NAISEI

満足するまで壁打ち

眼科

週末から左目の調子が悪いので病院に行った。

視界の真ん中あたりがぼんやりぼやけて、暗いところから急に明るいところに出た時のチカチカぼやぼやがずっとある感覚。怖い先生にたくさん検査をしてもらい、また大きな病院で検査することになった。手術とかになったらどうしよう、嫌だなあ怖いなあ。放っておかない方がいいと言われたのがもっと怖い。来週の検査までの1週間どんな気持ちで過ごせばいいんだろう。ていうか目の手術って痛いの?意識あるの?未知すぎて怖い、手術は大体怖い。いやだ。意識がなくてスコーンと寝てるところチャチャっとやって欲しい。寝て起きたら健康、最高。

常に健康でいれたらいいのに。

誕生日を迎えてからというものなんかおかしい。お茶はこぼすしいろんなところにぶつけるし、手元足元のゆるみがすごい。こうやって今までできたことができなくなっていくんだろうか、そろそろ30代の大台に乗るし本厄も近づくし、自分にはなんにもないまま年齢だけ重ねてしまう不安がある。なにか得ていく人生であれとも思うが、人生の分岐が多いほどたらればに執着してしまうこともあれば、なにか得るための努力よりも瞬間の快楽の方に流れていこうとするのもある。

これから老いに向かっていく人生、こうやって自分の健康を失っていくのかな。失いたくね〜〜〜〜どの年齢でもパーフェクトな自分でいたい。健康であればなんでもできる。健康であれ!!!!!!!!!!!!!

宿便

今日排便が止まらなくて会社に遅刻しそうになった。

毎日快便なのに土日は1日5回排便するし、月1回は平日朝の忙しい時に無限排便タイムがある。出入りの激しい腸内環境なので、表出した肛門といわれる顔面は大きな吹き出物トラブルもなく平和に過ごせている。

鼻の毛穴が小学生の時からコンプレックスだった。毛穴パックして、オリーブオイルと綿棒でごりごりしたり、ピンセットで抜いたりした。お陰で広がるわ、より詰まるわで無限地獄だった。従姉に「お姉ちゃんの鼻にはどうしていちごがあるの?」と幼心に聞いて激怒させたことがあるけど、その数年後に私の鼻にも立派なあまおうが鎮座したのでした。

やめろと言われてもやめられない鼻の角栓しぼり。にゅっと出る達成感が最高に気持ちよくて毎夜毎夜風呂上がりにやっていた。

一人で暮らしてると家事やらなにもしない時間やらで、過去の習慣が大きく変わる。毛穴をしぼることもなくなった。その代わり毛穴対策になるクレンジングに大いに課金した。

インスタで角栓をしぼる動画を見つけて、2時間ぼけっと見たりしてる。毛穴から固体や液体で角栓が出てくる様子は本当に顔は肛門なんだなと思う。家族恋人に見せたら食事中になんて物見せるんだと本気で怒られた。てことは角栓を出す行為は排便と一緒なんだなあ。自分の排便の他人の排便もいいねえ。

排泄

なにかしらのアウトプットをしたいと思っていた。

音楽、絵、お芝居で表現したこともあった、人と話すこともそう。なんとなく遠ざかってしまったし、話したい人とは会えないし。最近の創作活動といえ料理することなんだけど、すっきりして楽しいし美味しいし満足するけどなんかちょっと違う。自分の中からなにか出したいなという気持ちがわさわさまた湧いてきた。排泄したい気持ちと一緒なのかもしれない。

エッセイを読むのが好き。今年1冊目は星野源「そして生活はつづく」。紅白歌合戦のうちで踊ろうフルバーションを聴いてから、なんとお経みたいなんだろうと感動して、思想を知りたくてその日のうちにAmazon様のお世話になったのでした。ひとつになろうという言葉への違和感など当時の星野源って今の私とほとんど同じような年齢の筈なのに悟ってるな、10年以上前から同じ思想なんだなとまた感動した。集団の中にいるとリーダーが登場してしまう、ルールが発生してしまう、流れに乗れない人はあぶれてしまう、ばらばらでいいのではないかというのは、同じことを栗原康の本でも読んだなと思い出した。

今日も仕事をしててひとりを感じる時がある。単に疎外感の、ネガティブなひとり。ずっと自分の価値についてしゃべってばっかりのおばちゃんたちがどうにも苦手で、こそこそした会話が聞こえるだけでもいらいらする、ふたりの世界みたいで。自分の世界は自分の中にないのかなあ、他人に自分の価値を認めてもらうことが全てみたい。虚しい。利用者さんの話をしてるのにいつの間にかそのおばちゃんがいかに影響力があるかって話になってるんだもん、おかしいねえ。集団の中で自分がどれだけ優れているのかなんていうのは、ひとりひとりでいればどうでもいいことなのにな。たったふたりで作られた流れだけど乗れなかったら多数決の流れであぶれてしまうのか。みんなひとりでいればいいのになあ、そんな環境に身を置きたい。

負の感情でいっぱいな排泄。書きながらすっきりぶりぶり。