時の花を挿頭す

セクゾ超新規が最近思ったことを綴ります。●Twitter→@kuuuuusuuuke

セクゾサマコン2014で中島健人にハマった

中島健人くんってすごい人です。
それまではジャニーズの世界に足を踏み入れ、ちょいちょい目にするラブホリ王子様のエピソードや握手会における様々な伝説を知ってた程度で、おもしろい子がいるなー銀の匙の子だよなーぐらいの認識でしかありませんでした。
しかし2014年秋。黒服物語の放送スタート。これが私の運命を変えました。
単純に銀の匙で高校生してた子が今度は夜の世界、池袋のキャバクラで働くというその衝撃が大きかったのを覚えています。

それまでSexyZoneの印象といえば、デビュー組の中でも若くてフレッシュなイメージが強く、セクシーセクシーと、歌いながらも王道路線を行くダイヤモンドキラキラアイドル、夏に雪が降る歌を薔薇を持って(間違い)歌う王子様の集まり。明.学と慶.応という何げに高学歴の集まり。
最近は五人組から3TOP他は流動的とかグループ崩壊気味で気の毒な感じに事務所に振り回されている。
キスマイ先輩からのかなりの後輩で、舞祭組先輩の恥ずかしい過去暴露をぶっこんでくるのがおもしろくて、視聴していたUTAGE!に出演した際には、中居くんに「おい後ろ二人はどうした?」舞祭組からは「二人の気持ちにもなってみろよ!」「ばーか!」と弄られる。
うん。うん。全くもってその通り。中居くんの力でなんとかしてあげて。ファンだって辛いだろうに。いう印象でした。

例えば同世代でHeySayJumpの顔ともいえる山田くんなんて未だに学生役じゃないですか?え?そんな本当にセクシーなドラマ!?靴舐めたりベッドシーンあったりなんだこのドラマまじでセクシーだけど、大丈夫?っていう私は一体何目線なのか。わけわらん心配をしながら視聴を続けてしまい、ドラマ自体も面白く感じたし、そのまま主演を努めあげた中島健人くんに惹かれていきました。

そんな私がはじめて買った映像作品はサマコン2014です。知ってはいたけど3TOP体制。衣装格差はさることながら、立ち位置もなんだか全然五人で揃って踊るパフォーマンスが無いんですね。あとジュニアめっちゃ出るな!うじゃうじゃいやがる!というのが全体の感想でした。

そんななかでも中島健人のソロ曲に魅せられてしまったのが大きな敗因(?)でした。

中島健人というアイドルが、ソロコーナーに詰め込まれている。だいたい健人くんがわかるように出来ているな。と率直に感じました。中島健人くんを人に説明する時にはもうこれ見とけって教材にしたいぐらいです。

まず勝利さんの煽りで最初に披露された曲teleportationでスポットライトを使い本当にテレポーテーションして登場したかのように見せる演出。おお。だからteleportation...と納得してしまう登場から、「キミへテレポーテーション」というアイドルソング的フレーズを伸びやかで透き通った歌声にのせ、指の先までしっかりまっすぐ伸ばし、手足が長いからこそ映える身体全体でのキレっキレダンス。目を奪われました。

余談ですが、Sexy Zoneは顔と名前が一致しないとぬかしていた一般人の友人に観せた時には、友人は健人くんだけ「ああ。テレポーテーションの子ね。」と覚えるようになったのが嬉しいです。やはり残りやすく、単純でわかりやすいフレーズなんだな、アイドルの歌はそうあるべきだな、健人くんってすごいなと思いました。

teleportationの話に戻ります。
歌なら「会えない夜」の所で掠れた声になってる最初の「あ」がセクシーで好きです。英語の部分もよく舌が回るな...と感心してしまう域です。カラオケで再現不可能なのは私だけでしょうか。
ダンスの振りで好きな所なら、「テレポーテーション」の所で人差し指をピンと立てる、交差させるなど、人差し指でこれだけ魅せてくれるところが好きだし、「こみ上げて」の所の手のひらを自分の顔の近くでクイックイするところ、「壁も超える」で腕で壁を超えてるのを表現するところなどが大変良いです。間奏部分のダンスもキレっキレで、最後はジャケットを脱ぎながらの腰振りで客を湧かせ、大人っぽくセクシーな一面を突き付けてくる健人くんの最高さは言うまでもないですね。滝のように汗を流し、オデコに張り付いた前髪が婀娜っぽい。

