The Songlines - 渋谷で働くCFOブログ

CFOという業務を通じて出会ったものを、風の向くまま、気の向くままに残していきます

問題です>人はなぜ走るのでしょうか?

あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、今年最初のエントリーを何にしようかなぁと悩んでいましたが、ちょうど弊社サービスのログイン画面で「THE COLOR RUN」がログインジャックしているので、「ランニング」にまつわる話しをすることにしました。

弊社サービスのPCログイン画面をご覧いただいた方はご存じかと思いますが、3月15日(土)に、COLOR RUNというマラソン大会が日本に初上陸します。

COLOR RUNは、走行中にカラーパウダーを浴びながら走り、鮮やかな色に染まってゴールをするというユニークなランニングイベントなので、お誘いあわせの上、是非ともご参加ください。

■COLOR RUNのサイト

http://thecolorrun.jp/

■mixiログインジャック(1月13日まで)

http://mixi.jp/home.pl

 

さて、本日のエントリーに話しを戻して、「ランニング」についてですが、さてここで問題です。

 

問題:人は【なぜ走る】のでしょうか?

 

 

ある人にとっては健康目的だったり、また別の人にとっては大会に出場して好タイムを出すという競技目的だったり、様々かと思います。

そんな中、面白い仮説を展開している「BORN TO RUN」という本を見つけたのでご紹介します。

 

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

BORN TO RUN 走るために生まれた~ウルトラランナーVS人類最強の”走る民族”

  • 作者: クリストファー・マクドゥーガル,近藤隆文
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: ハードカバー
  • 購入: 16人 クリック: 207回
  • この商品を含むブログ (75件) を見る
 

 

人類の進化における最大の謎である、初期の人類が地面から拳を離して直立し、ほかの生物と袂を分かった理由。

その理由を本著では「人類は走るために進化した」としています。

もちろん、みなさんも直感的に違和感を感じると思いますが、人間は走る事が不得意どころか、大の苦手です。

人間の方がチーターより早いと思っている人なんか誰もいません。

四本足の方が、推力も安定性も空気力学的にも利点があるからです。

 

でも、四本足の動物の中でも、足が速い動物だけが生き残ったわけではありません。

例えば、「スピード」重視のウサギは時速70キロ程度で走れますが、ウサギに比べて「スピード」よりも(肉食獣として)「パワー」重視のキツネは時速60キロ程度でしか走れません。

それではキツネはどのようにウサギを捕まえるのか?

答えは、「逃げるウサギを追いかけ続ける」です。

ウサギは時速70キロで走れるものの、その速度は500m程度しか維持し続けることは出来ません。

要するに、500m以内でウサギが逃げ込む穴を見つけられればウサギの勝ち、それを超えても逃げ込む穴を見つけられなければキツネの勝ちです。

 

 

ところで、この「走り続ける」ことにおいて最も重要な要素は何だと思いますか?

筋肉?骨格?・・・そうではありません。

その答えは、「走り続けられない」状態にするために最も手っ取り早い方法を考えればいいわけですが、答えは「呼吸」です。

血液中に酸素が無ければ、どんな生物でも走り続けることは出来ません。

 

そして話を戻すと、人類は直立歩行を始めたことで、喉を開け、胸をふくらませることが可能になり、地球上のどんな生物よりもうまく呼吸出来るようになったそうです。

すべての走る哺乳類が、一度のストライドで一呼吸しか出来ないというサイクルに縛られ、数分~数十分走るとオーバーヒートしてしまう中、人類だけがそのサイクルから解放され、何時間も動物を追いかけ続ける事が出来た。

そしてその結果、豊富な動物性タンパク質を安定的に供給でき、脳が発達し、繁栄した。

 

・・・そんな、壮大な話が「BORN TO RUN」では描かれていました。

真偽のほどは分かりません。ただ、ワクワクしてきませんか?

 

さあ、みなさん。せっかく世界中の哺乳類の中で唯一「走り続けることが出来る種」として生を受けたのであれば、みなさんも今すぐランニングシューズを履いて走りに行きませんか?

