アイラ島に行くには(飛行機編)

1年半ぶりの記事がまた、また今までと何の脈絡もないという…。

先月のことですが、スコットランドアイラ島に行ってきました。

アイラ島というのはスコットランドの西部にある島で、淡路島と同じぐらいの大きさ。そこに8つものウィスキー蒸留所があります。この島のウィスキーは、スコッチウィスキーの中でも独特の香りで有名です。ペールエールと同じぐらいアイラのウィスキーが好きなので、島の蒸留所を見に行く旅に行った次第です。

海外旅行にほとんど行ったことがないので、移動手段や宿の確保は全て手探り。アイラ島に行ったことがある日本人のブログも数が少なく、情報収集には苦労しました。私の経験が、今後アイラ島に行く方の手助けになればと思い、いろいろとまとめてみようと思います。

アイラ島に行くには、飛行機とフェリーのいずれかを利用することになります。今回は飛行機を使ったアクセス方法についてご紹介。

人口約3,000人という田舎ですが、アイラ島にはいっちょ前に空港があり、スコットランド最大の都市であるグラスゴーとの間を朝と夕方に1往復ずつしています。所要時間は35〜45分。予約はflybeまで。


これが空港の建物。


機材はSAAB 340。定員34名のプロペラ機。日本でも同型機は飛んでます。


機内の座席は2:1の1列あたり3席。窓際の席から撮った写真がこちら。

東京からグラスゴーへの直行便は運航しておらず、ロンドン(ヒースロー)を経由するルートが一般的です。私が調べた中で見つけたのはこんなところ。
 直行便:JALANAのどちらも就航。飛行時間は約15時間。
 乗り継ぎ:ドバイ経由(エミレーツ航空)とドーハ経由(カタール航空)がある。飛行時間は17〜18時間(トランジット別)。直行便に比べるといくらか安い。

ちなみに私が乗ったフライトはこちら。
7/16(土) 00:30 羽田   → 05:45 ドーハ(日本との時差+6時間)
7/16(土) 07:55 ドーハ  → 13:15 ロンドン(同+8時間)
7/16(土) 18:55 ロンドン → 20:20 グラスゴー(同+8時間)
7/17(日) 15:35 グラスゴー→ 16:20 アイラ

7/21(木) 09:45 アイラ  → 10:20 グラスゴー
7/21(木) 12:10 グラスゴー→ 13:40 ロンドン
7/21(木) 16:00 ロンドン → 7/22 00:45 ドーハ
7/22(金) 06:45 ドーハ  → 22:45 羽田

結論から言うと、キツかったw なんせ24時間以上移動しっぱなしで、マトモな睡眠時間が無いんですから。

行きはグラスゴーで一泊しましたが、宿に着いたのは22:00。羽田を出てから30時間が経過していました。フライト中に少し眠っているとはいえ、横になって寝てない状態で30時間移動しっぱなし(しかも初めての海外一人旅)は過酷としか言いようがありません。
帰りは帰りで、飛行機が遅れたのもあって羽田に着いたのは日付が変わった土曜の0:00過ぎ。アイラを発ってから29時間後でした。特に帰りは、後のフライトほど飛行時間が長くなっていくという厳しい条件が重なったのもキツかったです。ロンドンまで直行便を使っていれば、移動時間は5時間ずつぐらい短縮できたと思います。

カタール航空は、サービスで国際的にも高い評価を受けているだけあってフライト中に嫌な思いをすることはありませんでした。また、「ロンドン → グラスゴー」で乗るブリティッシュ・エアウェイズ(BA)と同じone worldアライアンスに加盟しているので、荷物を預けっぱなしにできた点も助かりました。それでも移動時間が大幅に短縮できることを考えると、次は多少割高でもロンドン直行便にするかな。荷物を預けっぱなしにしたいならone world加盟のJALを使えばいいし。

とはいえ、15時間乗りっぱなしもキツイよな…。

勝手に愛車遍歴(2)

