漫画執筆日記

趣味で漫画を描く人のブログ

20年後のイラスト

今は漫画を描いていますが、初めて漫画を描いたのは小学生の時です。

クラスで、ドラゴンボールのパロディを絵の上手いクラスメートが

描いてそれを回し読みするのが流行っていました。

そのパロディをさらにまねた漫画を秘かに描いていたのが、漫画を描いた初めです。

結局、同級生が遊びに来たときその漫画を描いたノートが見つかってしまい、友達と呼べる間柄ではない人たちだったので、ひどい目に会いました。かなり、泣いて「返せよ!」とノートを取り返した記憶があります。

そして、残念ながらその初めてノートに描いた漫画は残っていませんが、10代~20代の前半の頃描いたイラストは、この間実家に行ったとき押入れの中に結構たくさん残っていました。20代前半までは結構本気で漫画家になる!と思っていましたから。練習の痕跡を懐かしく眺めてました。

今回は、その中で、ドラクエⅢの女賢者を描いたものがあったので、載せます。

おそらく、10代後半くらいに描いたものです。

いやー恥かしいくらい下手ですね。そして、現在同じ女賢者の絵を描いたものも載せます。少しは良くなったかな?

10代の頃のは、たぶん見本を見ながら描いてこれです。

 

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10代の頃描いた女賢者

現在のは、見ないで描いてこれです。

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30代の今描いた女賢者

 

下向きの顔の目を描く

下向きの顔の目を描くのに苦労してます。
漫画を描く際、キャラの同一性を保つため、様々な角度からキャラを描いたものを作成して描き始めるのですが、一番てこずっているのが、下向きの目です。
実物を見ると、スマホをいじっている人の目は、まぶたが落ちて閉じたような形状をしていますが、眼球はうっすらと開いている微妙な形をしています。
それを参考に描くと、失敗します。
つまり、伏せ目がちに描こうとすると今度は、キャラの同一性が失われ、別のキャラに見えてきます。
この、ジレンマがなかなか解消されず悶々とします。
ネットで、スマホをいじっている人のイラストを参考に描こうと検索してみましたが、多くが伏せ目の部分をごまかして、実際のようにまぶたが落ちた感じで、目をうっすら開けたようには描いていません。
結構この、下を見る時の目って、みんなが避けて通ってる道なのかな。プロの漫画家の絵を見ても、ちゃんとかいてないのが、あるし。
だったら尚更ちゃんとかかなくちゃと思います。

そっくりに模写できることはすごいことなのか?

よく、SNSで漫画のキャラクターなどの模写自慢みたいな感じでそっくりに描けたことを誇示するような人がいるけど、それってすごいことなの?という話。
ぶっちゃけ、見ながらだったら、誰でもそっくりに描けるよ!というのが、模写すらほとんどしたこともないような、素人の意見だろう。

そして、ある程度絵の練習をしている人だったら、まあすごいかもしれないけど、自分でもそれぐらいは描けるよという感じだろうか。

では、実際のところどうなのだろう。
結論からいうと、細部までちゃんと再現できていてかつ時間もそれほどかけずに模写できるということは、すごいこと。

そっくりに、模写するということは、それぞれのパーツの位置関係および全体のバランスを把握して、それを紙の上に再現しなければならないから結構難しい作業なのだ。

絵を見る目が養われていなければならないし、ある程度書き慣れていないとそっくりに模写することは出来ない。

漫画の模写や参考資料をもとに描くということ

漫画など作品作りに取り組んだことのない方は、漫画を描く、もしくは絵を描くでもよいですが、そういう創作活動をするという事は、完全オリジナルのものを作り出すことであると思いがちです。

しかし、現実的に生まれてから何の影響も受けずにといったら大げさですが、私たちはそれが意識的であるか否かに関わらず、他の人が作った創作物の影響を受けているし、その影響なしに0の状態から何かを生み出すなどできません。

絵に関わらず、どんな発明にしろそうです。何か、前にヒントがあってそれをもとに新しいものを作り出しているのであって、自分で何も作ったことのない人はそれをパクリだと言って揶揄します。

例えば、漫画というコマを割ってそこに絵柄と吹き出しを入れて作る形式のものは、もとは手塚治虫が作り出したもので、それをみんな真似して漫画を描いているのです。

 

前置きが長くなりましたが、漫画を描く際に、プロでも頭の中ですべてのポーズが描けるわけではなく、写真や実物などを参考にしながら描くことももちろんあります。

むしろ、絵を何も参考にせずにずっと我流で描き続けても、絵の上達はあまり望めないと思います。

私も、日頃生活する中で、おっ、これはかっこいいポーズだなといったものは、それを取り入れたオリジナルの絵を描いてみたりします。

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この絵は、キャラクターは、オリジナルですが、ポーズは、たまたま電車に乗っていてかっこいいと思ったものを、取り入れたものです。なんか、普通の立ち姿ですが、かっこよさを感じてしまいました。

こういう、普通の中にひそむかっこよさを発見するのはとても楽しいです!

