cali≠gari 豊洲PIT 2019.6.23
活動休止16周年記念ライブ
「10years」
行ってきました。
会場への到着が遅くてもう開場していたので並ばずにすんなり入れました。
もともと整理番号も400番代だったので期待していなかったしね。
で、今回普通の座席指定の席とクォータースタンディングの席があって、僕はクォータースタンディングの席を取りました。
クォータースタンディングとは文字通り、会場の前1/4がスタンディングの席で、残りが座席指定の席です。
入ったらもう入り口のとこまで人がいて、うわー結構端っこだなぁ、と思っていたんですが、よくよく見るとみんな間隔に余裕を持って立っていたのでこれは始まればワンチャン前の方行けるか…とスタンバッていました。
そして若干時間を押してライブスタート。
予想通り、開始したらみんな前の方に押し寄せて大分間隔がつまりました。
その隙に結構前の方に行けました!7列目くらい?
とにかく、横浜のライブハウスのときより近かった!
なんと!1曲目が!「-踏-」ですよ!
ツイッターで青さんが今回のセトリやばいとか言っていたので期待していてよかった!
今回のメンバー衣装ですが、石井さんがマフィアの幹部みたいな服で、研二郎さんが和柄のジャケットでヤクザで、青さんは正統派ビジュアルの銀のジャカード織シャツ?みたいなのでした。
石井は腰まであるエクステを襟足につけていてエロかったですまる
2曲目「娑婆乱打」
ライブでは初めてだったけどノリやすいし楽しいですよね。ウーハー!
3曲目「マネキン」
おいおいおいおい!アゲさせてくれるなぁ!
4曲目「トイレでGO!」
最近のライブではもはや定番ですね。なんて今日はいい日なんだろう。
5曲目「天国で待ってる」
正直この辺から肩が痛くなってきました!運動不足!でも腕振るのはやめないぜ。
6曲目「トゥナイトゥナイヤヤヤ」
予想外過ぎて最初なんの曲かわからなかったよ!まさかやってくれるとは。
7曲目「蜃気楼とデジャヴ」
えぇー!!って感じじゃない?こうなったらギラギラもあるか!?とわくわくしながら踊ってました。
8曲目「暗中浪漫」
いやいやいや、どうしたよ?活動再開10周年だからわかるけどサービス良すぎか?
9曲目「暗い日曜日」
と、思ったら新曲だもんな!嬉しい悲鳴だよ。めちゃカッコよかった。
10曲目「東京、40時29分59秒」
いや、ホント名曲よね。石井歌うまいしなんなんホント。
11曲目「空想カニバル」
うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!まさか!このご時世に生で聴けるとは!一旦幕が閉じる演出も良かった。透けるて見えるメンバーが曲の世界観に合っていて素敵だった。
12曲目「誘蛾灯」
ちょっ、まっ、心臓が、持たないから…。
研二郎さんのベース聞こえた瞬間泣きそうになったし。大好きな曲ですありがとうございます。
13曲目「ゼリー」
正直あんまり記憶ない。たぶん誘蛾灯嬉しすぎたのを引きずってる。楽しかったことはうっすら覚えてる。
14曲目「紅麗死異愛羅武勇」
この時のお客さんの一体感やばかったな。みんなで紅麗死異を叫んでるのめちゃあがった。
15曲目「淫靡まるでカオスな」
モッシュモッシュ!青さんも今一番盛り上がるのは淫靡かなぁ?っていうだけあってみんなで跳ね回って楽しかった!みんなで跳ぶと周りのズレとかからほんとに浮いてるみたいに感じるよね。あれ好き。
さぁ、ここで淫靡ということは…。
16曲目「マッキーナ」
ですよねー!今回はジュリ扇忘れなかったよ!みんなでジュリ扇振れてよかった。
前に出てくる秦野さん毎回可愛すぎだし、今回の青さんの扇子馬鹿でかいし、途中振れなくて背中に背負ってたやん!www
17曲目「混沌の猿」
本編ラスト。青さんはギターをバケツに持ち替えてバナナを投げて周る。もう少しでキャッチ出来そうでした。
剥いたバナナを石井に渡すといつも通り石井はちゃんと食べました。途中バナナを口に含みながら歌ってたし。可愛すぎか?
あとカメラに向かっていやらしくバナナを食べる青さんも必見だね。ニコ生で見直そう。
そしてアンコール。
幕に特報が映し出され、今後のライブスケジュールやビクターに戻ることが発表。
そして新曲のリリースと発売記念ライブの発表。
そのまま18曲目新曲の「この雨に撃たれて」
「冷たい雨」「続、冷たい雨」に続く雨三部作の最終章。みんな思ったでしょう。三部作だったん?って。
アップテンポで希望の持てるような曲でした。(正直興奮してあまり覚えてない。ニコ生で見直します。)
19曲目「いつか花は咲くだろう」
みんなで大合唱。ほんといい歌よねこれ。
そしてアンコール2。
始まる前に少しMCが入り、そこでアルバム「10」の再録が新曲に着くことが青さんより発表されました。
なんでも石井と研二郎くんが10はずっとマスタリングやらなんやらやり直したいって言っていたらしく、ビクターに戻る記念に録り直すんだとかなんとか。
そして石井が久々に喋ったと思ったら
「まこっちゃんの曲どうすんの?」
って。
青さんのコラっ!ていう表情ね。
石井は石井で「大丈夫。まこっちゃんの分はちゃんと俺が叩いてるから」って続けるし。
青さんのそういうことじゃねぇっていう表情ね。お守りも大変だね。笑
そしていよいよ始まるアンコール2。
ここからは無礼講ということでらしいものをと青さん。
20曲目「ゼロサムゲーム」
これ聞けば聞くほど好きになる。ライブだとより楽しい。
21曲目「飛燕騒曲」
ホント、「らしい」よね。一撃必殺!