さて、皆さんお待ちかねの愛車遍歴の続きです。


前車のサーブを度重なる故障で手放したことと、当時のパートナーの強い要望(圧力)から、クルマ選びに次の条件が課せられました。

  1. 中古車はNG、選択肢は新車のみ
  2. ミッションはAT
  3. 大きいクルマはNG
  4. 部品の供給体制が万全であるメーカー

そこで落ち着いたのがフォルクスワーゲンのコンパクトカーであるポロ。

こいつには8年乗ったのかな。新車で買っただけあって長いこと乗りました。その中でわかったことは「自分のライフスタイルにはこのサイズで十分」ということ。乗車人数はほとんど1人で多くて2人。4人乗ることなんて年に数回しかなく、特別大きな荷物を積む事情もほとんどない。(後席を倒せば自転車は載る)だったら大きなクルマなんて要らないやということになりました。
ただ、クルマの質は譲れない。別に高級である必要はないけれど、上質であってほしい。この辺のうまいところを、フォルクスワーゲン(他の輸入車メーカーもそうですが)は満たしてくれました。

特に国産車メーカーと違うのはボディ剛性と足回り。街乗りでは少し硬いと感じるのですが、高速道路を走ると一変。路面の凹凸を細かく拾いながらそれらを全て押さえつけるように走っていきます。この走行フィールは大いに気に入り、その後VWを2台乗り継ぐ(乗り継いでいる)ことにつながっています。

不満といえばエンジンが非力すぎたことぐらいですね。高速道路で一度減速すると、速度を立て直すのが大変でした。


30代も半ばを過ぎて、もう一度MT車に乗りたい病が再発。乗っていたポロの下取りがそこそこつくうちにと買い換えたのが同じくポロ。ただし、スポーティグレードのGTI。しかしながらそれより1世代前のクルマで購入当時で12年落ち。
このクルマはとにかく痛快でした。軽量なボディに気持ちのいいエンジン。そして気持ちを盛り上げてくれる内装。スペック的には「FFのハチロク」に近いんですが、走りも同じぐらい楽しいものでした。ハチロク乗ったことないけど。

しかし、こいつはあんまり程度がいいものではなく、最後の3ヶ月はトランスミッションのトラブルに悩まされました。
最後の最後に「修理費見積もり50万円也」を突きつけられて手放すことにしました。(この辺は過去のエントリをご参照)


で、買い直したのがやっぱりGTI。MT車の楽しさは麻薬ですなw
同じGTIでも、先代とは大きくテイストが違うのには驚きました。1600のNAエンジンでキビキビ走る先代に対して、こいつは1800のターボでパワフルな走り。どっからでも加速できる力強さはとても心強いです。

まだ1年にも満たない付き合いなので、末永く一緒に走りたいです。


とまぁこんな感じです。
国別でいうと「日本→フランス→スウェーデン→ドイツ」といけ好かない感じとなってますね。
これから先、どんなクルマに乗るのか分かりませんが、それも楽しみだったりします。

勝手に愛車遍歴(1)

皆様、明けましておめでとうございます。ってもう正月気分も抜けきっていますね。今年も弊零細ブログをご贔屓によろしくお願いいたします。

新年早々ほんっとどうでもいい話なんですが、BS日テレの番組で「おぎやはぎの愛車遍歴〜NO CAR,NO LIFE!」っていうのがあるんですよ。「愛車遍歴を辿れば、その人の人生が見えてくる」をキーワードにゲストが愛車遍歴を紹介するという内容で、これが意外と楽しいんです。クルマに興味が無い人にはどうでもいいもんかもしれませんが、クルマが好きな人にとっては、その時々の記憶がクルマから呼び起こされるということも珍しくありません。

で、昨日の放送のゲストがサッカー解説者の松木安太郎氏。サッカー解説と変わらぬ(それ以上?)のテンションの高さがとてもおもしろかったです。松木さんがあんまり楽しく愛車遍歴を紹介していたので、ちょっと自分の愛車遍歴も振り返ってみようと思った次第です。たぶん、いや間違いなくクルマに興味が無い人には全然面白くないエントリだと思いますのであしからず。

*1

  • 0台目(20歳):日産グロリア 2.0ブロアム


「0台目」と書いたのは、私が所有したのではなく父親のクルマだったから。大学3年で免許を取ったんですが、取ったその日に乗り回したのを覚えています。当時、ガソリンスタンドでバイトをしていたので、洗車やエンジンオイル交換などを自分でやっていました。今思えば、オヤジくさいし足回りはフニャフニャだったしといいところが見当たりません(あ、四角いボディで見切りだけは良かったな)が、クルマを運転することの根本的な楽しさを教えてくれたのは間違いなくこのクルマでした。
10年以上活躍していましたが、2000年に私が事故で廃車にしてしまいました。

