おちこんだりもしたけれど、私は元気です

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「思ってもいない事を言えるのが大人」と、みうらじゅん大先生はおっしゃってましたが
もしそうだとするのなら、私はまだまだ子供です。
それを痛感するような出来事が、今年は沢山ありました。。
大人ってすごいね!大変だね!

なんとなく観ていた「グレイズ・アナトミー」のなかで
「ハイスクール時代は大変だ。でも大学や社会に出ると居場所は必ずある」って台詞を聞いて
共感すると同時に、色々思うことがあった。
年を重ねるごとに、共感することのできない大多数より
共感しあえる少数との付き合いが増えて
クラブに行くより、ホームパーティーが好きになったし
家族といる時間が増えた。
多数派であることを強要されることがなくなった分、大人はやっぱり自由だ。

でも仕事となると話はまた別。
そのうえ中間管理職となるとまた話は複雑になる。
中間管理職の人すべてが感じる悩みやジレンマは
この数年間で、ほぼほぼ経験し、消化してきたと思っていたけど
まだまだ甘かった!そしてこの壁にぶつかる度に
「マイノリティでいいよー!自分の価値観で生きてたいよー!」
という頭で生きている私は
必要以上に、不自由さを感じ、八方ふさがりになり
「ああひきこもりたい。」に着地してしまうのです。
自由=充実・幸せ。
ビバ自由!

そんなまだまだ青い29歳の年の瀬ですが
基本的に自己愛が強いので
こんな風に悩んでひきこもりたがってる自分も
なんだかんだ好きで可愛く思えるので
全然問題ないんですけどね!

さー、明日からまた仕事がんばろ。

覚書

山口智子は、すっごい大人だと思っていた
十数年前に思い描いていた29歳の自分とは程遠くて
まだまだワガママで子供で、オンオフ激しくて、だらしなくて
頭打っては泣いて転んで踏ん張っての繰り返しで
心にも体にも鞭打って
いつまでこんな日が続くんだろうと、ひとり不安になってみたり
思い通りにいかない毎日にイラだったりしつつも

とりあえず生まれてきてよかったと思えるし
ここまで生きれてよかったし
いい恋もしたし、痛い恋もしたし
大好きな世界で仕事もできてるし
幸せ者なんだと思います。

なんだかんだ上手くいって
ふと気付いた時には、ネガティヴ由来だったことを忘れるぐらい
生まれ変わったんじゃないかと思うぐらいの場所にいて。
運の良さはあったかもしれないけど。

そう思うと、痛い思い出も苦しい過去も
今の自分を築き上げた一部なんだと思うと
愛おしく思えたりもするものですね。
根っからの幸せ者じゃなくてよかったかも。

バチバチに傷つけてくれたアノ人もアノ人も
末代まで死ぬまで憎んでやると思っていたアノ人のことも
笑顔で許せる強さが今はあります。


コミュ障で、性格曲がってて、斜に構えるクセが死ぬまで治らなさそうな
こんな私でもここまで来れた。


19歳の私は期待と絶望のど真ん中にいたけど
10年後の39歳、私は何を思ってるのでしょうか。
楽しみ!




29歳と1日目の真夜中。





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私は隠された左手の後ろ側に夢中です。