22曲目「-187-」
この曲はもはやメンバーと客との戦いよね。
初めて見る人はなんやこいつらってなりそう。
23曲目「ヘルニア」
本日三曲目の新曲。一本のライブで新曲3曲とかやばない?
「-187-」終わったら石井が袖にはけたから、え?終わり!?って一瞬思ったけど拡声器を持って登場。そのまま拡声器で歌ってました。あれサプライズだったらしいね。
24曲目「クソバカゴミゲロ」
始まる時青さんがもっと前来い的なこと言ってさらに前に詰められた。超近い!
この曲もほんと楽しい。疲れるけど。
そしてそして、ラスト25曲目。
この流れなら絶対やってくれると思ってた。
「エロトピア」
いやー、ね。ホント。もう好き。
前回行った横浜に続きまた聴けました。
精一杯踊りまくったよ。ホント石井歌うますぎて焦るわ。
そんなこんなでライブ終了。
いやぁ、久々って言っても横浜から4ヶ月しか経ってないのか。
次は8月に渋谷ですね。
そして来年は夏のカリガリンピックなるものが開催されるらしいので今から楽しみですね。
8月のライブではきっと「10」の曲がたくさん聴けることでしょう。
ついに生「ハラショー!めくるめく倒錯」くるか!?
乞うご期待。
P.S.
ギラギラはまた次回に持ち越し…
やってくれると祈り待ってます。
四月一日、僕らの青春が死んだ話
2019年4月1日、世では平成の次の元号が発表されているころ、僕たちの青春が一旦終わりを迎えた。
「一旦」と言ったのはあくまで願望に違いないのだが、そう思わずにいられなかった。
どうにかエイプリルフールの悪い冗談であってくれと、僕たちは思ったはずである。
長年愛し、待ち続けていたその日がもう来ることはないのだとすぐに受け入れることはできなかった。今も出来ていない。
半年ほど前から少なからず不安で、心配ではあったけれど、また5人でステージに立つ姿を見られると思っていた僕たちはこれからどこへ行けばいいのだろう。
14歳のとき、初めて直に触れたJanneDaArcの音楽。
それまで音楽に興味がなかったのに、彼らのサウンドに触れた瞬間、音楽への、JanneDaArcへの扉が開くのを確かに感じた。
あのときの感覚はいまでも覚えている。
クリスタルボイスと称されるyasuの歌声で始まる「fell the wind」。こんなに美しい声があるのかと、一か月経たないうちに僕は14歳の少年から14歳のJannerへと変わっていた。
yasu you ka-yu kiyo shuji
5人の作り出す音楽は広いヴィジュアルシーンの中で唯一無二だった。
それゆえ、彼らはヴィジュアル系の中でもJanneDaArcという1つのジャンルを作り出したと言われているのだろう。
(ヴィジュアル系?No、JanneDaArc!みたいなコピーを雑誌で見た気がする)
2007年に活動休止して以来、各々ソロ活動を続けていて、それはそれで僕たちは満たされていたが、ここ数年は明らかに「ジャンヌが足りない」状態だった。少なくとも僕はそうだった。
そんな状態でのyasuの体調不良、ka-yuの件、心配事が続き、昨日4月1日、僕たちは暗闇に取り残された。
14歳の僕にとって、音楽とはJanneDaArcだった。
14歳の僕にとってのファッションはJanneDaArcだった。
14歳の僕の、全てはJanneDaArcだった。
そんな彼らの終わり方が、僕たちの終わり方が、こんなことでいいはずがないと思わずにいられない。
今までありがとうって気持ちは確かにある。だけどこのやり場のない途方も無い思いとの過ごし方を僕たちは知らない。
だから今はただ、ひたすらに泣こうぜ。
全世界のJannerよ、僕も君と同じ気持ちだから、今はただ涙を流そう。
辞めないでとか、いつか復活してとかいいたいの我慢してるよね。全部飲み込んで涙に変換してやろうぜ。
そしていつかジャンヌオンリーカラオケとか一緒にしような。
解散したってJanneDaArcの音楽はなくならないし、彼らが音楽をやめるわけでもない。熱狂した時間は体に刻まれている。僕たちが彼らを思うように、彼らも僕たちファンを思ってたのは感じるだろ。
それだけ心を動かされていたことに感謝しようぜ。
僕たちの青春で、僕たちの人生で、僕たちの全てだったJanneDaArc。
それを失った心の穴が埋まる日がくるとは到底思えないが今はただ、僕と一緒に泣いてくれ。
思えば14歳のときに出会い、ちょうど14年間心はJanneDaArcとともに生きてきた。
人生の半分だ。
半年前さらにその半分の7年間共にした人を失い、修復しかけた頃にこの報せはあまりにもつらいが僕たちは今日からJanneDaArcがいない世界で生きていくことになる。
失ってばかりの1年が終わる。
新しい1年が始まる。
人生の半分を失い、残った半分も失うのか、それともなくなった部分が埋まっていくのかわからないが、僕は片割れを探して生きて行くのだろう。
最後になりましたが、
新元号の「令和」。
素敵だと思います。僕は好きです。
令和元年 れいわがんねん
字面も音もいい感じだと思います。
共に過ごした平成が終わるのは寂しい気もするけど、新しい時代を精一杯生きていきたいと思います。
平成は僕たちが育った時代。
令和は僕たちが創る時代だ!!
クレイジーな時代にしてやろうぜ!
そんなことを友達と話したりしてます
おわり
ねてぃこ(おみ)