アクチノマイシンD4クール目 吐き気について
抗がん剤治療4クール目を終えました。
今日は、一時退院をしてから3日目です。毎クール毎クールそうなのですが、だいたい一時退院した翌日か翌々日に吐き気が1番酷くなるので、今はピークを超えて、ちょっとだけ楽になっています。
(お世話になっている病院は日曜日入院で、月〜金の5日間治療をします。なので、私の場合は薬を投与して6-7日目が吐き気のピークということになります。)
この吐き気、個人差はあるようですが、抗がん剤の副作用の中では発生率が高いし、酷いと日常生活の質をがっつり下げるから本当に嫌な代物です。
私の場合、入院中から少しずつ吐き気を催し、入院4日目から食べ物を受け付けなくなり、その状況が最低4日間は続いてしまうので、4クール目を終えた時点で体重が7kgも減ってしまいました。。(動かなくなり、筋肉も減っているとは思います)
なので食欲が出ないうちは、先生の言うことを聞いて安静にしてます。
◆無理して食べなくていい
◆水分が撮れていればとりあえずok
◆ただし吐き気と食欲不振がずっと続くようなら病院に来て
◆頓服で出している吐き気どめは我慢せず飲んでいい
◆飲食後は直ぐに横にならない
それから、個人的に実践して効果があったことも書いておきます。
◆横になるときは右半身を下にして脚を軽く曲げる姿勢にする
◆枕は柔らか過ぎず、ある程度安定するものにする(そば殻枕がよかったです。たぶん柔らか過ぎると、しっくりくる体勢をキープできないから?)
◆空気の入れ替えをする
◆明るい音楽を聴く
◆明るい本を読む
◆明るい映画を観る
最後の3つは、逆をやって失敗したなと思ったので書きました。笑
敢えて明るい音楽を聴きまくったり、本を読みまくる必要はないけど、聴くなら気分の上がる音楽を、読むなら美しい物語を読んだ方が良いと思います…!
3月と4月で友人の結婚式が3回もあり、「やばい髪の毛どうしようかなぁ」と考えていて辿り着いた、ターバン👳🏽♂️
3月までには終わるといいなぁ、!
アクチノマイシンD3クール目
ついに3クール目に突入しました。さすがにペースが掴めてきて、慣れもあり、嫌で嫌でたまらなかった点滴針の差し直し(血管が細すぎて持ちが悪いゆえ、成功率が低い)さえも何とも思わなくなりました。笑
ただ副作用に関しては、1クール目の後に処方していただいた制吐剤のデカドロン錠で肌にアレルギー反応が出たため、2クール目からはカイトリル錠という制吐剤に変えてもらったのですが、これがほとんど効かず。帰宅後、気持ち悪すぎて2.3日寝たきり状態が続いたため、今回の3クール目からはイメンドカプセルというかなり強めの制吐剤を処方してもらいました!
こちらはお薬投与初日から3日間飲むのですが、直ぐに効果を発揮するわけではなく、「遅発性悪心・嘔吐」に効くお薬なのだそうです。
なんだか色々あるのですね。すごいなぁ。とにかく状況に合わせて対応して下さるのでとっても安心できます。
脱毛の方はというと、ピークを越えて、抜け毛処理が大分楽になりました。
脱毛が始まった当初は受け入れ難くショックでしたが…
「受け入れるしかない!こればかりは仕方ないのだ!お薬の説明された時点で分かっていたし!そもそもこれしなきゃ治らないし!また綺麗な髪生えるし!」と言い聞かせ、何とか吹っ切れました。
今は気分を高める為に?色んなニット帽を買っては試し、お洒落を楽しんでおります🙆♀️
そして抗がん剤治療前に9000あったhcg2が、3クール前には44になっておりましたー!嬉しい!
ドイツからも応援メッセージが!
引き続き頑張ります😊
アクチノマイシンD2クール目-4日目副作用(吐き気・脱毛)&暇つぶし
ただ今、2クール目の4日目朝です☀︎
うっすら気持ち悪くなってきたので、頂いていた吐き気どめ(テルペラン5)を飲みました。こちらが個人的に結構効いてくれるのですが、薬剤師さんに飲み過ぎると効果が薄れるので頻繁には飲まない方が…と言われてしまいました。
無理して食べようとしてお薬に頼るよりは、お薬飲まずに寝ていた方がいいのかしら。食べれる時に食べたらいいと言っていたし。。今日回診で聞いてみよう!