永遠のメリーゴーランド
そんな色気全開で向かった先には真っ白なグランドピアノ。
いきなりギャップ攻撃です。だってついさっきあんな腰振りを見せつけ、荒々しくジャケットを脱ぎ捨て放り投げたオス全開のセクシーな健人くんが、今度はピアノで魅せてきます。

ピアノが弾けるイケメンなんて少女漫画の王子様じゃないか!ここではじめて健人くんの特技がピアノだと知った私にかなりの衝撃をあたえました。

鍵盤を滑る白魚のような指はひらすら美しい。スラスラ紡がれる英語は相変わらず綺麗。バラード曲だからビブラートも高低音もどちらもよく響く歌声が綺麗。いやもう顔が綺麗。
礼拝堂で賛美歌を聴くような、なんだかとても神聖なものを見てる気分にさせられたし、でも息継ぎはやっぱりセクシー。
白いYシャツの衣装もはどこか制服っぽくて、放課後の音楽室で二人きりみたいな、懐かしい青春時代に誘われてる気分になります。
世間離れした神聖さと、どうしようもなくホコリ臭い青春時代を同じ曲の中で同居させてパフォーマンスする健人くんって何ものなんだろう。うっとりさせられます。

後で調べたら健人くんはお父さんにピアノが弾ける男はかっこいいの一言を言われたのがきっかけで幼少期からピアノを習って頑張って来たなんてエピソードを知ってしまい、ますます好感度があがりました。
ジャニーズの世界では歌やダンス、トークや、演技、そんなものは一定の水準以上の完成度で当たり前、何かプラスアルファな特技を身に付け、数いるジュニアのなかでも個性を際立たせなければならない厳しい世界で。そんな世界で戦うために、ピアノを完全に自分の武器にした健人くんって、そしてそれを私たちが今聴くことができるなんて。それもう奇跡なんじゃないかな!?
そう今この瞬間が奇跡。

さて、観客が健人くんの余韻にうっとりさせられた後、健人くんは顔をあげて微笑みます。みんなが好きな曲だよ?待ってたでしょ?といわんばかりに。やはりここでも光る汗がセクシー。

そう!!CANDY!!
この曲だよ!もう!単純にかわいいかわいい中島健人くんが楽しめる楽曲!!
みんなが好きな曲だよ!CANDY!!

恥ずかしながらこの曲も私はここで初聴き。
みーんな一緒に~!?LOVE!!KENTY!!
これがアイドルだ。圧倒的だ。
何より歌詞にケンティーって自分の名前が入ってて観客とコール&レスポンスが完成してるところ、本当にアイドル性すごい。
そしてI'm loveholicってここで言ってたんかーい!もうここで自分でラブホリって言ってる!!すごいこの人!!
会場を所狭しと長い脚で駆け回り、可愛らしくスキップしながらダンスしてる!
「好きと!GO!GO!GO!」のとこなんて走りながらダンスしてます。

白いジャケットなんてファンタジーが効いてる衣装。胸ポケットから取り出すCANDYを振り回す姿が魔法少女めいた可愛らしさを演出。
サビ部分の振り付けも大変可愛らしく、「独り占め」の部分て頬を人差し指でつつく振り、そしてその表情。大好きです。眉毛はハの字に下がり、縋る様な瞳をしながら、紡ぐ言葉は「独り占め」という強気なワード。
ギャップ!ここにも!またカメラワークも良い仕事してますねここ。
顔の近くでの手の振り付けは女性アイドルに多い振りと言われていますが、なるほどどおりでここでの健人くんは女性アイドルみたいな可愛らしさが爆発してます。

間奏部分ではラブホリ台詞をぶっこんでくるが、走り回って来てからのかっこつけて長い脚を持て余すように座って投げキッス、からの一回転、スクっと立ち上がってまた歌い出す。短時間でどれだけの動作を行うんだ!なんでそんなことが出来るんだ!そして終始笑顔。そう笑顔。
最後は健人くんの笑顔で健人ワールドの余韻を残す。

