船医が(トナカイである)チョッパーで良かったと思った場面
ワンピースの読者を数十年していますが、今さら船医がトナカイのチョッパーであることに妙に納得しました。
それがこのシーンです。
これは34巻で、デービーバックファイトの後に海軍大将青キジが現れ、ロビンを凍らせられてしまった後のシーンです。
チョッパーとウソップが一生懸命にロビンを溶かしている大変なシーンです。
私は考えた。
この後色々処置した後に着替えさせるよなと。
それがもし他の男性メンバーだったらと考えると、色々と考えてしまう(笑)
(ワンピースの世界においては色々考えてしまいますが、現実世界ではお医者さんが男性は普通です。)
なんか少年漫画って変にそういうところに気を使ってるような気がする。
いや、そうでもないか(笑)
それで敢えて尾田さんは人間の裸には興味のないトナカイを医者にしたのかそうでないのか。
これは覇気?33巻デービーバックファイト中にて発するそれっぽいもの
ワンピースで『覇気』という言葉で登場するのは四十五巻、シャンクスが白ひげに酒を持っていったシーンです。
それ以前のワンピースを読み返してるとそれっぽいなと思うところを発見。
今回見つけたのは33巻のデービーバックファイトという仲間を取るか取られるかの試合中のことです。
フォクシー海賊団の船長オヤビンと戦闘中のルフィ。
強さ的にはルフィが圧倒なのですが、なんせ相手の『せこさ』と『のろのろビーム』にルフィもかなり苦戦する。
闘いも終盤、ルフィは「死んでも仲間はやらん!!」
と凄い剣幕で伝えます。
すでにチョッパーは取られてしまっている状態。
そんなルフィに麦わらの一味どころか、相手の船員までもが呆気にとられるのですが、こ右側の1コマってもう覇気っぽいものを発しているのではないかと思ったんですよね。
この、言葉を無くしている感じと、背景の【オオォォ】が覇気っぽい。
そして相手の仲間たちを味方につけてしまう!!
オヤビンに突っこまれてやっと自分たちの船長を応援する相手の船員達(笑)
これも確か白ひげが言ってた、ルフィの恐ろしい能力だった気がする。
しかしこの巻は久々に読むと面白かった。
なんか33巻は本編という感じがしなくて読み飛ばすことが多かったんだけど、大人になって読むと結構笑える。
25巻の伏線(?)なんだか闇のあるサンジ
今ワンピースを最初から読み返しています。
まだそこまでは私は読んでいないのですが、後々にサンジが色々と起こす。
その伏線みたいなものを25巻で発見しました。
25巻といえばジャヤ島にて空島に旅経つ前の色々な冒険が描かれています。
そしてノースブルーの有名な絵本の話になったときのサンジ。
“俺はノースブルーの生まれだ”
ということを話しています。
そして“まぁどうでもいいさ”
と付け加え話を戻す。
本当になんとなくですが、何か若干におう。
後々のサンジのことを知ればの話ではありますが…。
でも、背景などのトーンを使わないイメージの尾田先生ですが、ここではサンジの背景に使ってるんですよね~。
本当に何となくにおうサンジでした。
長年のワンピース読者の私の『実写版ワンピース』感想
ワンピースが実写版になると噂され数年。
遂に、本当にワンピースが実写される時が訪れました。
キャストはもうずいぶん前から公開されていましたけど、トレーラーも3週間前に公開された。
放送開始は8月31日からとのことで、着々とその時が近づいています。
私はプライムビデオの方に入っているので本当に迷うのですが、たぶんネットフリックスにも加入して観るかもしれない。
そのくらい楽しみだし価値があると思う。
キャストも賛否両論あると思うけど、長年のワンピースファンとして、かなり完成度が高いと思う。
全員そのキャラそれぞれの個性を持っている。
まあ多少違和感があったりするのも、漫画とドラマとの違いを楽しむということでアリなんじゃないかなと思います。
ドラゴンボールの実写版を観た時のようながっかり感はないんじゃないかな?
