あれから2年

なんとなく書いたものが消えてしまうのがさみしくて

一気に昔のブログをアップしました。。

東日本大震災があってやめてしまっていたのですが、

また書きたい時が出てきたのではじめようと思いました。。

 

あれ以来どうして生きているのか

そもそもなんで今にこんな風に生きて何の意味があるのか。

 

もっともっと過去のことが何度もフラッシュバックしてきて

なぜかそこに戻ってしまう自分がもういやになったのでした。

心のどこかに何かがあるならば、それを見てみたい

どんな形でどんなことを閉じ込めていたとしても

しっかりと見て進むこと以外に興味がなくなったような

気もします。

 

たぶんおかしなことを言っていると思われるかも知れないけれど

しばらくいろんなことは気にしないで書いていこうと思います。

マドンナ作 イングリッシュローズィズ


マドンナがはじめて書いた、子供たちのための本です。

2003年11月に発行されました。 




絵を描いたのは、ジェフリー・フルビマーリ

世界的に活躍しているトップイラストレーターで、

『Caz』の表紙やサン スターOra2の広告等で有名です。

訳は、江國香織(えくにかおり)さん。


マドンナ 作、ジェフリー・フルビマーリ 絵、江國香織 訳

当時、こんな素敵な3拍子に目を奪われて、本屋さんで手に取りました。





全部のページに、ジェフリー・フルビマーリの絵が載っていて、

ストーリーは、

いつも一緒で仲良し4人組の イングリッシュロズィズ。

でも、彼女たちは近所に住む、勉強も運動も出来て、

綺麗で、誰にでも優しいビーナという女の子にちょっぴり嫉妬。


ビーナはそんな感じで、いつもひとりぼっち。


そんな彼女達にお泊りした先のママが言ってくれました。

そんなにはすに構えないで、誘ってあげたら?って。。


そしたら、その夜、みんなの夢に妖精が出てきてみんなでピクニック。

それで、魔法の粉を振りかけたら、誰にでもなれるからって、

一度ビーナの暮らしをのぞいてみようって。。

そうしたら。。。

ビーナはお母さんがいなくて、お父さんと二人暮らし、

掃除も洗濯もお料理もゴミだしも全部してそれから勉強をしていました。

ママがみんなやってくれているみんなとは違いました。

それで誰もビーナをうらやんだりする気持ちがなくなり、お家に帰りたくなります。

そして、ビーナに優しくする、自分の人生についてぼやいたりしないって誓いました

そして、ホントに素敵な女の子になってゆくお話です。


友情と思いやりの大事さを描いたストーリー。


大人が読んでも素敵なお話です。。






当時、うちの子どもがまだ幼稚園だったのですが、

本を読むのが好きだったので、ふりがなをふってあげていたようです。

すっかり忘れていました。。

子どもは今も時々この本をのぞいているようです。。


いろんなコトが思い出になるといいな。。

素敵な本に出会う楽しみ見つけてくれるといいな。。


2011年2月12日

夜の国立新美術館


お世話になった先生の退官パーティーで

レストラン「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」へ行ってきました。



東京都港区にある 国立新美術館 の中にあるレストランで、

暗い美術館の中へ入ってゆくのがスリルでした。

門の前で警備員さんに一旦呼び止められるのも怪しいことしてるようでウキウキ☆

暗闇に浮かぶ気球のようなシルエットの建物で、

ボワ~っとした光でできているようで素敵でした。





建物の中に入り、硝子で出来たエレベーターで3Fまでゆくと、

光の柱が並んだような美しい壁が目に飛び込んできました。

広々とした気持ちのいい空間を歩いてゆくとすぐ反対側にありました。



神経がとがるような威圧的な綺麗さではなく、なんとなく暖かみのある美しさでした♪





レストランは1階から広がる円錐形の上に、宙に浮かんだようにありました。



↑ ↓ こちらは、2階にあがる途中のまた別のレストランです。

エレベーターから撮影しました。




国立新美術館(こくりつしんびじゅつかん、THE NATIONAL ART CENTER,TOKYO)は

東京大学生産技術研究所跡地に建設された美術館で、

学生の頃この地に通われていたとのことで、

この美術館のレストランを選んだそうです。