→辛いなぁとか、気持ち悪くなりそうだなぁと思ったら、飲んじゃっていいと言われました。時間を守って服用する分には、我慢するよりかは良いとのこと。
そしてそして、やっぱり気になる脱毛ですが、1クール目から18日(2週間と4日)が経過しましたが、まだ始まっておりません!だいたい2-3週間で始まるとのことですが…このまま何もなければいいけどなぁ😂
→と思いきや始まっていました!シャワーの後クシでとかしたら右上の頭皮からまとまった髪がばさっと。そのあと手ぐしで撫でたらハラハラーっと抜ける感じでした。まぁ、抜けると言われていたし承知の上だから仕方ない。早く綺麗な髪が生えてきますように!
なんだか今日からまた、あまり食べれない日が始まりそうですが…ベッドでゆっくりしながら、やれる事やって過ごします◎
ちなみに看護師をやっているお友達から、入院中は暇だから色々持って行った方がいいよ〜と言われて、何かオススメは?と聞いたら、編みものをススメてくれたので、入院を機に編みものを始めたのですが、まんまとハマりそうです🕺🏼で、何度も解いた初の編みものが、もう少しで終わりです〜😌✨病気にはなってしまったけど、編みものと出会えたのはよかったなぁ!
ずっと続けて、セーターとかも編めるように頑張ろう〜☃️
アクチノマイシンD2クール目-副作用対策
本日よりアクチノマイシンD、2クール目です。
抗がん剤治療の副作用は、回数を重ねるごとにより強くなって出るそうです。
(1回目より2回目の方がちょっとキツくて、2回目より3回目の方がちょっとキツいという具合に)
でも、先生曰く「自分はお薬投与から何日目に、どんな症状が、どの程度でるか?をきちんと観察して、理解できていれば、それ相応の対策もできるからそんなに怖がらなくても大丈夫。」とのこと。
それもそうだなぁ。
私の場合、
◇お薬投与3日目あたりから気持ち悪くてほとんど食事が取れない。入院前49kgあった体重が、退院後には44.7kgに。10日目を過ぎた辺りから徐々に回復し、47kgまで回復。
◇お薬投与10日目あたりから、口中に口内炎と、顔・頭皮に赤いニキビのようなものが発生。口内炎は2〜3日で落ち着いたが、頭皮はだんだんと痒みが伴ってきた。
◇お薬投与10日目あたりが倦怠感のピーク。立って何かすると、すぐに疲れて横になりたくなるかんじ。免疫力が最も下がるのが10日目ぐらいなのか?
という症状があったので、今回の入院期間中は以下の対策を打ってみようと思います。
◆3日目の朝から吐き気どめの薬(点滴で打ってくれているものとは別。テルペラン錠)を飲む。
◆気持ち悪くても食べられそうなものを常備しておく。(今回は茎わかめと、種無し干し梅◎)
◆口内炎対策に、お薬投与15分前から投与中は氷を舐める。
◆口内炎対策にうがい薬(アズノールうがい薬4%)を頻繁に使う。
◆肌荒れ・頭皮の痒み・口内炎対策に、刺激の少ない日用品を購入。
*洗顔&ボディーソープ
→シャボン玉石けん :「ベビーソープ 泡タイプ」
*シャンプー
→花王:「泡で出てくるシャンプーキッズ」
*化粧水
→太陽油脂:「パックス ナチュロン フェイシャルローション」
*保湿クリーム
→太陽油脂」「パックス ナチュロン エモリエントクリーム」
*歯磨き粉
→シャボン玉石けん:「薬用 せっけんハミガキ(薬用ハミガキS)」
どれも私には凄く合いました◎
特に歯磨き粉は口内炎があった時に使っても染みず、むしろ歯茎もすっきり引き締まる感じで口内が程よく爽やかになりました。
化粧水とクリームも余計な油分なく、浸透力もあって、顔の赤みが引いた気がします。
口内炎予防の氷作戦は、科学的根拠はないとのことですが、ネットで調べる限り効果はありそうなので、期待してやってみようと思います。
これまでの経過⑴-胞状奇胎発覚から掻爬手術まで
25歳初めての妊娠で「胞状奇胎」になりました。