さてこの三曲でだいたい健人くんが、その魅力が分かってしまったのではないでしょうか。
そもそもまずお顔が大変可愛らしく綺麗な作りですね。
切れ込みの深い二重まぶた、瞬く度に星散るダイヤモンドな長いまつ毛、ぷっくりとした涙袋。またスタイルも大変よろしい。
脚が大好きです。好きでたまらないです。
どんな衣装も映えます。
ピンク色のスーツとかだって着こなしちゃいます。ピンク色のスーツで歌います。
LOVE風。
さて、LOVE風とは?なんだか知らないけど、すごい健人くんっぽいな。と思ってしまった私はその時点で健人くんに夢中なのですね。
冴えない少年が恋することによって輝いてゆくラブソング。
teleportationほどガッシガシとダンスするわけではなく、永遠のメリーゴーランドほどしっとり聴かせるバラードとも違いますが、CANDYに匹敵する健人ワールドと表現させていただきます。

まずいきなり洋画のワンシーンみたいなお芝居。
健人くん自身も言っていましたが観客のえ?なにが始まった?あれ誰?みたいな空気感の中、ピアノのイントロが流れ楽曲がはじまるのです。私なんがは健人くん英語...上手だな。と再認識しながら。名門大学現役大学生ですからね。
この曲は白いベンチや紙飛行機という小道具が大活躍。ある一番凝ってるように感じるパフォーマンスで、一番おもしろい。

ダンスだとサビの座っての振りの全てが好きですがやはり「パステルカラーの」のところで地面にハートを描く振り付けが好きです。
そのあとすぐ立ち上がって踊るのもよく動いておもしろいです。
短い時間にいっぱい動くのは健人くんの特徴だとおもいます。
「価値観のズレ、ケンカ」のところで頬に手を当て首を動かす振りが好きです。ビンタみたいな動きでコミカルでありながらどこか色っぽいです。
「愛の証さ」で指でアルファベットのLOVEを表現する指使いには惚れぼれします。さっきピアノを弾いてた綺麗な指で型どるLOVE。ん~最高!
間奏部分でベンチを最大利用。ジャケット脱ぎかける動きもドキドキさせられます。

ここまで見てきたソロ曲、全て健人くんの作詞という事実。
健人くんは言葉選びのセンスがとても輝いてるように思います。
そんなところもすぐに好きになります。

ただひたすら、王道に、底抜けにアイドル。
そうです。健人くんは王子様キャラを地で行く王道アイドルです。
綺麗に伸びる力強い透き通った歌声に、踊らせてみればキレっキレのダンス、すぐに汗だくになるのもセクシー。特技はピアノ。そして天才的ともいえるアイドル性。

バラエティとドラマで見る中島健人くんに惹かれてもっと知りたいと興味を持ちました。
ちょっとソロ曲のパフォーマンスを見ただけですぐに魅せられて大好きになって堕ちてゆきました。
バラエティでは胸きゅん台詞を放つ王子様キャラ。そしてたまに自己陶酔するナルシシスト気味なちょっとわけわらない平成世代の王子様代表。

そう言えば以前、キスマイBUSAIKU!?にゲスト出演した時には、初後輩ということで注目してしまったのもありますが、藤北さんのモノマネ披露でざわつかせ、ファンタスティック胸きゅんとかそれをファン胸ってそれ略さなきゃいけなかったか?みたいなわけわらん発言。そして涙を流し、映画を告知して帰ってゆくというとっても強いインパクトを与え、爪痕残して帰ったな、と印象に残ったのを覚えています。健人くんのファンになってから、以前は普通に見れていたのに、キスぶさに出演した健人くん、かわいくてしょうがないので落ち着いて観れなくなりました。きっと私だけじゃないでしょう。なぜ以前の私はこんな健人くんを平然と観ていたのか。

