迷路


昨年、一年生の時に
末っ子は迷路にハマった

正確には迷路を
描くのにハマった

初めは自由で
可愛らしい迷路

大人ではとても
このような発想は難しい

これはいいぞ!と褒めれば
次々に新作を描きあげます。



まるで絵本の挿絵のような
綺麗な線
まとまった構図は
とても小学一年生の
作品とは思えない

クラゲ1つ1つが
なんと可愛らしい事


やっぱりお前は天才か!

褒めるもんだから
どんどん作品は増えていく




そうこうしている間に
いつの間にか男の子らしい
鋭い線を描くように


どうやら
その時の流行があるらしい
それにしても
どうしてこうも的確で
大胆な構図で描けるのか

素晴らしい才能だ

色まで入れてきた
天才はやる事が違う

どんどんカッコ良くなる
的確にカッコイイ

そのアイデア
どこから生まれたのか?
思い付きか?

もうデザイン優先

しかし彼は
私なら理解するだろう事を
見抜いている

でもこれは迷路なのか?
迷いようが無いよ
この迷路


そして迷路道も
最終形に
迷路とは より細かく
難解になるものなのだ

これは わたしが
中一の頃
スケッチブックに
数日掛けて描き上げ
先生に驚かれた
レベルに達していた


その頃 学校での面談で先生から「お家で何かありましたか?」と訊かれた
テストが白紙で提出されたかと思ったら 良く見ると米粒ほどの小さな字で回答が書かれていたとの事だった

笑顔

長男は自閉症である
それも重度

何が重度なのかと言えば
知的障害が重度と言う事

だからシンプルな遊びを好む
例えば砂いじり 落ち葉破り
ひたすらやり続ける

それでも割と運動も好きだ
特にちょっとスリルのある運動

坂を駆け降りる
そんな事でいい

弟は兄との遊び方を
心得ている

兄の好きなことを
一緒になって盛り上げる

追いかけて坂を上る
と見せかけて
大袈裟にコケル

転がり落ちる

それを兄は思わず観察する


お姉ちゃんも負けてはいない
何しろベテランなのだから
負ける訳にはいかない

追いかけながら
盛り上げて駆け下りる
スリルの二重奏

長男が喜んでいるのは分かっていた
でも写真にしたら
こんなに自然な笑顔をしてるんだ

新たな発見が嬉しい

絵本 再び

末っ子は年長のころ
可愛らしい動物が登場する
絵本をよく作った


手を挙げて やあと
やっているネコ
こんな可愛いネコは
おいそれと描けるものでは
ありません





嬉し過ぎてたまりません
なんて
どこで覚えたのだろう?

ステキ過ぎます


でも食べたいな
の顔は何度も修正されて
ワナワナとこみ上げる
食べたい気持ちを
表現しきっています





どうして食べないで
取っておくのか

嬉し過ぎたからなのか

我慢する事の大切さを
伝えたいのか



最後は大抵
「いぇーい やったー」で終わる

この本は綺麗に
プリントされて
製本されました

掲載したのは
その原稿です


今年も愛おしい花が顔を見せた
春蘭や金蘭は昨年よりも成長し
沢山の花を付けた


手付かずの茂みに小路を作ったのは
昨年の秋だったのかも知れない




その小路は
大切な花々を不注意に踏みつけない
ようにする狙いもあった


道ができると視点が出来る
そこで楽しみが広がる

大袈裟だが、開拓者の
気持が解かる様な気がした

期待以上の効果があった

長男は今でも通学時に
若干遠回りとなるこの
小道を毎日楽しげに歩く

つられて皆も通る


そこに新たな発見もある

長女の好きなマヤ蘭を発見
毎年幾つか出ていたのかもしれない

葉も無い華奢な蘭
直線的なスタイルは
昆虫に似ている

振り返り

今年は久しぶりに雪が良く降った
雪掻きをしても、すぐに降り積もった









いっその事楽しむしかないと
庭のゲレンデでそり遊び










雪掻きした雪でかまくらを作った
明かりを灯せば夢ある場所に
頑張り過ぎて、洞窟のように長くなったっけ

再開

一年以上放置してしまった。
気張りすぎていたのかもしれない

所詮Diary
自分の為に記録していこう

一年経つと色んな変化がある
特に子供の変化は目覚ましい

残さないと勿体ないような気持になったので再開



以前の記事を読んで変化に気付く事もある
1つはキノコ

今年は少し覚えて、目と舌で存分に味わった

散歩をする楽しみも増えた



























庭に生えるキノコは殆どが毒キノコと解かったが
幾つか食べられる種類もあると判明

けれど、食べ過ぎたのか
途中から食べたいと思わなくなった

大好物なのに不思議

小動物

先日娘がピンクのバッタ捕まえた!
と目を輝かせて持ってきた

見ると成程ピンク
これは珍しいぞと
飼う事になりました

まだ米粒ほどの小さなバッタ
この色のまま成長するのだろうか?
興味津々

数年前、数日我が家に居座っていた
トルコブルーのアマカエル
捕まえるのは可哀想だからと
写真だけ撮って眺めていた

今日はここにいたよ!と
毎朝の楽しみだったっけ

ブルーのカエルは年間数件の報告が
と図鑑に記されているのを発見し
割と珍しいカエルだった事に気付く

残念ながら翌年は姿を見せなかった