胸いっぱいに新鮮な空気を吸い込んで。

 

・・・というわけで、最後に再度宣伝ですが、みなさんお誘いあわせの上、是非ともCOLOR RUNにご参加ください。

■COLOR RUNのサイト

http://thecolorrun.jp/

■mixiログインジャック(1月13日まで)

http://mixi.jp/home.pl

 

 

 

2013年の大晦日によせて

ブログの更新がすっかりご無沙汰になってしまい、申し訳ありません。

気づけばあっという間に2013年も終わろうとしていますが、皆様にとって実りある一年だったでしょうか?

僕自身はというと、経営に携わるようになってから、毎年毎年落ち着く間もなく一年が過ぎていきますが、経営に携わる限りにおいては心安らかな日は来ないのかなとも思っています。

さて、今年も大晦日を迎え、率直な気持ちをブログに残しておきたいと思います。

 

今年はいつにも増して波瀾万丈な一年だったかな、と思います。

2年前(2011年度)には四半期で38億円程度あった売上が、たった2年足らずのうちに半分以下の18億円程度になり、収益モデルの抜本的な転換を余儀なくされました。

そんな中、この2年間でM&Aを7件実行し、経営陣の強化と収益モデルの多角化を進めると同時に、データセンターのコスト見直しや中国拠点の閉鎖など、コストサイドでも各種施策を矢継ぎ早に打ってきましたが、それでも追いつかず、ついに上場来初の赤字決算(四半期ベース)になりました。

施策を打てども打てども流血が止まらない事態の中で、頭の中で常に考えていた事は「どんな手を打てば最も効果的なんだろう?」「何がBESTなんだろう?」ということで、常に「BEST」を追い求めて一年間を過ごしていました。

 

ただ、明鏡止水の心境で年末を迎えて、改めて思ったことは、「何をそんなに肩肘張ってしまっていたんだろう」ということです。

経営に「BEST」などない。であれば、自分がやるべきことは「BEST」を追求することではなく、「BETTER」を追求することなのではないか、と。

要するに、「今よりも一つでも前進する」「今より後退しない」という事です。

 

「BETTER」という「比較級」の考え方を軸にすることで、「現状」との「比較」をしっかりと行うことができ、「現状」よりも一つでも改善されるか否かに集中できます。

一方、「BEST」という「最上級」の考え方を軸にすると、とたんに「現状」に対する認識をあやふやなものにしたまま思考を進めることになります。

 

「経営においてBESTではなくBETTERを貫く」などと言うと、「何を甘ったるい事を言っているんだ?」とのお叱りを受けそうですが、冒頭に書いたように、売上も不安定、利益も赤字という変数だらけの状況に突入している状況だからこそ、肩肘はらずに「今よりも一つでもプラス方向に足す」という経営もあるのではないかな、と思った次第です。

 

2014年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャリアのVSOP

今年は9月29日が日曜日ということで、2日前の今日、会社の同僚・スタッフが誕生日のサプライズプレゼントや誕生日祝いのメッセージを寄せ書きして贈ってくれました!

本当にありがとうございます! めっちゃ嬉しいです!!

 

f:id:ogino394:20130927170326j:plain

 

以下は、弊社のイノベーションセンター発のプロダクト、「Plannah」を利用したデジタル寄せ書き(!) 貯まった写真をスマートに整理してくれる、イベントの時に同じ会場にいる人たちで瞬時に写真をシェアできる、などの使い方のほかにも、こんな使い方があるとは・・・あらためて「Plannah」の素晴らしさを実感!

↓みなさんも是非ダウンロードして使ってみてください!↓

https://itunes.apple.com/jp/app/plannah-puranna-mei-rino-xiangi/id677962716

 

 

f:id:ogino394:20130927190058p:plain

 

さて、9月29日になると、いよいよ40代に突入です。

論語で言う「不惑」という言葉は非常に有名ですね。

 

「吾十有五にして学に志し(志学)、三十にして立ち(而立)、四十にして惑わず(不惑)、五十にして天命を知る(知命)。六十にして耳順(したが)い(耳順)、七十にして心の欲する所に従いて矩(のり)を踰(こ)えず(従心)」

 

ただ、僕は論語を残した孔子のように聖人君子ではないので、「40歳にしてどんな問題が起きても心に迷いが無くなった」という状態はほど遠いです。

 

そんな僕ですが、40代を迎えるにあたって、改めてかみしめたいと思っている言葉があります。それは、

 

「キャリアのVSOP」

 

です。

 