  • 1台目(23歳):スバルレガシィ・ツーリングワゴン ブライトンGOLD


家のグロリアを廃車に追いやった数ヶ月後に、「家族にクルマのことで遠慮するのはイヤだ」と思い自分のクルマを購入することを決意。社会人1年目でろくに貯まってもいない貯金をひねり出して買ったのがこれ。確か8年落ちだったかな。レガシィだけどノンターボ、しかもSOHC。1400kg近い車重に125psとパワーは全然ありませんでしたが、それでもスバル。水平対向エンジンのドロドロというサウンドは楽しいものでした。
ツーリングワゴンの名のとおり、このクルマではいろんなところに行きました。今でも心のふるさとと思っている和歌山・紀伊半島エリアに通いだしたのもこのクルマからですし、当時スキーもやっていたので、冬場は雪山に行くのにも重宝しました。そうそう、一人のときは車中泊も快適にこなすことができました。
非常に楽しいクルマでしたが、決して賢いとはいえなかったオートマ(思えば今のMT好きはこいつが原因かも)にウンザリするようになったところにラジエーターが壊れるというアクシデントを経験し、別れを決意しました。


前車レガシィのオートマに不満を持っていたので、次はマニュアル車に乗ってみたいと思うようになり、ついでだから輸入車にチャレンジしてみようということで購入。こいつのインパクトは相当大きく、以来私の「欧州車マンセー」が始まるわけですw

このクルマはとにかく緩い印象でした。緩いというか、肩に力が入っていないというか、自然体というか。「猫足」と評される足回りや「フランス車はボディで曲がる」と言われるぐらいしなやかな剛性は、どんなカーブや段差も柔らかく受け止めてくれました。何より緩かったのがマニュアルシフトのフィール。スポーツカーのカチッとしたフィールとは対極にあって、2速から3速へのチェンジなんて手首をクイッとひねるだけみたいなところがありました。これが全然嫌にならなくて、むしろ快適そのものでした。

輸入車って高級品」というイメージを持たれるかもしれませんが、こいつは実用車そのもの。Tシャツに短パンでも全然違和感がないぐらいのカジュアルさも大きな魅力でした。

もっともっと一緒に走りたいと思っていたんですが、購入して半年ちょっとで東京への転勤を命じられ、泣く泣く手放しました。(当時は東京でクルマを維持できる見込みが立たなかったので)

  • 3台目(27歳):サーブ900 S2.0i


東京に来て半年ちょっと過ぎた辺りで、クルマが欲しくなってきました。経済的にも余裕が出てきたし、幸いにも自宅アパートの敷地駐車場にも空きが出たということでクルマの物色をスタート、で見つけたのがこいつ。北欧はスウェーデンのクルマですね。ちなみに左ハンドルのマニュアルというシロモノでしたが、慣れてしまえばどうってことないもんですよw

サーブは飛行機メーカーを母体にしたブランドで、クルマにも飛行機設計の思想が色々と盛り込まれているのが大きな魅力でした。特におもしろかったのは「ナイトパネル」機能。これは夜間走行中にボタンひとつで速度計以外の照明をオフにするというもの。夜間走行の疲労軽減に役立つというものなんですが、これも飛行機譲りの機能だったりします。その他、空力に優れたシルエットや、無駄を一切排除しながらデザイン性にも優れたメーター周りも素敵でした。

とはいえ、私が乗ったサーブはGM傘下後のモデルなので中身はオペルの流用だったりします。ですから、走りなんかは至って普通。(悪いとは言ってませんよ、念のため)

東京〜大阪間のクルマ帰省も快適にこなしてくれましたし何より個性的なクルマでしたが、こいつには故障に泣かされました。ただ故障するだけならいいんですが、ただでさえマイナーなクルマの中でもマイナーな部品ばかりが壊れたもんですから国内に在庫がありません。最後の半年で3回ほど部品を現地取り寄せ(船便3週間待ち)したこともあって手放すことになりました。



ずいぶん長くなったので、続きはまた改めて。

*1:クルマの画像は、中古車情報でおなじみカーセンサーさんから拝借しました

第94回天皇杯決勝 vsモンテディオ山形 3-1○ 〜TREBLE!TREBLE!TREBLE!

獲っちゃいました、天皇杯
達成しちゃいました。J1昇格即三冠。

自分が生きてるうちにそんなことがあるなんて思いませんでした。
いや、正確には1回ぐらいあってもいいやんかいさ、とは思っていました。
それがJ1に昇格した年、それも一時期降格圏にまで落ちた年にあるなんて!!!