そして、できることならば打ち切りにならずに最終回まで続行してほしい‼
尾田先生監修とのことなので、いい感じでいくんじゃないかな?と思っています。
楽しみです‼
火拳のエースの礼儀正しさはマキノさん仕込み
今ワンピースの18巻アラバスタ編を読み返していてエースが初登場したのですが、その礼儀正しさがとても強調されていて少し胸にささりました。
麦わらの一味もエースの礼儀正しさには“ルフィの兄とは思えない”と驚嘆している様子です。
この礼儀正しさが幼い頃に子供の頃のエースが一生懸命にルフィの為に習得したものだと思うと、泣けてくる。
60巻まで進みますが、エースがマキノさんに挨拶の仕方を教えてもらっているシーンがあります。
ルフィが世話になったシャンクスに会ったときのために挨拶の仕方を学んでいるのです。
この時に学んだことが大人になってから活きているわけですね。
なんだか感慨深いなと思いました。
その後も25巻でバギーに出会った時にも礼儀正しさが出ています。
カヤが行ったメリー号の進水式。不幸に見舞われるというしきたり。
44巻では政府を相手に戦った麦わらの一味は、メリー号のお陰で難を逃れることができます。
当時ここを読んだときには本当に驚き感動しました。
船だけどまるで意思があるかのように描かれています(船の精霊として)。
しかしそれは最期の気力を振り絞って助けにきたのであって、一味を安全な場所まで送り届けると、そこで命尽きます。
一味とメリー号はそこで最期のお別れとなったのです。
最近ワンピースを最初から読み返して15巻まで到達したのですが、メリー号が出来たてのときの過去を知ってしまう・・・。
『SBS』という、読者が尾田先生に質問するコーナーがあります。
S(質問を)B(募集)S(する)という意味です。
私は漫画派なのでこのコーナーを子供の頃から読んでいるのですが、今回読んであらためて気が付いたことがある。
それは
メリー号はあらかじめ、不運に見舞われる運命の船だったんじゃないか?
ということです。
その質問とは
「船の進水式とはどんなものですか?」
というものです。
これに対して尾田先生は1ページまるまるを使って細やかに説明をしています。
『ワンピースでは酒樽を割る』という、オリジナルな進水式が行われましたが、実際の船の進水式についても説明されています。
それは、『船首に酒のビンを投げつけて割る』というものです。
その時に割れないと不幸を招くと言われているんだそうです。
それをメリー号を用いてわかりやすく説明されています。
メリー号の進水式で、“カヤがメリー号にビンを投げたが割れなかった”ので失敗という絵図になっています。
このことが説明をするためにメリー号を用いただけなのか、それとも本当にあった事なのか、それはわかりません。
それがメリー号が40日でお別れになってしまったという結末に繋がるような気がしてなりません…。
ワンピースの世界観をモチーフにしたフィットネスジムがあるらしい。2023年オープン
今ワンピースのリトルガーデン編を読んでいます。
ジャングルの王者である虎が血まみれで倒れるところを見たナミ、ウソップは船で大人しくログが溜まるのを待つことを提案します。
しかしナミ、ウソップ以外はその無謀さと冒険心から全員島の中へ入って行ってしまう・・・。
残されたナミは何かを思い出し、本棚の本を漁り始める。
そして慌ててウソップに知らせに行った時にドサッと一冊の本が床に落ちるのですが、それが『Brag Men』という本です。
サブタイトルには『fiction romance』と書いてある。
今まであまり気にしたことがなかったのですが、「Brag Men」てどういう意味なんだろう?と思ったので調べてみることにしました。
直訳すると、『自慢する男』みたいな意味らしいです。
スッキリしたと同時に、別の気になる検索結果が目に留まりました。
なんと、Brag Menという名前のワンピースの世界観をモチーフにしたフィットネスジムが東京にオープンしたとのことです。
しかも2023年初頭オープンということで、まだ出来たばかりの激熱施設です‼
私は遠すぎるので行けませんが、もし近くてお金にも余裕があるのなら是非通ってみたいですね(^^♪
追記
41巻でも「オハラ」で同じ本が出てきて、42巻ではSBSにてそのことに触れられています。
ここでは「うそつき達」と訳されていますね。
ウィスキーピークでロビンがビビを馬鹿にした本当の理由
ウィスキーピークで初登場したニコ・ロビン。
今でこそ麦わらの一味に加わりとても馴染んでいますが、初登場時のミステリアスな恐ろしさは尋常ではない。
そんなロビンですが、13巻でメリー号上にてビビに酷い言葉を投げかけています。
何か得体の知れないものに国を乗っ取られそうになっているのを、ビビはイガラムと共に非力ながらに動いてどうにかそれを阻止しようとしている。