これは、むかし伊藤忠商事の方と会食をさせて頂いた際に伺った話だったと思いますが、社会人として、各年代でどのようなキャリアを積んでいくべきかをブランデーの等級である「VSOP」にひっかけて、表現しています。

 

曰く、

 

「20代はVitality(バイタリティ)」

・・・20代はがむしゃらに働き、多彩な仕事や同僚、世界に触れ、色々な事を経験しなさい。「自分にはこれが向いているはず」という思い込みや、「興味が無いから手をつけない」という考えは捨てること。

 

「30代はSpeciality(スペシャリティ)」

・・・30代は20代で触れた様々な経験の中から、自分を最も活かせる分野を絞り、その分野で専門性を高め、自分が何者なのかを明確にすること。

 

「40代はOriginality(オリジナリティ)」

・・・40代になったら、専門性だけではなく、常に自分らしさを追求する。専門的な知識に基づくアウトプットだけでなく、自分ならではの経験や思考回路に立脚した、他人には出来ないアウトプットを行い、自ら何かを生み出していくこと。

 

「50代はPersonality(パーソナリティ)」

・・・50代になったら、最後は人間力の勝負。「あの人と仕事がしたい」「あの人の会社で働きたい」と思ってもらえるような人格を身に着けること。

 

だそうです。

 

各年代に求められていることには、連続性があるわけではなく、それぞれの年代の間には断層がある気がします。

ずっとVitalityだけで生きていても、いつまでたってもSpecialityは身につかないですし、Specialityを究めてもそれがすなわちOriginalityになるわけではない。

 

この断層をいかに飛び越えるかがキーポイントです。

 

よくありがちなパターンとしては、「Vitality」だけで働き続けた結果、年齢を重ねると同時に体力的にきつくなってきたり、結婚や出産などを機に自分でコントロールできる時間が減ってしまい、キャリアも頭打ちになってしまうパターン。

 

「Speciality」を身に付けた結果、社内で身に付けるべき事が無くなったと錯覚すると同時に他社で新たな「Speciality」を身に付けようと転職してしまい、結果として

専門的な知識に基づくアウトプットしか出来ず、「自分らしさ」を見失ってしまうパターン。

 

などなど。

 

さて、僕は30代のうちに「Speciality」を身に付け終えただろうか?

40代になって「Originality」を身に付けられるだろうか?

 

10年後、50代を迎えるときには、「あの人のもとで働きたい!」と言ってもらえるよう、これからも精進していきたいと思います。

 

 

JAWBONE UP ~ 故障から新品交換に至るの巻

以前、「初心者にオススメ!ランニング用品一式」というエントリにて、JAWBONE UPをご紹介させていただきました。

http://ogino.blog.mixi.co.jp/entry/2013/08/18/013307 

 

その際、エントリの最後に

==========================================================

「JAWBONE UP」。 最近は僕の身の回りでも付けている人が増えました。

4月に購入したので4ヶ月弱使っていますが、残念ながら2週間ほど前からバイブレーション機能が作動しないようになっています。

そして、本日いよいよiPhoneと同期をしてくれないように。。。

いったん、メーカーに修理の依頼をします。

==========================================================

という内容を記載したため、「JAWBONE UPはその後どうなりました?」という問い合わせをよくいただくようになりました。

 

結論から言うと、新品交換対応いただきました!

 

そこで、今回の経験(故障から新品交換に至るまでの流れ)をまとめました。

JAWBONE利用者で、「故障したかも?」と思った方は、是非試してください。

 

1.JAWBONEカスタマーサポートにメールで連絡

メールにて、バイブレーション機能が動作しなくなった旨、iPhoneと同期しなくなった旨を、購入した正規代理店(トリニティ株式会社)カスタマーサポート宛に連絡したところ、以下、解決方法について一通り試すことを勧められる。

 

■ソフトリセットの手続き
1.バンドに充電ケーブルを差し込みます。
2.バンドのボタンを長押ししたまま、パソコンのUSBポートに接続します。

※ボタンを長押しするタイミングはUSBポートに接続する直前になります。

3.接続後もボタンを長押しのままで太陽マークのライトが虹色(様々な色)に点滅します。 

4.点滅しましたらバンドのボタンを離します。 
5.バンドを充電ケーブルから外します。 
6.バンドのボタンを1回押して、太陽マークが赤や黄色に点滅して消えると、ソフトリセットの完了が確認できます。

このままですと使用できませんので、端末との同期を行うとバンドが再度ご利用できます。

 