4コマ漫画

なかなか中国旅行漫画の執筆が進みません(涙)

ネームを47ページ描き終えて、見返してみて構図やコマ割りが気に入らないところを書き直ししている最中です。

私は、さぼる癖が出るとすぐにゲームやユーチューブなどの誘惑に負けて、無駄な時間を過ごしてしまうことが多いです。( ノД`)

しかし、ユーチューブも、漫画やイラスト関連のものを中心に見ているので全く無駄とは言えないんですが・・・。

その中で、以前見ていた浦沢直樹の漫勉という番組。東村アキ子さんの回で、ネームは眠くなるというのを言ってたけど、確かにあるな、と漫画を描いてて思います。

あと、ネームの直しを数ページやって下書きに入れるのだけど、サボりたくなるのと眠くなるので全然進まない。ちょっと明日から頑張らなくては!

そして、息抜きにブログ用の4コマを描いてみました。

風刺というか、思いついたことがあって。人生訓的なヤツですが、「どうして、人間って意思に反することを強いられながらやっている人には寛容な態度を取って、自分の思ったことをやろうとする人に対しては足を引っ張るような態度をとるのだろう?」って思ったんです。

これって、あらゆることに当てはまるような気がして、自分がこれやりたい!って思ってやろうとすることは、何か悪とみなされ、反発を受けるけど、嫌々だけど、私はこれを我慢してやります!って決心でやるときは同情され、柔らかい態度になる。

 

これを仕事を辞めるときに当てはめて漫画を描いてみました。

なんか、親の介護などやむをえずな理由で辞めるときは同情され、夢を追いかけたり、仕事が嫌で嫌でしょうがなくて辞めるときは、何だかんだ冷たい対応を取ってくる。

 

まあ、イメージですけど、そんな風潮というか傾向ありませんかね。

ただ、断っておかなければならないのは、私は我慢や苦労を否定しないし、人生においてもある程度は必要だと思います。しかし、それが行き過ぎて、あまりにも長期に渡って我慢したり、自分を殺してまで、辛い思いをして自分の意思と反する人生を送り続ける必要はない、と思います。

むしろ、自分の意思を貫くことは、素晴らしいことだと思います。

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漫画を描く1

昨日、コミティアに行ってきました!

目的は、執筆中の漫画の参考にすべく、旅行系の同人誌を探すこと、そしてデジタルツールのお試しコーナーでした。

のんびり、10時くらいに起床し、のんびり電車に揺られて、会場のビックサイト青梅展示場まで足を運んできました。

まず、目に飛び込んできたのは、ペンタブのお試しコーナーです。

ワコムの2種類のペンタブが置いてあり、書き心地を確かめてきました。

感想としては、結構手書きの感覚に近づいてるなというものでした。

これなら少し練習すれば、デジタルでも描けそうと思いました!

現在執筆中の旅行漫画の仕上げをデジタルでやれればいいなと思っているので購入を検討していますが、売り場にいた方の話だと、どうやら仕上げだけデジタルでも、修正が出てくるのでどちらにせよソフトだけでなく、ペンタブも必要とのことでした。

うーん、どうしようか悩む。

 

次に、旅行記のコーナーで、旅行漫画を探して回りましたが、前回中国旅行の同人誌を出展されていたサークルさんが見当たらず、このまま収穫なしかと思った時、以前一度同人誌を買わせて頂いた、大塚志郎さんが、旅行記のコーナーで、旅行漫画を出品されていたので、購入させて頂きました。

思いがけず1冊おまけして頂いたので、サプライズでうれしかったです!大塚さんありがとうございました。

その後、床屋に寄って帰りましたが、どうも最近漫画執筆のペースが上がりません。

とりあえず、何か残さないとということでブログ更新しました。

イラストの方は、一人だと結構アタリなしでも、すぐに描けるようになってきましたが、コマの中に2人入るとやっぱり難易度が急に上がります。

多分それは、一人だとある程度、自由に描けますが、2人になると空間を意識しなければならないので、2人の人物の距離、遠近感など不自然にならないように注意する必要が出てきます。

なので、これからは、キャラクターも一人だけでなく、複数のキャラが同じ空間に存在する形を色々と練習していきたいと思います。

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何も見ずに、想像で描いてみました。(格闘漫画描いてるわけでもないのに、なぜか、女の子がパンチしているシーンを描いてみたかった。(笑))

やはり2人のポーズは難しいです。とりあえず、また模写をして練習していきたいと思います。

漫画のネームについて

また、さぼり癖が出てしまい、はてなブログから一か月更新されていないというメールが来てしまいました。(>_<)

 

そもそも、漫画家という人種は、締め切りがなければ一生描かないと言われてるほど横着な人が多いそうです。

私の場合、50ページほどの同人誌を、12月のコミティアで販売するという破ることができない掟を作ってしまいましたので、嫌でも絶対に完成させますが、いまが正念場で、自分の中の葛藤と戦ってるところです。(笑)

しかし、なんとか48ページの37ページまでネームを完成させましたので、もう一息です。

前作は、作画にかなり時間をかけてしまいましたが、今回は、絵の練習をかなりやりましたので、ネームから下書きまでは、さほど時間を要さないと思われます。

また、仕上げについては、夏休みの間に、デジタルの機器を買いそろえたいと思っておりますので、そちらを活用してスピードアップを図れればと思っています。

中国旅行記(仮題)という同人誌で、コミティアでは旅行記などを扱ってるコーナーで販売したいと思っていますので、興味のある方は是非手に取って見て頂ければと思います。