とはいえ、試合自体はいたって順当というか、安心して見られる展開でした。
まぁ11月のナビスコ決勝から、ずっとノックアウト方式の試合をやってたようなもんだったし、浦和戦や鹿島戦のようなシビれる試合をリーグ戦でやってたのもありますからね。サポーターもどこか感覚が麻痺しちゃってもおかしくはないw

3冠を獲ったガンバは、これで胸に光る星が8つとなりました。
これは、鹿島アントラーズに次ぐ第2位!十分に誇るべきことです。

とはいえ、鹿島アントラーズの獲得タイトル数は16。
ガンバはやっと鹿島の半分に届いたばかり。
(ガンバは鹿島が獲っていないACL獲ってるけどね)。

ちなみに、国内クラブのタイトル獲得状況はこんな感じ(情報提供:上級大将氏)

                                                                                • -

鹿島 :○○○○○○○▲▲▲▲▲□□□□
ガンバ:○○▲▲□□□◆
磐田 :○○○▲▲□
東京V :○○▲▲□□
横浜FM:○○○▲□
浦和 :○▲□□◆
柏  :○▲▲□
名古屋:○□□
広島 :○○
[○:リーグ、▲:ナビスコ、□:天皇杯、◆:ACL

                                                                                • -

ガンバはここからどれだけ星を増やすことができるでしょうか。楽しみでなりません。

年末の物入りな時期に記念グッズ貧乏になるとは思わなかったよ

2014 J1第32節 vs浦和レッズ 2-0◯ 〜ついに赤い悪魔の首根っこを掴む

いやーシビれた。いい試合だった。2週間前のナビスコ決勝もシビれたけど、それとは違う種類のシビれ方。どう違うのって聞かれたらうまく説明できませんが。

本気の浦和が迎えてくれる埼スタって、やっぱり日本一の雰囲気を持ってますね。
2,000人と言われるガンバサポを迎え撃つ50,000人以上の赤い軍団。狭いアウェイエリアとメインの上階の一部以外は真っ赤っ赤。そして50,000人が一斉に起こす「We are REDS!」コール。解禁されたコレオについて「もっとスゴイのを期待してた」という声も聞かれましたが、ほんの数日であれを用意してしまうだけでも相当なもんですよ。言い方が上からっぽいですけどいやホントに。

ただ、ガンバサポはその勢いに呑まれなかった。それどころか、圧倒的な浦和の応援を見て気持ちを昂らせ、それを応援に反映することができた。これは大いに誇るべきことだと思います。

そして試合に勝って50,000人を沈黙させる快感。
ホームで勝ってみんなで勝利を分かち合うのも楽しいけど、圧倒的アウェイで勝利をおさめるのもまた格別の楽しさがあります。

試合の方はというと、前半はお互いに攻め時をうまく見出すことができなかった印象。浦和の守備は宇佐美とパトリックの2トップをキッチリ封じていたし、対するガンバもいい意味の割り切りでサイドからある程度クロスを打たせて中央で弾くという守備ができていました。そして圧巻だったのは両チームのキーパー。東口も西川も数少ないピンチも防ぎきっていました。(西川がセービングをすると、大型ビジョンに「Nice Saving!」というメッセージ[提供:文化シヤッター様]が出てたのはいい演出ですね)

試合を決めたのは交代選手の活躍でした。
途中から入ったリンス、倉田、佐藤の3人がそれぞれアシストとゴールを決めたというのは非常に喜ばしいことです。今のガンバは先発選手だけが活躍してるんじゃない、控えの選手も結果を残しているところが強さの秘密だと思っています。ナビスコ杯だって、グループリーグで若手が躍動してなければ取れなかったんですから。

あと、両チームのゲームプランも勝敗を分ける大きな要因だったのかと個人的には思っています。「できれば勝ちたい、でも引き分けでもOK」という浦和に対して「勝つしかない」ガンバ。選択肢が一つの方がやりやすいのは当たり前ですね。(そして、引き分けでもOKという試合が難しいのは、J1昇格プレーオフでもある程度証明されているわけで)

兎にも角にもあと2節勝つだけ。毎試合が決勝戦みたいなもんですが、今のガンバがいつものように試合をし、サポーターがいつもどおり熱い応援をしたら負けるわけがありません。

やりましょう。
J1昇格即三冠という偉業を成し遂げてやりましょう!