■ハードリセットの手続き 
1.バンド本体のみの状態で、ボタンを10回押しますが、最後の10回目は長押しします。 

2.この最後の10回目は15秒ほどずっと長押してください。 
3.太陽マークがいったん赤色に点灯しますが、そのまま長押しすると点滅して消えましたら、ハードリセットの完了が確認できます。

同期の後にバンドが使えるようになります。
※このハードリセットでバンド内の歩数や睡眠のデータが消えてしまうので、必ず事前に同期してください。ただし、最後に同期ができたまでのデータは、インターネット(クラウド)上に保存されるため、ハードリセットをしても消えることはありません。

 

■イヤホン端子
イヤホン端子に故障がある場合にはバンドが認識・同期できませんので、音が聞こえるかどうかなどご確認ください。

 

■UPアプリのみの立ち上げ
UP以外のアプリは立ち上げないで、UPアプリのみを立ち上げた状態にしてください。

・iOSの場合
ホームボタンを連続して2回押す→下の帯に起動中などのアプリが表示→任意のアプリを長押し→アプリが振動してUPアプリ以外は左上の赤丸を押して消去してください。

 

■アプリの再インストールや端末の再起動
UPアプリをいったん消去して再インストールをお試しください。
また、端末本体の電源をお切りいただいて再度電源を入れてください。

 

■音量の設定(iOSの場合)
同期ができない場合は「音量の自動調整」と「音量制限」が両方ともオフになっている必要があります。

どちらかがオンになっていると同期ができません。
1.ホーム画面の設定を押す→ミュージック→「音量の自動調整」をオフにしてください。

2.同じく設定を押す→ミュージック→「音量制限」を押す→最大音量を一番右端にスライド→左上の左矢印の「ミュージック」を押す→「音量制限」がオフになっているかご確認ください。

 

以上が、まず最初に確認してもらいたい解決方法だそうです。 

特にソフトリセットとハードリセットは不具合が出た場合には効果的との事で、何度か試した方が良いようです。

僕の場合、何度かリセットを試みたところ、iPhoneとの同期は問題なく出来るようになりました!

ただし、バイブレーション機能は相変わらず動作しなかったため、次のステップへ。

 

2.再度カスタマーサポートにメールで連絡。

上記の通りリセット等をしたものの、バイブレーション機能の改善が見られない旨を連絡したところ、正規代理店で購入した事が証明できれば新品交換対応する旨の返信をいただく。

具体的には、次の項目1~8をメールに入力した上で、9,10の画像ファイルを添付して返信して欲しいとの事でした。


1.名前とフリガナ
2.郵便番号とご住所
3.電話番号
4.UPの色とサイズ
5.シリアル番号(SNとある16桁の番号)
6.最初がJBRで最後がJPとなる番号
7.購入した店舗と日付
8.UPアプリを利用している端末名(商品名や型番)

※5と6は、UPのケースの下面にある保証書在中とあるシールに表示されてい

ます。

 

9.保証書 
10.購入時のレシート(オンラインで購入したときの購入履歴の画像でも可)

 

 

上記の項目をメールにて送付したところ、正規代理店での購入が確認出来たため、メール便にてJAWBONE UPを指定の住所宛に配送して下さいとの返信をいただきました。

 

JAWBONE UPカスタマーサポートのみなさま、非常に懇切丁寧にご対応いただき、ありがとうございました!

 

人脈形成の第一歩

今日は、毎月恒例の月例会が開催されました。

 

今回賞賛されたプロジェクトは、以下の3件です。

・Plannah

http://plannah.com/ja/

・ピクコレ

http://apps.mixi.co.jp/apps/pikukore.html

・イノベーションセンター(設立一周年)

https://www.facebook.com/mixiinnovationcenter

 

Plannahは3名で3ヶ月で作ったプロダクト、ピクコレは3名で2ヶ月で作ったプロダクト、イノベーションセンターは2名で立ち上げた組織です。

 

ちなみに、MITメディアラボ所長の伊藤譲一氏は、「人生をうまく舵取りしていくには事前のプランも必要だが、それと同時に人脈を活かして、資源・つて・情報・ひらめきを引き出して、その時々でプランを変更させるだけの俊敏さがなくてはならない」と言っていますが、上記の3件はいずれも、社内外の人脈を活かして、経営資源やユーザー情報等を引き出して、その時々でプランを変更させながら高速にプロダクトや組織を世に送り出した点で共通しています。

