知的でスマートな女性を目指して
「自分がいいと思うものを、どうしていいと思うのか説明する力」が、圧倒的に私には不足しているなと思う。
* * *
昨日、ある本屋さんのアルバイトの面接を受けた。
そこで質問された。
「最近読んだ本で、よかったものはなんですか?」
あー、しくった、と思った。本屋さんの面接で、これを訊かれないわけがなかった。
「有川浩さんや吉本ばななさんや江國香織さんとかをよく読みます」とその前に言っていた私は、絞り出すように、
「もう“最近”ではないかもしれないですが、『植物図鑑』は、有川浩さんの作品のなかでも一番よかったです」
と返した。その先は訊かないでくれ訊かないでくれと願いながら。
そしてーー
「どうしてですか?」
一番されたくなかった質問が、まあ当然のごとく、容赦なく飛んできたわけだ。
その場で必死に考えようとしたけれど、そんな努力も虚しく。
普段から“どうしていいか”を考える習慣がついていない私に、即興でその答えを出すなんて不可能で、もう何がなんだか、自分でも中身ないな!と、穴があったら入りたくなるような理由をでっちあげて、とにかくその場をやり過ごした。
…だから、面接の手応えとかお願いだから訊かないでほしい。
* * *
それで、私は思った。
なんでいいかを説明する力を、もっとつけなければ!
もっと知的でスマートな女性にならなければ、この先きっと生きていけない!
よし、ブログを始めよう!
そこでなんかいろいろ書こう!
というわけです。
はい。
というわけで、
ブログ始めました。