキルを身につけることを目的としています。図書館資料にどのようなものがあるか、検索ツールとその使い方、引用する際の注意点などを中心に、新入生向けにご案内しています。

 

 

中央図書館での授業後半では、演習問題に取り組んでもらいます。昨年までは講義内容をふまえた資料の検索問題を解いてもらっていましたが、今年は新たな試みとして、館内探索(読みたい本を探す・借りる、図書書庫見学)の時間を設けています。自分で実際に書架から読みたい本を探す体験をしてもらうことで、「本を借りる」ことのちょっとした心理的障壁を、少しでもなくせたらいいと思います。また、自動貸出機の使い方もこの際に案内しています。

 

これからの大学生活でたくさんのレポート課題に取り組む中で、このガイダンスで学んだことを役立ててくれたら嬉しいです。

 

授業で使用している館内ツアー動画やテキストは、こちらのページで公開しています。

www.lb.nagasaki-u.ac.jp

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