ウガンダでよく使われているペンとその使い方
お久しぶりです。おおのです。元気です。
日本のご飯が恋しいです。
今日はウガンダのペンについてお話しします。
ウガンダでペンと言えば …
ウガンダでは何か書くとき、だいたいこのペンが使われます。
学校でもこのペンを使っている生徒が95%なんじゃないかなと。鉛筆ではなくペンなんです。
そして80%くらいの確率で写真の青ペンのようにフタがありません。
ちなみに1本500シル(約15円)で買えます。
みんな同じペンなので、すぐになくなります。いろんなところによく落ちてます。
間違えて持っていかれたり、自分のが分からなくなったり。。。
後ろがぼろぼろになっているペンもよくみます。踏まれたか、かじられたか。
かじっている子、いるんです。おいしいのでしょうか?
(日本でも鉛筆の後ろかじっている子いたなーと思ったり。)
青と赤の2本のペンをもっている子が一番多いです。
日本の中高生は、いろんな色のペンとシャーペンと消しゴムを使って、ノートをとっていると思います。
でもウガンダの生徒たちは2色のペン(中には1色のペン)で頑張っているんです。
ノートはこんな感じ。これが教科書がわりになります。
そんなウガンダの子たち、あるもので工夫して、ノートを書いているんです。
線を引くとき
線を引かないといけないとき、定規を持っていない子はこうします。
見えますか?
ペンを定規代わりにします。意外ときれいに線が引けます。
この子は2本持っているからこうできるんですが、1本しかペンがない子は、その1本のペンの芯を抜いて、こうしていました。(写真は私が真似したやつです)
強調するとき
強調しないといけないときは、ペンの後ろでこするんです。
そしてノートはこうなります。
蛍光ペンの存在すら知らないんじゃないでしょうか。
おわりに
ウガンダ人のこういった工夫は本当にすごいなと思います。
あるものでなんとでもなるんです。
私が日本から持ってきた3色ボールペンやシャーペンを使っていると、何それと言う感じですごく見られます。
「ペン貸して」って言われて、ノック式のペンを貸すと、使い方を聞かれます。
テストのときもペンを使う子どもたち。
消しては書いてをしてた私からすると、すごいなと思います。
ネギを育ててみた。
お久しぶりです。おおのです。
あまりブログを書く時間が取れず…でも元気です。
Instagramは週1では何か更新しようとしているのでぜひ生存確認に。
ここウガンダにいると、日本ではやろうと思わないことをやってみようと思うことがいいことですよね。ということで、ネギを育ててみました。
ネギが買えた!
野菜を買うには、4km先にある最寄のマーケットまで行かないといけません。そこで買える野菜も決まった野菜ばかり。トマト、キャベツ、ニンジン、ナス、玉ねぎ…主にウガンダ人がウガ飯に使う野菜です。
乗合タクシー(通称マタツ)で1時間くらいのところに大きい町があります。そこのマーケットは最寄のマーケットにはないものが売っています。この町にはインド人をはじめとした外国人(ムズング)が少なからずいるからですかね、バリエーション豊かです。
その大きな町のマーケットに行ったときに、ネギを見つけました!
そして買ってみました!1000シル(約30円)
その他、大根、オクラ、ネギ、カリフラワー、セロリ、ホウレンソウも売っていたりします。すごい!目がキラキラしちゃいます(笑)
水耕栽培してみました
ネギ、好きななんですよね。
気軽に手に入ればいいなーと思い、あれ、もしかして育ててるんじゃ…?となり、調べてみました。
で、みつけました「水耕栽培」!
土に植えようかと思ったんですが、水耕栽培が楽そうだったので…まずは。
もう、とってもかんたん!
水に挿しとくだけってやつです。
ペットボトルを切って、容器を作り、そのなかに、根元を残したネギを挿しました。
水は1日1~2回かえてあげるだけです。
成長記録をどうぞ。
バラバラになるので、何本かで束ねてあげるといいでしょう。
(輪ゴムがないので、髪ゴムです。)
こんなになるんですよ!水だけで!約20cmくらいは伸びたかな?
むくむく大きくなって成長を感じることができるので、日々楽しかったです。
でも、さすがに水耕栽培では1-2回再生させることが限度のようです。もともと細いネギだったので、1回しか挑戦しませんでした。
次は土で育ててみようかな。
おまけ
ネギ入りお好み焼き作りました。それっぽくなった!
お好みソースはもちろんありません。なのでググって、それっぽいのつくりました。
でもお好みソースがほしい!
ウガンダの2017年度中学卒業試験の結果。その驚きの開示方法。
こんにちは。おおのです。
昨年の卒業試験(O‘Level=中学卒業試験)の結果が開示されたのでそのお話を。
中学卒業試験とは
名前の通り、中学を卒業できるか否かの試験です。
教科は10教科。うち、英語・歴史・地理・数学・物理・化学・生物が必須。
残り、文学・宗教(キリスト教/イスラム教)・言語(スワヒリ語/現地語)・農業・美術・家庭科・商業・コンピュータ・Enterprenurship(企業)から3つ選ぶようです。
※抜け・漏れ・間違いあったらごめんなさい。
試験は10月ごろに約1か月かけて行われます。ただただ長い!
