はじめに
今回はナベカップで宝玉獣(スクラップ)を使ってきました。宝玉獣の可能性を探った結果、TGと混ぜるよりスクラップと混ぜた方が色々噛み合っていることに気付きました。スクラップ側が宝玉獣を混ぜたいのか?というのはまた別の話。
ちなみにレシピはこんな感じ、結果もお察しのため真面目な記事ではないことをあらかじめご了承下さい。
ナベCS
— 大嵐@師範は強制効果 (@adsoji3) May 18, 2024
使用:宝玉獣(スクラップ)
予選1-3
1:TG天使後×⚪︎ED×
2:デブリHERO後×⚪︎ET×
3:活路エクゾ先××
4:ヒロビ後⚪︎⚪︎
サブトナメ2-1
1:アライブ後×⚪︎×
2:暗黒界後⚪︎×ED⚪︎
3:カラクリ後⚪︎⚪︎
おもちゃ使いたい欲が出てしまいました😢 pic.twitter.com/eLbur4h0cA
大嵐システムとスクラップの相性
そもそも大嵐システムとは・・・?
結論から言うと宝玉獣サファイアペガサス+レアヴァリューの出張セットのことです。詳細は過去記事を参照ください。
https://oo-arashi.hatenablog.com/entry/2024/03/16/202138
おさらいのためのテキスト
ちなみに†大嵐システム†は自称ではないので(←ここが一番大事)記事でこんな堂々と言っています。
大嵐システム初出の文献
話を戻してスクラップとの相性を語ると、主に下記の2点が採用理由になります。
- スクラップビーストと幻獣の角の相性がいい
- スクラップドラゴンとサファイアペガサスの相性がいい
一つずつ見ていきましょう。
スクラップビーストと幻獣の角の相性がいい
サファイアペガサスと獣/獣戦士テーマを混ぜる時に、共通サポートとして幻獣の角が利用出来ます。
攻撃力800アップ+1ドローと強力
TGと混ぜた時に気になったのは、幻獣の角を付けたモンスターが幽閉の的になりやすくなることです。幽閉を貰うと、TGはサーチが出来なくなり、ペガサスはレアヴァリューの発動条件を満たせなくなります。幽閉対策としての七つ道具は、宝玉獣が魔法罠ゾーンを埋める影響で採用し辛いです。
この「幽閉の的になる」ことが、以下のコンボによりスクラップでは利点になります。
色々書いてますが、↓のスコールによって破壊されると、スクラップキマイラをサルベージ出来ます。
スクラップ版おろかな埋葬+1ドローをした後、スクラップモンスター(主にビースト)を効果破壊します。
スコールで落としてビーストで回収します。1枚でスクラップドラゴンが出せます。
分かりやすく例えると、アナザーネオス+デュアスパと似た動きをします。ビースト+スコールを揃えるだけではアドバンテージは取れないため、相手のスコール対象のサイクにチェーンしたり、ビーストへの除去にチェーン発動して1アドを稼ぎたいところです。打点1600の貧弱なビーストでは、わざわざ除去札を使ってもらえないのですが、幻獣の角を付けると話は変わってきます。まずはビースト+幻獣の角で1アドを稼ぎ、その後のビースト除去にスコールを合わせて更に1アドを稼ぐ。これがこのデッキのコンセプトになります。
しかし、スクラップモンスターだけではデッキの構築が出来ない&角を付けられるモンスターが少ないです。そこでペガサスの出番となるわけです。
「でも角をつけたペガサスが幽閉を貰ったらどうするの?レアヴァリューが発動出来なくなる問題は解決してなくない?」
聡明な読者の方は疑問に思ったかもしれません。実際その通りで、この問題は解決を諦めました(←)。そのため、今回の構築はレアヴァリューを1に減らし、使えたらラッキーくらいの認識としています。
そうすると、魔法罠ゾーンに1枚残ったペガサスはどうするのか?決闘を彩る宝石をただ飾っておくのか…?
スクラップドラゴンとサファイアペガサスの相性がいい
もはや説明不要かと思いますが、この余ったペガサスを有効活用するのがスクラップドラゴンです。スクドラはテーマのエースではありますが、意外と効果の的にしておいしいカードが少ないです。
ビーストは召喚権が必要なため、スクラップドラゴンを出したターンに用意することが難しく、あとは良くてサイク対象チェーン発動か、ビーストを蘇生して残ったリビデを対象にするしか、損失なしで発動する機会がありません。
運良くレアヴァリューが発動出来た試合でも、どの道1枚は魔法罠ゾーンに餌が余ります。ペガサスが引けずにレアヴァリューだけ来てしまった時は、レアヴァリューを餌にしてしまいましょう。
行けると思ったけど不採用になったカード
番外編ですが、サファイアペガサスの他に「これもいけるくね?」と思ったカードを紹介します。
BF-精鋭のゼピュロス
キマイラ→ビーストした後にキマイラ戻して使い回せば強くね?という安直な理由から試しました。他にも、魔法罠ゾーンで寝ているペガサス戻しから、ペガサス召喚で即座にランク4を作れます。レアヴァリューがなくてもペガサスを有効活用出来るうえ、召喚したペガサスで3枚目のペガサスを魔法罠ゾーンにおけば、後引きしたレアヴァリューを腐らせずにペガサスをXyz素材に出来ます。
実際には、ビーストやペガサスといった実質バニラカードが沢山入ってるデッキで、ゼピュロスに回せる召喚権がなくボツになりました。
召喚僧サモンプリースト
いち早くビーストにアクセスする必要があるスクラップにおいて、7枚目のビースト(状況によっては他のLv4も出せる)としてアリだと思いました。このデッキはレアヴァリューを筆頭にスコールやエリア等、魔法コストには困らないデッキです。
実際には、警告やヴェーラーが怖すぎたり、意外とコストにする魔法カードがなかったりして抜けました。
終わりに
いかがだったでしょうか。1-3の結果の割には、デッキコンセプト、戦術がしっかりしているなと思ったのではないでしょうか?思ってしまった人は、変な宗教に引っかからないようお気をつけください。
何故こんなに惨敗したかを自分なりに解析すると、スクラップビースト×3、スクラップエリア×3、サファイアペガサス×3の実質バニラモンスターがデッキに9枚入っていることが原因と考えます(ラギアも顔面蒼白です)。
スクラップの構築の難しさに、スクラップカードの適正枚数の難しさがあると感じました。キマイラ/スコールがビースト前提のため、ビーストをいち早く引き込む必要があります。しかしそのビースト自体は実質バニラであり、2枚目は正直引きたくないのですが、エリア込みで6積みのため嫌でも手札にきます。ではビーストの依存を下げるために、キマイラやスコールを減らすのかと言うとそれも違う気もします(今回はスコールを2にしましたが)。
今回はビースト(とサファイアペガサス)に付加価値をつけるため角を生やしましたが、スクラッププロのへびいちごさんは角不採用のため、これも違うのかなと思ったりしています。
それでは今回はこんな所で。
ペガサスをレリーフに新調して気合いは十分でした😢