始めは個人の産婦人科医院に通っていましたが、自宅近くの総合病院を紹介していただき、そこで1度の掻爬手術を受けました。その後hcg 値が非順調型の経過をたどり「臨床的侵入奇胎」に。絨毛性疾患の専門の先生(とくに胞状奇胎・侵入奇体の研究をされている)がいらっしゃる大学病院に転院して、現在アクチノマイシンD(商品名:コスメゲン)という抗がん剤で化学治療中です。
病気が分かってからというもの、同じ病気を経験した方のブログがとても参考になっているので、私も同じように、自分の経験を記録に残すことにしました。少しでもお役に立てたら嬉しいです。
何か分からないことや聞きたいことがあれば、お気軽にコメントください。情報が少ないので、私も一緒に勉強したいです。
まずはこれまでの流れを時系列でまとめておきます。
◼︎2018年9月中旬頃
妊娠検査薬で陽性反応がでる。基礎体温をつけていなかったため、詳しい週数などは不明。個人病院の産婦人科を受診(おそらく7-8週目あたり)したところ胞状奇胎の疑いで総合病院を紹介してもらう。
◼︎2018年9月25日
総合病院受診。超音波検査で、臨床的にみて99%胞状奇胎だと言われる。いずれにせよ正常な妊娠ではないので掻爬手術をし、掻爬したものを病理検査にだして、全胞状奇胎か、部分胞状奇胎か、そもそも胞状奇胎かを断定するとのこと。(検査には2週間程かかりました)術前検査で採血7本。慣れない本数にまさかの失神😂。次回の再診と精密検査と麻酔科問診の予約をし帰宅。
◼︎2018年9月28日
総合病院再受診。「臨床的 胞状奇胎」と診断され10月1日に入院、10月2日に手術が決定。
hcg値:139942.0 (9-10週間あたり)
この時点で肺や子宮筋膜に転移がないか診るため精密検査(MRI・CT・レントゲン・心電図)を受け、麻酔科で問診。この時のMRIとCTでは造影剤は使用せず。
◼︎2018.10.01
午前中から入院。外来で血液検査と精密検査の結果を聞いたが特に問題なかったため、予定通り翌日手術をすることに。
夕方16時頃に子宮の入り口を広げる処置。(人によっては痛いみたいですが、私は大丈夫でした。)夕食は普通に取り、23時以降は絶飲絶食の指示。病院のベッドが固くてよく眠れず😂。
◼︎2018.10.02
手術着に着替え、11時頃から点滴を打ち、そのまま手術室へ。手術室へ入ると、ものすごい勢いで身体に色々とつけられて、麻酔投入。看護師さんに「もうすぐ眠くなるからねぇ。」と言われ、ここで主治医登場。「絶対大丈夫ですからね。頑張りましょう。(女医さん)」と声を掛けられ、号泣😂。
気づいたら終了していました。手術自体は20-30分程度でしたが、その後麻酔がなかなか抜けず、吐き気と腹痛で病室へ戻ってからも酸素マスクが外せませんでした。あまりに苦しんでいたため看護師さんが強めの制吐剤と痛み止めを点滴してくれました。それがよく効き、すぐに回復。
手術中輸血はしなかったようですが、出血が結構あったらしく、腕をみたら輸血用の針が。念のため準備だけしたとのこと。ただ術後2-3時間くらいは子宮からの出血が続き、気づいたらシーツの一部が真っ赤に😂。その日帰宅もできましたが、大事をとってもう一泊。
◼︎2018.10.03
診察をうけ、午前中に退院。子宮を収縮させるお薬と、貧血になっていたので鉄剤を処方される。
掻爬手術は、今までは2回やっていたらしいのですが、子宮への負担を減らすため出来るだけ1回で済ませ、経過をみて必要があれば2回やるとのこと。ここの判断は病院によるみたいなので、正直どちらがよいのか、今となっても気になります。終わってしまったことなので仕方ないですが、1回と聞いた時点で少し気にはなっていたので、セカンドオピニオンを使えばよかったなぁ。
ただ、2週間後の診察では子宮内は取り残しもなく綺麗だったし数値の下りも順調だったんですよね。難しい!