そんな素敵なエピソードがあったなんて、あとから聞いてうるっとしてしまいました。

参加した私までもその歴史にちょっとだけ参加させてもらったような気持ちです。

お疲れさまでした。。ありがとうございます。




帰りに建物を背にして歩いていると、広く開けた視野に、東京タワーが目に飛び込んできました。

六本木からすぐの所に、建物に邪魔されないこんな素敵な空間があるのですね。



NHKプロフェッショナル伊藤美恵さんの回を見て思った気持ち


NHKプロフェッショナル伊藤美恵さんの回の録画を見終えた。。


幼少時代の裕福な暮らし、

父の失職からデザイナーとしてブティックを立ち上げ話題に。

その後、取引先の倒産により34歳で4億円の借金を背負う。

壮絶なアップダウンの連続。。。



『 何しろやるしかない。 』



その壮絶さや努力に自分は足元にも及ばないが、

今の仕事を立ち上げてからの自分の公私共人生と重ね

過ぎていったコト厳しさ思い目頭熱くなる。。



『 伊藤美恵さんの仕事の流儀 』

眠れる宝を、掘り起こす

感情を、伝染させる

思いは伝わる、熱は広がる



『 前を向き続ける 』



伊藤さんは、広報の仕事でかかわったブランドから請け負った仕事が終ったところで契約は全うされるが、

それ以上のことをやりたいと思っているそうだ。



「お受けした以上 よくなってもらわなくては困る」

「あの時手伝っていただいて こんなに頑張りましたよ その後」

「って言っていただいたことが結果です。」 

「仕事の結果を残すということはそういうことですから」


と、、、


姿勢に学ばせていただくことが沢山あった。



これは、神様が私に見せたのだと思うときは時々あるけれど

急に何か力がわいてきて明るくて不思議な感覚になった。



いつの間にか、私も若い世代の人たちがまぶしく可愛いと思う年齢になってきた。



私は自分の成功も失敗も苦しみも幸せも全て同じような感覚で持っている。

隠そうとおもう気持ちすらない。


反面教師になってもいいし、何かイイコトを感じてくれるならそれも幸せ。




とにかく前を向いてがんばる。



全てのことが決まっていたとしても。

表参道A4出口

 もうすぐ春になる頃、秋のアイテムの展示会シーズンです。

表参道へ行ってきました。

実家がブティックを営んでいたので、展示会シーズンになると連れてきてもらった懐かしい場所です。

迷わないようにA4出口、A4出口、といいながら階段を登って、

FROM1stに時々行ったこと思い出します。

まだギャルソンもなくて、少し静かな街。

子供の頃の思い出というのは、いつまでたっても懐かしいものなんだなと思います。


・・・


街を歩く時はこんな曲を友達に。。



どこまでも続くような遠い気持ちになる印象の曲で、

少しだけ現実から離れているような気がする感覚が好きです。。


・・・


ギャルソンを右に曲がり、島田洋書店のある一角をとおりすぎて、骨董通りへぬけてゆきます。

静かで落ち着いた素敵な通りです。

こんな提案を選んで生きている人がいるんだなってちょっと憧れのため息がもれる通り。



島田洋書店をすぎたあたりにあった緑で覆われた建物。

豊かな感じでここで住みたいと思ってしまいました。(当たり前か^^;)とても素敵な雰囲気でした。



バリかどこかの温かみのある手彫りのチェストにディスプレイされていました。



そして、次の細い十字路の左側にある雑貨屋さんが【 Madu(マディ) 】です。


Maduは、南フランスの香りがする洋食器や、普段の生活に似合う和の食器、

生活をちょっと可愛く豊かにしてくれるようなあたたかみのある雑貨など扱っていて、

どうしても寄ってしまう、大好きなお店です。。



春をむかえるディスプレイが可愛くて素敵でした。

水色のお花のはしおきを見て、そうだ春だ!と、新しいはしおきが欲しくなってしまいました。



フランスのキッチンクロスに、可愛い小物。

お値段も数百円のものでも、生活の場にちょっとあるだけで、こころがホッとなごみます。。

そんな提案がお店のあちらこちらにあって、のぞいたり、じゃがみこんだり、

もう夢中になってしまいます。。



そして、

お仕事もして、(← 6文字で終わり) 、

またMaduへもどり、実は、ここに載っていないものを買いました。。

それから、南青山へ来るとよりたくなるお店がもう一件、

