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関ジャニ∞を好きになった経緯

関ジャニ∞が気になりだしたのはちょうど去年の今頃(2016年12月頃)だったなぁとふと思い出し、

ツイッターもやってるけど長文は打てないしせっかくならブログにまとめておこうと思った次第。私は典型的な熱しやすく冷めやすいタイプなので、自分の熱量を客観的に捉えておく機会にもなるかなと。

関ジャニ∞に至るまでのオタク的なスペックを晒すと、洋邦問わずロック好き、洋楽オマージュの多いハロプロを好きになりアイドル文化の特殊性を楽しんでいた感じです。

 

関ジャニ∞を好きになった経緯を端的にまとめると

ハロプロの変化が受け入れられなくなる

②ジャニーズの不変さに平穏を求める

③ジャニーズ対して偏見を持っていたことが逆にブースターとなる

関ジャニ∞丸山隆平に出会う

以上の4つの過程に大きく分けられる。

 

ハロプロの変化が受け入れられなくなる

私はもともとハロ-プロジェクトが大好きだった。

色々割愛するが、ハロプロを離れるきっかけとなったのはつんく♂さんがプロデューサーから離れたこと、推しメンが次々に卒業・休業せざるを得ない状況に追い込まれているハロプロを追うのが、精神的に負担になっていたことだった。

変わっていくからこそ新たな展開が生まれ、歴史が紡がれるのがハロプロの醍醐味だが、ある日、ふとそれに耐えられなくなった。

 

②ジャニーズの不変さに平穏を求める

そんな時にニコニコ動画ハロプロとV6の兼ヲタさんが作った動画を偶然再生し、知っているようで知らなかったジャニーズの世界への扉を開くこととなる。

学校へ行こう世代なので、伝説の修学旅行をみながら懐かしいな~こんな面白かったっけ~と見ている内に、V6ってバラエティの姿は知ってるけどライブはどうなんだろ?とタグ経由でライブ動画を観て、衝撃を受ける。(その時観たのはレディコンのairだった)

パフォーマンスはめちゃくちゃかっこいい、さらにバラエティではすごく面白い、メンバーの家族みたいな関係性…気づけばV6の動画を見漁り、ひとつの事象に対するメンバーのリアクションを見逃したくないので必ず6回は巻き戻しているハマりっぷりだった(巻き戻すって死語だな…)

進化し続けるけど、根底の部分は変わらないジャニーズの世界が、ハロプロの激動に疲弊していた自分にとって、安寧の地に思えた。

 

③ジャニーズ対して偏見を持っていたことが逆にブースターとなる

中学生高校生時代は、ジャニーズタレントは実力もないのにメディアを支配してて女の子を甘い言葉で騙してるホスト崩れだと決めつけて、ジャニーズに夢中になっている同級生を鼻で笑ったりして、詳しく知らないのに批判しちゃうような偏見の塊だった。

しかし、トニセンのデビューまでの苦労話などを知っていく内に、ジャニーズの歴史に触れることにもなり、テレビに出ているのはごく一部で(それでもメディア露出は半端ないけど)、水面下には凄い競争率を勝ち残ってきた努力や運があることを知った。

偏見を持っていたことが逆に彼らの努力や実際のところの不遇などを際立たせ、考えを改める機会となった。

 

関ジャニ∞丸山隆平に出会う

その当時は主にニコニコ動画でジャニーズのタグを辿って動画を見るのが主なヲタ活動だった。ニコニコに居るV6ファンのユーモア溢れるコメントがより一層興味を引き立て、気づけば人生で初めてテレビ誌を購入しだす。(テレビ誌のお得感に驚愕)

「わたしジャニオタっぽいことしてる…!」と自覚するようになるが、テレビ誌でジャニーズ大集合!みたいな特集があってもJフレ世代のV6やKinKiだけ読んで後は見向きもしない偏った見方しか当時はしてなかった。友達に「関ジャニとかHeySayJUMPはどうなの?」と聞かれても私は「若い子たちはよく分かんない、興味ない」と一蹴していた。(関ジャニ∞に詳しくなくてHeySayJUMPと同世代くらいだと本気で思っていた)

 

ある日、ジャニーズの色んなグループのバラエティ番組の面白い場面が詰め込まれた動画を再生する。もちろんV6の箇所だけ見て閉じようと思って再生し始めたのだけど、そこで運命の出会いをするのである。

そこに映っていたのは、リビングで唐突にドッジボールが始まり、子どものように楽しむ陽気な関西のお兄ちゃんたちの姿だった。そもそもの企画の面白さも去ることながら、関ジャニ∞のキャラクターの濃さや各メンバーのコメントの面白さが半端じゃなくて、声を出して笑った。気づけば過去のいきなりドッジの動画を見漁っていた。

 

 ハロヲタだったこともあり、関ジャムのモーニング娘。回を見ていたのでまーちゃんと美味しい場面があった「やしゅだしゃん」ことヤスくんが最初は気になっていた。

いちいちでかいリアクションや、子泣き爺に代表されるトリッキーな動きが、予測がつかないような人を好きになる傾向にある私にとって、「この人が推しになるかもしれない」という予感を持ちつついきなりドッジを見進めていった。

 

しかし、もっと予測がつかなくて、不安定で、ハラハラさせられる人を見出すのである。丸山隆平という人物だ。普段テレビを見ないので、正直なところをいうと、丸ちゃんのことは顔も名前も知らなかった。そんな中で、収録中にマジ凹みしたり、ダダ滑りしたり、錦戸くんにギャンギャンに攻められて涙目になる丸ちゃんの姿を見て、こんなジャニーズありかよ!と衝撃を受けた。

 丸ちゃんは愛されヘタレキャラなんだなと、できない子を可愛がる感じの感情を抱き始めていたところで、ベストアーティスト2016におけるNOROSHIのライブ動画を見て腰を抜かす。

 

え?この丸ちゃんってあの丸ちゃんと同一人物???いやカッコよすぎん?普通にベース上手いし何なの???やばい好きこの人好きもっと見たい色んな面を知りたい!!

という具合にベースを弾く丸ちゃんをきっかけに完全にハマったのである。

関ジャニ∞がバンドやってることも知らなかった私は、洋邦問わずロックが好きだったこともあり、ジャニーズの顔面でバンドやってる戦闘力の高さに打ちのめされた。バンドって、不細工が格好良く見える最後の砦的な側面もあると信じているので、もともとあんな格好良い人たちがバンドやったらそりゃ格好良いに決まってるがなと謎の被害者意識を持ちつつどんどんハマっていった。顔が良いってどうにも抗えない正義だなと打ちのめされた。

そして、関ジャニ∞の音楽に対する思いや、コンプレックスを隠すことなくさらけ出して強みにしていく姿、まだまだ成長しなければいけないという姿勢に、この人達は発展途上なんだ、どんな光景を見せてくれるのか追いかけたい、と思うようになり、今に至る。

 

ハマってから1年経過しているのでもっと書くべきことや記憶違いなんかもあると思うけど、キリがないのでこんなもので妥協しておこう。

2017年から関ジャニ∞を知ったド新規で、もっと昔に知っていればと後悔することも無いわけではないけど、このタイミングこそが運命だったんだと思う。きっと彼らはこれからもっと凄い光景を見せてくれる。このタイミングで知れただけでも、とても幸せに思う。