日本のセンター試験が2日で終わるのってすごいんだなと思います。
2017年度の受験者数と合格者数
受験者は326,212人。試験会場は3,332カ所。(だいたい各学校が試験会場になっています。)
ちなみにUCEは、Uganda Certificate of Educationの略です。
結果はこうでした。
各教科の点数に基づき、Division1~4, 9にカテゴリ(分類)分けされます。
カテゴリ分けの計算はちょっとややこしいんで、そこは省略します…
Division1が一番よいです。
Division1~4までに入れれば、試験合格のCertificationがもらえます。
Divison9は残念でした…ってことです。
Divison1の割合が高い学校のランキングが新聞に載ります。
私がいる学校はウガンダTOP100に入っていました。みんな無事に卒業できるようでよかった!
この成績で行けるA’Level(高校)が変わってくるようです。
どうやって確認するの?
こんなポータルがあり、各学校はアカウントを持っています。
このポータルサイトで学校の先生たちは受験生の登録や成績の確認をします。意外と先進的。
このポータルの存在は知っていたのですが、生徒たちはどうやって自分の成績を確認するんだろうと思っていました。学校からの連絡を待つのかなとか。
すると、各自でも確認できる方法があったのです。私が分かった範囲で2つ。
1.Webを利用
結果確認用のポータルサイトがありました。
https://ereg.uneb.ac.ug/results
ここに、受験番号を入れれば確認できます。
2.携帯のメッセージを利用
ウガンダはデータ通信料が結構いいお値段します。なので、気軽にWebにつなげない人もいます。まだまだスマートフォンではなく普通の携帯(電話とSMSに特化したもの)の人も多いです。
そういう事情も考慮したのでしょう、
なんと、SMS(Short Message Service:電話番号で短いテキストを送れるやつ)で結果が確認できるようになっています。
テキストで
UCE <受験番号>
を打って指定の番号宛に送信するだけ!
すごい!個人的にはすごくびっくりしました。
ここで…(こっそり)
受験番号は、試験会場(CenterNo)+生徒を特定する番号です。
CenterNoは別のページから検索可能になっています。
生徒を特定する番号は3桁の数字で001からはじまる連番です。
上記でお気づきかとも知れませんが、パスワードなんてものは存在しません。
ということは…受験生本人だけではなく、誰でも、結果にアクセスできちゃうんです。
しかもWebだと顔写真付で見れます。
個人情報とは……って感じです。
実際、適当な番号入れたら、誰かさんの結果が見れたのでびっくりしました(笑)
学校の掲示板にも受験した生徒の成績を全部貼りだしていて、それにもびっくりしました。(当事者たちはもう学校にいないのに…)
おわりに
日本のセンター試験は、成績を知りたければ、
出願時に成績通知を希望した受験生に対して結果を郵便で本人に通知
というアナログな方法なのですよね、まだ。
ま、考慮不足なところはあるかもしれませんが、
ウガンダ、進んでいるところは進んでいるなと思いました。
おまけ
結果が良いとこんなに盛り上がります。
ウガンダ人大好き!セネネを食べてみた。
こんにちは。おおのです。
ウガンダの食事情についてご紹介します。
年中初夏気候のウガンダ。でも季節はあるんです。雨季と乾季が。
雨季に味わえるウガンダが人大好きなセネネについて紹介します。
セネネって?
現地語でセネネ、英語ではグラスホッパー。
日本語に訳すと・・・
バッタ!
昨今話題の昆虫食。
ウガンダで挑戦した昆虫食、それがセネネ(バッタ)です。
※バッタを見たくない人はここでそっと閉じてください。
ウガンダ人によると一番いいセネネの時期は11月だそうです。
11月に入り、町に行くといたると、私がいる田舎の方でも、セネネが売られていました。
生きています。生け捕りってやつですね。
「そこのムズング(外国人)、セネネ買いなよ!」って言われて袋開けられると、バッタさんが飛んできて、足にぽちょんと。
びびってたら、周りのウガンダ人に笑われました。
そして時期の経過とともに(1-2週間で)、この販売業者さんたちはいなくなりました。
※もっと都会の方ではもう少し長く売られているようです。そして調理済みのものも買えます。
周りのウガンダ人みんなに、セネネは美味しいのに食べたことないのか?って言われていました。
せっかくなので、調理からしてみることにしました。
セネネの食べ方
※監修:隣人のウガンダ人シスター
1.セネネの動きを止める
これが私が買ったセネネです。1000シル(約30円)でした。
彼ら、まだ生きています。動きます。
そのため、まずは動きを止めるところから。
袋を開けて、そのまま、ソースパン(鍋)に入れます。
そして火をつけて炒める。
熱い熱いって飛んでくたりするので、最初は鍋の上に被せ物をするといいでしょう。
動きが止まったセネネ達。色も変わっちゃいましたね。
2.羽と足をむしる
動きが止まったセネネ。でもそのまま食べるわけじゃないんです。
足と羽をむしります。するとこんな感じに。
比較するとこうです。
1匹ずつむしっていきます。地味に大変。
むしり終わると、
虫は汚いからねってことで、水で洗います。
3.炒めて味付け
水で洗ったセネネは、そのあと炒めるだけ。
炒めるときに油は不要。
セネネさんがいっぱい油もってるから。
火にかけるといっぱい油でてきました。
味付けは塩のみ!