ずっと同じようにそこにいてくれるカフェ、カフェレジュグルニエ

 オレグラッセ という飲み物をいただきました。

ミルクと甘くて苦いコーヒーが最後まで一緒にいただけていつも不思議に思います。



忙しすぎてこころなくしかけていたのですが、気が付いたらフラットな状態に戻っていました。。

自分の好きな時間をもつことは大切ですね。。


!それから、歩きながらツイッターでツイートしていたら、

島田洋書店のすぐお近くでお仕事をされてらっしゃるフォロワーさんがいらっしゃいました。

教えて頂いたところまで来たつもりだったのですが、

帰ってから、自分が地図の読めない女だとわかりました。。。

間違ったところで上のほうをみあげていました。。ゴメンなさい。。(uu*)

でも、そんなコトが起こるなんて、素敵すぎますね♪








暗闇快怪音屋敷 の感想

ラブキン



阿部海太郎さんの 「 暗闇快怪音屋敷 」 を聴きに、ディクショナリー倶楽部へ初めて行ってきました。

クラブキングは、
フリーペーパー「DICTIONARY」、 InterFM「桑原茂一のPirate Radio」、
さらにPodcast、Web、イベント等を独自に融合した、総合プロデュースカンパニー。

BEAMSとのコラボレーションアイテムや、
中西俊夫さん、みうらじゅんさん、リリーフランキーさん、タムくんも♪
様々なアーティストの方のTシャツも買えちゃいます!私もはじめて知りました。

ここで買えます!)


2010年7月渋谷区神南に”学ぶを遊ぶ。
大人の学校”ディクショナリー倶楽部 ART SCHOOLを開校しています。


ディクショナリー倶楽部は、
ラブキングが運営するオープンスペースです。
校長:茂木健一郎さんをはじめさまざまな講師陣を招いて開かれています。

ART SCHOOL、ビジネスユースの展示会・イベント・ワークショップ、
個人ユースのパーティー、撮影ロケーションなど、さまざまな用途に合わせて使用できるそうです。


桑原茂一さんは、

自分が学生の頃から感性を刺激されることがあると必ず目にしたお名前で、
自分の中で自分にとって正しい人というか大切な人という漠然とした認識で生きてきました。
フリーパーパーの「 ディクショナリー 」今も大切に持っています。






今読むと、その時にその文章を読んでときめいていたその気持ちに戻ったようで、

時間というものが存在しなかったかのような夢を見ていたような気分です。


さて、


迷いながらもたどりついた校舎にはプロジェクターで映像が映し出され、
幻想的な空間がこれから楽しいコトが待っているよと迎えてくれました。






映像 ヒロ杉山 with エンライトメント 


「 暗闇快怪音屋敷 」

その日、ディクショナリー倶楽部の校舎は暗闇屋敷に変わる。
真っ暗闇の中で、まだあなたが出会ったことのない阿部海太郎に出会う。新感覚な音楽LIVE体験。



CDを手にして聴いてから、その新しい才能というか音楽にワクワクし

阿部海太郎さんの音楽を暗闇の中で聴けるの?

と、

この企画に魅力を感じ、行きたくないと言っていたお子を説得しやっと行きました。
私も初めての体験でしたが、
そういう場に行くことや、人にあわせるだけでも何か感じてくれると信じているので
Dictionaryの場に連れて行きたかったのです。。

自分だけでは教えることの出来ないコトを何か感じてくれたらイイナと。。思い出としてでも。。




聴くというより体で感じているよう。。

時計の音が鳴り、森へ迷い込む観客。。

鳥の羽音、ガサガサと揺れる木々のざわめき。

目を閉じても開いても同じ真っ暗闇。床に座って目を閉じて聴いていました。

夜は暗い。森は暗い。真っ暗闇で音がする。感性に響く素敵な旋律が聴こえてくる。

童話の主人公になったみたい。



未来の時間に扉を開いた時、

私はタイムマシーンに乗って、

いつかの私にこの時間を思い出させることでしょう。

まるで時間など存在しなかったかのように。




阿部海太郎さんのプロフィール

1978年生まれ。音楽家、作曲家。

自作をピアノやヴァイオリン、パンデイロ等、様々な楽器で演奏する。

東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三過程にて音楽思想史を研究しながら、実験映画や舞台などへの音楽制作を行い学生生活を過ごす。作曲は独学。