それを乗っ取りを企てるバロックワークスのボスのパートナーとして、「バカバカしい」と一蹴するロビン。
初めてここの部分を見た時には、自らの組織に絶大な自信がある冷酷な女という印象を受けます。
結局紆余曲折あり、バロックワークスのボスであるクロコダイルはルフィの手で倒され、最終的にロビンは麦わらの一味に加入することになる。
他のメンバーは元敵のロビンに警戒心がありましたが、ルフィは「大丈夫悪い奴じゃないから」と確かな根拠もなしにロビンを迎え入れます。
話は進み、41巻でロビンの幼少期の頃の話が出てくる。
一味は大体胸の抉られるような過去を持っていますが、ロビンは格段とおどろおどろしい。
子供の頃に8千万ベリーという懸賞金をかけられただけあります。
ロビンの住んでいた『オハラ』は世界の真実にたどり着いたが、それ故に政府に目を付けられ、バスターーコールで島全体を破壊されてしまった。
この時に、ロビンの面倒を見てくれた図書館の仲間やたまたま出会って仲良くなったサウロ、そして母親が亡くなったと思われる。
ロビンは一人でオハラから逃げ出すことになる。
巨大な勢力相手には一人の力では何もできないと、幼いながらに悟ったロビンだからこそ、一人で戦うビビを見てバカバカしいという言葉が出てきたのでしょう。
なんとなく、本気でバカにしているというよりかは、ビビの身を案じているようにも見てとれます。
ビビの境遇に自らの悲惨な過去を重ねての発言だったのかもしれません。
バロックワークスボスの元パートナーであるミスオールサンデー(ロビン)が仲間に加わったことの心強さ
久々に初期の頃のワンピースを読み返しています。
とにかく懐かしい。
今麦わらの一味がグランドライン入りし、ウィスキーピークを出港するところを読んでいたのですが、ここで初登場するロビン(ミスオールサンデー)の強敵感が半端ないなと思いました。
初めてこの部分を読んだ時のことを思い出すのですが、初登場のロビンはとてもミステリアスで謎が多すぎるし、ぱっと見ルフィですら立ち向かうのが難しそうな雰囲気を醸し出している。
麦わらの一味より格が数段違うように見えます。
実際にこの当時でルフィの懸賞金が三千万ベリーで、ロビンは八千万ベリーなので、数字で見ればロビンが圧倒的に強いです。
まぁロビンの場合は戦闘力+危険思想の持主ということで懸賞金が高いという事もありますが。
そんなロビンですが紆余曲折あり、クロコダイルが倒された後にルフィの一味に加わることになります。
その時の様子は、ルフィとサンジ以外は全員警戒しています。
何せ今まで敵として戦っていた組織の一員なのでそれは当然と言えるでしょう。
このミステリアスな風貌がさらに怪しさを増します。
しかし、ここでロビンが一味に入ることで、麦わらの一味の風格がドンと上がったような気がします。
ロビンの聡明な頭脳と落ち着きがあれば、あらゆる困難もすんなりと潜り抜けてしまう。そんなイメージがあります。
実際にその後ロビンの戦闘シーンは度々訪れますが、戦い方がスマートで安心感がある。
ロビン初登場の時にルフィ達がたじろいだのと同じように、麦わらの敵として登場した敵はロビンのミステリアスな風貌と、悪魔の実の能力にたじろぐことでしょう。
くいなが突然死んだ不自然さ ワンピース
最近YouTubeの考察動画を観ていて、くいなは生きているのか、死んでいるのかというコメントを目にしました。
私は昔からずっと、くいなは死んだものと思っていましたが、改めてその部分を読んでみると確かに違和感を感じます。
その違和感というのは、くいながあまりにもあっさりと死に過ぎたことです。
ゾロと真剣勝負をして、夢を誓い合った次の日に階段から落ちて死んだのです。
ここの部分の話を読むたびにやはりあっさりしているなと感じましたが、今日久しぶりに読んで、やはり生きていてどこかで登場するのでは?と思ってしまう。
初期のワンピースは現在に比べてコマ数もセリフも少なく、ゴチャゴチャしていないのでそう感じるだけかもしれませんが。
道場の先生であるくいなの父はすんなりとくいなの死を受け入れているように見える。
もちろんこの描写だけでわかることではありませんが、娘が亡くなった割にはあまりにあっさりとしすぎているような…。
こういった道場などの先生は精神が統一されていてあまり感情に振り回されないイメージがあるので、そこまで不自然に見えるわけでもありませんが、見る人によれば何か思うところがあるかもしれません。
そして、確かこのゾロの故郷はルフィの故郷と近かったはず。
くいなの父親が革命軍などと関わりがあることも十分に考えられるかもしれない。
のちに、くいなにそっくりのたしぎが登場しますが、たしぎがくいなだということはなさそう。
だけど、クローンという可能性もあるのだろうか。