 

ところで、「人脈を活かす」と言われても、誰もが初めから人脈を持っているわけではないので、「そもそも人脈を形成するためにはどうすればいいの?」というところは気になるポイントかと思います。

そこで、今回のエントリーでは、「人脈形成におけるはじめの一歩」という点にスポットライトを当ててブログを書きたいと思います。

 

この点に関して、様々なアプローチがあるかと思いますが、僕自身の経験をお話しすると、

 

「強い意思で困難な状況に飛び込み、その状況でやり切る」

 

という事が、人脈形成の第一歩になりました。

 

理想をいうと「強い意志で困難な状況に飛び込み、成功を収める」という事になるわけですが、残念ながら成功を収める事がかなわなかったとしても、「やり切る」という姿勢を貫いた事が、人脈形成の第一歩になったわけです。

 

具体的には、前職で僕はベンチャー企業のCFOをしていましたが、その会社では「画像解析」という軸でイノベーションを起こすべく、大きなビジョンを掲げて事業に取り組んでいました。上手くいっている時は数十人の社員をかかえ、売上も順調に伸びていましたが、リーマンショックを境に経営環境は激変し、経営的に困難な状況に陥りました。

その後、詳細は省きますが(興味がある方はランチにでも誘ってもらえれば直接お話しします!)、ベンチャー企業で資金繰りに苦労した経験のある経営者であれば誰もが通るいばらの道をたどり、資金的にも精神的にも非常に厳しい状況でしたが、やるべき事から逃げる事だけは絶対にせずに、最後の最後までやり切りました。

 

残念ながらその会社のビジョンは実現出来ませんでしたが、結果として、その会社を支援して下さった方々に、やり切っている最中を通して、様々な人脈や情報、優秀な経営者の方々を紹介いただきました。

 

みなさんも是非、強い意思で困難な状況に飛び込み、その状況でやり切ってみて下さい。気付くと、自身の周りもすべて「やり切る事が出来る人」ばかりになっていると思います。

そして、「やり切る事が出来る人」のコミュニティに入ったときには、すでに人脈形成の第一歩目を踏み出しているはずです。

 

ちなみに後日談になりますが、USではY combinator(http://ycombinator.com/)のコミュニティをはじめとして、同じ支援プログラムを受けた経営者同士の強固なコミュニティが存在しますが、僕がCFOをしていたベンチャー企業を支援してくれたエンジェル投資家のアーキタイプ社(http://archetype.co.jp/)に支援を受けた経営者コミュニティのメンバーの中に、朝倉や川崎もおり、数年後に同じ会社の経営陣としてチームを組む、という事になったわけです。

 

 

上記はあくまで僕の実体験に基づく話しなので、様々なアプローチの一つではありますが、人脈形成について体系的に分かりやすくまとめてくれている本も紹介しますので、興味あるかたは是非読んでみてください! 

抜擢される人の人脈力  早回しで成長する人のセオリー

抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー

 

初心者にオススメ! ランニング用品一式

ふと我に返ってみると、いよいよ今月で30代は最後。

来月にはいよいよ40歳を迎えます。

 

ベンチャーで働く上で、体力と精神力は非常に重要。特に体力が落ちると集中力が落ちるので、体力と精神力だけは常に鍛え続けなければ、、、と思ってます。

 

そこで、毎年様々な事にチャレンジしているわけですが、今年は春先からランニングを始めたので、数ヶ月間試した様々なグッズやガジェットの紹介をします。

 

「暑い夏が終わったら、身体を鍛えたい!」と思っている方や、「ランニングを始めてみたいけど、初心者なのでどの程度のウェアやグッズを揃えるべきか悩んでいる」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

■「シューズ」&「ウェア」編

数年前、適当なシューズでランニングを始めて、ほどなく膝を痛めてしまった経験があるため、ランニング用のシューズおよびウェア選びは慎重に。

 

今回、いろいろなサイトを参考に選んだシューズは「NIKE LUNARGLIDE」。

軽量で、フィット感、クッション性、通気性など、ランニングが楽しくなるような要素が十分に詰まっています。

 