帰国後、シアタープロダクツのファッションショーや、D-BROSの映像作品の音楽を制作。07年に1stアルバム『パリ・フィーユ・デュ・カルヴェール通り6番地』を、08年に2ndアルバム『SOUNDTRACK FOR D-BROS』を発表。

10年にコンピレーションCD『apart my surround』にも参加。
現在はコンサート活動の他、サウンドトラックの分野でも活動の幅を広げており、
これまでに蜷川幸雄演出のシェイクスピア作品(『リア王』『から騒ぎ』『冬物語』『ヘンリー6世』『じゃじゃ馬ならし』)、
映画『ホノカアボーイ』、花王ソフィーナ・ボーテのCF音楽などを手がけている。



ミンディになりたい

「 KICK-ASS キック・アス 」

twitterのフォロワーさんに教えてもらって観てきました。




観てからわかったのですが、アクション映画でした。。。あは。


アクション映画て、、、ほぼ初めて、、、み、、、た、、、アセ


ぼっ、ぼうりょくっ!! ふっ、不良っ!! バッ、爆発っ!!


、、、アタシ、、、

、、、この映画、、、

、、、耐えられるの?、、、

、、、と、思いましたです、、ハイ、、(◉▿◉;)



アメコミ好きのオタク男子のデイブがヒーローに目覚めて勝手に街のパトロールをはじめるうちに

ちょっとした事件に巻き込まれたり、YouTubeで大人気になっちゃったりに、

マフィアに間違って狙われて、本格的訓練をしているホンモノの自衛団も現れて・・・・

なストーリーです。たぶん。





ミンディ=HIT GIRL (女の子13歳 クロエ・グレース・モレッツ)が

一人で敵をガンガンころしてゆくシーンが爽快


YouTube Kick-Ass International Trailer [HD] 



も~ホント、カッコよくて、カッコよくて、ミンディになりたいっ☆

パープルのウィッグ欲しい☆

あのカッコしたい~~~☆

アタシ、コスプレする人の気持ち、、、今ならよくわかる。





ミンディ=HIT GIRL のお父さんデイモン=Big Daddyは、ニコラス・ケイジ。(「月の輝く夜」にも出てたそう。忘れてる。。)

正気と狂気のまじったとぼけた感じがステキだった。

ちょっとなかせるのもこの人でした。。。



ミンディがカッコよくて、ビッグダディがステキだったコト以外は、

主役の青年のアホらしさとかがカワイイのかも。。

マフィアのボンボンとデイヴが改造車に乗ったときに、

ナールズ・バークレー「クレイジー」って曲が流れて、

その次の曲がノリノリでなんだか浮かれた気分になりました。

ミンディが活躍するシーンだったかなこの曲がよかった。
The Dickies - Banana Splits


Kick-AssのサントラYouTubeがありました

1) Banana Splits - The Dickies..............................[0:­09 - 2:03]
2) Bad Reputation - The Hit Girls..........................[
2:06 - 4:52]
3) There's a Pot a Brewin' - The Little Ones........[
4:55 - 8:09]



最後の字幕が流れてくる時の曲もよかった。

音楽の使われ方が気分をあげてくれるかんじでナイスタイミングだったし

サントラちょっとほしいかもとも思っています。

泣いちゃって、ウォータープルーフのマスカラ買わなくちゃって思ったのはヒミツです。

新しい世界が広がりました。。(^艸^) ♪ 教えてくれてありがとうです♪



この映画は、ガンガン人がしんでも、血がどばーっと出ても、悲惨じゃないし、悲しくなくて、

アメリカンコミックを見ているような感覚で楽しいって映画。。。



コワいって意味なら 「 空中庭園 」 みたいな映画の方がワタシはコワいです。


2011年2月4日