ogasan210’s diary

irootsを運営しています。

学生の学生による学生のためのiroots

我々irootsはユーザー(学生)ファーストの観点を徹底しています。

 

学生の学生による学生のためのiroots
iroots of students, by students, for students

 

そう思うに至ったきっかけは話すと長くなるのですが、

嫌われるなあと思いつつせっかくの機会なので書き上げます。

 

大学卒業してから早18年、様々な人材サービスや新卒採用に関わってきたのですが、そこは正直、悩みや違和感が尽きない場所でもありました。

 

人材サービスって一体誰得なのかという点につきました。どうしてもビジネスという特性上クライアント企業主体に物事を考え、いかにマネタイズするかという事にだけ頭を巡らし、肝心な求職者とか学生という主役が脇役以下になってしまっている(ように感じる)という事でした。

 

この状況に対して一時期人材業界で事を成すことを諦めよう。と思ったこともありました。(一年くらい人材業から離れたことがあります)私は持続力も根性もないので、「売上あげて会社に評価される」事では仕事を続けることはできなかったのです。本当に自己肯定できない時期が続きました。

 

そんな時にSOOLという新進気鋭の人材スタートアップで始まったirootsという事業に出会ったのです。

 

SOOLはマンションの一室で運営してました。会社なのに小さなお風呂があって、しかもお風呂にカビが生えていたような。椅子と机で小さなオフィスは人が通る隙間もありません。

 

でもこのSOOLという会社。社会人よりも学生が多く、さらに本当に学生たちが生き生きと活躍している組織でした。そこから立ち上がったiroots(プチ情報ですが当時はIが大文字で"Iroots"でした)に私は惹かれていくことになります。

 

irootsは2012年当時としては珍しい、新卒専門のスカウトサービス。今思うとwebのインフラとしてirootsはまだまだ黎明期。スカウト効果も限定的だったのですが、学生と社会人が集まって楽しそうにワチャワチャと事を進めている雰囲気が気に入ってしまいました。冒頭に"学生による"と書いたのは、当時のインターンの主体性が高く、雰囲気が本当に良く印象的だったからです。サービスの原点だからです。

 

そしてirootsという名前。
「私のルーツ」って就活サービスとしては本当にわかりづらい。なんだかSTORY.JPと間違えたりしませんか。当時検索したらなぜかヒップホップやレゲエミュージックも出てきました。この系統の音楽がきっと「ルーツ」というものに強い思いを持っているからでしょうか。私はとっても気に入りました。幼少期からイジメられたり、体が弱かった当時、自分とはなんなのかと自問自答することが本当に多かったからその感覚が理解できました。割とびっくりされますが、私はほぼ毎日irootsと書かれたTシャツを着て過ごしています。

 

何れにしても"iroots"に没頭するようになりました。

 

そして今。志を共にできるエン・ジャパン株式会社の一員となりシステムも完全リニューアル。グループの株式会社アイタンクジャパンともパートナーシップを組まさせていただくこともでき、irootsの仲間はどんどん増えてます。

 

このタイミングだからこそ、とある学生さんが私に伝えてくれた次の言葉を心に反芻したいです。

 

学生のためのサービスは、学生が関わってこそ価値を高められる。

 

これを見てくれる学生さん(社会人の方)何か共にできることがあれば是非お声がけください。

 

最後まで読んでいただき心から感謝です。
長文失礼しました。