(シーダブリュエックス)CW-X スタビライクスモデル(ロング) HZO549 GR GR M

(シーダブリュエックス)CW-X スタビライクスモデル(ロング) HZO549 GR GR M

あと、膝を守ってくれる事を期待して、「CW−X スタビライクス」というスポーツタイツを初導入。

初心者としては、格好だけ本格的すぎるのは気恥ずかしいと思いつつ買ったものの、買って大正解! 今のところまったく膝に痛みは出ていないです。

 

最後に、ランニング中にiPhoneを携帯するためのグッズとして「SPI BELT」。

伸縮素材で身体にぴったりフィットする上、ランニング後の洗濯も楽です。

 

 

■ガジェット編

次は、ガジェット編。

走るからには、とにかく楽しく!という事で、導入したガジェット達を紹介します。

 

f:id:ogino394:20130818012955p:plain

http://nikeplus.nike.com/plus/products/gps_app/

まずは、スマートフォンアプリの「Nike+Running」。

「距離」「ペース」「時間」「走行ルート」「天気」「気温」なんかを記録してくれます。

 

f:id:ogino394:20130818013747j:plain

 

 

Apple Nike + iPod Sensor MA368J/E

Apple Nike + iPod Sensor MA368J/E

以前はNIKEのシューズに上記のNike+ Sensorという加速度センサーを埋め込んで、Bluetoothで通信することで距離やペースを計測していたんですが、スマートフォンのGPS機能を使って計測してくれます。

Nikeのシューズには未だに加速度センサーを埋め込むスペースがあるので勘違いしてしまいそうですが、どうやら昔の名残りのようですね。

 

次は、ランニング中に音楽を聞くためのBluetoothヘッドフォンの「JayBird Blue budsX」。

「最大8時間駆動」「スポーツイヤークッション付」「防汗仕様」等、そつがない機能を備えつつ、なんといっても本体の重量がわずか13gしかないので、ランニング中に耳に付けている事がまったく気になりません。

 

最後に、「JAWBONE UP」。 最近は僕の身の回りでも付けている人が増えました。

4月に購入したので4ヶ月弱使っていますが、残念ながら2週間ほど前からバイブレーション機能が作動しないようになっています。

そして、本日いよいよiPhoneと同期をしてくれないように。。。

いったん、メーカーに修理の依頼をします。

 

■最後に

そんなこんなで、春先からランニングをはじめたわけですが、ようやく総走行距離も200kmを超え、Nike runnningのレベルもあと30kmでグリーンレベルに。

ベンチャーで働くみなさん、暑い夏もあとわずか。元気に頑張りましょう!

 

 

f:id:ogino394:20130817223746j:plain

 

 

冷たい河をいかに短期間で渡り切るか。

先週末(8月9日)、第一四半期の決算発表を行いました。

決算の概要については、以下のサイトにて閲覧できます。

http://mixi.co.jp/ir/

 

今回の決算は上場来初の赤字決算ということで、各メディアでも大きく取り上げられました。

中には、業績回復に向けて苦戦している、という論調のものも見受けられました。

しかし、今年の6月に創業社長の笠原からバトンを受け取った新経営陣は、短期的に冷たい河を渡らなけらばならない状況である事を理解しつつ、中長期的にユーザーに本質的な価値を提供出来るという確信のもとでバトンを受け取っています。

引き続き、ユーザーに本質的な価値を提供すべく全力で取り組んでいきたいと思います。

 

ところで、僕自身はベンチャー企業でCFOをしていた事もあるので、それはそれで赤字の企業をマネジメントをする、という経験もしているわけですが、ベンチャーで恒常的に赤字を出している企業をマネジメントするという経験と、ビジネスモデルが確立している企業が赤字になる瞬間のマネジメントをするという経験は、正直言ってまったく別物です。

 

ただ、ベンチャー企業での経験がある分、「動揺」や「不安感」のようなものは全くないですし、適度な「緊張感」と「危機感」の中で、基本的には「やるべきことをやり切る」というスタンスです。

 

やるべき事はシンプルに2つ。

 

一つ目は、

「構造的な赤字は絶対に許さない」

 

二つ目は、

「再成長に向けた投資はやり切る」

 

です。

 

どちらも、中途半端に先延ばしすることなく、いかに短期間でやり切るか。

それをやり切る覚悟が経営陣に対して最も高いレベルで求められていると思います。

 

 

ここを第二創業の起点とするために、全力で取り組みたいと思います。