そして完成!
お味は?
美味しい!
美味しかった!香ばしいくて桜エビみたいな感じ。
遠目から見てください。ほら、似てるでしょ?色は違うけど
いいおつまみになりそうな感じです。
ウガンダ在住日本人にも人気です。(挑戦した人に限る。無理ーって言って食べない人もいるので…)
先日、日本からウガンダに遊びに来てくれた友人たちにも好評でした。
ちなみにウガンダ人でも黒い目が合うと食べれなくて、目が合わないように食べている人もいるんだとか。
ちなみに…
さて、この記事のアイキャッチ画像になっているこの写真。
これは何でしょう?
夜、光があるところに来るのは…
バッタ!
ウガンダ人、こうやって大量のバッタをつかまえているようです。
光めがけて飛んできたバッタ。
光の下に配置されているトタン。
飛んでぶつかって、トタンを流れ落ちるバッタたちをキャッチするらしいです。
田舎の方では、人力で一つずつ飛び跳ねる取ったりしてるようです。
11・12月のふりかえり
遅くなりましたが、、、あけましておめでとうございます。おおのです。
今年もよろしくお願いいたします。
寒くもないし、年末年始感をあまり感じられないまま、あっという間に1月も下旬になってしまいました。
長らく更新が空いてしまいました。すみません。
12月中旬からターム休み(学期休み)なので活動的には特に変化なく。
新しいウガンダの発見をするために、休み中はウガンダ国内、国外含めてたくさん移動しました!
国外に出ると、私、ウガンダでがんばって生きているんだなって思います(笑)
遅くなりましたが、一応11月の目標を11月12月のやったことでふりかえります。
11月の目標はこちら
評価指標(◎、〇、△、×)
目標1:使えるPCを増やす
背景:
私が活動している学校は、生徒数に対してコンピュータの数が少ないのが現状です。(多いクラスは1クラス約70人、生徒が使えるコンピュータは約40台。)10月末にドネーションでPCなどの機器が頂けることになりました。頂いたものを活用するためにこの目標を設定。
結果:◎
同僚と一緒に今あるものでセットアップできるものはセットアップしました。結果、授業やテストで生徒が使うPC(クライアント)が5台増えました!
詳しくはこちら
コンピュータが増えた!そのときの同僚の様子 - ウガンダによりみち。
期末・卒業試験前に増やせてよかった!
ちなみに、S1(中1レベル)、S2(中2レベル)は1学年に約450人ずついます。テストは40~45人ずつシフト制で、入れ代わり立ち代わり受けることになります。朝から晩までかかります。。。
これから:
今年HDDとケーブル買ってもらえそうなので(たぶん!)、もうちょっと増やすことができそうです。頂いた機器たちをフル活用できたらなと思います。
目標2:来年に向けて
背景:
12月でschool yearが終わりました。次の年に何かできるかなって思ったときに、そのための予行演習的な実験ができるのは今だ!っと思い、新しく何かに挑戦してみて、反応を見てみようと思いました。
11月12月にやった実験の一つはこれです。
MS Office操作:復習と練習用の教材を作ってみた。 - ウガンダによりみち。
結果:◎
もうひとつ実験として図書館においてあったあまり使われていないPCを見つけました。
これを生徒が使えるようにしてみました!(いろいろ頑張ったので、別記事書けたら書きます。)
生徒は喜んでくれて、利用率も結構よかったです。
これから:
サマリーシートも図書館利用も反応が良かったので、来年の活動の柱になればなと思います。
目標3:生徒と写真を撮る
背景:
報告やお手紙用に活動の写真をくださいってたまに言われます。もうすぐ任期を終えるボランティア調整員さんにお礼にアルバムとメッセージをお渡しすることになったのですが、スマホのギャラリーを見ると、いい写真がない!
自撮りが不得意・苦手なこともあり、自分が写っている写真ってあんまり持ってないなって思いました。
12月にTerm3(3学期)が終わるともう会えなくなる生徒もいます。なので、せっかくなので写真をできるだけ撮って思い出を増やそうと思い、この目標を設定。
結果:〇
写真、増えました!
本当は、全クラスの最後の授業で写真を撮ろうと思っていたのですが、JICA関係の用事や病院に行ったりで最後の授業を逃したり、うっかり忘れたりしたクラスがもあって・・・・(;´・ω・)なので、〇
これから:
ここはウガンダ。せっかくなので恥ずかしがらずに自撮りをして自分が写っている写真も増やしていこうと思います。
11月・12月のまとめ
ウガンダに来て1年、よくがんばりました◎
※目標設定はちょっとおやすみしまーす。
ブログは気ままに更新しますね。