2021年!

昨年の大きな出来事は仕事をやめたこと、転職活動をしたこと。なんというか、現役の頃普通の就活経験しなかったから就活して来た人みんな凄いなあと思った。でも、面接って無料で見知らぬ会社の中に入って時間をいただいて、その道のプロの方とお話しできるの地味に凄いと思った。うぐってなること言われたこともあったけど、履歴書送っただけの他人に業務時間を割いてくれて。正直とても面白かった。私生活は相変わらずだけど久ーーーしぶりに彼氏ができた。でもやっぱり私はつくづく恋愛に向いていないと思う。

例年になくバタバタした年だった。コロナ禍での転職活動はすごく大変だった。

でも2年目で辞められなかった時はもうずっとこのままなのか、、。と思ったので今はパワハラ気味のトップにあたったことも運がよかったと思う。教育観は今の私にはどうしても納得できない部分があるけれど。

でも、そのお陰で出会えなかったであろう人たちに出会えて、その人たちのことが大好きで、受け入れてくれて結局昨年も人に恵まれた一年だったなあ。仕事続けてたら会えなかった人が7人くらいいる。

勢い任せの生き方なので、今年はもう少し落ち着くこと。なんかここまで来たらこどもの頃思い描いた普通の人生にはならないのだろうなあ、とぼんやり思う。それが良いのか悪いのかは分からないけど、今つまらなくないことが一番大事なのできっと私はこうなるふうにできているのだろう。

取り敢えず新しい職場に慣れること。それから自分に関わってくれる人たちに優しく誠実に生きようと思う。

あと、24時には寝る!これだいじ。

フィンガーボウルとの出会いについて


ようやくフィンガーボウルに出会えた。この世に生まれて四半世紀。

蟹を食べてついに手を入れるとことができました。

それから初めてバイクの後ろに乗った。普通に死を感じた。隣で走っているトレーラーのタイヤに巻き込まれて、ボリボリ巻き込まれていく骨を生々しく感じた。ゴリゴリ生を削っている感じがすーっとした。私には到底できないことだな、と思ったけど、26歳にもなって初めて経験できることが一夜に普通に二つもあることに笑えるしうれしかった。今日は大井町で女郎屋の娘さんだった女将さんの話を聞いた。

つまるところ、日本酒はおいしい。


久しぶりに脳内にフルオケがいる。

めちゃくちゃ音響良いホールで勝手にハイブリッドチャイルドの劇中曲演奏始めるからその度に泣きそうになってしまう、、。

サビがだめだ。曲も良すぎる。オケで弾いたらすごくきもちいやつなんだろうなーと思うけどあの跳躍が鳴るたびに月島の瞳と涙が脳内で勝手に上映会を始めてしまってこまる。

あのシャンソン風?の奇妙な感じの曲もハイブリッドチャイルドの歪みを助長させてくる、、。狂気の中の穏やかな日常というか。

あーーーー。辛い。こんなに心が揺れるというか最大級の波浪警報発令される作品に出会えたのは幸せなのだけど耳にくる。心って脳みそでも心臓でもなく耳にあるんじゃないだろうか。この感情は耳から流れてきている気がする。指揮棒取りあげてしまいたい。本当にこの呑まれるととことん呑まれてしまう脳みそなんなんだ、、、。やっぱりこういうエンド系のものは避けるべきだったとも思うけれど、出会えたのはとてもよかったから何とも言えない。

映像はぱって出て来ても他のこと考えたり観たりしたら何とかなるけど音はだめだ。しかも脳内の音響設備とっても良い、、。ぐあーーー。こういう時、世の人はどうやってやり過ごしているのかなあ。そもそもこんな風に一々作品に生活振り回される?のって人間あるあるなのだろうか。囚われ過ぎって自分でもわかるけど凄く引っ張られてしまう。創作された人物なのだから共感しても仕方ないのだよー。結局一日なにもできなかった、、。学生の頃はよくあったけど久々でまいってしまった。アイロンがけしたかったしスーパーも行きたかったのに。はあーー。


ハイブリッドチャイルド


ハイブリッドチャイルドを観た。


しんどすぎる。月島あああああああ!!

最後の夜の2人の「嫌いだ」が大好きにしか聞こえない。でも最後まで嫌いとしか言えない2人が辛くて辛くて。

2人の伝えたかった一言に思いを馳せて放心。1話も、徐々に壊れていく葉月が切ない。あんなに人間らしいのに、弱っている時の関節の動き方?が明らかにヒトのそれとは違くてなんだか凄くからっぽな寂しさを覚える。

コロナ自粛が開けたら腐女子になっていた。本は読むけどラノベやアニメ化されやすいジャンルはあんまり読んでこなかったし、ましてやBLといふ世界を知るとは、、。めくるめく素晴らしき世界だった。あくまで創作の世界ではありますが。本当に生きているとなにがあるか分からない。たぶんその方面に造詣のある唯一の友人に打ち明けたら爆笑された、、。

特に20代も後半になると、善し悪しはともかく男女の関係は契約めいたものを感じてしまうからなのだろうなあ、と思う。そんなに好きでもないし嫌いでもない人と付き合ってばかりいるから余計に響くのだろう。最近ついにら自分が無性愛者なのじゃないかと疑っている。今までも付き合っても特別好きになれなかったし、きっと浮気されてもそんなに悲しくないのだろうなーと思う。受身の恋愛しかしてこなかったからかもしれないけど、自分から好きになることはこの先もないのだろうなーと思う。

だからこそ、非常にハイブリッドチャイルドが刺さるのかもしれない。感情移入して狂おしいほどの感覚を追体験しているのか?

全話よかった。3、4話は狂おしく苦しい。1話は葉月が壊れていくさまがしんどい。2話で瀬谷が死ななくて本当によかった。

全話見ると瀬谷が黒田からハイブリッドチャイルドを譲り受けているのも大分に歪な関係だなあ、と思う。

黒田がハイブリッドチャイルドを作り出さない世界線があってほしかった。できるのなら月島を連れ出して逃げ切って欲しかった。いじっぱりで強情な月島を、同じくいじっぱりで強情な黒田の手で。そして桜。桜を渡す試作機くん。はあ。ハイブリッドチャイルドは持ち主の思いが表出されるのでしょう?黒田がどうしても会いたくて作り出した試作機は、どうしようもなく月島に似ていて。でも絶対的に月島ではない。差し出された桜は黒田の意思?試作機の?それとも月島の魂が?わーーーーーーーー。機械なんだからって割り切れないよー。だってハイブリッドチャイルドは完璧にプログラミングに則って動くのではないんだよね。持ち主の愛情で成長する存在。月島の魂っていうほどファンタジックな世界観じゃないのはわかる。でもあの桜には、単なる持ち主とハイブリッドチャイルドとの関係だけでは到底見出せないものがあるからね、、。そして黒田の号泣。ようやく言葉になる「好き」。よすぎる音楽。はあ。黒田だけはいつまでも救いがない。月島のいない世界で、これからも何体でも月島を目指してハイブリッドチャイルドを作り続けるのですね。絶対に作れないのに。

全話見て、改めてもう一周したら気付くものも感じるものも新たにあるとおもうのだけど、今見たら更に囚われすぎてしまうから観れない、、。大人になってからこういうタイプの作品は何日も囚われるから避けてきたせいで免疫が幼児レベルに後退してる、、。

取り敢えず、これ以上に泣く創作物はないであろうと記しておくのです。あ〜まぶたが痛いよー。二重が三重になったよー。だめだ。たぶんこれは1、2ヶ月引き摺るやつだなあ。なんたる支離滅裂。なむなむ。供養。