健人くんにハマってしまう前と後で、大きく健人くんの見方が変わってしまうのも、数ある魅力のうちの1つです。

健人くんによって引き込まれたSexy Zoneの世界で、私はふまけん厨に変貌をとげます。
風磨くんについては、また後日。

ブログはじめてみました

この度はブログをはじめてみました。
ジャニーズの世界に足を踏み入れ、ジャニヲタのみなさんの様々なブログを読むようになりました。
それらはアイドルの楽曲や作品などに関する考察であったり、コンサートやパフォーマンスに感動した出来事を熱い思いが冷めないように記してあったり、自分自身のジャニヲタとしての経歴や、果ては自作ポエム、アイドル短歌など、こんなにも文章を書く事が好きな人がたくさんいるのがジャニヲタの世界なのか、と感銘を受けました。
Twitter上でのジャニヲタのイメージと言えば、アイコン自撮りのキラキラ女子で、キチガイです☆とか、本気愛♡とか、どうやっても長文ブログとは結びつかないアッパラパーな頭の中お花畑な女の子集団の印象が強かったため、(偏見)さらに衝撃でした。
しかし!ジャニヲタの世界はそれが全てではありませんでした。
Twitter上にも、溢れる愛しさ、熱い思い、荒ぶる激情を長々とツイートする人だっているし、私が思ってたこと、頭の中で燻らせてた事をぴったりと確かな文章力で表現して発信してくれる人だっているし。
140字で収まるわけないだろう!アホか!という人はブログでさらに長く文章を綴る。
好きだ好きだ好きなんだというただそれだけに集約されてしまうようなことだけど、できるだけ綺麗な文章にしてこの感動を残して置いて、自分の忘備録としたり、それに共感した人と仲良くなったり、そういったブログが溢れるジャニヲタの世界に、私は踏み込んだのです。
ならば乗らない手はない!
私も感動した事や自身の経歴、いつかは考察や楽曲の歌詞解釈なんかも、日常生活の中で埋もれるより、何か記録しておこうと思った次第です。
記念すべき(?)はじめての記事は、やはり私自身のジャニヲタになるまでの経歴で埋めようと思います。

●私がこの世界に足を踏み入れたきっかけ

きっかけは、友人に見せられたキスマイBUSAIKU!?でした。その当時のキスマイの印象と言えば、衣装格差を中居くんに弄られていて、ついに後ろ四人が中居くん作曲のケツの歌を出した。ぐらいの 一般程度の知識でした。
舞祭組よりケツの歌を先に知っていました。
ジャニーズなのにブサイクって言っちゃうこの愉快な人達の魅力にすぐ引き込まれました。

北山宏光くんに惹かれてそしてシンメ厨に

舞祭組がジャニーズの世界への入口だった私が、北山くんに堕ちるのは割とすぐのことでした。
キスマイについてちょっと勉強すれば、過去映像をちょっと見ればもう北山宏光の魅力に溢れています。
そして相方とも言える藤ヶ谷さんとの関係、二人の歴史。
そんな藤ヶ谷さんとの初のユニット曲file!!
file!!は私をシンメ厨にした罪深き楽曲です。
ブサイクというジャニーズエンターテインメントにあるまじきイレギュラーな四人が私をこの世界に引き入れ、今や私はジャニーズの魅力の基本ともいえるシンメの関係に惹かれてやまないのです。
だってシンメっていうのは、(私の中で)
そのへんの男の子よりちょっと、いやかなり見た目麗しく生まれてきて、成長期にありがちなアンバランスさによるエグさグロさがそのへんの男の子に比べて無い方で、たまたまシンメで踊っただけだったり、たまたま二人がフィーチャーされたり、たまたま同じ運命だったり、ただそればかりにファンや周りの人から彼氏彼女やら夫婦やら言われちゃって、じゃあ仕事だしって、いくらか自分で望んで入所したしって、割り切って!こいつといればファンは喜ぶみたいだし、話題になれば偉い人も推してくれるし、まぁそれなりに恩恵あるしなって割り切って!実際の仲はどうあれ(ここ重要)腐営業してる思春期の男の子がいっぱいのジャニーズって本当に最高のエンターテインメント!!
10代のうちから、そんなふうにビジネスパートナーとしてうまく関係を築いて行くなんて、そう簡単なことじゃありません。
ただし、そんなふうに2人で一緒にやってきても、理不尽に曲げられたり壊されたりすることもありえる、念願デビューが叶い、世間に出たところで成功が約束されてる訳ではない。そんな世界で、結局一番信頼できる奴はいつも隣にいたこいつだった。
そういうものかしら〜シンメって。
と、軽率に決めつけることか難しいのもまた魅力の1つ。
ん〜!たまらない!!ファンはどうかどんな向かい風にも歩みを止めないで。と祈りにも似た気持ちで大好きな人を応援する。
今やシンメをめいいっぱい楽しみたい。
それだけだ。それだけの感情でいきている。
今、夢中にさせられているシンメはセクゾのふまけん。彼らについては、また後日。
しかし社畜スーツ姿のブサイクが入口だったのにその対極ともいえる王道キラキラ王子様薔薇持ってるアイドルセクゾにハマるなんて。
人生はどうなるかわからない。

最後に!
キスマイツアー当たりますように!!