何の脈略もなく2ステージ制がダメな理由を考えてみたよ

来年からJ1リーグは2ステージ制が導入されます。
これは、各ステージの上位と年間勝点上位のチームが戦う「スーパーステージ」と、スーパーステージと年間勝点1位のチームが戦う「チャンピオンシップ」の2つから構成され…、

話しててもわかりにくいので、Jリーグオフィシャルにあった図を貼っつけます、ドン。

とりあえず、ややこしい。
どことどこが対戦するのかもわかりにくいし、対象チームが重複した場合の扱いもわかりにくい。
イチバンダメなのは、盛りげどころを盛り込み過ぎてどこが一番盛り上がるのかわかりにくくなっているところでしょうか。

これだけわかりにくいものがすんなり受け入れられて、Jリーグが目論む観客数の増加が見込めるとはとても思えないのですが、それ以前のそもそも論として2ステージ制がダメな理由を考えてみました。理由は2つ。既出かもしれませんが。

  1. シーズンを通して強くなくてもいい

たとえば、ツール・ド・フランスに代表されるロードレースは各ステージで順位を決めますが、勝者の証であるマイヨ・ジョーヌを着ることができるのはシーズンを通して最も速い選手です。また、自動車のレースはステージごとの順位にポイントを加算し、シーズン全体で最もポイントが高い選手が優勝です。
どちらも1ステージだけ速くても優勝には遠く、シーズンを通してコンスタントに強いことが優勝に近いようなシステムになっています。

これが「年間チャンピオンは、各ステージの勝者を集めたチャンピオンステージで決める」となればどうなるでしょうか?どこかのステージで優勝さえすれば、年間チャンピオンになる可能性があるのです。私だったら自分が得意なステージで全力を出して、残りのステージはラクに流すことを真っ先に考えます。
果たして、こんな考えでチャンピオンになることが許されるのでしょうか?

  • 花試合を増やしても盛り上がらない

この間行われたナビスコカップの決勝戦、TV中継の視聴率は3.6%だったそうです。
過去をさかのぼっても、よくて5%といったところ。天皇杯の決勝戦も、ここ数年は10%を切る視聴率が続いています。日本3大タイトルのうち2つのカップ戦の中継がこんな視聴率というのが現状。
これを踏まえて、Jリーグに「スーパーステージ」だの「チャンピオンシップ」だのを作ってどれだけ盛り上がるのかと。


そもそも、リーグ戦やカップ戦は連続ドラマのようなものだと思います。決勝戦や最終節という「最終回」だけ見て面白さが分かるものではありません。Jリーグとしては、2ステージ制のチャンピオンシップをきっかけにファンを増やすという目論見があるのかもしれませんが、それはまったくの見当違いだと思います。

地道にリーグ戦の楽しさを伝えるという気の遠くなるような活動こそが、ファンを増やす一番確実な近道なんではないかと思います。百年構想なんて大層な看板を掲げるんだったら、それぐらいの覚悟が必要なんじゃないでしょうか。

ということで、私は2ステージ制に断固反対です。

2014ナビスコ杯決勝 vsサンフレッチェ広島 3-2○ We are the Winner!!!

どうも、2014カップウィナーです。

やりました。3冠のうちのまず1つ。ヤマザキナビスコカップを獲得しました。
個人的な話ですが、目の前でタイトル獲得の瞬間を見たのが今回が初めてでした。
普段の勝利とは全く違う、独特の喜びがありました。

こんなにいいもんやったらいくらでも獲りたいです。
それが今年はあと2つも獲るチャンスがあるというね。
そら獲りにいくしかないでしょ。

ここから先、天皇杯はもちろんですが、リーグ戦も勝てなければタイトルには手が届かなくなります。ひたすら勝ち続けるだけ。それでも勝てなければ諦めもつくというもんです。私達サポーターも強い気持ちでサポートし続けましょう。

試合にも少し触れようと思うと「3ボランチなんていらんかったんや!」の一言を口にすることは避けられません。
戦術として「相手の良さを消す」という手段が有効になることもありますが、今のガンバは自分たちのスタイルをそのまま相手にぶつける方が断然いいです。いつものやり方の中で相手の攻撃に対応することが十分できているから。

まずは2週間後の浦和戦。
勝ちましょう。勝たせましょう。皆で行けるところまで行きましょう。
(そして俺たちの横浜で地ビール三昧の祝勝会をだな…)